2008年11月3日月曜日

学費




金曜の憲法の授業で驚きあきれました。



大阪の事件で、子供を公立高校に入学させることが出来ずに私学に入学させざるを得なかった親が、学費の差額を大阪府?に請求した事件です。



 その際、先生が、『この中に私立高校出身の人居る?居たら高校時代の学費がいくらだったか教えてくれる?』と尋ねました。



すると、西南高校出身という学生が次のように答えました。



月謝が月7万円!!その他いろんな名目で払わされるお金を合算すると、年150万円くらい!!!と。



それを聞いたクラスの学生で、ざわめいたのは一部(わたしを含めて)。



後は、そんなもんだろう、てな具合で反応無し。



う~~~む。



なんじゃこりゃ?でした。ガキのために毎年150万円も払わされるのか。しかも必要なお金はそれだけじゃありませんよね。制服代、本代、通学費、メシ代、修学旅行代、、、、とんでもない額になるじゃあないですか。



しかもそれに驚かない学生が多いというのもまたなんというか、、、、言葉が見つかりません。



 わたしが古いのでしょうね、きっと。なにせ半年の学費が3万6千円でしたから。
親の負担はもの凄いモノがありますよ。ただまあ、金持ちの家だったらどーってことないのかも。



 先生が仰るには、立教では、中高大と、上に上がるにつれて学費が安くなっていくそうです。そーゆーもんなんですか。しりましぇんでした。


ところが最近東大では親の収入が少ない家庭からは学費を取らないことにしたそうです。結構結構。けどねえ、その前にビンボーな家庭からどーやってとーだいに受かるんでしょうかねえ。とても私立高校には行かせられませんよねえ。それに、塾代、予備校代をどーやって工面すればいいんでしょうかねえ。


 つまり、自民党の政策みたいで、一見するとおーすごい、と思うのですが、よく考えてみるとちっとも本質的な解決になっていないなあ、と言う気がします。



 



明日の授業で、民事弁護論という、弁護士先生のクラスがあります。いつもは一番楽ちんの授業で、予習が一切不要なんですが、明日に限ってはなんと判例を16個も調べておかねばなりません。で、そのことに気付いたのが夕方でした。これで半分徹夜に決定。


で、判例を調べるにはネットでLLIとかLEXとかいう判例検索システムを使わねばならず、それにはIDとパスワードが必要なのにローにしか書留めた紙がないので、さっきローまで取りに行ってきました。


着いたのが9時半、ところがクラスの学生が10人以上も自習室で勉強してました。すごいっす。




昔の写真を載せます。この前酔っぱらって昔はハンサムだったと広言したので、その証拠をお見せします。あ、赤い服をきた方です。
みなさまの感想をお待ちしています。

ボイスレコーダー


これはスゴイです。買って良かったと心から思いました。


第一、マイクの性能がマジスゴイです。後から聞くと、何というか、臨場感がたっぷりあるんです。さっき受けてきた授業がリアルに再現できます。授業中に、よく分からなかったところの時間をノートに書き留めておき、あとでその箇所だけ聞き直すんです。繰り返しの効果というんでしょうか、よく分かります。


第二に、編集保存が楽です。パソコンに保存するのが簡単です。


第三に、、、、、、


これを書くのはちょっとまずいです。ローににらまれてしまいます。特に事務室に。


おまけの第四、引っ越す前、何十年もだらだら遊んでた時期、NHKFM午後3時過ぎからの2時間番組が大好きで、ずっと予約録音してたんです。曜日ごとに担当が違い、月曜はアメリカンポップス、なんとか健太という、オヤジバンド大会の審査員をしている人、また、ラテンの日、ジャズの日、なんかがあって、ラテンもジャズも好きでしたが、特に好きだったのが、服部克久さん担当の金曜日。昔のヨーロッパ、アメリカのポップス、ポールモーリアとかカラベリとかフランクプールセルとかビリーボーン、ヘンリーマンシーニ、ジャッキーグリースンなどのバンド、ダリダ、ジリオラチンクェッティ、なんかのサンレモ音楽祭もの、あ、リタクーリッジみたいなアメリカでもソフトな音楽なんかも特集していました。


