2008年10月29日水曜日

要件事実2


今日の授業はさっぱり分かりませんでした。クラスの半分はわたしと同じくフリーズしてたようです。

そもそも道具もその使い方もよく分かりません。訴訟を合理的に促進するために要件事実って存在するはずで、そうであるなら何らかの大きな原理が働いているはずなのに、それがわからないのです。

民法と民訴の理解があれば要件事実なんて簡単やん、と高をくくっていたのですが、どうも様子が違います。

こうなったら真剣に専門書を読み尽くさねば自信の無いまま試験まで行ってしまいます。ちょっとヤバイです。

 今日が締め切りの課題2科目、昨晩中に書き終えたのですが、そのストレスのせいで昨夜はまたじんま疹が出て体中が猛烈に痒かったです。ところが今朝起きるとどこもじぇんじぇん痒くないんです。ストレスでじんま疹が出るような習慣がつきそうで怖いです。

 今やってるのは明日の民法に備え、譲渡担保の所です。平野の本が分かりやすいです。平成18年まで判例が載ってます。

 譲渡担保って、かなり錯綜していて、きちんと整理しておかないと迷路もいいとこです。それもこれも条文がないのと譲渡担保が担保なのか所有権移転なのかヌエのようにどっちつかずだからです。

 ローでは風邪を引いている人が結構います。わたしも一昨日は危なかったです。みなさんもお気をつけて。

この30年間ほとんど風邪薬を飲んでいません。風邪で病院に行ったことは一度もありません。いつも食べ物とビタミン剤と睡眠とうがいで直しております。

みなさんに是非ともおすすめしたいのがバナナと半熟卵です。このタッグは最強です。どちらも免疫作用が強くて体内のウィルスを撃退してくれます。
追:行き帰りのクルマの中でシャンソンを聴いてます。秋によく合います。

やっつけ仕事




たった今まで、民事裁判実務とリーガルライティングの課題をばばばっと書いていました。


あわせて3時間。どちらも訴状とか答弁書を書くことがその内容です。


旧試験時代は、裁判官の立場に立って、事実がすでに確定されてそれが客観的に存在するという前提で、その場合の法律論を書かされていました。


これに対し新試験では、というかローでは、むしろそのような前提を整理してまとめ上げることに重点が置かれます。ただ、要件事実という手法は、法律の中身と書き方の両方が分かっていないと書けません。凄く厄介な科目です。




今日は日中がとても暑くて教室内の室温が高く、ぼーっとなりました。刑訴は終わり頃に自分の番がやって来そうで、かなり神経をとがらせました。よりにもよって別件逮捕の問題。捜査法のなかでもっとも分かり難いところです。


昨夜ブログに書いたような考えを持っておりますので、先生に聞かれたら思いっきりぶっ飛ばそうか、とも思ったのですが、授業の大半はいっぱいある判例のまとめばっかしでした。


それがまあ、判旨の長いこと!それを上手にまとめて発言するというのは緊張も相まってすごく混乱します。


結局、授業終了前6分あたりで当たり、答えやすい箇所だったので、一安心。




判例の整理はもの凄く役に立ちました。学者の本では一刀両断に書いていますが、判例はあれもこれも式か、あーでもないこーでもない式か、何言ってんのかさっぱりわからない式の判旨が多いです。


そう言う中で、最大公約数みたいなモノが見えてくるのではないか、というのが先生の授業態度なのでしょう。


それはそれで良い授業です。だけど、クラスの学生で最後までついて行けるのは多くはなさそうです。混乱しますから。




今朝のラジオで、変なことを言うキャスターがいました。衆参のねじれのせいで政治が混乱して困る、って。全くなんてことを!だってどちらもわれら国民が選んだ代表でしょ?困ることをしたのは自分たちなのに、まるで他人がしでかしたかのように言うのです。




今度、ゼミに女子学生が参加することに。先週わたしが勧誘したら受けてくれたのです。それを今日のゼミで報告すると、他のゼミ生のまあ喜ぶこと!地味なメンバーばかりでやってるので、よっぽどうれしかったみたいです。こっちがびっくりしました。これでみんなさらに猛烈に予習してくるでしょうね。普段ですら彼らの勉強のすさまじさにはタジタジになるのに。