2007年12月1日土曜日

もう師走ですよ





























昨晩帰ってきました。甘木インターから高速に乗りましたが、高速は久しぶりでしかも夕方6時頃で暗くなってたため、かなり運転がきつかったです。鳥栖ジャンクションで危うく佐賀長崎線に入り込むところでした。あそこは超欠陥道路です。実際に運転すれば分かります。出来損ないとしか言いようがありません。ちょっと聞いてください。








大分から福岡に行く場合、大分自動車道から九州自動車道に合流するには270度左回転する必要があります。左旋回しながら段々と合流していくわけです。








その間、3回恐ろしい目に遭います。








①大分自動車道での、熊本行きか福岡行きか佐賀長崎行きか、の分かれ目がわかりにくい








②福岡を選択してその道に入り、緩やかに左旋回を始めてすぐ、左を走っている道路にこちらから合流しなければならない、しかもその道から車が来ているかどうか分かりづらい








③やっと九州自動車道に合流しかけたとき、さらに一般道から上ってくる右側の道にこちらから合流しなければならない。








極めて危なくて不親切な道路です。























グチはそのくらいにして、宇佐から耶馬溪、深耶馬溪を通り、玖珠にでて、日田を素通りし、原鶴温泉の夜景をながめつつ帰ってきましたが、景色に感激しました。








耶馬溪の紅葉はさすがにひと味濃かったです。ただ、終わりかけでした。








猛烈に感動したのが原鶴温泉の夜景。道に迷って、筑後川の土手道に出たんです。片側1車線で狭い道が土手の上を走っているのです。両側にガードレールがなく、しかも暗いし、初めての道なので、土手から落っこちはしないかと緊張しました。








ところが窓の右外を見ると、川岸に立つ旅館の夜景が川面に映り、濃い青色の夜空と冷たい空気と相まって幻想的な雰囲気を醸し出しているのです。それはそれは美しかったです。立ち止まってじっくり眺めていたかったのですが、向こうからも後ろからも車が来るので、進しかなく大変残念でした。
夜の色にもいろいろありますねえ。真っ黒もあれば青い夜もあるし、ときどき赤っぽい夜もあります。
 
そういえば、ドラクロアという画家が初めて影に色をつけたのだそうで、セザンヌは凄く感動し絶賛したそうです。








写真も撮れませんでした。悔しい。
















よそ見と言えば、昼過ぎ、追突事故を目の前で目撃しました。距離およそ5メートルという近いところで。








生の松原で、福岡方面へ渋滞してた車列の左をバイクでてれてれ走っていたところ、前方20メートル先に赤信号発見。








およそ7台くらいの車が赤信号で止まっていました。そしてそのうしろの車4台くらいが減速して止まろうとしてました。








ところがわたしのバイクの右前方3メートルで、時速10キロほどで走っていた軽自動車を運転してたおばちゃんが、なんと、運転中、左手を助手席の下の方に伸ばして何かを取ろうとし始めたのが眼に入ってきたのです。しかもあろうことか上半身を助手席の下にかがめてしまったのです。前方5メートルをマーチが減速して止まろうとしているのに!








ありやぁ~、なんてことを! やばいぞやばいぞ、と、思ったとき、そのおばちゃんの車はスローモーションのようにマーチにグシャッと当たったのでした。バンパーがへこんでました。








 近くの脇道に被害者のおばさんが誘導して、降りてきて猛烈に怒り始めました。被害車は同乗していた娘が大分で人から借りてきたモノなのにー、と。一方加害者のおばちゃんは、携帯が床に落ちたのを拾おうとしたので~、と弁解。被害者のおばはんは、そんなんが理由になるか、と怒りまくる。








 で、わたしはこの事故の一部始終を目撃してたので、被害者の母娘に自分が目撃してたことと携帯番号を教えて、去りました。








 あのとき、自分に事故を止めることが出来たか、振り返って考えてみましたが、無理だったと思います。








予測不可能だったし、まして警告する時間的余裕も全くありませんでした。








とにかく、自分の目の前の車との距離が5メートルしか離れていないような走行状態で助手席床に身をかがめること自体、ありえません。それを目撃したときのわたしは、そんなあり得ないことを目の当たりにしたのでむしろ自分の体が硬直しました。








 事故後、加害者のおばちゃんに、わたしが、なんか床から取ろうとしてたんですか、と尋ねると、一生懸命、身振り手振りで、説明を始めるのでした。加害者への謝罪は、小声ですみません、とだけ。








わたしは、内心、フザケルナ、自動車運転の怖さを知らぬ大馬鹿者、自分の今年か考えない迷惑者、お前なんかに運転する資格は無い、といいたかったです(ソフトバンクの白いおとうさん犬のように)








 一方、被害者の母娘は、なんの落ち度もなくてかわいそうな立場です。でも、正直言うと、あんまり同情心がわきませんでした。というのは、娘の方がヤンキー風で、外見上、助けてやりたくない感じなのと、わたしが親切に目撃者だと申し出てやったのに、感謝の念が薄かったからです。
















どっちも痛い目に遭え!という感じでした。どうもわたしも感情が理性を曇らせてしまったようです。
















あと、前回の報告に対してポルトガル語でコメントが来た理由として考えられるのは、タイトルにアルファベットを使ったため、外国のグーグルで検索されたからかも。
写真一番下は玖珠町の風力発電、紅葉は一目八景。動画で一瞬だけ原鶴温泉が見えます。