2011年12月31日土曜日

来年こそ!

最後の受験機会。そう思っただけで痺れます。
苦手の行政法と倒産法、少しは見えてきたかなあ、特に行政法は塩野さんのテキストにすごく感銘を受け、なんか分かったような気がしてきました。
歳のせいか、知識、理解が身につくまでかなり時間がかかるようになりました。
それと、いわゆるゲシュタルト崩壊というヤツです。いままで当たり前だと思っていたことが急に?、なんでだろう、って感じるヤツです。
たとえば、同じ文字を何十回も書いていると途中から、この字ってこんなに変だったっけ?と、無意識での理解が崩壊していくことです。
そのため、基本概念や定義をもう一度体に染みこませなければなりません。
この前も、文書偽造の判例を読んでいて、急に『あれっ?文書ってなんだったっけ?』とか『偽造って作成者と名義人との人格の不一致というけど、名義人ってなんだったかなあ?』なんてことが起きてしまいました。
というのは、消費者金融の無人くん、というATMみたいな場所から融資を申し込んでお金を借りる機械に、コピーした他人の免許証の氏名住所に別のところからコピーしてきた文字をテープで貼り付けてむじんくんのスキャナーに通し、本社にいる担当者の机の前のディスプレーにその免許証を改ざんしたやつを表示させた人間がいたんです。そいつは他人になりすましてお金を借りようとしたわけです。
ところが、そいつが切り貼りした免許証らしきものは現物を見ると誰が見ても一目で切り貼りしたものとすぐばれるものでした。ただ、それをスキャナーでスキャンしたものをディスプレー越しにみると切り貼りしたところが見えなくなり、本物に見えてしまうというのです。
そこで問題になったのが、これが公文書偽造罪になるか、ということです。
で、訳が分からなくなるのは、何が文書と考えるべきか、ということなんです。
これについては判例がまっぷたつに分かれています。大阪地裁と東京高裁です。
大阪地裁は、ディスプレー上に表示されたものが文書だ、と言い、東京高裁は、いやそうではなく、犯人がコピーを切り貼りした物体が文書だ、というのです。
大阪地裁の考え方についてマズイ点は、画面上に現れた表示を文書と言っていいのか、文書と言えるためにはある程度継続して物体上に固定される必要があるんじゃないのか、ということです。また、この考えに立つと、偽造したと同時にその文書を行使した、ということになり、偽造罪と行使罪との区別がつかなくなりはしないか、という問題も出てきます。
反対に東京高裁のマズイ点は、一見して誰もが『こりゃ切り貼りしてるなあ』と分かるようなものは文書と言えないのではないか、偽造罪に言う文書とは一般人が神聖な文書と誤認するようなものでなければならないはずではないか、ということです。
・・・・・・・・・
皆さんはどう思います?
また、偽造という行為はどういう構造になっているのか、についても悩ましい問題がいっぱいあります。
・・・・・・・・
と、偽造罪にとっつかまってしまいました。勉強を始めて間がないときは素直に判例通説の言ってることを鵜呑みにして満足してました。ところが、だんだんと疑問点が増えてくると、今までの常識が非常識に見えてしまうようになるのです。
一番ひどいのが民法です。
民法は得意科目と自負していたのですが、相当揺らいでおります。元地裁所長の先生からは答案ゼミでボコボコにされています。
・・・・・・・・・
というのが近況です。
まあ、かなり力がついたかなあ、といえるのは会社法くらいでしょうか。あ~あ。


王会長が撮影した女房を見詰めてくれているような。
 あと4ヶ月、なでしこを見習って、あきらめない心で勝利を勝ち取りたいです。

博多区住吉神社 日本最初の住吉神社です。

大阪の住吉さんの祖社で、筑前一宮でした。
 あ、ソフトバンクホークスもね。

2011年12月5日月曜日

風邪を引いたかも

日曜日にやってもらっている会社法のテキスト読み込みゼミ、鼻水が止まらず、ハンカチ2枚がビショビショになってしまいました。
ポケットティッシュでは追いつきませんでした。
ゼミが終わり、教えてくださっている先生から沖縄料理の店でごちそうになりました。
イオンモール粕屋にあるその店は、わたしの先入観を木っ端みじんに打ち砕きました。
今までなんかイマイチおいしくないなあ、と思いこんでいた沖縄料理でしたが、出てくる料理すべてがおいしかったんです。
生マンゴージュースもゴーヤチャンプルもソーミンチャンプルもソーキの煮付けも海ブドウも、ソーキそばも沖縄タコライスも、そしてなんと言っても豆腐よう!
豆腐ようのうまさにはノックダウンでした。今まで食べていた豆腐ようはいったい何だったのか、香りといい味わいといい、うっとりするくらいでした。龍潭というモンドセレクション最高金賞を獲った店のものみたいでした。本当においしかったです。



