2008年6月10日火曜日

がりっ

するめを噛んでいたら前歯が折れました。なさけねー。
正確に言うと差し歯の前の部分が金属からはがれ落ちたのです。
で、今日はなるべくしゃべらないたべない日に。夕方歯医者に行って張り直してもらいました。
今日の授業は刑訴と民法、どちらも睡魔に襲われ、苦しかったです。日曜の夜、翌日締め切りの会社法の課題をもだえながら書き終えたのが夜中の3時。その後3時間睡眠でローへ行ったのが今日になって響きました。
会社法では急に先生が当て始め、しかも出席番号順に。で、わたしに廻ってきた問題で先生がちょっとミスッたので、わたしも同じ泥船に乗る羽目に。あまりにも先生が断定的に押し込むので、うう~ん、と微妙に違うんじゃ無かろうかと思いつつも先生の向かう方向へみちゆきをしました。
その直後の問題で先生はミスに気付き、訂正をしました。わたしは登ったはしごをはずされて、行き場を失いました。
 今日の刑訴は、裁判官の先生が公判前整理手続を講義。強烈に眠かったのですが、わたしばかりでなくかなりの学生が沈没しかけていました。この前の法廷傍聴の話を少しだけで良いからしてくれたら良かったのに、と思いました。しかし、厳正公正を地でいくこの先生は、傍聴があくまでも任意であることから、全員が受ける授業の場で話すことではない、との規範意識をもっておられるようで、一切話しませんでした。それはそれで立派なことだと思いました。ただ、今日の授業は本当にフラットで、起伏がなかったのです。
 夕方歯医者から出て、今にも雨が落ちてきそうな状況下、天神まで本を探しにバイクをぶっ飛ばしました。会社法のコンメンタール、民事執行法の書記官本を探しに。残念ながらありませんでした。
 明日の民訴の予習は、先週、間違ってやってしまったところなので、かなり楽です。
でもそういうときこそ落とし穴があるのだと、小心者のわたしは知っています。
明日朝もっと早くローに行ってもう一度予習するつもりです。それで思い出したのですが、我がクラスではほとんど一日中自修室にいる奴が3人います。彼らは夜中中自修室にいるのです。自宅で寝る時間は3時間くらいだそうです。しかも夜とは限らず、空いたときに帰って寝るのだそうです。そしてあさ6時くらいになると、その3人以外でだれがその日一番先にローにくるか、を当てるゲームをしているのだそうです。
その候補者の一人にわたしは入っているかと問うと、どうもわたしは5番手くらいだそうです。なんでも一番乗り(一日中いる3人組以外で)は大宰府から通ってくる男子学生だそうです。その人に朝何時に家を出るのかとわたしが聞くと、6時に出るのだそうです!オーマイガーッ!
ついで、女の子が二人、那珂川町から通ってくる男子学生、そしてその後がわたしなんだそうです。
けれども、みんな充実しているみたいで、辛そうな顔には見えません。わたしも慣れました。それに朝早く着くと気持ちが良いです。
だらくさな生活を30年以上送ってきた(もっと?)ことからすると信じられない改心ぶりで、本当はわたしはまじめ人間だったのではなかろうか、こういう生活の方が向いていたのではないかと言う恐ろしい疑念が生じ始めています。 
 けれども、うれしいことに!遊び心がむくむくと起きだしはじめています。久住に行きたい、行って筋湯の打たせ湯に入りたい、という願望がもくもくと入道雲のようにわきあがりつつあります。うん、オレらしくてとても良い、と妙な安心感に浸れました。