2010年2月28日日曜日

いよいよ3月
















震えが来ています。緊張、焦り、自信喪失、、、。イライラも絶頂に。明日からもう3月かと思うとこれらが一気に爆発してしまいました。






一方、去年の本試験で民事系科目の全国1位だった合格者の講座を聴いて、逆にいろいろと安心した点も。










ジェットコースターのような精神状態です。






結論。昔の旧司法試験での論文成績で上位2000番というのはC評価でしたから、そう言う感覚で行くならそんなにメチャクチャ難しい試験でもないのだ、と思うことにしました。自分に都合の良い発想をした方が勝ちだ、と。






その合格者はこう言っていました。書きたいことを書くのではなく、書くべき事を書け、と。仰るとおり。それがわたしの弱点だったんです(あえて過去形で)。






 もう一ついらついたのは、今週末までに自習室の私物をすべて撤去しなければならなくなったことです。自習室のカーペットを張り替えるというのです。






なにも今年やらなくてもいいんじゃないの?やるなら夏休みにやってくれ、です。






しかも張り替えに1週間かかるので、もう一度自習室に戻れるのは3月下旬なんです。でもその10日後の4月には卒業するのでまた引っ越ししないと。ただ、卒業後も自習室が使えるかどうかは抽選で決まるので、外れたら自分の机が無い、という怖ろしいことになります。










でも、こうなったらとことん自己中的発想で行きます。別に自習室でなくともどこでも良い、と。





悩むくらいなら勉強せいっ!です。かえって気分転換になるじゃんか、って。










☆もう!桜が咲いてますっ!菜の花も!今年の桜はとりわけ滲みます。

2010年2月24日水曜日

クレージーホット







暑すぎます。ほんとに熱いです。室内最高気温28,6度 !たまらんです。




今が2月だって、信じられないっす。




おかげで焦りが吹っ飛びました。今日の気候は4月末並だったんで、まだまだ時間があるぞ!って気になりました。



倒産法もどうやらトンネルの出口が見えてきはじめたような気がします。



行政法ともども、少しは血となり肉となってきた感じです。



あとはトレーニングで鍛え上げなければ。






☆昼ご飯の後散歩がてらにドンキまで。文系校舎がなにやら騒々しくて、いったい何だろ、と覗いてみたら、大学入試の下見に高校生たちがやって来ていました。



同じ境遇なのでこちらも緊張が高まってしまいました。



2010年2月22日月曜日

若干復調気味

この3日間、イヤな感じがしていました。微熱がありそうで無さそうで、という感じで、夕方になると体が火照ってきて、特に手のひらがあっちっちになっていました。頭の回転も鈍くなってしまいました。


そのため、倒産法の勉強が全然進まず、焦りがきつかったです。


 これ以上のダメージを抑えようと、イソジン作戦を徹底しました。また、イチゴ攻撃でビタミン補給、さらには友人Iさんからいただいたユンケルも毎日飲み続け、なんとか踏ん張れそうです。そうそう、QPゴールドも。



一日一日がこんなに貴重なものだとなんで1年前に気づかなかったのか、なんて悔やんだりしています。

とにかく、一日中試験のことしか頭にない状態なもので、ネタがありましぇん!

ブログ更新も滞りがちになってしまい、申し訳ありません。



 