おかげさまで鼻水も止まり、元気回復に。
ところが、女房の実家に寄ったら、風呂場の排水溝が詰まってしまって下水が逆流噴射してきてもう大変。
修理は後日に回し、とりあえず私の家まで女房とお袋さんとわんこのファンタを連れてきてお風呂に入りました。
今朝起きると体調は若干ヤバくなりそうになっていました。無理してローに行くのは危ない気がして、それならば自宅で願書を書いておこう、と明後日が締め切りの試験願書に記入を始めました。願書記入はやはり緊張します。書き直しが出来ないという理由と、これが最後の受験なんだなあ、という瀬戸際のせっぱ詰まった緊張感が相乗して、最初の記入欄に書き始めるときドキドキしました。

☆写真は、元最高裁裁判官藤田宙靖(ときやす)さんの九大大講義室での講演と、博多駅のイルミネーション。
博多駅の駅ビルに阪急百貨店が入っています。その5階に台湾名物小龍包の名店、ティンタイフォンの支店が。来年受験後行ってみたいものです。

2011年12月2日金曜日

NHKスペシャルシリーズ原発危機が隠蔽した重要部分(植草一秀) - BLOGOS(ブロゴス)

NHKスペシャルシリーズ原発危機が隠蔽した重要部分(植草一秀) - BLOGOS(ブロゴス)

あの手鏡事件を起こして有罪判決もらった植草氏のブログです。
下半身はともかく、上半身は冴えてます。
この、ブロゴスというサイトで主張されている中身には鋭いのが多いです。

わたしがレックという受験予備校のネット講座を受けている担当講師がこのサイトにしょっちゅう意見を書いているのです。

☆3時間も悩みました。会社法の条文の意味がわからず、苦労しました。ほんと、会社法という法律の条文は囲碁将棋の世界です。
もの凄く不親切な作り方をしています。
事業譲渡、合併、会社分割、株式交換・株式移転。ややこしいです。嗚呼ややこし。

2011年11月30日水曜日

11月30日 冷房の入ったロー自習室で

暑い!息苦しいほOど暑いです。今ロー本館2階の自習室では冷房が入ってとても涼しくて気持ちいいです。さっきまでは冷房がはいっておらず、室温が29度にまで上がっていました。今は27度です。
合格者たちが修習に行ってしまい、自習室では空席が目立ちます。わたしにとってはとても有り難い環境です。あと4ヶ月、最大限に利用活用して最後の受験生活を悔いの無いように締めくくりたいです。
☆それにしても1週間が経つのが猛烈に速いです。ロー3年生のOくんがこの前朝5時にローに行ったところすでに3人ほど机について勉強していたそうです。ムムム。
☆会社法はゼミのおかげでようやく目途が立ちました。難解な会社法の条文にも大分慣れてきました。あとは実践練習。短答の問題も歯が立たないとまでは行かなくなりました。
☆倒産法は事務処理でまごついています。自分の作った資料に溺れそうです。
☆行政法も塩野さんのテキストがなかなか読み進めません。

☆バイクの調子がイマイチのままなので、毎朝30分もキックをしてます。なかなかエンジンがかかってくれません。セルモーターを使えば良いのですが、セルモーターが焼けこげているので足かけしかできないのです。買い換えるだけで1万円します。オーマイガーッ。
受験願書に貼る収入印紙代がなんと2万8千円も!

☆☆☆おおっと。忘れるところでした。ついさっき、九大の理農食堂であの宇宙飛行士
若田光一さん とすれ違ったんです!
玄関前で出会い頭的に衝突しそうになったとき、?あれっ?どっかで見たような????
そしてその次の瞬間!!!あっ!!と思ったわたしの顔を見た若田さんがわたしに向かってニコッと笑いかけてくれたんです。
テレビで見るよりも大柄で、堅太りとまではいきませんがかなりがっちりした体格でした。そして服装がなんかアメリカンなんです。
宇宙に行ってきた人を間近に見たのは初めてで、大興奮でした。売店のおばちゃんに話すともの凄く悔しそうにしてました。

☆☆☆☆そうそう、もっとスゴイ人も見ました。昨日、元最高裁判事、藤田宙靖(ときやす)さんが九大に特別講演をしに来ました。大講義室が超満員に。わたしは座るところが無く一番手前の座席藤田裁判官と約3メートルの至近距離の真正面の机に座りました。
お話はまずまずでしたが、この藤田裁判官は最高裁の判例、とくに行政法の判例をかなり良い方に変えた方です。元々は東北大学教授でした。
これからは藤田裁判官が関与した最高裁判例を身近に感じながら学ぶことができそうです。
藤田さんのご尊顔はプロの職人さんのような四角顔の首の短い古い日本人タイプでした。

