2008年6月30日月曜日

チョーやば

次から次から押し寄せてきます。災いが!
ローのノートパソコンも、自宅のデスクトップも壊れかけています。はやいとこ外付けハードディスクを買ってバックアップしとかないと。
ロー関係では、昨日の夜1時までかかって会社法の課題作成。4時間睡眠でローへ。
水曜日の民訴は訴訟承継というこれまた難解箇所。その予習が大変。
木曜日は災いの中心地。行政法で小テストがあるは、刑法では確実に当たるし、その場所が、難問の偽造です。こりゃオオゴトです。かねてより、判例の考え方に疑問を持ていたので授業で先生にぶつけてみたいのですが、そんな余裕はありません。
で、金曜日が刑法の課題の締め切り日、ところが金曜はまたしても民事執行法の二コマ連続授業が。終わるのが夜8時。どげんかせんといかん、けど、どげんもならん。
恐ろしいです。ほんとーーーにヤバイです。金縛りにあった状態で途方に暮れています。
土曜日に、ローの説明会があり、その際、ロー内の見学ができます。
そうか!ロー内って牢内でもあるなあ。

2008年6月28日土曜日

雨雨雨

まことに梅雨らしいこの頃です。
昨晩の民事執行法の授業で、ようやく先頭ランナーの後ろ姿がかすかに見えるような位置に追いついた、といったところです。民事執行法の構造がおぼろげながら見え始めてきました。教科書以外に2冊、比べ読みをしてやっとカタチが見えてきました。
 わたしのクセなんです。予め全体が見えていないと今やってることが頭に入らないんです。どんな科目もそうです。
 ですから、わかり始めるまでの時間がかなりかかってしまいます。つまり鈍くさいんです。
 民訴がいちばん分かり難かったです。ついで行政法。民事執行法は似た言葉が多くて混乱してしまいそうです。
民事執行法のクラスは、ほとんどが上級生で、既修が多いです。私のクラスからはわたしを含めてたった3人です。私のクラスの大部分は労働法を選択科目にしています。ついで知的財産法、倒産法です。でも倒産法の授業だけはまだ始まっていません。夏の集中講義からです。
わたしは選択科目に倒産法を取るつもりで、その側面理解のために民事執行法の勉強もしておこう、と思って民事執行法を履修することにしました。
ところがところが、なんと一年目は、今受けている必修科目以外に取れる科目数はたった2科目しかないんです。そして、倒産法は初級編に当たる夏の集中講義と中級編に当たる後期の授業とで合わせて2科目あるのです。ということは、今わたしは民事執行法を履修しているので、あと一つしか取れないわけです。ところがところがそしてまたそのまたところが、わたしはその残り1科目に、民事執行法の先生のもう一つの授業である、文学と法、というのを取ってしまったのであります。ですから、今年、倒産法を一つとして取ることが出来なくなってしまったのです。
 しまった!と後悔しました。選択を誤ったなあ、と。こんなことなら民事執行法を取らなければ良かった。それに、文学と法も。
 ということを知り合いの3年生に愚痴ると、心配しなくて良いよ、と言ってもらいました。来年受けても充分間に合うよ、と。
 わたしが何で民事執行法とか文学と法とかを履修したかというと、その二つの科目を担当されるK先生の人柄が大好きだからです。そのK先生は辰巳という受験予備校の答案練習会に民訴の出題に来ていてビデオで解説講義を聴いたら人柄を好きになったのです。法律以外にいろんな興味を持っていて、とりわけ文学好きで、授業中の脱線も面白く、しかもその上民訴の大家でもあるのです。また学生を見下したりすることは全然無く、一昔前の懐かしい学者タイプの風情が残っているのです。
 民事執行法の授業中でも、ナニワ金融道がいかにスゴイ漫画か、について、絵の中の金貸し達の背広のピンストライプの線が、上役と下っ端とでしっかりと書き分けているとか、執行官とはどのような人達か、書記官のすごさとか、をいろいろとはなしてくれるのです。
 わたしたちは必須科目以外に、法医学とか環境なんとかとか、周辺科目をたくさん取らないと卒業できません。どうせそういう科目を取らねばならないのなら、面白そうな科目を取っておこう、しかも今のうちに、と思って、その先生が担当する文学と法という選択科目を取ることにしたのです。

話が変わりますが、九大工学部に入学した姪っ子と晩ご飯を食べました。1ヶ月ぶりに会ったのですが、顔が一回り小さくなってました。工学部の授業の質と量のすさまじさを聞くと、ローの方がまだましかも、とすら思いました。自分以上に頑張って耐えている若者が大勢いるということを認識すると、自分はまだ甘い、と反省しきり。

2008年6月26日木曜日

寒くて暑くて











朝6時には21度と寒かったので冬用の厚手のシャツを着ていきました。ところが昼前から久しぶりに日差しが出て急に暑くなってしまいました。






 きのう100円ショップで買った、マグネット式の台所用品をローに持って行って机の前の鉄製本棚にくっつけたところ、ビッタシでした。機能的な机に変身して気分が良いです。そしてこの前持って行った照明スタンドのおかげで目の調子もよくなりつつあります。とても明るくなったので目が疲れません。ためしに備え付けの照明だけで本を読んでみると、これがめちゃくちゃ暗いんです。スタンドを持って行って大成功でした。おまけに選んだ機種というか形がとっても良くて、自分の前の本だけを明るく照らし、隣の人にはその灯りが見えないようになっていて迷惑をかけずに済むのです。しかも場所をとらない形なので、チョイスした自分を褒めてやりたいくらいでした。