2010年2月18日木曜日

てなもんや三度笠


250万光年離れた、アンドロメダ星雲の写真です。NASAが撮ったものです。



250万年前の光を見ているわけです。きれいですねえ。吸い込まれそうです。
一番上の写真は拡大できます。圧倒されます。スタートレックの世界が。







疲れた頭を冷ませてくれるというより、魂まで飛んでいってしまいそうになります。



いま、午後8時。ローは人気が少ないです。受験生の姿もあまり見かけません。みんな自宅や図書館で勉強しているのでしょうか。



机周りには切ったリンゴやら洗ったイチゴやらが。



夜までの間、まともな食事は愛妻弁当だけで、それ以外は果物や牛乳、お菓子をモグモグやっています。



今のマイブームはイチゴです。1パック250円でとても甘いイチゴが買えます。



空腹時が一番頭の働きが良くなるとかいう話を聞きました。それでチビチビ果物牛乳なんかをつまむことで我慢しようというわけです。



ところが実際は水腹になってしまい、却っておなかが張りっぱなしです。





☆藤田まことさんが。最近訃報ばっかりです。


 小学生の頃は、日曜夕方6時から7時まではゴールデンアワーでした。


 てなもんやが終わると今度は牛乳石けん提供、シャボン玉ホリデーが。

 家族そろって食い入るように見ました。

 記憶が薄れているのですが、我が家にテレビが来たのは小学2年の時では  

 なかったかと。

 鉄腕アトムやらルーシーショウやら、ベンケーシーもローハイドも逃亡者も、 

 七人の刑事も、ただいま11人も、夢で会いましょうも、、、

 藤田まことさんで今でも強烈に残っているのは、歌がとても上手い、というこ

 とでした。喜劇役者であれだけ上手い人はいないと思います。

 嗚呼、また一人。76歳はちょっと早すぎます。

 この世とおさらばしたら、アンドロメダ星雲まで魂が飛翔していけないかなあ、なんて。
広大な宇宙を見て回りたいものです。

 

2010年2月16日火曜日

こんどはディックフランシスまで







ついこの前、ロバートBパーカーが亡くなって寂しいと書いたばかりなのに、今度はフランシスまで。



哀しいです。
記事は西日本新聞より。



本当の侠(おとこ)とはこういうヤツを言うのだ、と教えてくれました。世の中の女性に読んでもらいたい本です。男を見る目が鍛えられます。



マイフェイバリットブックがまた一つ過去に。本当に本当に残念です。



でも、赤毛のアンシリーズのように小説の中の世界はいつまでも生き続けています。フランシスさん、ありがとう。






☆クラスの男から、今年は受け控えしようかな~、という相談を受けました。間に合わないから、ということらしいです。



人それぞれ、良いかもしれません。



わたしはどうか、というと、行政法はなんか行けそうな気がする~、みたいな感じですが、倒産法がまだまだです。



☆民事裁判実務の期末試験の解説を読みました。そして自分の書いた下書きを見直してみました。そしたら何と!80点満点中、70点くらい取れていたみたいです。これは大いに励みになりました。伊藤裁判官からインスパイアされたお陰です。それと和田先生の『民事訴訟法から考える要件事実』という本のお陰です。やっと要件事実が分かった、という思いです。



こんな感じで倒産法も攻め込みたいものです。あとは時間との闘い。

2010年2月13日土曜日

現場検証







昨日切符を切られそうになった場所です。
一枚目の写真の、小川乳業の前にある一旦停止線で止まり、左右を見ました。
すると、右手の方に川が見えました。そこに警官が何人か立っていました。
ちょうど三枚目の写真のスクーターの位置です。
そのときわたしが居た位置は三枚目の写真だと正面の白い家の右側を通る道路を行ったところです。
たしかに一方通行の標識が立っています。けど、どうです?この標識の位置は変じゃないですか?
立てるならコカコーラの自販機の所に立てるべきじゃないでしょうか。この一方通行の標識はまるで小川乳業の敷地に入れとしか見えません。つまり、一目瞭然ではないんです。
これでもしも違反切符を切られていたらわたしは本当に行政法の実践をするつもりでした。
また、わたしがどういう事を警官にしゃべったかは、3枚目の写真を見て想像してください。
どうしても答が知りたい方は、プロフィールのところにヤフーメールアドレスが載せてありますから、クリックしてメールをください。

2010年2月12日金曜日

ビビデバビデブー?