そういったカセットテープが山ほどあり、これらは引っ越しの際も捨てずに持ってきました。


ただカセットは劣化がひどいのでいつかデジタル化してCDに保存しておきたいなあ、と思っていたところ、このボイスレコーダーを利用したら見事成功したんです。暇が出来たらライブラリーを作るつもりです。






 要件事実30講、良い本です。この本から読み始めとけば良かったなあ。


緻密過ぎるところがわたし向きです。安心感抜群という感じです。


教科書指定になっている、紛争類型別の要件事実という本は逆に読み辛いです。


 120ページ読むはずが、50ページでダウン。要件事実の最大の難問は、なんでそう言う書き方をしなきゃならないの?という、書くべき事項と書き方です。


 今日は女房とラドン温泉水を汲みに二丈町まで。再三申し上げますが、ここの水で淹れたコーヒーは、ほ、ん、と、う、に美味しいんですよ。


2008年11月1日土曜日

民事救済法

10時半から3時半まで、一気の連続授業。以前別の講義でも聴いた中身が多かったのですが、かなり忘れてて、再理解になってとても有意義でした。
文書提出命令とか相続関係の問題、一部請求と相殺など、聴けてラッキーでした。
なぜか一度も当たりませんでした。わたしの前に座っていた学生も、同じく一度も当たらずじまいで、なんでだろう、と不思議がってました。
 この、土曜日の授業が終わった瞬間が一番ほっとする時間帯です。来週の勉強計画を立てることが出来るんです。
 今年のロー入試は受験者が多かったらしく、激戦みたいです。司法試験の前にまた別の入試を受けなくちゃならないなんて、酷な話です。
 
ローからの帰り、天神にあるWセミナーに寄って本漁り。結局、要件事実30講という本を買ってしまいました。要件事実は赤信号が灯っているので。
 Wセミナーはなんか人が少ない感じでした。あそこは受講生カードがないと本が買えないようになってしまい、すこぶる不愉快です。
週末の残りは要件事実と民法の譲渡担保で終わりそうです。

2008年10月31日金曜日

今日で10月も終わりかぁ




やはり後期もきついです。予想以上でした。なめきっていた所もありました。



何度も書きましたが、要件事実と民法刑訴行政法が本当に大変です。



いつの間にか寒くなってきて、昨日の夜バイクで帰るとき手袋が欲しくなりました。



きょう金曜は週末のラストハードデイ。行政法の予習量がこってり多く、憲法もまともにやると判例読みとその読解とまとめがおおごと。さらに夕方からは民事救済、中身はほとんど民訴。これがまた学生のレベルが高いので(わたし以外みんな3年生)、彼らの回答のレベルも高く、恥をかかないための勉強が必要。今日の事例で言うと、150万円を超えて債務は存在しない旨の債務不存在確認訴訟(上限については主張せず)の訴訟物、裁判所が180万円を超えては債務は存在しないと認定した場合の処理、逆に100万円だったら、、、、


なんて、かなり難易度高い問題についてほとんどの学生が食らいついて言ってました。



 話を戻して行政法では前に座った学生がじゃんけんして、勝った人の列から当てていくのですが、今日はわたしがその一方の代表となってしまい、前列代表4人でじゃんけん。我が列の期待を込めた熱い視線を感じつつ教壇へ。


緊張しました。重い責任を背負ってるモノで。


 結果、見事に負けたのは良いのですが、隣の列の学生が勝ってしまったので、その列から始まり一番後ろまで行くと今度はわたしの列の後ろに続くと言う順番になり、先生がバシバシ当てていったのでわたしまであと二人と言うところまで順番は進んでいったのです。ああ、オレまで来るなあ、と覚悟して当たりそうな所を必死で読んでいたら、そこで授業が終わり、ふーっと息を吐きました。わたしの真後ろにいたもうちょっとで当たりかけた学生が、授業後、『Aさん、危なかったですねえ』と。同感同感。



それに比べたら憲法の先生はかなり優しいです。分からない、と返事した女子学生をやさし~く正解へと誘導してあげてました。




 昨日、O君のお見舞いに贈呈すると言ってた、民法の先生からもらった六法、クラスの女子学生にあげちゃいました、へへへ。


だって、憲法の授業でわたしの真後ろに座ったその女性に、六法をもらった話を自慢すると、その子はとってもうらやましそうな顔をして、いいなあAさんは、というような表情を浮かべたのです。そうそう、その表情が見たかったのです、わたし。


