2009年9月29日火曜日

中途半端な日

公法訴訟実務、サボりました。課題の提出日を勘違いしてしまったからです。
授業当日に提出しろ、とばかり思っていたらそれは民事法総合という科目の話で、公法の課題提出は実は昨日の夕方5時までだったんです。それを知ったのが昨夜12時、さあ課題をちょちょっと書くか、と課題プリントを見ると、既に閉め切り後でした。
心が折れました。
どうしようかなあ、課題やってません、と謝って出席するかなあ、なんて考えてましたが、所詮必須科目ではないし、中身だけ吸収出来ればよいのだ、と自己を合理化して、出席する学生に録音を頼みました。
あとで聞きましたが、これで十分じゃないの、と思いました。予習の負担が無く、自分の空いた時間に速聞きで聞いた方が時間短縮効果が出ます。
ただ、ほんの少し、罪悪感はあります。
しかしまあ、残り少ない時間を生かすにはこれしかないのでは、と言う気もします。
明日は民裁実務の第1回目です。捲土重来です。朝8時40分からの授業です。こういう朝一授業って、良いですね。授業ってかなりうっとうしいのでさっさと終わらせるに限ります。

☆都市伝説という番組で、鳩山首相がフリーメーソンではないか、と言ってました。そうかもしれないなあ、と納得しました。
☆☆ 昨夜放送された、西村京太郎の十津川警部シリーズ、渡瀬恒彦さんの3時間スペシャルドラマ、みなさん御覧になりましたか?
なんとなんと、わたしのふるさと、大分県日田市が舞台だったんです。
生まれてから小学校に上がるまで、母方の祖父母が住んでいた日田にいました。
昨夜出てきた日田市内のロケ場所、特に日田祇園会館はわたしの生活空間のど真ん中だったんです。もう、懐かしくて懐かしくて。
その会館は昔、公民館だったんです。大きな藤棚が名物でした。公民館横に結婚式場がありました。といってもタダの畳敷きの長ひょろい部屋でしたが。
 そこで新郎新婦や列席者の杯に御神酒を注いで回る幼い少年少女、これを雄蝶雌蝶(おちょうめちょう)と言うのですが、その雄蝶役をさせられていたんです。少女の方は、春香園という旅館の娘さんでした。
七五三みたいな格好で、おしろいを塗って祖母におんぶされて公民館まで行ってました。祖父母は酒屋をやってました。
いやはやもう、何とも言えない気持ちです。わたしの原風景が日本中に流れたかと思うとうれしいです。
ふるさと、って、なんで忘れないんでしょうか。また、過去に戻ることが出来ない、ということがいかに切ないことか。
ロバート・A・ハインラインというSF作家の小説に同じように切なくなる話がありました。不老長寿を授かった男が遙か昔にタイムマシンで戻ろうとする、という哀切きわまりない物語です。
こういう本、今の人たちは忘れてしまっていますが、名著がいっぱい埋まっています。試験が終わったら読みたいものです。