2011年11月29日火曜日

元気に過ごしています。

あっという間に時間が経ってしまってます。この間いろいろと忙しくてまずまず充実した時間を過ごすことが出来ました。
ただ、予定は予定通りは進まず、押して押して押しまくっています。
とにかく今の環境は抜群です。ローの本館に机をもらって毎朝8時から9時の間に到着。横の机はずーっと無人。最高です。煩わしいローの講義も無く、やりたかったことをやらしてもらっています。
ゼミにも恵まれ、3つ通っています。うち二つは答案書きゼミです。
詳しい内容は近日中にお知らせします。

2011年10月2日日曜日

近況報告

土曜日、要件事実の講義に出てこいと教官の先生に命じられ、有り難く聴講してきました。わたしと同じ境遇の人間が8人ほど居ました。中には受け控えをした結果、来年が受験可能期間である5年間の最後の年になった人もいました。ローの入学者が100人から80人に減って2年目となったためか、講義受講者がわたしの頃に比べて随分少なくなっているような気がしました。と同時になんとなく覇気がないようにも。
受講後、教官の先生の昼食のお供をして、その後答案ゼミに初参加、平成21年の過払い金返還請求権の時効起算点に関する判例事案について1時間で答案を書いてそのあと講評してもらいました。ゼミ生は8人でした。
そのうちのローの現役3年生の書いた答案はなかなか見事な出来でした。簡潔でわかりやすかったです。わたしの答案は『もうちょっとだなあ』と言われました。自宅に戻って該当判例を読んだところ、最高裁の論理がようやく納得できました。しかしまあ、時効の起算点というおなじみの論点が意外に結構深いものだと初めて知りました。ただ、貸金業法が改正されて貸金業者はもはや利息制限法の定めた利率を超えて貸金を行うことが全く出来なくなりました。ですのでこの判例の事案が今後再び生じることはないと思われます。わたしはその点に捕まってしまって頭がかなり混乱してしまいました。
☆ローの自習室利用は、後輩によるとなんとななりそうな気配です。
明日月曜夕方、M弁護士主催のゼミに参加します。こちらは卒業生用の答案書きゼミです。今年受験した問題をもう一度書き直すというゼミです。
☆このところめっきり気温が下がってきて肌寒く感じるときも。
時間が刻々と過ぎていくのが文字通り肌で感じられます。

☆最近読んで、なるほど、と思ったのが、『愛情の反対語は憎しみではない、無関心だ。』というものです。納得納得。
☆こんどの水木と、用事で田舎に帰省することに。行き帰りのクルマで行政法の講義録音を8時間分聴こうと思います。

2011年9月10日土曜日

首が、、、、、

茫然。わたしの番号がありませんでした。
発表前、主観的ではありますが、自己採点をやってみました。短答のハンディを補って少し合格点より余るのではないか、と予測を建てていたのですが。
今の心境は、どうして?というのと、さてはあの問題がまずかったのか?というのが半々です。
反省すべきところも山ほどあります。努力不足も失敗も。それでもギリギリ受かっているのではないかと思っていました。
☆来年がわたしのラストチャンス。正真正銘人生最後の受験です。あと8ヶ月しかありません。
これから来る秋と冬と春、この三つの季節をどう過ごすかでわたしの残りの人生も決まります。

☆わたしと同じような境遇の受験生はみな同じ気持ちでしょう。新司法試験の競争は旧試験よりも緩いなんてのはウソだと愚かにも今頃になってやっと分かりました。

☆来年もまた4日間の地獄を味わうのかと思うとへたり込みそうになります。ですがそういう気持ち自体が間違っていると思い直しました。4日間の受験を感謝して受ける気持ちでないといけない、と。ワールドカップもオリンピックも4年に一度。たった数時間のために日々鍛錬する、一流の人間なら誰でもやっていることをやってこなかった自分は三流人間だと心の底から反省しました。と同時にオリンピックもワールドカップも晴れの舞台だから選手はウキウキワクワクしながらプレイしてる、逆に言うとウキウキワクワクしながらプレイしているチームほど勝利を獲得しやすい。ならば司法試験だって同じじゃないか、4日間の試合が辛いなんて思うこと自体、すでにダメなんだ、と。

☆ あれから少し経って法務省の詳細な結果を見てみると、去年のわたしの論文点数と今年合格に必要な論文点数との差が余りなかったのに気がつきました。それを知ってさらにもの凄く落ち込みました。あれだけやっても論文の成績が上がらなかったということなんです。魂が抜けそうです。
一体なんで論文点数が上がっていないのか、どうしても訳が知りたいです。

