2010年10月26日火曜日

寒いというか、身が引き締まるというか

昨晩は木枯らしかと思うほどの冷たい強風。窓がガタガタ揺れて一層寒く感じました。

今日はローで行政法と倒産法を地味にやってました。

明日は朝からTACに行き、論文をタラタラ書いてきます。



☆テレビで、マラソンのキューちゃんが詠んだ短歌の話をしてました。正確には憶えてませんが、今まで毎日毎日走り続けてきて一体何万キロ走ったことか、そのことを思えば、明日の本番(のレース)なんてたった42キロじゃないか、なんてことないよ、というような中身でした。

それを聞いて自分が恥ずかしくなってしまいました。今年の本番、きつくてきつくて死にそうだ、だなんて愚痴っていた自分が情けなくなってしまいました。

で、TACの答練のスケジュールを見てみると、本番チックに、一日9時間半も受験する日が3回あります。そうだよなあ、それくらいやれば本番がキツイなんて感じなくなるよなあ、と、キューちゃんを思い出したのです。また、辰巳の答練も毎回解説講義まで入れると朝から晩まで続きます。

やはり慣れが必要なんですよね。
同じクラスにいた男性で毎朝5時にローに来る人がいます。お坊さんみたいな人です。スゴイです。

ウィルス

ロー内でウィルス感染がひどいらしく、事務室から対策CDを渡されました。で、検索を始めたところ、延々16時間もかかってしまいました。ローで検索を開始したものの、いつまでたっても終わらないのでしびれを切らして電源をオンにしたまま自宅に持ち帰りました。自習室での隣の座席の女性とお互い愚痴を交換し合いました。
ただ、その結果、14個のファイルが感染してました。

ロー内での情報伝達には大学内情報システムに入らなければならないのですが、そのためには一旦ウィルスソフトをオフにしなければ入れないのです。ただ、なぜか、ノート型パソコンに入れているウィルスバスターだとオフにしなければならないのですが、自宅のデスクトップパソコンに入れているOCNのウィルスソフトだとオフにしなくても入れるのです。
ですから、ローに持って行っているノート型パソコンを使ってロー内情報を見るためにはウィルスバスターを切らなければなりません。これが危険なんです
し・か・し・、なんとこのウィルスバスターというソフトはそもそも九大ローに入学したときにローからもらってインストールしたソフトなんです。
これではウィルスソフトをもらった意味がありませんよねえ。

今やっているのはTACの論文短答の受験とその復習(かなり時間がかかります)、倒産法概説第二版とその講義DVD、プラクティス行政法と宇賀行政法、です。
☆刑法の短答問題で、横領と背任の区別の論点、分かったつもりで居たのですが、改めて考えると謎と疑問がわき上がってきました。悪い癖で、いろんな本を読み比べてしまいましたが、曽根さんの本が良かったです。
☆昨日の朝、女房が朝9時発の飛行機で名古屋に出張するというので朝8時に女房の実家にクルマで行き、女房を乗せて福岡空港まで送るということにしてました。わたしの家から女房の実家まではクルマで20分以内で着くのですが、昨日は月曜で雨。
だもので7時20分に家を出たにもかかわらず女房の実家に着いたのはなんとその1時間後、8時20分でした。もの凄い渋滞でした。六本松から薬院までクルマでギッシリ。まったく動きが取れませんでした。しかたなく電話してタクシーで行くように伝えました。
女房はタクシーで博多駅に向かい、地下鉄に乗って空港に向かいました。これが良かった。
内心、空港までの道路も大渋滞しているだろうからタクシーで空港に行くのはマズイんじゃないかなあ、と心配してました。
夜、名古屋にいる女房と電話したところ、飛行機内にたどり着いたのは出発の5分前だったそうです。
危ないところでした。名古屋での会議に間に合って良かった良かった。

2010年10月20日水曜日

帰省

昨晩、田舎に戻りました。親父が入院して高熱を出していると兄貴が言うので慌てて帰省しました。昼間、TACで今週のノルマの論文答練第2回目を書いて夕方クルマで出発したんです。
少しずつ良くなっているみたいでしたが酸素吸収力が弱くなってました。それよりももっとガックリしたのはお袋がヨタヨタフラフラしてたことでした。
二人とも84,85歳と、頑張って生きてきましたが大分くたびれてきました。つらいです。
福岡から大分県の宇佐までは日中クルマで走ると3時間半ほどかかります。ですが夜ぶっ飛ばしていくと2時間15分くらいで到着します。途中、焼山バイパスと椎田道路という二つの有料道路が民主党のお陰でタダになったので時間と共にお金も合計900円浮きます。
ICレコーダで行政法判例百選講義というのを聞きながら走りました。クルマを走らせながら聞くのにちょうど良かったです。

