2011年7月6日水曜日

指宿

指宿駅前
指宿駅前 閑散
開聞岳が見えてきた
感動の露天風呂パワースポット

大感動!
鹿児島から更に南へと、日産ルークスはぜーぜー喘ぎつつも頑張ってくれました。
目指すは指宿のもっと南にある絶景露天風呂。ヘルシーランドというかなりチープなネーミングの露天風呂です。しかししかし。
いや~、大感動!すんごい大パノラマで、絶景露天風呂トップ3に入ります。大自然の真っ只中という感じで、脱衣場から露天風呂に出た瞬間、ここは絶対にパワースポットだと確信。
泉質も鉄さび色で少し塩分が入った、長湯温泉のような感じでした。温度も熱めでまさしく天然温泉掛け流し。
とにかくスゴイ、のひと言。男湯からはニョキッと立っているマッターホルンのような険しい山が、そしてその真下は白い大波が押し寄せる浜辺。それらを露天風呂に浸かりながら、海側から吹いてくる生暖かい強い風にに顔と両肩を打たれてぼーっと眺めていると、なんだか周りから不思議な力が体内に染み入っていく感覚を覚えたのです。
白波がザブンザブンと音を立てている海の向こうを見晴らすとそこは大隅半島の先端、佐多岬。
翌日台風がやってくるというので、この強風は尋常ではなく、しかも南の熱風を伴っているので余計に自然を感じたのでしょう。
こりゃー、今度は真冬に来なければ、との願望が。今でさえもの凄く感動したのだから、これが真冬の冷たい強風下でこの熱い露天風呂に浸かったらもう、最高以上間違いなし。
わたしが入ったときは誰もいなくて独り占め状態でした。
あんまり感動したのでデジカメをロッカーから持ってきてバチバチ撮りまくりました。
この露天風呂、マジで最高でした。
女風呂の方からは開聞岳がズドーンと海の向こうに鎮座しているのが見え、これまた絶景だと女房が言ってました。

指宿ではマンゴー農場直営の店でマンゴーアイスを食べました。
濃厚でした。
温泉入浴後、朝、小林のホテルで食べた朝食(パンとサラダのみ)以降はマンゴーアイス以外何も食べていないため空腹を感じつつも、時間に圧されて知覧へと急ぎ足で向かいました。
続く





鹿児島


桜島の噴煙がこっちに迫ってくる 。写真をクリックしてください。拡大されます。
 
もうすぐ噴煙の中に突入

とうとう降ってきた

鹿児島のちんちん電車線路に芝生が
喜入の石油備蓄基地

喜入石油備蓄基地を指宿スカイラインから















小林でHくんご家族からたくさんおみやげをいただき、感謝しつつお別れを。
もの凄く歓待していただきました。みなさま、本当にありがとうございました。
小林から高速に乗って鹿児島の一つ手前のインターで降り、錦江湾に沿って鹿児島へ向かいました。
すると桜島から上がった噴煙が一筋、こちらに向かって攻めてきました。
ピンポイントで火山灰に直撃されました。辺り一面真っ暗になったと思うやいなや、フロントガラスに黒い雨粒のようなものが音もなくパパパッと印刷されたみたいになりました。
およそ4分くらい黒い雨の中を走り続けました。コリャたまらん、いつもこんなんじゃあ、とても鹿児島には住めないなあ、何もかもが真っ黒くろすけになってしまうのですから。クルマも痛むし、なにより肺が弱いわたしには致命的です。
しかしまあ、鹿児島の人たちも我慢強いです。こんな生活を毎日送っているなんて。


鹿児島はやはり錦江湾の大きさにスゴク圧倒されました。いわば滋賀県と琵琶湖の関係、のような感じを受けました。この錦江湾は海中に沈んだカルデラでして、もしも錦江湾の出口が塞がっていて湾が陸地のままだったら阿蘇を抜いて世界最大のカルデラになっていたのに。
鹿児島の街は熊本や仙台と似ているようでした。アーケード街が広くて立派なんです。しかも、わたしの気のせいかもしれませんが、熊本よりも鹿児島の方が街として大きいような気がしました。とにかく大都会です。
ただ、九州新幹線の駅、鹿児島中央駅は、うっかりすると通り過ぎてしまいかねないような、意外に狭いところでした。
ちんちん電車、懐かしかったです。新型のトラムは床が低くてヨーロッパ調なところがクールでした。
鹿児島から指宿に向かう途中、喜入(きいれ)の石油備蓄基地を通りました。巨大な石油タンクがずらーっと並んで壮観でした。
鹿児島から指宿までは結構遠かったです。
続く