☆ということで翌日受験新報を買ってきて詳しく点検しているところです。同時に、受験前後の自分の心理状態、準備状況をも精査しています。福島原発爆発事故による怯えもあったでしょう。でもそれはそういう外部状況を遮断することが出来なかった自分の集中力の欠如でもあります。
今のところ、出来たと思っていた憲法で重要論点を一つ落としていること、民訴で発想がおかしかったかもしれないこと、行政法で書き負けしたこと、刑訴で答案がばらけたこと、、、、、。
でも、何が出ても他の受験生には負けない、といえるだけの準備をしていたのかというと、恥ずかしながらNOです。

☆☆昼過ぎに女房とわんこをつれてダイエーまで買い物につきあいましたが、疲れ果ててしまいました。ダイエーの売り場の中で急に脂汗が出てきました。不意に、来年絶対に落ちることが許されない、本物の土壇場に今の自分が直面してしまったことの恐ろしさに立ちすくんでしまったからです。生きるか死ぬか、絶体絶命です。目の前に敵の大群が現れたのを見たときの雑兵のような心地でした。
女房が卵焼き用のフライパンを選んでいるとき、わたしの体中、べっとりとしたイヤな汗がまとわりついてきて息苦しさまで覚えてきました。

2011年9月6日火曜日

首を洗って


住吉にある教会
もうすぐ発表。ドキドキして自分をコントロールできなくなっています。
あの科目この科目と、自分の書いた答案がどう評価されているのか、不安一杯です。
ダメだった時のことを考えると、なでしこジャパンを観ている場合なんかじゃないのでが、、、、、、。

それにしても彼女らは本当に強い。ほかの国のチームと違うのは技術だけでなく気持ち、意識の差だとおもいました。明確な試合イメージを四次元的に持っています。空間だけでなく時間的な試合運びの具体的イメージを全員が共有しているように感じました。これはもう、匠の技です。
それから、無駄の無さも特筆すべきことだと思います。どのパスもドリブルもシュートも意味を持っているように感じました。理詰めで相手を追い詰めていく、そんな将棋や囲碁のような雰囲気があります。
その上、沢さんの人柄のおかげか、みんなが対等なんです。上下、支配の人間関係がありません。ですから観ていてみんな自分の意志で動いている、だから先々を読んだ動きが出来るんだと思いました。
つまり、理想のチーム状態がそこにあるんです。ですから観ていてとても気持ちが良いんです。

☆パソコンの修理後、サクサク動いてくれます。故障前、ブログの機能についていろいろ探っていたところ、このブログをどれくらいの方々が訪れてくれたのか、ページビューという機能があることを今頃になって発見しました。
見ると、なんと累計で1万5千以上訪問してくれた方がいることを知りました。? ページビューという機能は訪問者の数ではなく、何ページ見てもらえたか、という意味かしら?
どちらにせよ、こんなにたくさん見てもらえてとてもうれしいです。
今後も、合格不合格どっちだったとしてもブログを続けていこうと思います。
嗚呼、緊張してお腹が痛いです。

2011年8月31日水曜日

グレンキャンベルについて


発表が近づいてきて心穏やかならざる状態です。倒産法概説というヤヤコシイ本を我慢して読むのが辛いです。
自宅でパソコンを使ってノート作りしてると、ついついユーチューブを覗いてしまいます。
と、中学時代大好きだったグレンキャンベルが今も現役で頑張っているのを見て自分も頑張らないと、と勇気を、やる気を、元気をもらっています。
始めに彼が歌うのは恋はフェニックス、という歌です。次いでガルベストン(ギャルベストン)という、わたしが一番好きな歌を自慢のギターソロも交えてグイグイやってくれてます。
加山雄三の若大将のようで凄くカッコイイです。
昔の歌は本当にイイなあ。

2011年8月30日火曜日

ヴィッキーカーって知ってますか?