 今日の行政法の授業で、この前全ての先生にたいして授業アンケートが実施されたのですが、その結果がご本人に知らされたらしく、先生は怒ってました。どうも先生の授業について、学生の評価が辛く、酷評したコメントが多く書かれていた模様です。






 で、先生は、もうこんなとこで授業なんかしない、とか、こうなったら思い通りにやるとか、爆発しました。






 たしかに、授業中堂々と居眠りする輩が何人かいます。ちょっと失礼な感じがします。わたしも長らく先生稼業をやっていたので、自分の授業中に生徒が寝ていたらすごく不愉快です。






 それでも先生は分かっていながら授業を続行します。ローの先生はみんなそうしてます。おとなですなあ。






 それで、行政法の先生の授業はそんなに酷いのか、というと、個人的には授業の準備とか知識の豊富さのみならず、実際の行政法の運用の現場をよく分かっている人なので、生きた知識を豊富に持っている人だと思います。そういう行政法の授業が出来るひとはそうはいないと思います。その点では大変実力のある先生です。






 ただ、そう、このただ、という接続詞が問題なんです。つまり、先生は重要な事項から重点的に教えようとするのです。けれどもそれがまさしく重要であると分かるためには学生の側に基礎知識が必要です。ローに入るくらいだからそれくらいの基礎知識は持ってるだろう、いや、持っていなければならない、との前提で授業を進めるのです。






ところがほとんどの学生はまともに行政法の勉強をしていません。なぜなら行政法は旧試験科目になかったからです。かえって現役学生で旧試験を受けなかった若者達の方が学部の授業で行政法を取っているのでわたしら旧試験組よりもよく知っています。






 そういうわけで、わたし自身、行政法は悪夢の科目です。全く知識がない状態で先生の高度な授業を受けさせられるのですから。今どこの何について授業しているのか、全体の中の位置づけができないまま途方に暮れつつ授業に出るという、精神的にとても苦しい状態が3ヶ月続きました。その上、教科書に指定された、宇賀先生の本というのがまた、とても分かり難い本で、細かい知識判例が文字通りギッシリ詰め込んであるのです。泣きそうになるくらいの難解本です。






 ところが、この前書いたように、素晴らしくわかりやすい本に巡り逢ったおかげで、この頃はなんか、すーっと風が通るようになってきました。






 やはり、理解のベースになるのは条文でした。条文という骨組みがかちっと出来ているか、つまり、知識を条文で整理出来てるかどうか、が鍵でした。






 その本はまさに条文ごとに解説と判例の分類をしてくれていたのです。












話を先生に戻すと、わたしとしては、というより、ほとんどの学生にとっては、4月の初めの数週間を使って、これからやる箇所の全体のチャートを、法律の構造、条文の配置、解説にあてて欲しかったです。いきなり各論のしかも特定箇所から始めたので、その箇所の重要性以前に、先生が今何をやってるのか、先生の話す内容そのものがさっぱり理解不能でした。





そういう意味では不親切だと思います。










と、ここまでが昨日の書きかけでした。ばててしまってこれ以上書けませんでした。





今日は、夜8時まで民事執行法の二コマ連続授業を終え、きつかった一週間がようやく終わった脱力感に覆われています。





 





昨日と今日は雨も止み、印象派の描く美しい青空が見れました。風もちょっと冷たくて、表現的には変ですが、美味しく感じました。

2008年6月25日水曜日

行政法と民訴










昨晩、夕方6時半から8時まで行政法の補講がありました。予習ばっちしのはずだったのに、ファウルチップがキャッチャーのミットに入ってしまい、ストラックアウト、となりました。え?かえって分かりにくかったですか。

 つまり、予め出された設問の答えを教科書で見つけ出したと確信を持っていたのに、その問題を先生に当てられて自信満々に答えたら、ど真ん中の答えじゃなかったという訳でした。そこも答えの一部だけど、中心部分じゃない、端っこだったということです。

 がっくり。しかもおまけ付き。わたしの前に座っていた優秀な学生が、自分が当たることになりそうな(前の席から当てていってたので)設問だけ予習しても分からなかったらしく、そわそわして後ろを振り向き(つまりわたしに向かって)『この問題の答えを教えてください』と小声で頼み込んできたのです。正直、驚きました。その学生は本当に良く勉強をするし、発言も確かなので、当の問題は彼にとっては軽いもののはずだったからです。まあ、時には弘法もなんとか、ですから、答えが書いてある教科書の該当箇所を教えてあげました。彼は必死で自分まで廻ってくる数分間、その箇所を読み込んでいました。そして予想通り彼にその問題が当たり、彼の回答は正解でした。わたしの教えた箇所がズバリだったというわけです。

 わたしは少々優越感に浸りながら彼の次の自分の番を待っていました。そしてかっこよく答えたつもりが見事にヤッチャッタわけです。あほですわ。
最前の学生は親切にも教科書の該当箇所をわたしに示そうとしてくれましたが時既に遅し。

授業が8時に終わり、女房の実家でカレーをゴチになって我が家に帰り着いた時は9時半。風呂上がりに翌日の民訴の予習を始めたところ、こっくりこっくり。

仕方がないので朝早くローに行って続きをやることに。

で、朝8時40分に民訴の授業が始まると、先生の出す難しい質問に学生達はどんどん答えていきました。

 ちょっと信じられませんでした。だって独立当事者参加という問題はかなり上級の問題なのです。それを軽快に答えて行くじゃあないですか。驚愕といっても言い過ぎではありません。なんでそんなことまで知ってるの、君たち?と聞きたいくらいです。

