2008年2月4日月曜日

犯行目撃
















女房がO簿記学院で借りた講義DVDを返しに行く途中(なんて優しいこと)、アヒルを看板鳥にしている八百屋さんの前を通りました。





今日も歩道をひょこひょこ歩いてるかな、と覗いてみると、アヒルちゃん、なんと売り物のキャベツ?をつついて食べてました。あらら、と観察していたら、奥からお姐さんが出てきてアヒルの頭を軽くぽんっ、と叩きました。そしたら、アヒルは犬がご主人からしかられたときと同じ表情を浮かべたのです。あの長い首をヒョッと縮めて眼をつぶったのです。





えらく可愛かったです。『アフラック!』とそのアヒルはしゃべるんじゃないか、と一瞬想像しました。





アヒルちゃんは店の奥に追いやられると、ばつが悪そうにくちばしで大きなたたらいの水をつつき始めていました。










節分
















午前中は冷たい雨、午後から晴れ間も。久しぶりの青い空が気持ちよいです。





憲法の人権判例のまとめをやり始めました。判例のプロにならないと得点できないからです。





 憲法といえば、橋下大阪新知事が岩国市長に、憲法の勉強をしろ、と馬鹿にした発言をしました。岩国市長が米軍岩国基地に沖縄から基地移転することの是非を住民投票にかけようとしたのを、橋下君が、直接民主制をとる憲法に反する、と因縁をつけたのです。





 これに対して憲法学者たちは、『お前のほうが勉強不足じゃ』とたしなめました。どっかの受験予備校の論証を覚えてただけなのがばれてしまったようです。










鳩とひまわりがなんか言ってます。合格者を減らすのだと。ではロー関係者はなんか言ってるんでしょうか。彼らにとっては飯の種が減ることになると思うんですが。とんと聞こえてきません。寝てるんでしょうか。





 あと15日で我が家ともおさらばかと思うと、急に勉強部屋が居心地良くなってしまい、困っています。





テレビがないので夫婦でNHKラジオを聞いています。結構面白いです。ああ、昭和30年代、家中みんなでラジオドラマや演芸会を、それこそ耳をそばだてて集中して聞いてましたねえ。いまでも覚えているのは夕方、赤胴鈴の介を聞いてると、庭の赤い柿の実に夕日が差して輝いているのが目に入ってきて、赤い胴の色ってあんな色なのかなあ、と想像していました。





 今日夕方、女房を迎えに行く途中、ラジオからむかしの落語が流れてきました。話芸というか話術というものの奥深さに驚嘆しました。名人っているもんだなあ、と感心しながら笑いながら運転してました。終わって、司会の玉置ひろし(これまたなつかしい)が、『お話は志ん生さんでした』と言ったので、オオ、これがあの神様志ん生なのか、さすが、たいしたもんだなあ、とうなってしまいました。





学生時代、落語オタクの同級生がいましたが、やっと彼が理解できました。





 帰る途中で櫛田神社の前を通ると、人だかり。門前に有名な巨大おたふく門が見えました。節分といえば、なんといっても京都の吉田神社ですよ。それはそれは大規模なお祭りで、あの大きな吉田山全体に夜まで人の流れが途絶えず、京都の芯から冷える底冷えの中を白い息を吐き吐き山を上っていくのです。