☆今夜はホークスの敗戦を知り、嗚呼オレと同じだ~っ、と思いました。昔、旧司法試験受験時、750人が合格するという年に1000番台以内で落ちました。そのとき、来年は受かるな~、なんて愚かにも傲慢油断したんです。今年のホークスも全く同じです。マリーンズには勝てるだろうと福岡の誰しもが軽く考えてました。
そんなわけでホークスが負けたことはわたし自身にとってはガツンと一発喰らって目が覚めた思いでイイ刺激になりました。

☆先週デスクトップパソコンのDVDドライブが突然壊れてしまい、外付けのDVDをアマゾンで購入しました。市内のパソコン専門店よりも30%安かったです。で、田舎から帰ってきてすぐこれをセットしようとしたのですが、説明書をろくに読まずにセットしようとしたため何度も失敗してしまい、とうとう夜中の3時までかかりました。
アホか、ワシャ~。
これでようやく友人から貰った大事な倒産法の資料が使えます。

☆田舎で飼っているコーギーの雑種、チャコは相変わらず気だてが良かったです。誰に対してもフレンドリーなところが可愛いです。それに比べて我が家のチワワ、ファン太はね~。

2010年10月16日土曜日

温かなお別れ

塾のスタッフの皆さんからご丁寧な別れのご挨拶を頂きました。
今日は朝9時半から夕方6時まで後任の先生方の授業見学をし、先生方が立派な授業をされているのを見届けて、夕方生徒がほとんど帰宅した後、簡単ではありましたが心のこもったお別れのご挨拶を頂きました。
全教研前原教室というその塾の先生方は皆さんプロに徹してました。短い間ではありましたが忘れることの出来ない思い出が出来ました。感謝。

昨夜は行政法判例百選講義というネット講義を夜中まで受講していたので気づいたら2時。朝6時起きなので、授業見学中はずっとうたた寝してました。先生方、すんません。
このネット講義って、便利ですなあ。21世紀の受験だと感心しました。

☆明日朝一で短答の答練を受けにTACに行きます。これからずっと論文と二本立てが続きます。
☆塾の生徒のことやら準備プリントのことなんかを考えないで済むようになってほんとに肩の荷が下りました。生徒は大金を払って来ているお客さん(の子供さん)なんで、いい加減な授業は出来ず、しかも前原教室の社会科をわたし一人で担当していたので責任の重さは計り知れず、自分の日中の勉強時間に食い込んでくること甚だしかったです。
ではまた。

2010年10月15日金曜日

Oh!ゴージャスっ!

用あって市内のとあるローに出かけていきました。そこのロー生と食堂で話した後、ロー内をチラッと見てきました。


なんとまあスンバラシイ!エグゼクティブとはこのことか、と圧倒されました。


何もかも豪華でした。そのロー生が毎日常席にしている窓際の机なんか、JALのファーストクラスの個室みたいな(実際見たことは無いですけど)えもいわれぬゴージャス感を醸し出していました。


机も椅子もカーペットも照明も窓の大きさもその外の景色も、室内の空調も静かさも、もう完璧でした。


たぶん文句なしに日本一でしょう。


そのロー生は毎朝7時にはローに到着して勉強をしているそうです。この環境で朝一から勉強したら実力はグングン上がること疑いなし、です。


それに引き替えわが校は文字通り、バラック建てです。何と言っても建物の基礎が無いんですもの。ある学者が言うに、たった3日で建ったそうです。


建物の真下を走っている地下鉄の車両の振動がモロ校舎中を揺らすんです。

☆とうとう今日、土曜日をもって塾とさようならです。後任のお二人も立派に堂々と楽しい授業をおやりになってるので安心して去ることが出来ます。
ただ、いろんな生徒や先生から、寂しいと仰っていただけたのはうれしかったです。たったの4ヶ月間しか居なかったのに。有り難い限りです。若い生徒達を相手にしていると若さのエネルギーをもらうことができました。
感謝。