 授業が終わって、教室を出ようとしたとき、うちのクラスのロー入試成績トップだった女性がかなり青くなってわたしに『みんななんであんなに出来るの?』と話しかけてきました。わたしの感じたのとそっくり同じ感想を彼女が言ったのです。

 そのあとふたりでひそひそとグチをこぼし合ったのでした。

まったく、このクラスの若者達の勉強量はスゴイです。完璧に予習してます。一日のうち80パーセントはローで勉強してるんじゃないでしょうか。睡眠も5時間以内でしょう。

23歳くらいでしょうが、すごいバイタリティです。参りました。


☆ご存じでしょうけど、今一度確認。このブログの売りは、写真の拡大機能です。
写真にカーソルを当てて左クリックすると画面全体に写真が拡大されます。
みなさまには是非とも写真を拡大して観ていただきたいと切に願っております。



 麺好きなので、麺の食べ歩きをしているブログ(たとえば、へのへのもへじ、という名のブログが好きです)を見てたら、ヤフードームや韓国総領事館の近くに、伊勢うどん、という、伊勢神宮前で何百年も続く名物うどんの店が出来たと書いてあったので早速行ってきました。わたし好みでした。太くてふにゃふにゃの麺、汁はほどんどなく、味噌と醤油の中間の出汁が少しだけどんぶりの底に流し入れられていました。八丁味噌のような色ですが、塩辛くはなく、途中から、なんだかみたらし団子を食べてるような感覚になりました。400円。讃岐うどんよりも遙かに美味しいです。

 そのうどん屋には買い物がてらバイクで夕方行ったのですが、帰りに絹雨が降ってきてちょっとだけ濡れました。

 そういえば、街を歩く人達の半分は長袖を着ていました。近頃は肌寒い日が多いです。とーぜん、わたしの大好きな天気です。霧雨でけぶった高原にいるような気になるからです。







2008年6月23日月曜日

二段落




たった今、民事執行法の課題を書き終え、同志社大学のK先生にメールで答案を送りました。また、夕方には刑訴実務のO検事の課題を書き終えました。ふ~っ。



明日はまた朝からローに行って、民法の不法行為の予習、行政法の課題!と、ここで有り難いことに行政法のレジメとパワポをプリントアウトするのを思い出しました。よかったー。



ローは予算がないので、授業用のプリント類は全て学生が自腹で紙を買って自宅またはローのプリンターで印刷します。ところが、ローのプリンターは白黒なので、カラフルなパワーポイント画像を印刷するには自宅しかないんです。ところがところが、これがなんと24枚もあるんです!プリンターのインクの消耗度がひどいです。ぼんぼんお金が出ていきます。


あー眠い。

2008年6月22日日曜日

寒いです


今朝、ローに向かって走っていたら、天神の高層ビルのてっぺんが、垂れ込めた雲に隠れていました。絹糸のような霧雨がしっとりと降っていました。


Tシャツだけでは肌寒い一日でした。午後、箱崎で頑張っているO君宅へ、民訴の質問と、この前彼のパソコンを選んであげたので、その後の様子を見に行きました。


 独立当事者参加という領域はかなり難解です。学説も流動的です。O君はさすがに20年以上も民訴をやっているだけあって、知識がステディで安心できます。


 夕方、社労士の勉強をしている女房を、簿記学校で拾うためにクルマを走らせようとしたとき、同じクラスの学生二人がちょうど買い物に行くというので同じ方向だったので乗せて行きました。で、目的地に着いて彼らがお礼を言ってドアを閉めようとしたとき、ついでという感じで、法情報論と刑訴で宿題が出てましたよ、と。なななに~!?


 ということは、明日からの一週間は、いつもより4コマ授業が多い上にさらに宿題を3つ提出せにゃあならん、ということ?


 こりゃいかん、と家について準備しようとしたところ、なんと必要な教科書類をほとんどローに置いてきてしまっるじゃあありませんか。


 仕方がないので、明日は5時頃ローに出発です。あ~あ、ですわ。

2008年6月21日土曜日

土曜のロー


学年によっては授業があります。今日は上級生がカッターシャツとネクタイの格好で、なんだか模擬裁判をやってたみたいです。私のクラスは授業がないのですが、10人近くは自習室で勉強してました。自主ゼミをやっている人もいるようです。

 今日は断続的に豪雨が襲いました。本格的な梅雨です。箱崎の3号線バイパスには、安いうどん屋があり、肉うどんがたしか360円くらいです。土曜日は大学の食堂、生協は休みなので、土砂降りの中、くるまでその肉うどんを食べに行ってきました。また、近くにドンキホーテもあり、お菓子や雑貨を買いに寄ったのですが、狭い通路をはではできゃぴきゃぴギャルが闊歩していました。近頃の流行か、ショートパンツ姿が目立ちます。でも格好とか化粧がおんなじだし品もないので魅力なし、というか、どっちかというと気持ち悪い感じです。シンプルな服装と髪型と化粧にすればいいのに、と思います。

 その点、ローでもうちのクラスの女子学生は概しておとなしめです。わたしはこっちの方がすきです。とはいえすごく服装のセンスのある女性もいます。その人のファッションセンスにはいつも驚かされます。2年の未修の女子の中にはものスゴイおしゃれなひとが何人もいます。