 多分わたしが一番好きな女性シンガーです。人生経験が長い方ならご存じかも知れません。
『この恋に生きて』という邦題で日本でもヒットしました。原題は It must be him. です。
ユーチューブで懐かしい歌声と美貌を見て胸きゅんしました。
もともとラテン音楽が好きで、トリオロスパンチョスが好きでした。
わたしはラテン音楽も好きですし、アメリカのカントリー音楽も好きです。ジャズもブルースも好きです。
で、女性ではヴィッキーカー、男性ではグレンキャンベルがもの凄く好きなんです。ジャズのヘレンメリルも大好きですが、この二人はわたしにとっての永遠のアイドルなんです。

2011年8月25日木曜日

遅々として

倒産法講義終了

西日本新聞8月22日夕刊より
 倒産法のまとめがなかなかスムースにいきません。パソコンの故障修理のせいもあり、いろんなソフトのドライバー挿入作業やら設定やらでイライラが募ってます。
そんな中、昨夜西南ローの学生Kさんと電話で会社法の問題を論じていてとても勉強になりました。やはり議論することは大事ですね。自分の頭の整理にとても役立ちました。合併に関する理解はとても難解な上、条文がまたややこしくて複雑でわかりにくいので、ものすごく往生します。

☆西日本新聞に掲載されていた柳田さんの主張を読んで、原子力学会に対する怒りが沸騰しました。恥を知れ、と言いたいです。英語で言うとShame on you!です。
どうかみなさん、上の写真をクリックして拡大してみてください。まったくもう、恥ずかしい奴らです。

2011年8月24日水曜日

暴力団に人権はあるか

法然上人は仰いました。人間皆平等!と。平安末期という途方もない昔によくぞこのような発想、思想ができたものだと驚嘆します。
話がずれましたが、暴力団構成員と舎弟企業構成員らも人間ですから皆平等に人権があるのでしょうね。法然上人なら迷わずそうおっしゃることでしょう。
しかーし!あえて言いたいです。人に社会に国家に迷惑をかけ、不幸にし、人生を狂わせることで自らの利益を得ようとすることを職業とする者はあえて自ら人権を放棄したのだと。

誰しも自分に火の粉が降りかかってくるまでは他人事に感じてしまうのですが、暴力団関係者が身近に居ると直接間接にどれだけヒドイ迷惑を受けるか、しかもそれを誰に頼めば解決できるのか、これは経験した人でないと分からないと思います。
じゃあお前は経験があるのか、と言われるでしょう。イエス、です。ご存じの通り我が福岡県は日本一の暴力団員生息地です。しかもわたしが住んでいる団地にはそれらしいのが何人もいます。彼らの特徴は、昼間はひっそりしているが、夜になると豹変することです。狂ったように大声を上げたり、真夜中に泥酔状態で団地の駐車場に自車をバックで駐車しようとしてアクセルとブレーキを同時に思いっきり踏み込んでもの凄い音を立てたり、外灯の鉄柱をモンキーレンチでガンガン叩いたり、駐車場の出入りが出来ないような位置に自分の車を違法駐車したり、ヤクザの家族内でもの凄いけんかをしたり、、、、。
つい一昨日もわたしが駐車しようとしたら団地内の札付きの悪の一家へ遊びに来る奴らが違法駐車をしてて大変往生したのです。そいつらは駐輪場!に1年以上もの間水上バイクを勝手に置いてたこともあるのです。また、どこかからか大型バイクを持ち込んできて駐輪場で解体してました。どちらも団地の自治会が警察署に通報したので奴らは密かに撤去しました。ただ、その跡が油まみれですごく汚れてしまいました。
でもこんなのは序の口の序の口です。本物のヤクザがやっていることはもっともっと怖ろしいものばかりです。日本のマスコミは弱虫ですからそういう社会の巨悪にはなにも言えません。だからまともな一般人はその恐さが分かりません。
わたしは以前旧司法試験の選択科目で刑事政策を取っていたのですこしは勉強しました。日本のヤクザは本当にもの凄い力をもっています。どんな社会にも浸透しています。特に政治の世界には。
大体、何とか組なんて看板を立てて事務所を堂々と開くことが出来るのは日本だけです。アメリカもイタリアもそんなこと許していません。
日本は国会から内閣から裁判所から新聞までみんな見て見ぬふりをしているのです。
そんな中、シンスケがヤクザと関わったとかで芸能界を引退するとか何とか言ってます。
真相は不明ですが、なんでも山口組のナンバー4にトラブル解決を頼んだらしいです。
ヤクザを使って右翼の嫌がらせを止めさせようとしたんだそうです。
ネットに出ていましたが、フジテレビの特ダネの小倉氏がシンスケ氏を擁護するような発言をしてました。人間誰しもせっぱ詰まって他に手だてがなければ裏社会の人間に頼ることもやむを得ないのではないか、というような内容でした。スタジオに居た他の出席者のほとんどが同調していました。唯一、白人のタレント、デーブさんだけが歯止めをかけようとしていました。
暴力団員はその稼業に就いている限り、人間と認めるべきではない、というのがわたしの意見です。
他者加害を生業とする者を私たちの社会に存在させる余地は全くありません。
シンスケ氏の言い訳は聞き苦しいです。なにが自分のルールですか、何が芸能界のルールですか。ルールの違いという軽い問題では済まない問題です。トラブル解決をヤクザに依頼した、単純に言うとそういうことです。
シンスケ氏には弁解の余地はこれっぽっちもない、と思います。
ただ、あえて彼を擁護するとするならこういう巨悪を放置し続けている国会内閣裁判所官僚地方自治体、そして警察検察という国家機関及び弱い者いじめしかできないマスメディアという全体の、目をつぶれば世界が消える式発想の犠牲者の一人になってしまった、と言えるかも知れません。

