2010年6月14日月曜日

お帰り!われらが英雄!はやぶさ!




7年前!日本が打ち上げた小惑星(イトカワ)探査衛星はやぶさが、艱難辛苦の末予定より3年も遅れてきょう無事、地球に帰還しました。






通信途絶、燃料漏れ、エンジンの故障、宇宙迷子、彷徨、再発見、地球への帰還、と、奇跡の旅をしてきたのです。まるでギリシャ神話のオデュッセイのようです。




もう、なみだなみだの物語です。しかも自分の最後の使命が、自らの生命を燃え尽きさせて体内に保管してたカプセルを無事に地球に帰還させることだったんです。


オマケも。着陸予定のオーストラリアでは実際に着陸した場所が予定地からわずか1キロしか外れていいなかったんです。そのうえ、なんとまあ、その土地がアボリジニの聖地だったんです。だもんでアボリジニたちにもヘリに乗ってもらい、カプセル落下地点でお払いしてもらったということです。


 最後まで神話的じゃあありませんか!





体が震えて涙が溢れて仕方がありませんでした。なんとなく人間的でもあるんです。あのNHKのおしんのようでした。



あらゆる苦難を踏み越えてちっぽけな衛星が60億キロの旅から還ってきたんです。



この、はやぶさはきっと日本の新しい神となるでしょう。ハヤブサ神社か何かが建てられると確信しています。もちろんわたしもお参りします。






※昨日今日はオシッコとウンチとゲロの処理でたいへんでした。



一昨日と昨日の夜は、わんこをサークルの中で寝かせるしつけをしようと奮闘し、寝不足に。



わんこが女房の布団で寝たがるのです。それ自体は良いとしても、夜中に起き出して台所の隅でオシッコをしてしまうのです。トイレシートには見向きもしないのです。



なので、夜中には自分のサークル(ケージ)に入れて出さないようにしようとしたのです。



そしたら、わんこのヤツ、う゛~っとうなり声を上げたり、ワンっと吠えたりして駄々をこねるのです。こちらもまたすこぶる人間的です。



もう、持久戦です。我慢比べです。わたしら人間側も無視を決め込んで素知らぬふりをし続けました。1時間くらいは布団の中でわんこの鳴き声に耐えました。



するとあきらめたらしく静かに。



その闘いを二晩続けました。次の夜はかなり静かになりました。




※で、今日は女房のお袋さんが田川の実家に帰っていて女房は会社へ。わたしはローで人と会う予定が。それで、わんこを女房の家のサークルに入れて留守番をさせようと。わたしが家を出て行くとき、サークルの中から立ち上がって猛烈に吠えはじめました。わたしは心を鬼にして出ました。


で、一人(一匹)だけでのお留守番を4時間させた後に帰ってみると、なんとまあ、とんでもないことに。


吠えては居ませんでしたが、サークルの中は黄色いウンチとそのウンチを踏んだ足跡が一杯と、クッションの上や周りに、わんこが吐いた吐瀉物がべったり。


恐怖の余りの仕業だったんでしょう。今まで一人っきりの時間を経験したことがなかったんでしょう。


風呂場に連れて行って洗ってやると、今度は居間の絨毯に白い泡のような、そう、まるでムースのようなものを吐き始めたんです。


それを拭いてやり、水を与えるとゴクゴク飲みました。


やれやれ、と一段落したと思ったのもつかの間、今度はマッサージチェアに、更にまた布団カバーの上に、と立て続けに吐いたんです。


それらの始末をしてたらお袋さんが帰宅。二人で拭いたり掃除したりとおおわらわ。


わんこはぐったりして人間に背を向けて丸くなって横になったまま。


夕方になり、少しは元気回復したようで、散歩用のヒモを見せると自分から装着しろとせがんできました。


それでちょろっとだけ散歩に。


その後、人間様達が晩ご飯を食べはじめてもわんこは寄ってこず、そっぽを向いて横たわってました。


すると、お袋さんが、わんこがあちこち嗅ぎ始めたからオシッコするかも、というので、一応念のためサークル内に置いていたトイレシートを持ってきてダイニングの隅の良くオシッコをする場所に置いてみました。


そしたらなんと!我が家に来て2週間目にして初めてトイレシートに上がってそこでオシッコをしてくれたんです。すわっ!とみんなで駆け寄り、もの凄いオーバーなジェスチャーでわんこを褒めまくり撫でまくりました。


そしてご褒美に骨の形の堅いスティックを与えると美味しそうに食べました。


みんなで良かった良かったと喜んでいたら、今度は同じトイレシートにウンチもしたんです。


いや~嬉しいのなんのって。


今度もまた大袈裟に褒めまくり、ご褒美を与えました。




☆結局この二日間はわんこのための日でした。超小型犬を室内で飼うのって、そのめんどくささは尋常ではありません。 小さな悪魔くんです。