 今日の朝刊に入ってたヤマダ電機のチラシを見てがっくりきました。夫婦げんかの元だった、テレビとフレッツ光セットで3万円引きセールがなくなってるんです。あーばかばかしい。結局わたしはフレッツ光に入らないままになってしまいそうです。

 来週の民訴は独立当事者参加、難問です。民法は、補講が入って月、火連続授業、中身は不法行為、これも厄介です。刑訴実務も強烈に事前準備の量が多いです。行政法も補講があります。民事執行法の二コマ連続授業が金曜夕方から夜にかけてあり、宿題レポート提出期限が火曜に迫っています。

 というわけで、想像しただけでへたりそうです。


動画は金曜の都市高速での事故現場、なんだか石かブロックのような物が散乱し、なぜか反対車線にも被害がでているような感じです。

理系の校舎にはほとんど人気がありません。雨だけが降っていました。

 

 


2008年6月20日金曜日

都市高速

あやうく授業に遅れるところでした。
朝10時、西区のヤマダ電機に行って、4月に仮契約したOCNフレッツ光と、今ヤマダ電機がやっているサービス(テレビとセットでOCN光を契約するとテレビの代金が3万円引き)のどっちが有利かを聞くためでした。と言うのも、夕方、仮契約したNTT社員から電話がかかってくることになっていたので、それまでに情報を入手しておく必要があったからです。
結論から言うと、ヤマダ電機の方がかなり有利でした。むしろ、4月に仮契約したときの説明には相当落とし穴があって、だましに近い記述があったのでした。そのことを夕方問いただすと向こうは反論できない状態でした。それって詐欺じゃない?とまで言おうかとも思いましたが、こらえました。こういうネット関係の説明ってさっぱり分からないので不利だったり不必要なサービスを高価に契約させられる恐れが大きいです。
 そういうわけで、4月の仮契約はキャンセルしました。相手は取り立てて引き留めようとはしませんでした。ちょっと拍子抜け気味。
ということで、近いうちにヤマダ電機で薄型テレビを買うことになりそうです。もちろんわたしが買って観るのではありません。女房の実家に置くのです。わたしは光ネットだけを使ってパソコン用に使います。
 ヤマダ電機で話を聞き終わったのが11時。それからコーヒーの特売日だったので小戸でまとめ買いをし、クルマで箱崎のローに向かおうとしたところ、時間的余裕が無くなってきたので少しでも早く着くために愛宕から都市高速に乗りました。ところが料金所で600円払って高速に入ろうとしたら、目の前がクルマでぎっしり!大渋滞になってました。ひゃ~。まずいぞこりゃ。
 シーホークの近くで大事故が発生してたのが原因でした。
脂汗を掻きながらローに着いたのが12じ過ぎ。1時からの憲法の授業に何とか間に合いました。あさ7時に起きてから何にも食べていなかったのですが、今日の授業ではなんだか当たりそうな胸騒ぎがしてたので、ポットに入れて持ってきたコーヒーと黒糖を染み込ませた黒棒、濡れせんべい3個(ローの自分の机に常備しているおやつ)でがまん。
そのあと教室で予習のおさらいをざーっとみてました。と、隣に同じクラスの学生が座ったので、今日はなんか当たりそうな気がするなあ、なんて話をしてたら、彼が、今日は真ん中から当てるんじゃないですかねえ、と言うのでした。
真ん中、とは、こういうことです。
憲法の授業は、2年未修25,1年既修25の混成、この順番で先生が持っている出席簿は書かれています。そして、ある週は上から一人おきに、1番、3番、5番、、、と当てていき、次の週は出席簿の一番最後から(50人いたとすると)、50番、48番、46番、、、と当てていくのです。
 ところが毎週当たるのは多くて10人くらい。ですから、既修の最初の方にいるわたしは、出席簿のちょうど真ん中に位置しているので、前からでも12か13番目、後ろからでもやはり12か13番目になり、結局毎週当たらずに済む、ということになるわけです。
 でも、そろそろ先生も気づくんじゃあなかろうか、と思ってた矢先、今日の授業の最初に、先生が、『きのう出席簿をじーっとみてたら、どうも真ん中の人が当たってないみたいだねえ、じゃあ今日は真ん中から当ててみよう』と。
わたしと隣の学生は思わず同時に顔を見合わせてしまいました。やっぱし!
 結局、立て看板と美観維持の関係について、判例の見解を聞かれました。質問内容はかなり簡単でした。なるべく先生と対話する形で答えようと、先生の顔を見ながら答えました。
 学生の多くは、当てられて答えるとき、声が小さいです。しかも下を向いて教科書やノートを見ながら答えるので、余計聞き取りにくいです。
 ですから、先生はかなり神経質に『もっと大声で。相手に伝わるように話して』と言うのが口癖になってます。
 わたしも同感です。相手のことを考えるという自覚を持っているなら、相手に聞こえるように話そう、と思うはずです。そういう意味ではローの学生の中には、自分の殻に閉じこもっているような人がいます。というかコミュニュケーションする訓練を充分受けていない感じです。もちろん、小声ではありますが、言ってることの中身はちゃんと勉強のあとがわかる、しっかりした内容です。シャイなだけなのかなあ。もったいない。
一度、社会に出て接客訓練を受けてからローに入ったほうが良いかと思います。
 わたし?今では自分がおっさんであることを時々忘れてます。けれども、トイレに行って鏡を見たときは、げ~っとします。

