2021年3月5日金曜日

大腸カメラ検診で地獄の1日






3月1日月曜、朝9時にクリニックに行き、個室に入って下剤を飲み始めました、食塩水に大量の味の素をぶち込んだような、吐きそうな味、それをはじめに1リットル、出なかったら更に1リットル、時間をかけてちびちび飲めと言われました。マジで吐きそうでした。中々出なかったので結局飲める最大量である2リットル飲みました。その間、水も2リットル飲んで、最終的に午後2時半の24回目のトイレでようやく水のようなヤツがお尻から水道の蛇口のようにシャーっとでました。これでようやく準備が完了。5時間半もかけてお腹の中に残っていた物を全部出しました。苦しかったです。はじめは午前中に全部終わると思い込んでました。なのでイライラが募りました。
全部出た後、診察台に乗って点滴、その中に麻酔が入っていて、すぐに昏睡状態。気がついたら30分くらい経ってました。看護婦さんが、『終わりましたよ、あちらのチェアで30分ほど休んでください』と言われ、その後着替えをして待合室で待つこと5分。先生に呼ばれ、そこカメラで撮った写真を見せられ、説明。5ミリほどの大きさのポリープが結腸にありました。切除しました。きれいなポリープなので、癌では無いでしょう、とのことでした。ホッとしました。後でパソコンで大腸癌の画像を検索しましたが、5ミリ程度のポリープは切除しておいた方が良い、さもないと大きくなって癌化する危険がある、とのことでした。また、たしかに悪性のポリープは色と形がちと厳しい感じでした。
ともあれ、クリニックから外に出たのは日も暮れた午後6時!丸一日もかかるなんて思いもしませんでした。長椅子に横になりながら本でも読もうと、読む本を持って行ったのに、それどころじゃありませんでした。毎分一口ずつ下剤を飲まなければならないので、本を読む余裕なんてありません。
ただ、今になって感じたことは、たとえ一日かかっても、たとえ地獄のような下剤飲みの苦行が待っていても、やはり検診を受けて良かったなあ、ということです。ネットでは小さなポリープでも2~3年で大きくなるそうで、早めに発見切除しておいたに越したことはないと分かったからです。
さあ!次は来週また同じクリニックで今度は胃カメラだ!こうなったらとことんやるぞ、という気持ちになりました。検査慣れというのも大事だなあ、とシミジミ。