今日はダブルでビビリの日でした。一つは予定されていた恐怖、もう一つは突然の恐怖と、味わいの異なる二つの恐怖に襲われたのでした。


一つめは、期末試験の結果発表の(予定)日だったこと。


金曜に結果が出るという情報に振り回されて、昼過ぎから何度も何度もネットの結果発表欄をクリックしまくっていました。


なかなか出てくれません。そのせいでイライラが募ってしまい、集中力がなくなっていたので午後三時頃バイクを駆ってチャンポンを食べに。そのついでに松島というところにある文房具屋まで。


そこで予想もしなかった第2の恐怖にいきなり遭ったのでした。


※期末試験結果についてはもうちょっとお待ちくださいね。








ビビリました。マジで。


もうちょっとで交通違反切符をきられるところでした。もう、万事休す状態だったんです。なのに、自分でも恥ずかしくて顔から火が出るような言い訳をしたおかげで、お目こぼしをしてくれて放免になったんです。


なんて言ったらいいか分からないくらい嬉しかったです。



バイクが普段走らない小道に入っていくと、道が突き止まりに。突き止まりには左右に走る道がありました。どっちにいこうかな、と逡巡していたところ、右手の方、川べり近くにパトカーと警官4,5人がなんかやってました。

おや?と思い、いつもの好奇心からそっち、つまり右手の方に向かいました。

バイクが警官達の方に近づいたそのとき!警官が二人こっちにやってきたんです。若いのと中年と。

?なんか職務質問してくるのかな~?なんてウキウキしながらバイクをストップさせたところ、若い方の警官がこう言ったんです。

『この道が一方通行だって知ってますか?』って。えええっ~?!

汗がドバーッっと出ました。そんなバカな。

わたしはこう言い返しました。『でも一方通行の標識なんて無かったですよ。』

そしたら、その警官は『では、バイクを押して標識まで行きましょう。』と。

わたしは半信半疑で一緒にバイクを押しながら付いていきました。

そのとき、、、、、、、ここで書いてしまうと相当マズイことになりそうなので、これ以上書けませんが、もの凄い屁理屈を思いついたのです。

それでわたしがそのことを告げると、若い方も中年の方も 一瞬絶句して
『・・・・・・』『じゃあ今度から気をつけて運転してくださいね。では行って結構ですよ』。と。
思わず、『ありがとうございます!』と言って警官達に抱きつこうとさえしてしまいました。
この前免許更新したばっかりで、次は絶対にゴールド免許を取るぞ、と重い決めていた矢先だったので、本当に感謝すると同時に、自分の愚かさにあきれるというか情けなくなりました。
無事解放されてバイクを走らせて現場逃走途中、??という疑念が。『でもあの突き当たりには一方通行の矢印標識なんか無かったよなあ。』と。
それでそのことを確かめるべくもう一度現場に立ち戻りました(警官達に遭わないように)。
そしたら、なんと、確かに標識はあるにはあったんですが、設置場所がずれて居るんです。
私が走ってきた道の一旦停止ラインの目の前じゃないんです。3~4メーター右にずれたところに、しかも標識の向きがなんかあっち向いてホイの方角を向いて居るんです。これじゃあ見落とすのも無理ないよなあ、と確信しました。
それで、ちょうど今行政法の勉強をしているので、さっきの警官達に文句を言いに行って自分の行政法スキルを試してみようか、なんて恐ろしいことが浮かんできました。
ヤバヤバ、おのれはアホか!と、さすがのわたしもこれは止めました。
今度その証拠写真をアップしますね。
ちなみに、警官達とパトカーがなんでそこに居たのかというと、駐車禁止取締をやっていただけでした。

恐怖その2
期末試験結果は、結局真夜中に出たみたいです。金曜夜12時に見たときは未だ出ていませんでした。
それで今朝(土曜朝)開けてみたところ、ありがたいことに全部セーフでした。成績はイマイチでしたが、そんなことはどーでもえー、という気持ちです。
ただ、うれしかったのは、去年落っことされた民事裁判実務が可でなかったことです。伊藤裁判官に感謝。
でも伊藤裁判官って方は、結構イジメキャラだなあ、と思いました。というのも、未だ成績が発表される前に試験問題の答えと解説(と配点)をアップしたんです。
わたしはそれを見ようか見まいかそうとう悩みました。おかげでドキドキ感が倍増してしまいました。仕方なく、妥協して最初の大問だけ覗いてみました。
○×式問題が5問だったんです。そしたら、なんとまあ、とっぱじめの2問が間違っているじゃありませんか!去年も同じような出題形式で、去年は全問正解だったので、暗澹たる思いに落ち込んでしまいました。
この民事裁判実務が不可だったら、再試験は無く、即留年決定なんです。
さっき、バイクでぶらついたのはこの結果を知って動揺が治まらなくなり、心を落ち着かせるためでした。
ですんで、警官に呼び止められた時は、最悪に最悪が重なったドツボ状態だったんです。

ま、終わりよければすべてよし、ということですが、昨日のわたしはメガ台風襲来暴風波浪警報発令中の太平洋の小舟のようでした。

☆さっきクラスの知り合いからメールが来ました。民事法総合演習という必修科目で、3年生100人中、15人!が不可、となったそうです。
厳し~っ。

2010年2月11日木曜日

おーっ、知り合いが!