 

2008年6月19日木曜日

ノートパソコン

壊れてしまいました。うっそ~!!なんでやねん。
CD・DVDドライブが全く反応しないんです。フジツーに電話すると、ハードディスクが故障している恐れ有り、外付けハードディスクを買ってきてバックアップした上、修理に出せ、とのこと。料金はタダですが、本当に困り果てました。そんなことをやってる場合じゃないのです。溜まった宿題、行政法民事執行法のマスター、期末試験の準備など、恐ろしくて仕方ない時期なんです。
 しかも、毎週月曜はノートパソコンを使った授業があるんですよ。そんなわけで修理に出す余裕はないんです。
 今のところネット、ワードは大丈夫みたいなんで8月2日までこの状態でおそるおそる使っていくしかないのかなあ。ほんと、パソコンとは相性が悪いです。初めて買ったIBMのパソコンも、初めから故障状態でしたから。
 試練が続きます。でも何とかして乗り越えねば。
あ~あ、疲れました。でも明日の憲法の準備が山ほど残っています。
 唯一の救いは行政法で、この前買った本が大変に使いやすく、わかりやすく、おかげで頭がすっきり整理できました。それと、先日未修の女子学生にお願いしていた共同作戦がうまくいって、行政法の授業がすごく楽になりました。
 あとは民事執行法です。土日でマスターするど、ってか。

2008年6月18日水曜日

もわ~っと熱風

蒸し暑いです。夏みたいです。もわもわしてます。
月火の不調からやや回復基調にあります。ですが、二日間の不調の影響がきょうの民訴に出ました。自分では予習完璧と思いこんでいたのに、全くずさんなものでした。おかげで授業の途中でなんか引っかかりが出てきて思考停止状態に。
おまけに当てられてイマイチの答えしかできず、がっくし。
 ただ、先週わたしに質問してくれた女子学生とコンタクトができて行政法の情報をもらえることになり、大変有り難いことになりました。
 民訴の授業は朝8時40分から10時10分までの90分間、授業は謎解きの要素があって面白いです。言い換えるととても難解で深いので、予習の時点では本当の意味が半分くらいしか理解できません。
 こんなもの凄い難しいことに良くみんなついてくるなあ、と感心します。

ちなみに今日は補助参加と訴訟告知、判例の読みが浅かったのが敗因、夜、ローで判例と伊藤眞を読んでやっと何とか分かりましたが、まだ完璧ではないので明日先生に質問しに行くつもりであります。先生は気持ちの若々しい人で、学生の名前を全員覚えています、というか、憶える努力をいとわない人で、自分は学生が好きだ、というオーラが出ていて好感を持てます。その先生は学生を当てるとき、他の人には~君、と言うのに、わたしに当てるときは~さん、と言うので、若干困ってます。向こうも困ってるんでしょうけどね。ナゾの中年新入生が教室の一番前に座ってるんですから。

で、民訴の授業はわたしたち既修1年が25人、未修2年が25人、の混成部隊で受けているのですが、未修の人達は去年同じ先生から、旧試験では余りやらない複雑訴訟をしっかり教えられているので、今日に限っては既修の方がやや劣勢に立たされました。

 水曜日の授業はこれだけ。あとはローの自習室で勉強。まとめて勉強できる日です。
でも今日は、夕方から友人のO君がパソコンを買うのについて行ってやりました。10万円のデスクトップが、5万円分のポイントとインターネット申し込みセットで3万円引き、しめて8万円引きで買えました。わたしが欲しいくらいの低価格、高機能でした。

 それで驚いたのは、OSはウィンドウズビスタホームプレミアムと、豪華、なのにワード、エクセルがついてないのです。それで、店員に何でないの?それらを買ったらいくら?と聞くと、買ったら2万数千円する、けれどもこのパソコンにはほとんどそっくりのソフトが入っているから要らないのだと。で、パソコンを操作すると、ほんとうにそっくりのソフトが。ワード、エクセル、パワーポイント、みんな本物そっくりです。ははーっ、大陸からのヤツだな、とピンときました。でも性能はほとんど同じなので、不自由ありません。ま、いいか。
 ローに帰ってきて、刑訴実務で出た二つの課題を8時までかかってやっつけました。
新しい蛍光スタンドが明るいのですごく集中できます。やはりローの照明が暗かったのが目の疲れの原因の一つだったようです。
 とはいうものの、今日、左目の奥がキリキリと痛み始めました。なんか怖いです。毎日シャワーマッサージしてるのに。
 明日は重い重い行政法。ほんとに苦しいです。あと民事執行法が、、、、、、。
またブルーになってきました。

2008年6月15日日曜日

いらいらと怒り

ブルーでした、今日は。夫婦ケンカはするは、勉強ははかどらないは、ヤマダ電機では店員の応対に腹を立てるは、あしたからまた授業が始まるし、宿題は全然やってないは、で,
もういらいらの頂点に達しました。とどめはガソリンスタンドで満タンにしたら6000円もかかってしまい、すっからかんになってしまい、泣きっ面に蜂です。

 でも時間は待ってくれませんから、気分を立て直して民訴と行政法、それに会社法と民事執行法をやらねば。
最近つくづく思うこと、それは、何度も繰り返すことが一番大事なのだということです。
一回やっただけでは身につかない、自分はそんな秀才ではない、ということがよーく分かりました。
ただし、ただ単に同じことを繰り返すだけなのは無駄だと言うことも分かってきました。たとえば、対立構造をとっている文章なのか、重要なものから順に下降していく枝分かれ構造なのか、キーワードは何か、などに注意しながら速く読むことなんかです。
 今から考えると、適性試験というのは脳力アップと読解力アップのために大変役に立つ試験なのだなあ、と感心しました。
気持ちを切り替えて、生産的な思考で明日からのきつーい1週間を楽しむことにします。チャンチャン!