あいさつ

今日、中3のクラスでお別れのあいさつをしました。女の子達から、せんせ~なんでやめると~?やめんでよ~、と言われて休み時間中取り囲まれたりしました。
やっぱ、ウレシイですよ。鼻の下がでれ~っとなりました。
 後任のN先生とバトンタッチの儀式を生徒の前で行った後、教室長からN先生の授業をチェックしろと言われてたので、後ろの方に座って見学してました。
N先生は元々公務員専門学校等で教えてらした方ですんで、授業もスムースに進んでました。
すると、わたしが座っていた座席の横に居た男子生徒がわたしにルーズリーフを渡して、ここにサインしてくれ、と授業中にねだったんです。
仕方ないので、英語の筆記体でグッドラック、と書いてやったらひどく喜びました。
しかしまあ、あろうことか、今時の中学生は筆記体が読めも書けもできなんです。学校で教えていないんでしょうか。信じられません。
わたしがそいつに紙を渡すと、そいつはそのサインを書いた紙を周りの生徒たちに見せびらかし始めたんです。
そしたら自分も自分も、と紙をわたしに寄越すのです。
今は授業中だから後で書いてやる、と言って授業に集中させるのが大変でした。
で、休み時間になって寄せられた紙にサインを書いてやって、『合格!』と書いてやったところ、またしても、自分も自分もと、合格の二文字を書け書けと迫ってきました。

☆塾を出たのが午後10時過ぎ。N先生と近くの駐車場で立ち話をしました。授業の進め方とか、来年の受験のこととかを話し合っていたところ、わたしの古くからの知り合いとN先生の未来の奥様とが仕事上の付き合いがあることが判明し、またもや縁を感じました。
☆帰ってきたら知り合いのロー生から電話。その直前にそのロー生からのメールを読んで、すでに猛烈に怒り心頭に達していたわたしは電話で詳しいことを聞いて益々怒りが増幅してしまいました。
西新にあるローの民事系のある科目の講義がデタラメなことにビックリするやら呆れるやら。年に100万円以上もむしり取るローが提供して当然のサービスであるまともな講義が全くなされていないんです。
九大ローの講義も悲惨でしたがそれに輪を掛けたものでした。あんまり詳しく言うとそのロー生に迷惑が掛かるので詳しいことは差し控えさせていただきますが、はっきり言って、酷すぎます。授業中全く講義をしていないというのですから。じゃあ何をやっているのかというと、自分の自慢話ばかりだそうです。そのくせどんどん落第させると言っているらしいんです。
落ちたわたしが言うと言い訳になってしまいますが、ローの講義でまともなのは数少ないです。無益であるだけならまだマシで、人の合格の足を引っ張るようなものもいっぱいあります。そういうのってどのローにでもあるんでしょうか。一橋なんかはそんなのは一切なさそうですが。
☆明日もまた塾に行かねばなりません。中2の生徒に別れのあいさつをせよということで。正直言って、もういい加減にしてくれ、と言う気持ちです。
倒産法と行政法が山積みになっているのに。

2010年10月14日木曜日

初答練

TAC答練を受けてきました。といっても、受付で問題と解答用紙をもらい、ローの自習室に行って自分の机で書いたんですが。
数ヶ月ぶりに書くとやはりなかなか上手く行きません。ですが、やはり書かないとダメだ、と実感しました。
先月買った1万2千円するセーラー万年筆中字、なかなか良いです。ただもうちょっと太くても良いかなと言う気も。
今居る自習室は人の出入りが激しく、騒音などがなかなかうるさくて、とっても過ごしやすいです。え?と仰るかもしれませんが、以前居た別館の部屋は、狭い上に全くの無音部屋でして、息が詰まる思いがしました。
生活雑音って、やっぱあった方が心が落ち着きます。
そのうえ今の部屋にはダイキンの大型空気清浄機が設置されていてしかもわたしの座席の背中直ぐ近くにあるんです。これはウレシイ。

☆塾の後任の先生と一緒に塾から帰る途中、いろんな話をすることが出来、後任者が同業者で良かったなあ、ツイてるなあ、と思いました。
☆塾では全生徒に今度社会の先生が交代することがメールで発信され、昨晩から各クラスでお別れの挨拶を始めました。
やめないで!と言ってくれるのは中3の生徒くらいでした。わたしがこの夏一番苦心した学年なので言ってくれるとさすがに胸キュンとなりました。辞めないでくれと言ってくれた生徒は、教え初めの頃わたしの授業に向かって『そんなことを覚えて何の得があるん?』とかわたしが苦心して編み出した語呂合わせを鼻で笑ってたヤツらなんです。
そいつらは今回の学校の中間テストで90点という今まで取ったことのない高得点を初めて取ったんで、ようやくわたしのことを認めてくれたようです。
☆今週は後任の先生達の授業を見学して指摘するという、引き継ぎの仕上げです。
やはり若い先生はバイタリティがあります。自分のやってた授業はパワー不足だったなあ、と実感。