読売新聞の web記事を見ていたら、わたしの知り合いにそっくりの人物が写っていて驚愕しました。えええ~っ!Kさんじゃないのぅ!って。目が飛び出しそうになりました。
左の記事をクリックしてください。そしたら拡大されて見やすくなります。
このKさん、無類の遊び人ですが人柄は天下一品です。神出鬼没、いろんな所に出かけていってはすぐいろんな人と知り合いになり、酒盛りを始めます。

そうかあ、Kさんはグリーンランド出身だったのかぁ、となぜか納得しました。

 それとほとんど関係ないのですが、この前、理農食堂で一皿60円の小鉢類を物色していたところ、垢抜けしないニキビだらけの女の子がうろうろして調理場の中を窺っていたのです。

 何やってんのかなあ、と不審に思って観察していたところ、おばさんが調理場の中からやって来、その女の子はおばさんに書類を渡しながら何かしゃべっていました。

 中国の留学生で、食堂でアルバイトをするために履歴書を持ってきて渡そうとしてたみたいです。

 わたしがびっくりしたのはその留学生の話す日本語の美しかったことでした。かすかに訛りはあるものの品のある話し方で、必死さも伝わってきましたし、おばさんが何か言うと安堵の表情を浮かべたその顔つきにまたグッと来ました。

どうも、夕方から食堂でバイトをするようです。


 今時の日本人にはお目にかかれないような純真さを感じました。


中国人のアルバイト学生の数はかなり多いです。九大の食堂だけでなく、生協の購買部にもいますし、近所のセブンイレブンやローソンにもいます。

 接客態度があまりよろしくない留学生も多いですが、彼女はなんか一生懸命に働きそうな気がして、こちらも応援したくなってしまいました。


 接客態度と言えば、この前工学部の購買部で500ミリの牛乳を買ってレジカウンターに置きました。すると、係の女性(日本人)が、物腰や態度はとても良いのに、わたしがカウンターに置いた牛乳パックを左手でパタンと横倒しにしたんです。えっ?と思った瞬間、彼女は右手に持ったハンド式のバーコード読み取り器を牛乳パックのバーコードに真上からピッと当てたのです。 

 ちょっとちょっと!そりゃないんじゃない?とムッときました。客が買ったものを、いくら飲み口がカウンターに当たらないからといって横倒しにするのは失礼千万じゃないの?それも自分の仕事を楽にするためにやっているのですから。

横着だし客を大事にする気持ちが欠けているとしか思えません。

 外見、物腰が感じよかっただけ余計にギャップを感じました。
 思い出したんですが、さきほどのKさんと一緒によく中国人留学生たちと酒盛りをしました。中国は本当に広くて、中国人留学生達の中でも出身地が違うと言葉があまり通じないみたいな様子でした。南部出身者は北部出身者の使う子音が発音できないとか言って北部出身者達が南部出身者をバカにしていたこともありました。
 尻切れトンボで終わりそうですが、勘弁してください。

2010年2月9日火曜日

ロバート、B、パーカー、立松和平
















亡くなりました。残念です。最近はこんな話題が多いです。



ロバートBパーカーという作家、ご存じですか?ボストンに暮らす私立探偵スペンサーが主人公のハードボイルド小説を書き続けた作家です。たしかハーバード大学の文学部教授だったんですが、自分が読みたい本当に面白いハードボイルド小説がない、ということで自ら書き始めたんです。

ハードボイルドというのは、自分の行動規範、それも他人から見たら奇異に映るのですが自分では大まじめというか、それこそ全力を上げて自分のスタイルを守ろうとすることです。そして、『ハード』ですから、その規範というのがとても厳しいんです。