 

2008年6月14日土曜日

目の痛み

大分取れてきました。風呂に入ったとき、シャワーを目やその周辺に当てて、冷水と温水のシャワーを交互に水圧マッサージをやってるからでしょうか。
じつはローの蛍光灯の光はちょっと明るさが足りません。ノートパソコンの画面が眩しく感じるくらいです。
 なので、コジマ電気で蛍光スタンドを買ってきました。
今日はローに行かず、民訴の補助参加(今週のテーマで、相当難問)、買ったばかりの行政法の本(これは良い本です、櫻井敬子、橋本博之共著)の読破をしました、と言いたかったのですが、雑用でつぶれてしまいました。明日は地獄です。
 今日はまた、半年ぶりにS先輩から電話が。今年も旧試験を受けてたと友人のO君から聞いてはいたのですが、半年前からぷっつりと音信が途絶えていたので、きっとヤバイ筋から追われているのだろう、と勝手に推測していました。
 話によれば、お母上がご病気で、入院先の久留米まで毎日(日によっては1日に2回も)看病に通っていたそうです。しかも、バイクで。残念なことにお母上様は今年春先ご逝去されたそうです。ご冥福をお祈りいたします。
 そのため、そのS先輩は今年、択一勉強を全くしなかったのにもかかわらず、48点で合格したそうです(合格点は46点)。キョーレツに頭だけは良いひとです(含みを持った表現!)。しかも1時間余ったそうですよ。
 じゃあそんなに頭が良いひとがなんで論文に受からないのか?たぶん論文の勉強が面白くないからでしょう。ゲームの要素が少ないんです、論文には。
 まあ、久しぶりに先輩と話せてよかったです。
しかしそのS先輩はかなり口が悪くて、彼が言うにはわたしがこの年でローに受かったのはわたしをローの実験のモルモットにするつもりだからなんだそうです。年寄りがどんだけやれるかをローは見ている、そして最終的には、やっぱり年寄りはだめだ、と結論づけて、若い奴しか入れないようにするのだ、と。わたしみたいな年寄りは、東京あたりのローでは門前払いなのだ、とも。う~~ん、どうだかなー。
 まあ、S先輩というひとは昔っからそういう人なので、またか、としか思ってませんけど。むしろ、元気で何より、と嬉しかったくらいです。

2008年6月12日木曜日

休講

信じられない僥倖。行政法が休講に。クラス中が沸き立ちました。
そのため、授業は午前の刑法で終わり。すかさずわたしは一旦我が家に戻り、バイクに乗り換えて天神の本屋に。行政法のわかりやすい本を探索しに。というのも、今朝7時にローに着いて図書室で本を物色していたところ、わかりやすく書いていそうな学者を見つけたからです。
また、会社法の条文をわかりやすく整理解説してくれてる本も探しに。
結局、会社法は良いのが無く、行政法はそれなりに良さそうなのを見つけました。あと、行政法の択一問題集も。
7月末の期末試験までになんとしても行政法の苦手意識を克服せねば。行政法って、おそろしく分かり難くてばらばらで、混乱してて、憶える量が半端じゃないんです。
 で、本を買って再びローに舞い戻り、明日の憲法の予習開始、と思う間もなく睡魔が襲ってきました。目を覚ますと、ちょうど昨日の民訴でわたしの後ろに座ってて授業後わたしに質問してきた2年生の女子学生が小さな紙切れを手にやってきました。昨日質問に答えたとき、わたしが逆にその人に、授業の最後がよく分からなかったですねー、先生が質問に応じてくれる時間帯(オフィスアワーと言います)ってどこで何時からですかねー?とその女子に聞き返したのでした。
その子はわたしのその問いに答えてくれるために、先生がローにいて質問に答えてくれる時間帯を紙に書いて持ってきてくれたのでした。そしてその紙の右上に小さく、教えてくれてありがとうございました、と書き添えてました。うれしいじゃありませんか!おじちゃんはこんなことに感激するんです。
 せっかく教えてくれた以上、先生に質問するのが恩返しだー、と、気合いを入れて早速先生のいる部屋に突撃しました。いやー、良かったです、質問して。おかげで思いがげない収穫がありました。親切が回り回って自分に来た、ということですね。しかも2年生に知り合いまでできて。
 ちなみに、その人の名前、まだ聞いておりまっしぇん。なにやっとんじゃわしゃ。

