2007年12月10日月曜日

引っ越し




年が明けて2月に引っ越すことになりました。しかも2回。



今住んでいる団地が大リフォームすることになりました。半年後にリフォーム完成後また戻ってくるのです。



引っ越しは大変です。今の我が家は5階建ての5階、エレベータなし!



でも、新しいことをしなければ。






 今読んでいる民法の本、平野裕之の担保物権と契約法は、内容的には最高峰で、気分すっきりです。自分の中のもやもやが消えてくれます。ただ、項目立てがわかりにくいのと、図も表もないのが欠点。




ところでみなさんは、夜眠れますか、寝付きは良いですか。


わたしは、今は寝付きは快調です。眠ろうと思って2分以内に眠りに入ります。


でも小学校5、6年の時は不眠症でした。夜9時に寝かされるのですが、毎夜天井の節穴を


3時間ほど見つめていました。


当時、小倉に住んでいました。税務署の署長官舎だったものすごい広い(超ぼろい)家でした。親父はひらでしたがあんまりおんぼろなので誰も住もうとしなかったのです。ムカデと手のひら以上の大きさの蜘蛛がぞろぞろいました。


2階建ての木造で、洋室もあり、玄関の上がりかまちに4畳半の待合いまでありました。わたしはなぜかそこが気に入ってしまい、カーテンを引いて自分の勉強部屋にしていました。


変なことをするなあとお思いでしょうが、その家はあまりに広くてしかも古くて暗くて恐ろしい本物の館だったのです。なるべく人がいる所に近い場所にいたかったのです。


一階にも二階にも縁側があり、冬など毎晩雨戸を閉めなくてはならず、兄弟で当番制にしていたのですが、とりわけ二階の雨戸を閉めるのは恐怖でした。八畳間が二つとL字型の縁側がある二階の雨戸をがたがたと閉め終わったあと、二階の電気を全部消して真っ暗になった二階から逃げるように階段を駆け下りるのです。お化けが追ってきそうでたまりませんでした。


そんな恐ろしい家で、末っ子のわたしは一番先に暗い部屋に寝かされたのです。


部屋が多すぎて兄弟三人とも別々の勉強部屋を持っていたのですがそれでも空き部屋があり、そこに寝かされていたのです。




4年ほど前、ストレス症候群のせいで呼吸ができなくなるという悪夢のような目に遭いました。


その時、気功のおかげで呼吸法を学んだので、それ以来コトンと眠れるようになりました。


ただ、今はスタンドをつけたまま寝てしまうようになりました。真っ暗な中で寝るよりも安心感があるみたいです。


みなさんはどうですか、貴重な体験があればコメントください。


面白そうな写真がないので、この前今宿まで行った帰りに撮った博多湾の写真を載せます。

気持ちの良い天気でした。 大自然の向こうに近未来的巨大人工物が見える風景って、日本でも珍しいのではないでしょうか。