どのハードボイルドの主人公にも共通しているのは、本質的には心優しい人格者であり、悪から身を守り社会を出来れば良くしたいと願う良きサマリヤ人である、悪を強烈に憎む、自分のスタイルを堅く守ろうとして特別な人間つまり自分と同じニオイを持つ人間とだけ友人関係を結ぶ、しかしその分絆が深くて太い。常に自分をより高めようと努力している。そんなところです。


これはアングロサクソン族が持っている珍しく立派な資質といえます。フランス人やイタリア人にはあまりいません。ドイツ人には若干ありますがドイツ人の場合ちょっと暗さがあります。スウェーデンにも『マルティンベックシリーズ』という似たようなものがありますが、こちらは警察官なのでチームワークを重視しています。


スペンサーシリーズは何度も映画化されたりドラマ化されましたが、やはり小説が一番です。今思い出しました。恋人スーザン、相棒の黒人ホークがまた良いんですよ。

わたしのハートにグッと来る小説でしたのでかなりショックです。


そう言えばこの人の別のシリーズで警察署長シリーズというのがあります。

アメリカでは2時間ものでドラマ化されました。4本くらい作られました。これはスゴク良いです。主人公を演じているのがこれまたわたしの好きな俳優、トムセレックで、雰囲気が素晴らしいです。ハードボイルドの味が結構出ています。
もう一人、わたしがとりわけ好きなのが、イギリスの競馬シリーズを書いているディックフランシスです。わたし、かなりのイギリス好きなので、このシリーズはほぼすべて読みました。ジスイズハードボイルド、です。競馬というタイトルがついているのが災いしてみんなギャンブルの競馬ばかり想像しますが、実は競馬界を巡る人々、調教師とか騎手とか馬主とか獣医とかの様子がよく分かる、とても面白いシリーズです。しかも大抵は障害競馬という、怖ろしいレースの騎手が主人公になります。なので落馬して大けがをしたり、あるいはわざと落馬させて殺そうとしたり、と、スリリングです。

なんか、果てしなくだらだらと続けてしまいました。そうそう、ハードボイルドにほぼぴったしのイメージの人がいました。高倉健さんです。あの健さんがちょこっと緩やかになった感じです。

 一方、立松和平さんの訃報には驚きました。ついこの間まで元気に山や村を歩き回っていたのに。楽しくて充実した人生だったような気がします。うらやましく思いました。

☆今日はなんと22,7度!春も終わり、みたいな天気で、暑くて暑くて。机に座っていたらじわ~っと汗が背中を伝わっていきました。

おかげでずいぶんと気合いが入りました。4月下旬のシミュレートが出来ました。


☆文系校舎の紅梅白梅が見事でした。


追:レイモンドチャンドラーはロスを舞台とした私立探偵フィリップマーロウを創り上げました。そしてあの有名なセリフ『男は強くなければ生きていけない、男は優しくなければ生きていく資格はない』が生まれました。
ハードボイルドを見事に言い当てています。


If I wasn't hard, I wouldn't be alive.
If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.
                   Raymond Chandler

2010年2月8日月曜日

読み違い


行政法の勉強でとんでもない読みミスをしていました。そのため4時間ロスしました。

行政訴訟法に『申請に対する拒否』という条文があります。

わたしはこれを、市民が役所に申請をしたところ、役所が申請の受付を拒んだ、と読んでいました。ところが正しくは、市民が申請したのに役所がその申請にOKを出さなかった、という意味でした。

例えば、公立の保育園に入園させてくれ、というのが申請で、NOだ、入れてやらない、というのが拒否です。

ところがわたしはアホなことに北九州市の生活保護申請拒絶の事件を想像してしまったんです。生活保護を申請しに役所に出かけたのに、役人達がわざと申請をさせないように企んだため、結局餓死してしまったという事件でした。

 わたしが非常識なのでしょうか、それとも条文が良くないのでしょうか。


☆恥ずかしながら今日はわたしの誕生日でした。女房とお袋さんがお祝いをしてくれました。実家からも電話が。内心、そっとしててもらいたかったです。この歳になると誕生日は苦痛ですからね~。