ほとんどの学生は貧乏です。で、六法なんてすぐ条文が変わるので1年限りの消耗品みたいなモノなんですがこれが高いんです。ですんでタダでもらえたというのはまさにギフトなんです。


ですから、その子の表情がとても素直な感情表現だったので、思わず『1冊あげようか』と言ってしまいました。するとその子はパッとうれしそうな表情をしたんです。これがまた素直で大変好ましいわけなんです、わたしには。


 で、六法を彼女に手渡したときもまるで10万円もするモノをもらったような喜び方をしてくれたのです。


差し上げたこっちまでうれしくなるじゃあありませんか。


こういう女性っていいですよねえ。あ、もちろん男性でもそうですけど。




というわけで、Oくん、ごめん。



2008年10月30日木曜日

民法ゼミ







さすが地味ゼミ。みんな新メンバーの女性に話しかけることが出来ず、なんか妙に硬かったです。そのせいか勉強に集中し過ぎの感あり。




終わって、その女性に感想を聞くと、『このゼミはいつも無駄話ゼロなんですか?』とか『みんなもの凄く勉強してるし、しかもそれを楽しそうにやってるのがすごい』とのこと。いつもは結構脱線するんですがねえ。




それでもわたしからみても本当にみんな勉強してます。半端じゃないです。




 ところが、それほど予習していっても授業ではコテンパンにさせられます。




きょうは新メンバーの女性(これからFさんと呼びます)が早速当たり、どれどれ、予習ゼミの効果が現れたかな、と耳をかっぽじって彼女の回答を聞いてたところ、なんとまあ、一番ヤバイ説で話し始めてしまいました。こりゃ大事。先生の餌食になるぞ、と案じてたところ、その通りになってしまいました。あえて火中の栗を拾いに行ったところは見上げた勇気だと感心しました。




 先生のつっこみもちょっと無茶振り的で、だれもちゃんと説明できないところの説明を要求するんです。民法の大家がよってたかっていろんな説を唱えていますが誰も成功した人はいません。




 この、譲渡担保というところは考え始めたら悩みが尽きないところです。判例も一貫していないし、玉虫色の説明ばかり。




 来週も再来週もこの続きをやるそうなので、譲渡担保の勉強にはなります。




その先生の研究室に、質問に行ってきました。4時40分からの授業なんで、その前のコマが空いており、その時間に予習ゼミをやるのですが、そのまた前の、昼休みがオフィスアワーになっているのです。オフィスアワーというのは、質問用に確保してある時間を言います。




で、先週の授業中、先生が毎回このオフィスアワーの時間帯、自分の研究室で学生が質問に来るのを首を長くして待っているのに誰も来てくれない、と愚痴ってたので、それならば行って質問してやろうじゃないの、と、のこのこ研究室のドアを叩いたわけです。




 質問が終わり、わたしがありがとうございます、と言うと、もう帰るのか、と言わんばかりの残念そうな表情を浮かべながらも、急に『六法要りませんか?』と仰るのです。えっ?と言う顔をわたしがすると、『出版社からタダで送ってくるんですよ、そこに2冊ありますから全部もってってください』だって!!




 こりゃ有り難い!平成21年度版の出たばっかのやつが2冊も。感謝感謝でほくほくしながら研究室を出て、ゼミでこのことを言って、1冊欲しい人居ない?と聞きました。みんなこぞって手を挙げるだろうと期待していたんですが、意外にも誰も欲しいと言わなかったので、かなりがっかり。




 仕方ないので?入院中のO君にお見舞い代わりに贈呈することに。




しかしうれしかったですよ。2400円もする六法が手に入ったのですから。先生からの訪問に対する感謝?の印だったのかも。




すごく良い先生じゃないですか!!やはりモノに弱いんです、ワタシャ。
写真は弁当を売りに来る業者さん達。許可を受けた業者さんだけが構内まで入って来て売ることが出来ます。許可が出ない業者さんは門の前の道路で売ってます。




