2008年11月5日水曜日

オバマ大統領誕生







ついに純粋白人以外の大統領が。とてつもないことですよこれは。アメリカの大統領がカラーというのは、ほとんどSFの世界だったのに。いや本当のチェインジが起きるかもしれません。わたしたちは今日歴史的な場面を目撃したのだ、と思います。わたし、かなりコーフンしております。





 これは、ベルリンの壁が破壊されたとき、ゴルバチョフがソ連の解体を宣言したとき、と同じくらいに衝撃的な事件ですぞ。





 さすがは21世紀!前世紀とは違うなあ。後は中国がいつ多数政党制に移るか、だけです。ひょっとしたら中国は分裂するかも、というか、中国共産党に弾圧征服されていた地域が独立を回復するかも。そうなって欲しいと思います。
チベット人やウィグル人、モンゴル人たちの受けた弾圧のすさまじさはスターリンやヒトラーも唸るほどです。みなさん、満州ってあるでしょ。今は東北地方と呼ばれています。満州族の清朝に300年支配された復讐のため、もはや満州語はほとんどこの世から消滅寸前です。民族、文化を抹殺するというのがあちらサンの得意技なんです。このままだとチベット人らも100年後にはいなくなってしまいかねません。


中国人民もまたある意味被害者です。彼らは自国の統治者達が自分たちを何千万人殺してきたのか、知りません、教えられていないから当然なんですが。
また興奮してしまいました。

 このような中国をまともにするには、前から何度も言ってますが、中国人留学生を世界中に送るようにしなければならないと思います。現にサーチナというサイトでは、日本に来たことのある中国人達の日本に対するイメージに関するブログが転載されてますが、やはり百聞は一見にしかず、というより、来てみて分かった真実が、と言う驚愕の様子がよくわかります。


 今日も文系食堂前の自販機のところで二人のすらっとした女の子が立ち話をしてましたが、どこからどー見ても日本人にしか見えないのに、中国語(北京語)をしゃべってました。そうか、それで中国のことが頭に残ってたのだ。
おっとえらく脱線。
 アメリカも、中部とテキサス周辺という、ど真ん中は相変わらず白人至上主義者たちが支配し続けてます。やはり差別は根強く残っていると思います。

 オバマさんの成功の源は言葉の力にあると思います。言葉ってことだま(言霊)なんですね。霊力があるんですよ、言葉には。古代から人はそのことを知ってたんですねえ。祝詞なんかその証拠みたいな物ですから。

 話変わって、今朝の台所の温度は13度。寒かったです。ところが10時半からの民事裁判実務は暑くて暑くて、しかも閉め切った教室の空気が悪くて、地獄でした。そのせいか、自分らしくない行動をとってしまいました。自発的に手を上げて発言してしまったのです。ほんと、どーかしてました。


 発言内容はけっこうしゃれたことを言ったのですが、それもどっかの参考書で読んだのが思い浮かんだだけで、自分の力じゃありません。暑さのせいです。

 その後、午後のリーガルライティングの授業では正真正銘、大馬鹿もんのウソを言ってしまい、失笑を買いました。詐欺取り消しを否認だと言ってしまったのです。愚かすぎました。民法の実体法的思考が抜けません。要件事実はその名の通り事実だけを述べなければならないのに、ついつい効果を基にしてしまうのです。


 まあお陰で良い勉強になりました。この、リーガルライティングの弁護士先生は、いかつい感じですが、意外と思いやりのある優しい人だと言うのが分かりました。
というのは、わたしがド失敗をしたのに、それを決してあげつらおうとしなかったのです。言った本人つまりわたし自信がそのミスを悟ればそれで良し、というような授業のやり方でしたので、わたし、この先生が好きになってしまいそうになりました。
しかもこの先生、しょっちゅう目配せでちろっちろっとわたしを見ては微笑むのです。そのおかえしにわたしもニコッと微笑みを返すのです、なんじゃそりゃ。キャンディーズか?お前ら、と言われそうです。
ああ、これが分かるのもある一部年齢層だけなんですね。さびすぃー。

要件事実をマスターするのにはまだまだかかりそうです。



再来週に、地裁の民事裁判の傍聴を裁判官教官が準備してくれることになっていたのですが、参加メンバーが少ないので取りやめになりかけました。そこでわたしがまたバカなことを口走ってしまいました。今週末まで決定を延ばして欲しい、それまでになんとか参加メンツを集めてきますから、って。

 あ~あ、なんてことを。そのせいで夕方まで手当たり次第に勧誘しまくりました、七人の侍みたいに。結局今日は成果無し。あきらめるしかないのでしょうか。もったいないなあ、チャンスなのに。と思うのもごく少数派なんでしょうね。