2010年10月5日火曜日

ロー生活

再開しました。ジョンレノンの歌のように、starting over です。
するといろんな人たちに遭遇しました。完全未修で今年1発目で合格した女性、受かるべくして受かったのに謙遜しまくってる人、今年落ちて明日大分の田舎に帰って独習で頑張る人、昔からの仲間のOくん、しまいには中山先生に文系の門の前でばったり。
あんみつさん、どうしているんかね?と聞かれました。また、今年の点数もしっかりと。
そして先生はこういいました。『あなたの答案はどうもあっさりし過ぎているからなあ』と。もの凄い記憶力です。わたしの答案を先生が見たのはもう1年も前のことです。
たしかに分かり切ったことを書くのがかなりしんどくなっていたことは確かです。うざったい、という気持ちでした。新司で重要なのはそんな当たり前のことなんかではなく、当該事実をいかに切り分けて分析するかという事実分析こそメインだと決めつけていました。

とまあ、しっかりと洗礼を受けたので明日からは落ち着いて自習室で勉強できるでしょう。わたしの座席は勉強室の入り口ドアに開いている10センチ四方の覗き窓を通して廊下からモロ見えなんです。しかもわたしの席は室内でも頻繁に人が通るところですので始終監視の目が光っているといったウレシイ状態です。
ただ、今週いっぱいは塾の引き継ぎのため、午前中で引き上げなければなりません。
もう少しで塾ともお別れです。最後に思いっきり授業をしたかったと言う気もしますが、なにせ今週は中間テスト対策でまともな授業は出来ず、対策プリントを配ってやらせるしかありません。
と言うわけでまた明日。

2010年10月3日日曜日

環境の変化

来週土曜日をもって塾をリタイアします。
後任の講師の先生が二人来ます。小学生担当と中学生担当です。
三日ほど前から引き継ぎを始めました。
で、何という奇遇か、このお二人の先生、なんとわたしと同じ業界の人間だったんです。二人とも福岡市内のロー出身です。 わたしの出た箱崎のローではありませんが、お二人はおんなじ西新のローご出身です。
そのうえ共通の知り合いがいるのも分かりさらにビックリしました。 彼の髪の毛の現状を尋ねたところ、更地になってるとのこと。わたしの方はまだ武蔵野の林でがんばっています。
塾のバイトって、教えるための事前準備、予習もさることながら、授業の組み立て、プリント作成、個別対応、とりわけ生徒一人一人の性格把握も大切で、作業がたくさんあって大変です。
ついこの前も小学6年生の女の子が塾を辞めていきました。その子本人は能力はあるのですが、どうも自分の勉強スタイルにこだわりすぎていて、なんでもかんでもノートにしないと気が済まないというタイプでした。また、すぐ『せんせい、わから~ん』と言うのが口癖でした。思い詰める性格なんでしょう。
わたしとしては、どこが分からないか、ではなく、今日の勉強でどこが分かったか、というプラス思考をしてもらいたかったです。
その子と正反対なのが同じ小6でも上のクラスの子たちです。わたしが授業中話したことが全部そのまんまなんの摩擦もなく彼らの頭の中に収納されていきます。砂地にまかれた水みたいなものすごい吸収力です。たぶん、理解力が高いんだと思います。
また、下のクラスと上のクラスの子供達の差として如実に表れるのが文章を音読させたときです。上のクラスの子たちは文章を正しくきちんと読むことが出来ます。
それに比べて下のクラスの子たちは、いい加減に読んだりふざけて読もうとしたり、たどたどしかったり、と、しっかりと読む力が足りないようです。
 これを自分の勉強にフィードバックさせると、薄い本をきちんと何度も読むこと、キーワードを掴むこと、の重要性を再認識させられました。

☆ TACという予備校(旧早稲田セミナー)の短答論文答練を申し込みました。計25万円余!アンビリーバブルです。バイトで貯めたお金を全部つぎ込んでも足りません。
女房に出してもらいました。ちょうどバイトを辞める翌週から答練が始まります。
今は倒産法と行政法を潰すことに。
☆一昨日の金曜日、ローで法務研究員(卒業生のこと)への自習室の座席割り当て発表がありました。明日月曜からロー通いを再開させるつもりです。
と同時に、TACには週2回通い、論文と短答を解きに行きます。
辰巳の答練とどっちにしようか迷いましたが、TACのビデオブースの環境の良さを選びました。