2008年10月29日水曜日

要件事実2


今日の授業はさっぱり分かりませんでした。クラスの半分はわたしと同じくフリーズしてたようです。

そもそも道具もその使い方もよく分かりません。訴訟を合理的に促進するために要件事実って存在するはずで、そうであるなら何らかの大きな原理が働いているはずなのに、それがわからないのです。

民法と民訴の理解があれば要件事実なんて簡単やん、と高をくくっていたのですが、どうも様子が違います。

こうなったら真剣に専門書を読み尽くさねば自信の無いまま試験まで行ってしまいます。ちょっとヤバイです。

 今日が締め切りの課題2科目、昨晩中に書き終えたのですが、そのストレスのせいで昨夜はまたじんま疹が出て体中が猛烈に痒かったです。ところが今朝起きるとどこもじぇんじぇん痒くないんです。ストレスでじんま疹が出るような習慣がつきそうで怖いです。

 今やってるのは明日の民法に備え、譲渡担保の所です。平野の本が分かりやすいです。平成18年まで判例が載ってます。

 譲渡担保って、かなり錯綜していて、きちんと整理しておかないと迷路もいいとこです。それもこれも条文がないのと譲渡担保が担保なのか所有権移転なのかヌエのようにどっちつかずだからです。

 ローでは風邪を引いている人が結構います。わたしも一昨日は危なかったです。みなさんもお気をつけて。

この30年間ほとんど風邪薬を飲んでいません。風邪で病院に行ったことは一度もありません。いつも食べ物とビタミン剤と睡眠とうがいで直しております。

みなさんに是非ともおすすめしたいのがバナナと半熟卵です。このタッグは最強です。どちらも免疫作用が強くて体内のウィルスを撃退してくれます。
追:行き帰りのクルマの中でシャンソンを聴いてます。秋によく合います。

やっつけ仕事




たった今まで、民事裁判実務とリーガルライティングの課題をばばばっと書いていました。


あわせて3時間。どちらも訴状とか答弁書を書くことがその内容です。


旧試験時代は、裁判官の立場に立って、事実がすでに確定されてそれが客観的に存在するという前提で、その場合の法律論を書かされていました。


これに対し新試験では、というかローでは、むしろそのような前提を整理してまとめ上げることに重点が置かれます。ただ、要件事実という手法は、法律の中身と書き方の両方が分かっていないと書けません。凄く厄介な科目です。




今日は日中がとても暑くて教室内の室温が高く、ぼーっとなりました。刑訴は終わり頃に自分の番がやって来そうで、かなり神経をとがらせました。よりにもよって別件逮捕の問題。捜査法のなかでもっとも分かり難いところです。


昨夜ブログに書いたような考えを持っておりますので、先生に聞かれたら思いっきりぶっ飛ばそうか、とも思ったのですが、授業の大半はいっぱいある判例のまとめばっかしでした。


それがまあ、判旨の長いこと!それを上手にまとめて発言するというのは緊張も相まってすごく混乱します。


結局、授業終了前6分あたりで当たり、答えやすい箇所だったので、一安心。




判例の整理はもの凄く役に立ちました。学者の本では一刀両断に書いていますが、判例はあれもこれも式か、あーでもないこーでもない式か、何言ってんのかさっぱりわからない式の判旨が多いです。


そう言う中で、最大公約数みたいなモノが見えてくるのではないか、というのが先生の授業態度なのでしょう。


それはそれで良い授業です。だけど、クラスの学生で最後までついて行けるのは多くはなさそうです。混乱しますから。




今朝のラジオで、変なことを言うキャスターがいました。衆参のねじれのせいで政治が混乱して困る、って。全くなんてことを!だってどちらもわれら国民が選んだ代表でしょ?困ることをしたのは自分たちなのに、まるで他人がしでかしたかのように言うのです。




今度、ゼミに女子学生が参加することに。先週わたしが勧誘したら受けてくれたのです。それを今日のゼミで報告すると、他のゼミ生のまあ喜ぶこと!地味なメンバーばかりでやってるので、よっぽどうれしかったみたいです。こっちがびっくりしました。これでみんなさらに猛烈に予習してくるでしょうね。普段ですら彼らの勉強のすさまじさにはタジタジになるのに。