今日午後2時25分、愛妻弁当を理農食堂で食べてローに戻り、事務室で公法訴訟実務の課題(イヤな単語です)プリントを貰っていこう、と寄ったところ、事務室のYさんから『あんみつさん、民事裁判実務の課題、未だ出していませんね』と。
えっ?それなんのことですか?と聞き直すと、伊藤先生が夏休み中に出した課題提出の締め切り日がなんと今日の正午だったのです(だそうです)。
全く知りませんでした。唖然として、『で、伊藤先生はもう持って帰られたんですか?』と聞くと、今会議の真っ最中ですとのこと。
『会議はいつ終わるのですか?』と尋ねると『大体2時半から3時の間です』
と!
そんで、今この瞬間は、と時計を見ると午後2時30分!
突然降りかかった超緊急事態、あと何分残っているのか分かりませんが、とにかく書きます、と、Yさんが打ち出してくれた課題プリントを手に、狂ったように自分の机まで走りました。
机に着いて問題文をざ~っと走り読み。パソコンを開けてワープロを出して、斜め読みしつつ、請求の趣旨とか請求原因とか認否とか、問題文を読むというより見る、と言う感覚でバッキンバッキン超短文の答えを打ち込みました。手が震えていました。
そして何とか課題回答らしきモノを作ってプリントアウトし、これまた猛突進して事務室へ。
伊藤先生が提出課題の入った封筒を取りに事務室に来られたのはその2分後、でした。2時45分のことでした。
Yさんは、目を丸くして、もう出来たの?と。伊藤先生は意地悪く『たしか締め切りって今日の正午じゃなかったっけ?』なんて恐ろしいことをのたまわりました。でもニヤニヤしながら受け取って帰って行かれました。
もう、事務室のYさんに感謝感謝です。九死に一生を得ました。
ただ、Yさんも、今回まだ課題を提出していない人が他に何人もいますよ~、と言ってました。知らなかったのはわたしだけじゃなかったんです。
よくよく考えたら、後期の授業は今月28日からです。なのになんで今日が締め切りなの?気づかない方が当たり前じゃないかな、でも、もし今日の締め切りを知らずにいたら初っぱなから物凄いハンディを背負わなければならなかったことを思うと、ほんとうに運が良かった。Yさん、ありがとう。
倒産法概説という本は、なかなかの本です。理論的説明がきっちりされています。ただ肝心の重要な単語の意味について説明が省かれているので不親切なところもあります。
その点、伊藤眞大先生の分厚い本は漏れがありません。
こうやって分からないところを少しずつ理解しながら本を読めるなんて幸せなことだし、幸せな時間だなあ、と実感します。こういうことももうすぐ出来なくなります。受験が迫ってくるからです。
行政法もじっくりやらないと、と思っていますが、自由時間が無くなりつつあります。
外は空気澄み切り風ヒンヤリ、ために日差し強いも良い気持ち、と素晴らしい気候。なのに、わたしの席は室温29度です。ちょっとひどいです。
今日は民主党内閣が組閣されました。ミスター年金の長妻議員が厚生労働大臣になったのは痛快でした。
改めて、政権交代って風通しが良いなあ、官僚と自民党議員の癒着の負の歴史を実感しました。国民もこの癒着を良しとしてきたのです。
やはり何年もかけて政官癒着、官僚天下りを訴え続けてきたことで世論も変わってきたんですね、そして決定打が年金問題です。政権交代が日常化していたらあり得なかった事です。
でも不思議な感覚を憶えます。鳩山首相、と聞いて真っ先に思い出すのは戦後の鳩山一郎のことなんですから。そしてわたしはこっちのハトさんには良い印象がありません。本当は緒方竹虎が初代自由民主党総裁になって総理大臣になっていたのに、緒方さんはインフルエンザで急死してしまったため、鳩山一郎が総理になったんです。
緒方竹虎はわたしの高校の大先輩で高校剣道部の大大大先輩です。
この人の息子さんの奥さんが、あの国連難民高等弁務官だった緒方貞子さんですよ。いや大した家系です。
☆さっき女房から電話があり、明日は車検の日でしょ、と。すっかり忘れてました。明日は早朝ダッシュでローに行き倒産法をたっぷりやろうと思っていたのに。ま、仕方ないです。