みなさん、これからよーくマスコミの報道を注目いていてください。かれらのペンと電波による正義の矛先が暴力団に向かうことは決して、無い、ということを。

2万1千円とソフト消失

痛い損失でした。業者さんが修理済みのパソコンを持ってきてくれました。
楽々ライブラリーという、データを図書館の書棚みたいにして保存するソフトに作っていた書棚が全部消えてしまいました。九大からもらったオフィスワンノートというソフトが消えてしまいました。時価にして7千円位するソフトです。
一応明日九大に電話して聞いてみます。もう一度貰えるか。たぶんダメでしょう。卒業してるんで。
確かに修理後のパソコンはサクサク動いてくれます。ですが、、、、、、。
で、倒産法のデータのほうは大丈夫でした。
☆パソコンが戻っ手から後はジトジトとノート作りをやってました。大雨と雷と横殴りの風が吹きこんできてとても8月という感じではありませんでした。9月下旬の台風シーズンみたいでした。
気温もズンズン下がり、いっときは25度以下まで下がりました。ちょこっと昼寝をしたのですがそりゃあもう気持ちよくて、むしろ足先が冷えてしまったせいで目が覚めたほどでした。

2011年8月22日月曜日

大ショック!血と汗と涙の結晶が~

デスクトップパソコンがまたも故障してしまいました。去年一度修理したのに。
もの凄ごーく痛いです。痛いどころではありません。
せっかく作った倒産法の貴重なノートがパーになったかもしれません。もちろん、パソコンの修理代は最低でも2万円。
もうガックリガックリ。泣きっ面に蜂です。
講義録音を書き起こすのには相当の時間と労力をかけたんです。
これまで自分が作ってきたノートと他から手に入れたノートと録音書き起こしの3者を合体させて1つにまとめる作業には大画面が便利だったのでわざとノートパソコンじゃないデスクトップパソコンでやってたんです。
仕方がないのでさっき業者さんに電話して今日きてもらうようにしました。その人はもと大手パソコンメーカーの社員だった人で、過去何度かお世話になったことがあります。無駄口はほとんど叩かず、専門用語で詰まった説明を早口でやるのでちょっと閉口気味ですが、まじめで仕事もきちんとしてくれて、おまけも付けてくれたりします。

☆で、つい先ほど、業者さんが来ていろいろとパソコンを点検していましたが、結論としてウィンドウズが壊れていて復元ポイントがパソコン内に設定されていないため一度Cドライブの中身を全部取り出して他のHDに移した上、Cドライブを購入時段階のまっさらな状態まで戻し、その後データをもう一度Cドライブに戻し直すということに。ただし、Cドライブに入れていた各種ソフトドライバーはもう一度設定し直さないと。で、業者さんがタワーを持ち帰って作業することに。
とても面倒でまた、お金のかかることになり、ショック度がまた一段上がりました。

☆仕方がないのでノートパソコンで残りの作業をすることにします。今外は豪雨と雷雨のオーケストラ状態。やや冷たい風が室内に吹き込んできています。油断すると横殴りの雨までが。
あ~あ、こうなったら干しぶどうでもつまみながら頑張るしかありません。
写真の投稿もできません。このノートパソコンのドライブが満タンで、写真を保存するとパンクしそうなんです。
☆気になったのでフジテレビの目覚ましテレビで毎朝7時58分に放送しててネットにも流してる今日の運勢を見てみたところ、やっぱりね~っ、水瓶座は今日一番運勢の悪い星座でした。

2011年8月18日木曜日

原因判明























































































































































































ブログが不調な理由を突き止めました。数ヶ月前にグーグルがブログのエディターを新型にしたのです。それはそれで便利でした。けれどその新型エディターが機能しなくなったのです。あれやこれやいじくり回していたところ設定というタグの中に『従来のエディター』というボタンを発見してそれを押すと本文に文字を書き込んだり写真を載せることが出来るようになりました。





