2008年6月11日水曜日

梅雨入り


雨の季節がやってきた。雨音ってほんとうにいいですねえ。
今日は法務省から役人が視察に来ていたみたいで、先生方は緊張の面持ちで応対していました。
法務省の役人達はなんかイヤな感じでした。
そうか!それで一限目の民訴の先生が、普段はおっとりしているのに今日だけはしゃっきり、その上ギスギスまでしてたのか。これくらいはちゃんと予習しておくのが当然だろ、と、クラスで一番やる気のある学生が先生から当てられてすぱっと答えが出なかったのにいらついて文句をいってました。わたしはおやっ?といぶかしい気がしました。というのはその学生はそれなりにきちんと答えを言ってたのです。しかも問いは、争点効という、判例のとらない見解で、学者の中でもその見解を採用しているのは半分くらい、旧司法試験では摂らない方が良いとさえいわれてたものです。
その学生はいわれなき叱責をうけてきっとむっとしたにちがいありません。
 それから、行政法の小テストの平均点が先生のホームページに掲載されていました。コメントとして、例年通り、今年も2年生の未修の平均点が1年生の既修の平均点を超えた、未修者の勉強が既修を追い越したとでも言いたそうな表現でした。 
 冗談じゃない、と言いたいです。完全に間違ってますよ、先生。我々の平均点が低かったのは先生の授業から小テスト問題が出題されていないからです。小テスト問題はわれわれの習っていない所から出題されてます。それは未修者が1年の時、つまり去年、ローで習っていたところです。比較をするなら今年の4月からの授業でやったところから出題してよ。
いかにも既修は入学してからサボってる、かのような口ぶりに腹が立ちました。授業の準備、予習だけでも猛烈に大変なのに、教えてないところから問題を出して、点数が悪いと言う、一体何なんですか。
と言う具合に、今、行政法は頭痛のタネです。
 最近思うこと、それは挨拶の効能です。おはよう、とこちらから言っても挨拶を返さない学生がいます。その反対に、挨拶を返してくれる学生も居ます。たったこれだけでその人の性格が大体分かりますねえ。
 わたしはできるだけクラスの学生には会釈ででも黙礼だけでもします。でもたったそれだけで、心ある人はうち解けてきてくれます。しかし全く無視するのもいます。年齢差はありません。若い人でもきちんと挨拶をするひとはします。
 シャイな学生が3割ほどいます。本当にだれともしゃべらない人も居ます。わたしはそういう人にはより意識的に挨拶をしようと思ってます。
 ただ、女の子に挨拶するのはめちゃくちゃ怖いです。アーア、なさけねー。


2008年6月10日火曜日

がりっ

するめを噛んでいたら前歯が折れました。なさけねー。
正確に言うと差し歯の前の部分が金属からはがれ落ちたのです。
で、今日はなるべくしゃべらないたべない日に。夕方歯医者に行って張り直してもらいました。
今日の授業は刑訴と民法、どちらも睡魔に襲われ、苦しかったです。日曜の夜、翌日締め切りの会社法の課題をもだえながら書き終えたのが夜中の3時。その後3時間睡眠でローへ行ったのが今日になって響きました。
会社法では急に先生が当て始め、しかも出席番号順に。で、わたしに廻ってきた問題で先生がちょっとミスッたので、わたしも同じ泥船に乗る羽目に。あまりにも先生が断定的に押し込むので、うう~ん、と微妙に違うんじゃ無かろうかと思いつつも先生の向かう方向へみちゆきをしました。
その直後の問題で先生はミスに気付き、訂正をしました。わたしは登ったはしごをはずされて、行き場を失いました。
 今日の刑訴は、裁判官の先生が公判前整理手続を講義。強烈に眠かったのですが、わたしばかりでなくかなりの学生が沈没しかけていました。この前の法廷傍聴の話を少しだけで良いからしてくれたら良かったのに、と思いました。しかし、厳正公正を地でいくこの先生は、傍聴があくまでも任意であることから、全員が受ける授業の場で話すことではない、との規範意識をもっておられるようで、一切話しませんでした。それはそれで立派なことだと思いました。ただ、今日の授業は本当にフラットで、起伏がなかったのです。
 夕方歯医者から出て、今にも雨が落ちてきそうな状況下、天神まで本を探しにバイクをぶっ飛ばしました。会社法のコンメンタール、民事執行法の書記官本を探しに。残念ながらありませんでした。
 明日の民訴の予習は、先週、間違ってやってしまったところなので、かなり楽です。
でもそういうときこそ落とし穴があるのだと、小心者のわたしは知っています。
明日朝もっと早くローに行ってもう一度予習するつもりです。それで思い出したのですが、我がクラスではほとんど一日中自修室にいる奴が3人います。彼らは夜中中自修室にいるのです。自宅で寝る時間は3時間くらいだそうです。しかも夜とは限らず、空いたときに帰って寝るのだそうです。そしてあさ6時くらいになると、その3人以外でだれがその日一番先にローにくるか、を当てるゲームをしているのだそうです。
その候補者の一人にわたしは入っているかと問うと、どうもわたしは5番手くらいだそうです。なんでも一番乗り(一日中いる3人組以外で)は大宰府から通ってくる男子学生だそうです。その人に朝何時に家を出るのかとわたしが聞くと、6時に出るのだそうです!オーマイガーッ!
ついで、女の子が二人、那珂川町から通ってくる男子学生、そしてその後がわたしなんだそうです。
けれども、みんな充実しているみたいで、辛そうな顔には見えません。わたしも慣れました。それに朝早く着くと気持ちが良いです。
だらくさな生活を30年以上送ってきた(もっと?)ことからすると信じられない改心ぶりで、本当はわたしはまじめ人間だったのではなかろうか、こういう生活の方が向いていたのではないかと言う恐ろしい疑念が生じ始めています。 
 けれども、うれしいことに!遊び心がむくむくと起きだしはじめています。久住に行きたい、行って筋湯の打たせ湯に入りたい、という願望がもくもくと入道雲のようにわきあがりつつあります。うん、オレらしくてとても良い、と妙な安心感に浸れました。