でも心遣いには感謝しています。


☆今日の暖かさには焦りました。もう時間がない!って。

なぜか静か


今日のローは人が少なくてなんか変な感じでした。

今、行政法を勉強しています。いろんな行政訴訟の類型があって、頭が混乱しました。家に帰って、宇賀先生の教科書、例の、ぎっしり詰まっていてあまりのボリュームにうんざりする本ですが、その本を期待しないで読むと、あらま、わたしの疑問点がちゃんと書いてあるじゃありませんか。

ローに入ったときに買った本なんですが、今になってやっとこの本の良さに気づきました。

 毎日勉強することが出来る生活に感謝しつつ、朝型生活確立のため、早めにお休みさせていただきます。

2010年2月5日金曜日

変なの







今朝免許更新に行ってきました。スムーズでした。朝のフジテレビ8時前の星占いの通りでした。





いつも思うんですが、自動車教習所に来た人のほとんどがわたしと同じ星座だと思うとなんか気持ち悪いです。自分と似たような性格なんだろうか、今年の運気は同じようなんだろうか、って。





 結局、星占いなんてインチキくさいということでしょうかねえ。





講習で驚いたことがあります。飲酒運転のときの罰則についてです。





酒気帯び運転については懲役3年以下なのに対し、飲酒検査拒否については懲役3ヶ月以下、とえらく軽いんです。しかもこちらは違反点数もありません。





 不思議な法体系だなあ、とびっくりしました。だって、もしもわたしが酒を飲んで運転してたときに警察の検問にぶつかったら、10時間ねばって飲酒検査を拒否し続けた方が罰則が軽くて済むからです。だって10時間も経てばアルコールが抜けているでしょうから。





 こういうのって、ごね得を認めるようなものじゃないでしょうか。








☆さっき、辰巳から送られてくるDMをチラッと見ると、本番まであと96日!と書かれていました。ぎょえ~っ。オマイガーッ。
☆免許更新の帰り、高宮にあるラーメン『新風』に初めて行きました。結構テレビの露出が多いので期待してたのですが、がっかりでした。しかも600円も。
食べ残して出ました。
こんなことなら近くのいつもの絶品うどん『恵味うどん』に行けば良かった。




2010年2月4日木曜日

虚脱状態


試験って、本当にイヤなもんですね。疲れ果てました。これが本番だったら、と思うともっと疲れが出てしまいました。





今回受けた試験は三つでした。





要件事実が中身である民事裁判実務(裁判官教官)、刑事弁護論(弁護士教官と検察官教官のタッグ)、そして民事法総合(学者教官4人のタッグ)、です。





いずれもものすごいボリュームのある科目です。





完璧に書けた科目なんてありません。




ただ、民事裁判実務は去年だったら???の連発で設問の最後あたりはさっぱり分からなかったんですが、さすがに今年は問題文の意味がだいぶ分かりました。





 問題文は2枚にわたって長々とチマチマといろんな事実がちりばめられていて、頭が混乱しそうになりパニックになりかけました。しかも設問は再再抗弁まで書け、というもので、とても整理しにくい問題でした。





 でもまあ、なんとか最後の再再抗弁までたどり着けた(と勝手に思っていますが)ので、落とされてはいないと思います(願います)。





 刑事弁護論は2問出されました。どちらもヤマが大外れでした。ここ3年間伝聞証拠しか出されていなかったのに、今年は、訴因変更の要否、おとり捜査、違法収集証拠、別件逮捕、と書くことがめちゃくちゃ多くて時間が足りません。





でもまあ、これも何とかなったんじゃないかなあ、と勝手に思うことにしました。





 そして今日の民事法総合。試験時間は3時間。ものすごく厳しい試験でした。なにせ民法の出題意図がよく分からないんです。これにはひどくまごつきました。しかも新試験と同じように設問がぱっぱっぱっぱっぱっぱっとすごく細かく分かれていて、各設問の出題趣旨の違いに気づくのが難しいんです。試験中、この問題、設問と格闘しながら頭に浮かんだのは、きっとほかの連中も頭を抱えてあぶらあせを流しているに違いない、ということでした。





