2009年9月21日月曜日

辰巳




今年の本試験の分析会という催しがあったので、聞きに行きました。




辰巳法律研究所の後藤所長が直々に話をしに東京から来てました。




もう一人の講師の話もあり、合計4時間もの長丁場でした。




でも行って良かったです。個人的には凄く役に立ちました。




驚いたのはうちのローからの出席者が極めて少なかったことです。




参加者は全部で20人くらいでしたがわたしが顔を知ったのは2人だけでした。




自分のことは棚に上げて言うと、若者が少なかったです。なんか旧司法試験の会場みたいな雰囲気でした。




物凄い推測ですが、福大西南ローの卒業生なのかなあ、と思いました。




こういう催しに参加するかしないかは個人の自由ですが、それにしてもわたしの居るローからの参加者があまりに少なすぎるのには危惧感を覚えます。




今年の我が校の成績がふるわなかった理由の一端が見えた気がしました。




 今日は朝からどんよりとして、天神の辰巳にバイクで行くのが怖かったです。案の定、5時に外に出ると雨が降った形跡が。運良くローに帰るときは止んでくれました。




明日から雨続きだそうです。女房が実家にお袋さんと帰るのでクルマが無く、久しぶりに地下鉄でローに行くつもりです。




 今日の辰巳は確かに役に立つ情報が多かったですが、その分倒産法の勉強が出来ず、いささか焦っております。






 天神は若者が溢れています。一蘭という風変わりなラーメン屋に10メートルもの行列が出来ていました。



それこそ、ほっとけ、と言われてしまいますが、果たして行列ができるほどのラーメンかなあ、と言う気はします。



遠方から博多のラーメンを食べに来てくれる人のことを思うと胸が痛みます。



もっとおいしいラーメンがあるのになあ、また、こんなのが博多ラーメンだと思われるのは心外ですし、なにより申し訳ない気持ちになってしまいます。



 わたしは中三になるまで小倉に住んでいたんですが、食べ物はまず間違いなく北九州の方がおいしいです。



 ただ、如何せん、見た目はぱっとしないんです。ファッションセンスでは博多に負けます。ですが味自体は北九州に勝る物はありません。



 ここでプチ蘊蓄を一つ。



福岡県は3種類の海に面しているとても珍しい県なんです。玄界灘と有明海と周防灘つまり瀬戸内海、の三つです。



 それぞれ獲れる魚の種類が全く違います。海の性質が異なるからです。



ですから福岡県民はとてもバリュエーションの多い魚を食べています。また、貝やカニも種類が違います。



 このうち、有明海は数万年前、日本列島が大陸と陸続きだったとき、ちょうど揚子江の河口に当たりました。



 ですから、今でも有明海で獲れる魚は揚子江で捕れる魚と同じ物で、日本ではここでしか獲れません。



 地元自慢になってしまいました。でも東北に旅行したとき、改めて九州の食べ物は本当に美味しいんだなあ、われわれはぜいたくなんだなあ、と分かりました。




ちなみに、さっきのラーメン屋、一蘭ですが、むかしむかし、高校生のとき、休み時間に学校を抜け出して走って食べに行ってたラーメン屋が大きくなったものです。あのとき食べたラーメンはほんとうに美味しかったですよー。極細麺で若干酸味のある豚骨醤油系で醤油の方が勝っている感じでした。おかしな事に、替え玉をしたときの2杯めの方がおいしかったんです。その訳は、替え玉のとき、テーブル上に替え玉用の濃いダシが置いてあってそれがちょっと酸っぱいんです。その酸っぱさがどえらく旨さを引き立たせるのです。



嗚呼、あのときの本物のラーメンを食べたいなあ、今の一蘭はひどすぎます。



 



最近のそら耳



①ビジュアル系をイジワル系と聞き間違えました。



②阿修羅展を並んで見た、を、奈良にいって見た。(相当苦しい)



③,,,,すんません、わすれてしまいました。






追;行列で思い出しました。明後日も辰巳に行く予定なのですが、そこにあの行列のできる法律相談所で有名になったつるっぱげの菊地弁護士が来ます。


菊地さんは司法研修所で教官をしてらした実力者なんです。本村弁護士や住田さんや、、、名前を忘れましたが笑わない弁護士なんかとはジツリキが違う、いわゆる本物です。
☆写真は一蘭の行列、ヤマハ楽器でのミニシャンソンコンサート練習風景