2008年6月7日土曜日

法廷

傍聴してきました。覚醒剤事犯でした。自白しているので即日結審でした。面白かったです。ローの先生が手配してくれたのでいろいろと特別の取り計らいをしてもらいました。
 裁判官室にもおじゃましました。修習生が5人ほどいました。福岡は新試験合格者のための修習地で、旧試験合格者は過疎地にしか修習できません。ちょっとしたイジメ?
終わってから裁判官のみなさんに質問会。思い切ってどしどし質問しました。 フランクに答えていただきました。
本当はお伝えしたいコトがヤマほどあるのですが、、、、、
 夕刻からの懇親会も面白かったです。これもまた、、、、、
刑事裁判って、本当に条文通りに進行させるのですねえ、民事と違い、カタいです。
とにもかくにも良い経験でした。
 最近の我がクラスは大分落ち着いてきて、みんなマイペースでやるようになってきました。ほとんど一日中自習室にいる若者もいれば、さっさと帰る人も居ます。授業の予習も、相変わらずしっかりやってる人と、適当にこなすのも。土曜日曜に来る人の数は大分減りましたが、来るメンバーは大体固定されてきました。来ているのは九大の近くに住んでいる学生中心です。
 旧試験の択一合格発表で、うわさでは我がクラスから二人くらい受かっていたそうです。これからが猛烈に大変です。両立させることは至難の業なのです。受かってた一人に、論文までどーすんの?と聞くと、「睡眠時間を削るしかないですねー」との返事。そうでしょうねえ。
 わたしの方は、行政法、民事執行法をマスターする時間が少しずつできてきました。
7月末に前期試験がありますが、それまでにマスターしなければならず、かなりキビシイです。
最近特に目の痛みが激しくなってきました。二本のめがねを使い分けているのですが、どっちも合わなくなってきました。特に左目の奥が痛くて仕方ありません。何とかしなければ。

2008年6月4日水曜日

留学生




世界中から来ています。いつかおしゃべりしたいです。きっとおもしろいことをたくさん聞けそうです。


これから授業があります。

2008年6月3日火曜日

朝7時半

いま、試しにローのノートパソコンから打ち出しています。
自宅のデスクトップ以外でも書けるのですねえ、初めて知りました。
4月と違い、学生は少ないです。長袖シャツを着ていますが、それでも肌寒いくらいです。さっき歩いていた学生はマフラーを巻いていました。
 この新しいノートパソコンは性能が良いため、さくさく動きます。
これからはローでもブログが書けるとわかったので、とても楽ちんになりました。

2008年6月2日月曜日

法情報論

鹿児島大学のローの教室とインターネットで中継を結び、疑似法律相談という授業でした。向こうにお客さんが二人、その二人は契約でもめている当事者、こちらは5人組の班を11班つくり、各班がそれぞれ固有の法律事務所だ、と言う想定。で、向こうから指名された班が、ネットを通じて相談を受ける、と言う仕組み。むかし、黒澤明の羅生門という映画がありました、それを思い出しました。当事者はおのおの自分に都合の良いことを主張し合うのです。もちろん、別々の場所で違う法律事務所に依頼しに来た、という想定ですから、当事者は、現実には鹿児島ローの教室に並んで座ってこちらに話しかけていますが、想定上は別別にいます。
おどろいたのは、会話が全く同時中継なのです。タイムラグがありません。テレビ会議そのまんま。同じ教室にいるのと全く変わりません。
で、私たちの班が最初に指名され、代表者が鹿児島にいる依頼人と話す、授業のねらいはいかにして依頼人と接するか、問題点を発掘するか、でした。
わたしも何かしゃべろうかなあ、とおもっていたのですが、たまたま朝の星占いで、口は災いの元、あまりしゃべるな、といってたので、こりゃマズイ、だまっとこ、ということで、小さくしてました。
3つの班が交代でしゃべり、6人ほどがしゃべりました。みんななかなかでした。
わたしだったらもうちょっとおもしろおかしく話せるけどなあ、と思いながら聞いてました。でも、そういう発想がマズイのですよね、きっと。自分の話術をひけらかそうとしたがっている自分がそこにいました。ですから、星占いを聞いてて良かったです。謙虚になれ、という天の戒めだったのです。感謝。
 雨模様で、少し肌寒いです。わたしは好きですけど。この前宮崎の友人から送ってもらったCD,すごく気に入ってます。全編雨の音だけ、なんです。ざーざーと雨が降ってきて地面や葉っぱに降りかかる音、そして地面を流れる音(に聞こえる)。木立の中のロッジ、ガラス窓の外は雨だけが降りしきる、新緑の葉っぱが雨粒でかすかに揺れている、外は少し肌寒い、ロッジの中で自分はゆったりした椅子にくつろいで、窓の外を眺めている。ただ雨音だけが聞こえてくる。そんなイメージが浮かんできます。素敵です。
 そういえば、本当に似た景色を体感しました。それは去年の秋、女房と久住にドライブしたとき、瀬の本高原にある、しゃれたフレンチの店に行ったときでした。しとしとと霧雨が降って、霧が幻想的な風景に仕立てていて、かすかに木々が見えかくれする、そんな素晴らしい霧雨でした。
 そのCD,ローの自分の机で時々ヘッドホンで聴いてます。ほんとに気持ちいいです。