2008年8月30日土曜日

寒いですねえ
















まだ8月、なのに長袖の人が増えています。ロー内では頭からフードをすっぽりかぶって勉強している女性が居ました。





ほんと、油断するとすぐ風邪を引きそうです。今日も部屋中から鼻水をすする音、くしゃみの音、鼻をかむ音が虫の音のようにあちらこちらから聞こえてきました。





夕方6時半、バイクでてろてろと帰る途中、今日午後女房たちがお参りしに行った、千代にある旭地蔵さんに寄ってわたしもお参りしてきました。祟福寺の境内にあるお地蔵さんです。このお寺は黒田藩主の菩提寺です。山門は福岡城の門を移築したものだそうです。若い男性、学生のようでしたが、一人でお百度参りをしてました。





風が強まり、雲がもの凄い勢いでびゅんびゅん流れていました。肌寒くて薄暗くて、とても夏景色ではありません、9月下旬ころの気候でした。





 田舎から届いた巨峰がまるまるとはち切れんばかりに実が張っていて、針で刺したらパーンッと割れそうなくらいでした。石村萬盛堂の巨峰大福の中には巨峰が1個皮ごと入っていて、当然皮も一緒に食べることになるのですが、これが意外においしいのです。





それで、これからは巨峰を食べるときは皮ごと食べるようにしています。










倒産法、なかなか進みませんねえ。






エクスターンシップ











1単位の講座です。




内容は弁護士事務所や大手企業の法務部に5日間通って業務を勉強すると言うもの。どこの事務所に配属されるかは、原則アトランダム、例外的に、例えば東京のNTTドコモに行ってみたいと言うとき、そこがOKしてくれたら行ける、というものです。




 今週第一陣が出陣し、今日午後終了してローに帰ってきました。ローで締めの講義をするかららしいです。




みんなスーツを着てびしっとした身なりで帰ってきました。それぞれの事務所ごとに特色があって、行って良かったと言う者もいれば、ただきつかったとだけ言う者もいて各人各様でした。




この講座は冬にもあるそうです。結局クラスの大半が受けるんじゃないでしょうか。




わたし?おっさんの面倒を見てくれる事務所はそんなにないでしょう。うっとうしいし。もしあったら行きますけど。








 ロー内では冬用のフリースを着ています。外は蒸し暑くて下着も服も汗がじっとり、それが学修室に入ると冷房が良く効いてるので汗が冷たくなってなかなか乾いてくれず体が冷え切ってしまうからです。








 そうそう、文学と法の成績が今日分かりました。思った通り優でした。これだけは自信があったのです。大問4問のうちの一つにドングリと山猫という宮沢賢治のお話について論評せよ、という問題があり、ユニークなことを書いたヤツは高く評価すると先生が言ってたので、思いっきり面白く書いてやったからです。他の問題は完全なる民訴の問題で、これらはまずまずだったので、優は間違いなし、と踏んでいたわけです。




 狙って取れたのはこの科目だけ。後は何故優をくれたのか、あるいは何故可しかくれなかったのか、行政法以外さっぱり見当が付きません。ローの先生の採点基準はよく分かりません。




あ、民訴が優だと思ってたのに良しかくれなかった理由については、積極否認と単純否認の区別を誤解してたためと分かり、後で納得しました。




 これで今期受けた10科目20単位全ての成績が出ました。




結局優が4,良が3,可が3,でした。




大学時代の学部成績84単位中優はたった一つだけだったので、かなり驚いています。




 まあ、ついでに言わせていただくと、大学時代唯一の優をくれたのは最高裁判所判事になった奥田先生の債権法でした。ありがたい先生でした。




 もひとつついでに言わせていただくと、今通っているローの入試における第一次選抜の際の大学の成績評価について、こう言っては何ですけど、大学の質などは全く関係なく、単に優の数だけで決めるのです。ですから優を乱発する大学を出た人の方が圧倒的に有利です。わたしはものすごいハンディを背負って受験させられたのでやばかったです。まあ半分以上は学生時代勉強しなかった自分のせいなんですけど。








来週末、有名なアンダーソン毛利、友常事務所の弁護士がローに講演に来るそうなので聴きに行ってきます。なんか面白いことを言うかもしれません。








話を前述の宮沢賢治に戻すと、あの独特の賢治ワールド、好きなんです。そして賢治の物語をいろいろと映像化したものが出てますが、中で一番素晴らしいと思うのは、銀河鉄道の夜、の登場人物を全て猫たちにしたアニメです。色と雰囲気と音楽がぴったりだと思いました。








 そうそう、思い出しましたよ!この前、優秀な若手に成績を聞いたところ、ほとんど優だったのです。会社法も優だったとのこと。それで、可だったわたしは、一体どんなことを書いたのか、聞きました。その問題は、取締役の第三者責任429条の問題でした。




ところがその若者は、自分は429条以外全て書いた、と言うのです。え~?どういうこと?と思いませんか。429条を書かなかったら0点の問題のはずなのに。もう、なにがなんだか分からなくなりました。




 この問題は学期中にレポート課題として出された問題を改題したものでして、そのときの問題は、取締役の会社に対する責任を聞いていたのです。中身は利益相反行為、代表訴訟でした。




わたしは、期末試験の問題文が対第三者責任だったので、レポート課題とは全く違う答案を書かねば、と考え、相当苦労しました。なのになのに、、、、。多分、先生は、常々、新試験はとにかく長く長く書け、何でもかんでも洗いざらいありったけ書け、と指導しています。ですから、不必要なものは書かない、必要なものだけ絞って書く、という答案には良い点をつけなかったのでしょう。




ひょっとしたら新試は本当にそうなのかもしれません。筆力が重要だという先生の指導はなじめない部分がありますが、真実の一面があるかもしれません。

写真上、竹下のうどんや。古式うどんです。写真をマイピクチャーに保存してその後マイピクチャーを開いて画像を表示させると、拡大機能が使えるようになり、文字がはっきり読めるようになります。この写真だと、そこまでしなくても、写真を左クリックすれば画面一杯に画像が拡大され、字が読めます。
ここのゴボ天うどん、600円と高いのです、が、驚くべきことに、うどん玉を何玉追加しても値段が変わらないんです。わたしの横でざるそばを注文した若いカップルは、なんと『ざる蕎麦3玉!』と言ってました。写真のどんぶりは大きめの洗面器ほどの大きさがあります。わたしは1,5玉注文しました。1玉で良い、といったのですが、店員のおばちゃんが許してくれなかったので。
写真下、気に入っている本ばさみ。100円ショップで見つけました。厚手の本で開いてもすぐ閉じてしまうやつに最適です。 それと、小石原焼きのコーヒーカップ。