それで、前回USAに帰省したとき撮った写真を載せることが出来るようになりました。

ブログの様子が変です。本文が書けないようになっています。原因解明のため今少しお時間を。場合によっては転居せざるを得ないかもしれません。困った困った

2011年8月17日水曜日

back to USA

お盆休み、田舎に帰ってました。行きがけはもの凄い渋滞に巻き込まれてしまいました。福岡から女房の実家がある田川を経由して宇佐へとクルマで帰ったのですが、普段なら3時間ちょいで到着するはずが7時間半もかかりました。途中クルマの運転を代わって貰い後部座席で寝てたんですが、体をねじって変な体勢で眠り込んでいたのでその夜から左首筋が痛み出してしまいました。
田舎ではほとんど寝てばかりでした。昼間も夜もいくら寝てもすっきりしないんです。
倒産法の勉強道具を持って行ったのですが全くできませんでした。
月曜に帰福し、今日からローの倒産法集中講義にお邪魔させていただきました。水元先生にご挨拶したところ快く『あ、どーぞどーぞ』と承諾いただきました。
倒産法は何度やってもこんがらがる法律です。理屈や趣旨が分からないと迷路で迷うことに。

90分講義が三つ。終わってからハローワークへ。香椎までバイクで。なんでハローワークなのかと言いますと、奨学金返還猶予のためなんです。
返還猶予手続きってめんどくさいんですよ。
ハローワークカードが必要なんです。

☆話が前後しますが、女房の実家のある田川では今山本作兵衛さんの炭坑を描いた3千枚の絵が我が国初のユネスコ世界記憶遺産に選ばれて大騒ぎです。ちょっと北に行くと直方市があり、そこは我が大大関魁皇の故郷です。そして田川の西にある飯塚は元総理の麻生太郎さんの豪邸があります(これが誇れるものかどうかは異論もありましょう)。ですが田川には柳原白蓮と炭坑王伊藤伝衛門以外何も誇れるものがなかったのです。
山本作兵衛さんの絵は細かいところまで実に写実的です。労働者の視点から炭坑の町や鉱山や住宅(炭住)、銭湯など、あらゆる場所のあらゆる事物、機械や女性の着物の模様などまでびっしりと書き込んでいます。執念がほとばしっています。

☆☆話がまた変わって、宇佐では宇佐神宮にお参りしてきました。テレビで評判のパワースポットが何箇所も神宮内にあるということでした。
わたしも宇佐神宮には10回以上行ってますが今回は広大な境内の中の未だ一度も足を踏み入れたことのない秘境まで行ってみました。とても驚きました。宇佐神宮がこんなに広いなんて。
夫婦で行ったのですが、帰り際には汗だらだら、足は棒のようになってました。

2011年8月12日金曜日

ワインワイン、シャンパン

木曜夕刻、ゼミを早めに切り上げてワイン試飲会というのに行ってきました。前売り券で3800円。4人で行きました。
場所は博多駅裏のハイアットレージェンシー。初めて中に入ったのですが、外観と違いなかなかゴージャスでした。
華やいだ雰囲気、生ピアノ、ジャズシンガーの歌など、お金もかけていました。
料理はまずまず。主役のワインですが、赤ワインは実に美味しかったです。主催者がイタリアのフェッラーリ社で、といっても全然分かりませんが、本格的なワインを堪能しました。
甘み、渋み、酸味、香り、それぞれ個性のある赤を何種類も味わうことが出来ました。
飲むだけの方が美味しいヤツと、肉類を食べながら飲むと急にうまみが出るヤツとが分かれていて面白かったです。
ただ、立食形式でしたので、途中からきつくなってきました。
帰り際、ホテルのエントランスで休んでいるとシンガポールエアとおぼしきスッチーさんたちが6人ほどやってきました。これがまあ、なんとも可愛らしい人たちばっかしで、ものすごくイイ感じでした。お酒が入っていたのもあるでしょうが、みなさん笑顔がとても自然であたたかくて、関根勤さんの娘さんみたいなかんじでした。
どうもわたしって南方系に惹かれるみたいです。
ウェルカムシャンパン、空きっ腹にキキました
赤ワインは本当に美味しかったです
ファンタ君
チーズ風味濃厚なマカロニ

チョコの噴水

イベリコ豚生ハム一人前うす~い1枚
 土曜日から田舎に帰ります。

2011年8月10日水曜日

なぜこんなに忙しいのか

兄貴の事務所通いが先週金曜で終わったと思ったら今度は倒産法ゼミをOくんとやることになり、その予習がまた大変で、休む間もありません。
月曜からローのゼミ室で始めたのですが、ぜいたくなことに、その部屋がとても寒くて、半袖だと我慢できないくらいです。今日からは長袖シャツを着ていきました。
1時から6時半まで続けていますがけっこうあっと言う間に時間が経ちます。
夜12時を過ぎると眠くて仕方がありません。
今夜はこの辺で。
☆この前の日曜朝、早起きして女房と大濠公園をウォーキングしてきました。と、園内にあのスタバが。いや~っ、日本一ロケーションの良いスタバじゃないでしょうか。
二人で中に入ってチョコなんとかというココア風味の飲み物を1杯買って公園を見ながらすすりました。とてもイイ感じでした。
大濠公園
お疲れ様
ひまわりは市民が育てています
前方右手にスタバが