 民訴も、ものすごい変化球でした。原理原則論から書けばなんとかなるだろう、と腹をくくって書きました。頭の片隅に、この問題どっかで見たことあるなあ、でも忘れてしまってるなあ、なんてことが浮かんできましたが、前期試験の教訓から、決して試験の現場で思い出す作業をしてはならない、と自分に言い聞かせて原則論から書きました。多分、当たらずとも遠からず、じゃないかなあ。





 ただ、最後の会社法になると、頭がふらついてきてしかも時間も足りなくなってしまい、とても不満足な出来でした。





 民事法総合の試験が夕方4時に終わり、みんながぞろぞろと校舎からでてくると、いくつものグループに分かれて今受けてきた試験のことを話していました。特に民法は、これが正解だ、というものが無いような感じで、いろんな考え方の筋道があるだろうという気がしました。ですから、試験直後に終わったことをあーだこーだと話しても仕方がないと思い、わたしはそういう輪から敬して遠ざかることにしました。もともと嫌いなんです。みんなが同じことを言えば問題ないのですが、そういう問題は易しい問題ですからそもそも話す意味がありません。逆に難しい問題だと、勝者と敗者が出来てしまいます。負けたら悔しいし、その後の勉強に障りが出ます。勝ったらうれしいですがそのかわり相手を傷つけてしまいます。たしかに何を書けば良かったのか気になるところではあります。けれども、来週金曜日には結果がでるそうなので、そのときに話せば良いことであるし、そのときに直接教官に尋ねるのが一番です。




 というわけで、わたしは終わった試験の話はしないことにしています。




ただ~、今日も昨日も一昨日も、知り合いの女性三人から試験後に尋ねられたんです。わたしは次のように返事しました。大丈夫ですよ、って。難しい問題だからみんな出来ていませんよ、って。




 だって、わたし自身何が正解なのか分からない上にみんながどれだけ出来ているかもよく分かりません。第一、何人落とすかは教官たちの胸先三寸なんですから。




 今年、教官たちが大虐殺をするかどうかは未だ分かりません。ですから、尋ねられたら大丈夫と言います。おそらく白紙答案みたいなヤツくらいでしょう、落っことされるのは。それに落っことされても再試を受ければ良いんです。去年は再試験11人中ほんとに留年させられたのは4人くらいでした。








それにしても、試験の答案を書くことって本当につらいです。特に出だしが一番苦しいです。





 実際、難しい問題だったと思います。



☆で、今は夜9時。未だローに残ってます。精神医療と法のレポート提出期限が明日までなんです。マジ適当にでっち上げました。しかも、ついさっき教官である川副弁護士の事務所にメール添付で送りました。



つまり、順調にいけばの話ですが、これでわたしの2年間のロー生活での義務的作業は全て終わりました。



とうとう、わたしが心から求めていた自分だけの勉強生活が送れることになったんです。



で、3月末まで今の自習室が使えます。その後は5月の本番まで、抽選ですがローまたはローの別館にある自習室を使うことが出来ます。



ですんで、これから受験までいかに充実した毎日を送るか、が課題です。



一番良いのは朝一からローに来て午前中からトップギアにすることです。



つまり自分との闘いというわけです。



☆☆そう言った矢先、免許更新に行かなければならず、無駄な時間を取られてしまうことに。



 しかも腹の立つことに、3年前の更新後は無事故無違反なのに、今回またしても青色なんです。わたしはてっきりゴールドカードになるものとばかり思ってたのでショックです。



 なんでだ?とネットで調べると、前回の違反から5年間無違反でないとゴールドカードにならないんだそうです。免許更新時から次の更新時まで無違反であればよいとばかり思っていましたので、がっくりです。



 ちなみに、ゴールドカードになると、更新の場所が街中のオフィスで済みわざわざ自動車教習所まで出かけていく必要がないのです。そのうえ講習時間もほんのちょっとで済みます。もの凄い差別待遇です。



 わたしは、同じ青色でも、講習は1時間ですみます。他に青色で2時間講習というのもあります。


と言うわけで明日朝一番に屋形原の自動車教習所に行ってきま~す。