2011年3月26日土曜日

大人の千羽鶴

☆そのネーミングのセンスの良さに感動しました。多田あさみさんというグラビアアイドルさんが発案した募金の名前なんです。 1000円札に描かれているタンチョウを千羽鶴にたとえているのです。みんなで1000円札を募金しよう、という意味です。素晴らしい。 ☆☆危険と不安とは違う、と専門家が言ってました。人は危険には正しく対処できるが不安には誤った対処の危険が大きいと。けだし名言。政府の言ってる放射能の危険値っていったい何なんでしょうか。 食べても安全ならそんな数値は意味無いじゃないですか。 ☆☆☆総理大臣はなぜ現地に赴かないのか?被災地の避難所にダッシュで出かけていって被災者の方々を激励するくらいのパフォーマンスが必要だと思います。 第二次大戦のイギリスでチャーチルの演説がどれほど英国民を力付けたことか。 全国民、全国力を挙げて被災者を救済する、と大見得を張って欲しいです。官邸に閉じこもっていて何になるのでしょうか。実方は枝野や仙石に任せ、総理大臣は国民の精神的支柱としての役割を果たすべきです。 そんな情けない管さんに比べ、天皇皇后両陛下は本当に本当に素晴らしいです。皇居では節電に徹してらっしゃるそうです。暖房もつけてらっしゃらないとか。また、那須ご用邸のお風呂を一般に開放されたことも、そのお気持ちがどれほど国民を鼓舞していることか。これほど素晴らしい皇室は日本史上他にないのではないでしょうか。あの聖武天皇と光明皇后の仲むつまじいお二人も今上天皇皇后両陛下にはかなわないと思います。 ☆☆☆☆あの東電にはほとほと愛想が尽きました。高濃度の放射能で汚染された地下に溜まった水のことを復旧作業員に伝えていないのです。この隠蔽体質、逃げの体質、どこまで国民と国土を傷つければ済むのでしょうか。怒り心頭です。 さらに、2年前に学者が安全設備の不備を何度も注意していました。平安中期、貞観の大地震の爪跡の分析から、福島原発の安全性は十分でないことを東電に伝えていたんです。ところが東電は黙殺しました。誰も言っていませんが当時の自民党政権、福島県政にも問題があったと思います。当然マスコミにも責任があります。原発についてはいくら備えをしても足りると言うことはないのです。 しかも東電は自分たちは手を汚さずに下請け、孫請け会社の作業員に危険な作業をさせています。月給20万円の作業員を被曝させてしまったのです。本当に許せない。 関東東北に住んでいる人たちはこの人災のせいで自分たちの生存が脅かされてしまいました。 東電の社長!隠れてないで出てこい、と言いたいです。東電の幹部連中は全員福島県に住め、と言いたいです。 ☆☆☆☆☆被災地の卒業式で卒業生が避難場所になっている体育館でふるさと、を歌いました。被災者の皆さん、なみだなみだ、でした。わたしもです。 それにしてもかれら中学生高校生には本当に心の底から感動します。いつの間に日本の子供達がこんなに素晴らしい人間になったのか、ウレシイと同時にすごく驚きました。 自発的なボランティア(ボランティアなんだから自発的なのは当たり前ですが)、誰かのために何か役に立てることをしたい、という希求心、それから高校野球の選手宣誓の言葉はオバマ大統領の演説が色あせるほど心を打つ素晴らしいものでした。 震災時におけるスポーツの良さが初めて分かった気がしました。 ※ローの自習室の机を一昨日明け渡しました。別館という、元工学部棟(歩いて5分ほど)にロッカーが設けられています。そこにある教室で勉強することが出来ます。ただ、何となく暗い感じがして余り居たくないです。 そうかといって一日中自宅で勉強するのは若干スピード感が弱まります。それで、晴れた日は朝からTACで、雨の日はクルマで九大図書館へ行くつもりにしています。 もっとも、昔もの凄い数の本を旅行用バッグに入れて肩に担いでいたら首を痛めてしまってむち打ち症のような違和感が続いたもので、なるべく最小限度の本に抑えないと。 また、今度の水曜日からはTACの総合模試が4日間朝から夕方まで続きます。その2日後、今度は辰巳の総合模試をまた4日間受けます。

東京や仙台の受験生は大変でしょう。とくに被災された受験生は受験どころではないかもしれません。ところがこの試験はロー卒業後5年間しか受けることが出来ません。その5年の間に3回だけ受験できるんです。つまり卒業後5年以内という期間制限と、その間に3回だけという回数制限という二つの制限があります。このうちのどちらかに引っかかる人はエライコトです。


法務省は仙台会場で受験する人たちには、今回に限って仙台以外の会場でも受験して良いと言ってます。有り難いことですが、そうすると今度は1週間近く続く本試験のためにホテル宿泊をしなければならず、大変な費用と苦労がかさみます。


そういう人たちのことを思えばわたしがローの自習室を失ったことなんぞ屁みたいなものです。