スタバの外観、マジックガラスで中は見えないようになっていました。外のテラスもイイ感じ。
写真をクリックしてください。ほんとはもっと広く撮れていますので。
 

お一人様用の椅子とテーブルが外向きに並んでました。スゴクイイ。
こちらも写真をクリックしてくださいね。
 
お一人様用の椅子の真後ろにはゆったりしたソファ席が
朝8時から夜10時まで営業、今度は夜来たいです。
その話を姪っこに言うと、真逆の応えが返ってきました。姪っ子はそこのスタバが嫌いなんだそうです。なんでだろ?

2011年7月26日火曜日

総括

指宿たまてばこ温泉は、行って良かった温泉ベスト3に確実に入りました。
豪快壮大な大自然を目の前にして入る露天風呂の気持ちよさったらもう、ここに住みたいとすら思いました。
秋田乳頭温泉鶴の湯も良かったです。しっとりと歴史に抱きしめられる感じがしました。
阿蘇の雄大な眺めを見晴らすことが出来る久住高原コテージもスッカーっとして最高。
それらと肩を並べる、素晴らしい温泉でした。感謝。

知覧に到着したときすでに午後3時。知覧の有名な武家屋敷通り、歩きました。意外でした。知覧というところがこんな山の中にあるなんて。どこか島原武家屋敷や萩の屋敷道と同じように海が近いものだと思いこんでいたのです。
こんな山の中にひしめき合って序列の厳しい武家社会を形成していたのですねえ。ここでずっと暮らしていた人たちはさも息苦しいことだったでしょう。
武家屋敷の一つに御茶屋さんがあって、そこに上がっていただいたジャンボ餅はもの凄く美味しかったです。京都のみたらし団子の嫌らしい甘さがなく、いくらでも食べたくなりました。また、同じ京都の今宮神社にある有名なあぶり餅よりもはるかに美味しかったです。そこで頂いた知覧茶がまた、スゴク美味しくてびっくり。お茶と言えば何と言っても八女茶が一番と思っていたので、高い鼻を折られてしまいました。さっぱりとしてて、なおかつ芳醇な味わいでした。もう最高。女房が水出し茶を買って帰ったのですが、後日飲んでみたところやっぱり美味しかったです。
その茶店で、バイトのおねーさんに知覧特攻記念館は何時まで開いてますか、と尋ねると、あと10分で閉館しますよ、と言われ、ガックリ。

☆今のところ、毎日兄貴の事務所通いを。事務所に民事再生法の実務本があり、ときどき裁判資料分析の合間に読んでます。実務ってほんと、あれこれと書類仕事が山盛りで、きつそうです。なれた人にはルーティンなんでしょうが。

☆☆この前田舎に帰った折り、同じ市内の豊前長洲という港町で花火大会があり、二番目の兄の嫁さんとわたしの母と3人でクルマに乗って見に行きました。花火大会はきっと道が渋滞してて、混雑してるだろう、はたして辿り着けるだろうか、と危ぶんでいました。
なんとか辿りつくと、たくさんの見物人で港がぎっしり。小さな漁港を舞台に花火大会をやるというのもまた乙なものでした。気持ち良い潮風がゆーったりと海から吹いてきて、茜色に輝く夕空はみんなのワクワク感を表すかのようにゴージャスなオーラを放っていました。
実は花火大会に行こうと言い出したのは母なんです。母は、警察官詰め所のあるテントで、警邏中の警官からパイプ椅子にお座りください、と勧められて、ありがたくちょこんとその椅子に座って夕空に上がる花火を口を開けて見上げていました。

☆☆☆その前の日に、同じ宇佐市でも山あいにある安心院(あじむ)の『佐田 京石』というストーンヘンジを見てきました。これはまたもの凄い古代遺跡でした。
イギリスのストーンヘンジのような環状列石が山の中にドスンとあるのです。思わずほとんどの石を撫で撫でしてきました。なにか御利益がありそうで。

2011年7月24日日曜日

指宿、知覧画像

絶景たまて箱温泉
海と山が迫ってくる
超オススメです。
知覧
両棒(じゃんぼ)餅。絶品!知覧茶がまたスゴク美味しい。