待ちくたびれてしまいました。他の科目はほとんど発表されています。残るは民事法と、歴史と法、模擬裁判、の3つだけ。あと、刑事弁護論という通年の科目も出ていません。
そうこうしているうちに来週水曜から倒産法の集中講義が始まります。予習しなければなりません。こりゃ大変だ。
今日は電気掃除機を買いに女房について行きました。ビックカメラに目当ての掃除機が他より安く売ってるというので昼前二人で行きました。
はじめは順調でした。予定通り、シャープのサイクロン掃除機(定価42000円!の20パーセントポイント還元)を買い、レジで精算していたら、トラブル発生。
女房が使うと決めて貯めておいたビックカメラのポイント、2万2千点分が期限切れで消えているというのです。
つまり2万2千円相当の値引きが受けられなくなったのです。
ポイントは最後に買い物をした日から2年間何も買わなかったら自動的に消えるのです、そういう約款があるんでしょう。
怒った女房の言い分はこうです。自分は3年くらい前に時計をビックカメラで買い、ポイントが2万2千ポイントたまっている。その後、ビックカメラから、2年が経つ直前にはがきが来た、もうすぐ2年が来ますよ、ポイントが消えますよ、と。
それでポイントが消えないようにビックカメラに出向いて安い商品を買い、ポイントを継続させた、その際ビックカメラの店員さんに、この次も2年が経つ前にお知らせの葉書がくるのか、と尋ねた。そしたらその店員さんは、ええ、送ります、と答えた、と。
なのにその後ポイントが消える警告葉書が来なかったのでてっきり未だ2年経っていないものと思って今日やってきたのだ、と。
そうしたら、応対した若い男性店員(新入社員みたいでした)は何度も店のコンピュータに照合したりして、結果的に消えたポイントは復元できないので仕方ない、という返答を繰り返すばかり。
その若い男性店員は応対の仕方そのものはソフトで感じよかったのですが、返事の中身は、無理無理を繰り返すばかり。女房もしびれを切らして店長を呼べ、と主張。
すると今度は頑固で強情で無慈悲な女性店員(彼女も結構若い)がやってきて、文字通りけんもほろろ。とにかく消えたポイントはどうしようもない、お客さんの要求は聞けない、と。
そこで、わたしが、自分たちはビックカメラの店員さんの言うことを信じて行動してきた、ポイントの期限が切れる間際にはお知らせ葉書を出す、と言うから、葉書が来ないんでまだ大丈夫だろうと思っていた、そういう風に信じたことに何か手落ちはありますか?と。また、出すと行っておきながら出さなかった店員さんはビックカメラの店員さんであって、ビックカメラさんの手落ちではないんですか、と。
帰ってきた返事は、確かにその通りです、ですが仕方ない、と。
で、わたしは次に、こちらは単純に、消えたポイントを元通りに戻してもらえばそれで済むのだ、だから電算センターに連絡してデータを復元してもらえさえすれば十分である、と言いました。
すると女性店員は、それは出来ない、無理だ、と言うのです。で、わたしは、いいや、無理ではない、すぐ出来る、簡単な話だ、と言いかけると、こちらの言うことを遮って彼女は無表情に、無理です、と言い返すのです。
だから、わたしも、あんたは勝手に無理だ無理だとばかり言っているが、無理なことは一つもないんだって!と言い返しました。
女性店員は頑としてわたしの言うことを聞かずに、自分の主張を言い張るばかりでした。
でも失態を演じたのはそちらでしょ?ビックカメラさんの言うことを信じたこちらにも何かまずいところがあったのですか?2年経ったかどうか自分で調べないといけないんですか?たしかに他の、例えばヨドバシカメラなんかはポイントが2年で消えるとき、なにも警告の葉書や連絡を寄越しません。でもこちらもまた、その店のやり方はそうなんだと分かっていますから、2年経ってヨドバシカメラのポイントが消えても、ああ仕方ないなあ、馬鹿なことをしたなあ、とあきらめることができます。
でも、ビックカメラは当時、お知らせ葉書制度を採用していたんです。その事実は店員も認めています。ビックカメラが後に一方的に何の連絡もなく廃止しただけです。
ですから、堅いことを言うなら、ビックカメラさんは信義則に則った行動を取るべきです。自らの行為で相手を信用させてしまった以上はその相手がそれに基づいた行動を取った場合、その行動に対して責任を負うのが信義にかなう、ということです。
で、はじめに応対した若い男性店員と、次にやってきた強情な女性店員だけでは埒があかないので、店長を呼んできてくれ、とこちらは要求しました。
すると、すぐに副店長という男性がやってきました。
その副店長はこちらに来るなり、間髪を入れずに、まことに申し訳ありません、とお詫びの言葉を発しました。
ホォー!こいつは出来る!と感心しました。
わたしは頑固な女性店員の顔を睨みつけながらこう言いました『一等最初にその言葉を言ってくれたら良かったのに』と。
その副店長は平謝りしてくれました。ただ、消えたポイントは復元できない、その代わりに2万2千点のポイント分はこちらの責任でなんとかします、と言いました。女房はまだ怒りが納まらず、口だけじゃ安心できないから一筆書いてくれ、と要求、副店長は、なんの躊躇もなく、はい分かりました、書きます、と。
結局、女房の消えたポイントは、一つの商品について一気に用いることは出来ず、何遍かに分けて少しずつ使う事しかできないことになり、かなり不便になりましたが、最終的には全部利用し終える事は出来ることになり、負けはしなかったが勝ちもしなかった、ということになりました。
副店長の誠意ある対応がなければ今頃はビックカメラ本店にクレームを言い続けてたところです。
それにしても女性店員のふざけた態度には今も怒りが納まりません。怒りの原因は、彼女にわびる気持ちがこれっぽっちもないのが見え見えだったことです。しつこい客だ、と思っているのが透けて見えたんです。
こんなイヤな気分にさせられた以上、以後ビックカメラの5階に行くことはないです。
女房が後で言いました、自分一人で行ってたら確実に言い負けしてポイントを見殺しにするところだった、と。
お陰でその後ローに行っても疲れて爆睡してしまいました。