2009年12月28日月曜日

おーばかもん
















がっくりです。アホなことをしてしまいました。







9000円と半日が吹っ飛んでしまいました。







午後、雨が止んだのでローに行こうと、ヘルメットを被って外に出てバイクに乗ろうとしました。







昨夜の雨の中、濡れながらバイクを走らせたのでヘルメットも手袋もびしょびしょに。それで家の中に持って行って拭いて干しておいたんです。







メットインバイクなので普段は後輪に盗難防止用バーロックを回してロックしたあと(1万円近くする高級頑丈ロックです)メットをバイクに収納して自宅に上がるのです。







ところが、今日は初めからメットを被ってバイクに向かったので、頭の中では既に後輪の盗難防止ロックバーを外しているものと思いこんでしまったんです。







それでエンジンを掛けた瞬間、ガリガリッとスゴイ音がして、後輪にロックバーが巻き付いてしまったんです。







高級ロックバーなので、太くて切れない長所が今日は逆に短所になってしまいました。







後輪がガッチンコに固定されたんです。







後輪はうんともすんとも言いません。いくら頑張って外そうとしてもいかんともしがたし。駐輪場で立ち往生してしまいました。仕方なくバイクを購入した店(レッドバロン)に電話しました。







こちらに来るのに1時間かかる、と言われたので、血の上った頭を冷やそうと、寒風の中、樋井川まで散歩してきました。郵便局に行ってお金をおろさなければならなかったのと、セブンイレブンのネットで書籍を購入したのが鳥飼1丁目のセブンイレブンに書籍が届いたとメールが来たのでその本を取りに行ったのです。







自分のやってしまったヘマに呆れながらしょぼしょぼと歩きました。







1時間後、作業服を着たお兄ちゃんがやってきて、散々手こずった揚げ句、ようやく外してくれました。さすがはプロ、でした。







で、代金が9千円。







大出費です。午後ローでやるはずだった民訴の勉強もパーに。







これはいかん、と思い、気分転換に床屋に行きました。














わたしがセブンイレブンで購入した本というのは、帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)という作家の『閉鎖病棟』『安楽病棟』『風花病棟』の3冊です。







ローで受講中の、精神医療と法という講義の課題レポートを期末テスト代わりに出さないといけないのですが、レポートの中身は何でも良い、ということで、教官の川副弁護士御自身、御推薦の本を読んでレポートにしても良いということでこれにしました。







いまどき司法試験と無関係な勉強をする余裕はありません。それで、正月に田舎に帰ったときに一気に読んでテキトーにレポートを書いておけ、という算段です。







この作家さんはしかし、相当な人みたいです。東大を出た後、もういっぺん九大医学部に入り直し、精神科医になった上、作家にもなった人です。







まだ全然読んでいませんが、山本周五郎賞を取った作品なので人間性溢れる作品なんでしょう。







統合失調症という病気があります。昔は精神分裂病と言われてました。







わたしも無知で、いわゆるキチガイと思いこんでいました。ですが、この授業、それから授業にゲストとして来られた元患者さんから直にお話を伺うと、全く違うことが分かりました。







それから、うさぎの会という団体のドキュメンタリーがテレビで放映されました。







患者さん達は私たちと変わらない、普通の人間であり、ただ少し心が傷み、疲れているにすぎないのだ、と思い知らされました。







それから、治療と社会的ケアがあれば直る病気で、ほかの普通の病気と変わらないということも。







 そういう、良い勉強になったと言う意味ではありがたい授業です。ですが、、、、、。というわけで、川副先生には申し訳ないんですが、本の感想みたいな駄文で誤魔化そうと企んでおります。   












 久しぶりに自宅近辺を歩くと、いろんな面白い風景や懐かしい風景に出会いました。