2009年5月18日月曜日

新型インフルエンザ







パンデミックが始まったみたいです。ローの学生で先週金曜に実家の大阪に帰り、今日昼戻ってきたヤツがいます。彼はマスクをしてやってきました。




ちょっと恐かったです。神戸や大阪で感染が拡大しているようなので。




でも、この新型インフルエンザの毒性ってどれくらい強いのでしょうか。なんかマスコミははっきり言ってくれません。ですんで、恐怖心だけが一人歩きしているのではないかとも疑ってしまいます。




はたしてエボラ出血熱とかコレラみたいなおっそろしい病気なんでしょうか。そこんところが今ひとつ分からないのです。




 話変わって、きょうの夕方からの紛争調停の技法という授業で、レビン先生が言ってました。去年卒業し、司法試験に受かった修習生からメールが来た、その内容は、今やっている修習でレビン先生の授業で学んだ調停技法の知識経験がとても役に立っている、と。



その通りだと思いました。メシの種なんです、この授業は。だのに若いロー生にはそれがわかっていません。おそらく、調停の本質が人間心理の観察、洞察にあることに気が付かない、というか、彼らの多くが小さい頃からそういう人間観察経験をしてきていないことに理由があるのだと思います。



なんて、不遜なことを吐いていますが、そういうわたしだって塾講師やバイトでいじめられしごかれたからやっとのことで分かりかけてきたにすぎないんですが。今でも塾でこき使われていた時のことが夢に出てきます。



 あ、それと、若い人たちは本を読みません。小説もドキュメンタリーも。好奇心や興味の幅が狭いです。



 そういう人たちには、山岡壮八の徳川家康を是非読んでもらいたいです。



今週は楽だなあ、なんて油断していたら、なんと倒産法の提出レポートが3題もあることに気づき、いっぺんで地獄に戻ってしまいました。それから、民事法の中間テストが民民訴商の択一試験なんだそうで、これまた新試験の択一問題を解いて練習しておかなければ。



しかも要件事実の自主提出の課題も。自分では出したくないのですが、先生が『なんでAさんのレポートがわたしの手元にないのかなあ』なんて意地悪な言い方をされるので、レポートを出さざるを得なくなり、またまた手間の掛かる事が増え、うんざりです。