2009年2月16日月曜日

で、行政法は




良をくれていました。いやぁ~、、ほ~~~っとしました。素直に感謝しました。これでまた不可だったらどないしょ?と心中おびえておりました。
 他には、憲法がなんと、可に転落。前期は優だったのに。民事弁護論は逆に優をもらいました。頭が痺れてしまい、頭痛でがんがんしだしたほどの超難問で、なにが問われているのかさっぱり解らず呆然となっていたんですが。
 もう、ローの採点は何が何だか訳が分かりません。ただ民事裁判実務で不可を喰らったのだけは神妙に納得しております。
 今日は一転冬に戻り、バイクでローに行ったのですが途中で後悔しました。やっぱりクルマで行けば良かった。 強風でバイクがよろけそうになりました。その強風の寒いこと!
 ローに行くと、卒業する学生達がざわついていました。卒業後も試験までの約3ヶ月弱の間ローの自習室を使えることになり、その間どの机にするか、を決めていたみたいです。彼らは今どんな気分でしょうか、試験直前の焦りとか恐怖に耐えながらひたすら猛勉強しているのでしょう。いよいよ来年はわたしの番です。




そういえば土曜、辰巳という法律系の予備校に行って無料講義を聴いたのですが、受験生がいっぱい居て驚きました。なんでも、全国で今年新司法試験を受ける予定者が1万人近くいて、そのうち2千人以上がこの辰巳がやっている模試を受けているんだそうです。
ちなみに今年の合格者数はおそらく2千5百人と予想されます。ということは、合格者は4人に1人、ということになります。
 当初は6割以上が合格すると喧伝されていましたが、ロースクール乱立によりロー生の数が増えたため合格率が下がりました。
 でも、旧試験の合格率が1パーセント以下であるのと比べると天国です。
その、無料講義によれば、平均点をとれば落ちない、と言うことらしいです。
わたしが、民事裁判実務での落胆から回復した理由の一つは、合格者の再現答案を読んで、その中身と彼の順位とが著しくずれていたからです。講師の弁護士も言ってましたが、なんでこんなひどい答案が合格答案なのか、わかりませんでした。




 ただ、その中で全国6位の答案は、内容は平易で誰でも知っていることしか書いていないのですが、コンパクトに要領よく短くまとめており、かつ各段落に表題を掲げていたり、キーワードがちゃんと書き込まれていたり、と、採点者が点をつけやすいような書きぶりでした。中身ではなく飾り付けや配置、レイアウトが大事だ、ということです。ということは今から短く解りやすく見通しの良い答案が本番で書けるような勉強をするべし、ということです。




え?それって旧試験でも言われていたことじゃないか。そうなんです。でも旧試験では問題文が短くて何を書くべきかすぐ解ったので、ついつい深~く書こうとしていたのです。ところが新試験では問題文がべらぼーに長いため、何が問題なのか自体を探し出すのがまさに大問題でして、それを探り当てるために相当時間が掛かります。また、書くべき事柄の数ももの凄く多くなりました。




そのため一つ一つの事柄について論述できる行数が必然的に短くならざるを得なくなりました。わたしにとってこれは凄く良いことです。初めっから短く書くしかないと体で納得しました。つまり深~く書きたい気持ちに強制的に踏ん切りをつけることが出来たのです。こうなったら徹底的に短くしてやります。








 そもそもわたしが民事裁判実務で不可を取った理由は、民事裁判実務のメインである要件事実という学問では必要最小限度でのことしか書くな、もしも不必要なことを書いたら減点または零点になるという科目で、わたしの性格である説明過剰癖だと自ずと減点零点を招くからです。




 本試験でも無駄な説明をいっぱい書いてしまい、流れが悪くなってしまったのです。




 ですから、これからは説明過剰癖を矯正して、簡にして要を得た短文が書けるような訓練をやっていくつもりです。
写真上、ネットでも評判になっていました。アヒルの名前はピーちゃんだそうです。
下は、三越三階にある天神バスセンター。九州中どこへでも行きます。東京までも。この前逮捕された福岡高裁宮崎支部の裁判官もここから乗ったのでしょう。その裁判官とは時々近所ですれ違ったことがあります。向こうは自転車に乗ってました。むかし大学の答案練習会で見かけたことのある人でした。彼がそんなことをするなんてとても信じられないんですが、、、。