2009年11月26日木曜日

Yes,we can!







ってオバマ大統領がスローガンにしましたが、我が国にはもっと昔に同じ言葉をスローガンにして藩財政を立て直した藩主が居たんですねー。


 

それはあの『為せば成る、為さねば成らぬなにごとも、成らぬはひとの為さぬなりけり』と詠んだ米沢藩主上杉鷹山、ようざん(治憲、はるのり)です。母方のおばあさんが、米沢藩4代藩主綱憲(あの吉良上野介の息子)の娘です。つまり上杉鷹山は綱憲のひ孫にあたります。


 

この上杉鷹山は元々は宮崎の高鍋藩主の次男です。高鍋藩主は秋月氏です。秋月氏はもとは福岡県甘木地方の秋月というところに割拠していました。939年の藤原純友の乱を鎮圧しに都から派遣されてきた大蔵氏(渡来系で、阿智使臣の子孫と名乗っています)が乱を鎮圧した報償として太宰府に近い秋月地方を領地にもらったのです。また、鷹山の実母は黒田氏の姫です。


 

実は女房の実家の祖先も秋月なので、上杉鷹山さんがグッと身近に感じました。


 

それにしても、イエス、ウィーキャン、とオバマさんが叫んでいるのは、『為せば成る!』って言ってるわけかあ。なんか不思議な感じがしますねえ。


 


 

☆今日また、民事法の課題が出ていました。既判力と相殺の問題。ややこしいです。しかも、答案を書いて木曜日に提出しろと。しかもまた刑事弁護でも新作の課題が出ていました。よく読んでいませんが、伝聞例外みたい。リミットは来週火曜日。適当にやって終わりにしたいのですが、なかなか。


 

こういうものは一気にやっつけてしまわないとズルズル引きずって大切な時間を潰してしまいます。というわけで土日で一気に終わらせ、、、、たいなぁ。願望


 





 

絶滅希望種











絶滅危惧種があるのなら、絶滅希望種もあっても良いんじゃないかな、と思います。






最近、歩きたばこをよく見かけるんです。若い男、若い女、おばちゃん、が多いです。歩きたばこではありませんが、クルマたばこも多いです。こちらはおっさんが運転中窓を開けて自分がすっているたばこを右手で車外に出しているんです。たばこの煙が車内に入らないように、ということなんでしょう。それで、吸い終わったら、ポイッ、です。






もう、いい加減にしろ!ですよ。道路は吸い殻入れじゃあないんだから。












☆今日は大変に陽気がよくて、暑かったです。東公園に寄り道して、昨夜偶然再会したK先輩の開業している行政書士事務所の場所を探索しに行ってきたんです。そうしたら、東公園内に見事な人工の滝と絶品の紅葉が見えたんです。






おもわずヨダレが垂れました。この絶好の秋日和にぴったりの景色だったんです。






ちょうど昼休みの時間帯だったので、隣にある福岡県庁の人たちが大勢散歩したりジョギングしたりして賑やかでした。






うっとりするような紅葉が撮れました。






☆☆そのあと、以前から行ってみようと思っていたカレー屋さん、ドリアンに。






今から16年前まで箱崎で下宿して、塾講師をやっていたころ、真冬の夜10時過ぎに下宿に戻る途中によく寄ってました。その後、わたしの下宿先と同様、JR鹿児島本線が高架になるので立ち退きにあってどっかに行ったか廃業したか、分からなくなっていたんです。それが数ヶ月前偶然見つけたんです。






中に入ってカツカレーを注文する際、水を持ってきてくれた女性に、ここは以前踏み切りの横でやってたあのドリアンですか、と尋ねたら、経営者は変わったけれどカレーは同じ物です、とのこと。 たしかに味は変わっていませんでした。美味しい、というか、味にボリュームがあるんです。カツもカリッと揚がっていて美味しかったです。






ただ、昔は細長くて深い容器に入っていたのに今日のはふつうの広皿でした。昔を懐かしむ思いが強かったので、器が違うだけなのにかなりがっかりしました。






ただ、帰り際、代金を支払って出ようとしたら、奥から別の女性が出てきて(若い)わたしが昔のドリアンを懐かしがっていることに興味を持ったみたいでした。






どうも、昔の店をやっていたおばさんの娘さんみたいです。わたしが昔のドリアンを知っているのがうれしそうでした。










☆☆☆今日の民事法の講義は民訴、将来の給付の訴え、とくに敷金について、そして訴訟承継でした。もっぱら敷金についての話でした。最後の詰めの部分がいつもイマイチ分かり難いんです。






この授業は3年生100人を3クラスに分けて授業するので先生は同じ授業を3回もぶっ続けで講義しなければ成らず、きつそうです。よく分かります。45分授業に換算すると6コマぶっ続け、となりますから。へとへとになりますよ、全力で授業すると。





以前教えていた塾では、夏期講習冬期講習で、朝から晩まで45分授業を連続15コマ授業したことがありました。今思うとゾッとします。というか、よくまあそんなことが出来たなあ、と自分に感心します。いまでも時折その当時の夢を見ます。前にも言いましたが、学部やローの先生達は一回、予備校講師のやってる授業やわたしがいた塾(現在生徒数1万人の巨大塾になってます)の研修に参加してみるべきです。人に教える、ということもスキルが必要なんです。学者の先生達は他人の授業を参観したことがあまりないようです。それなのに自分のやってる授業は大した物だと思いこんでいる人がかなりいます。





それだから、自分の授業のやり方を他の教官(特に実務家教官)から批判されると烈火のごとく怒ります。でもねー。人に何かを教えることって、ある種のサービスであり、ボランティアであり、人間関係形成なんじゃないかなあ。





言ってなんぼ、ではなく、分かってなんぼ、だと思います。その点では、やはり仕事上対人的行為の多い実務家の方が教え上手です。ただ、裁判官教官はどこか、一枚、いや二枚くらいのシェルターがかかっている感じもします。つまりどんなことをしてもお前らぼんくらを分からせてやるぞ、という気迫は弱いです。これくらいわかっとるやろ、との前提で話をされるのです。ぼんくらたちはそもそもの前提で躓いているのが分かってらっしゃらない、という感じです。





それに比べると検察官教官は、口が悪くてぶっきらぼうですが、なにがなんでもわからせるぞ、という熱い気持ちがこちらに伝わってきます。





弁護士教官はアカデミックな雰囲気にあこがれを抱き続けている万年青年みたいな感じです。というか、不思議なことに弁護士教官が一番学者的です。





一般的には裁判官が学者に近いという感じもしますが、九大ローではそうでもないみたいな気がします。ピュアーな弁護士さんが多いです。情熱もまたスゴク熱いです。





と、ここまで書いていて、あれ?と思いました。肝心の、本来的な学者教官についてイメージがポッと湧いてこなかったからです。そうかあ、ということは、九大ローというところは学者以外の教官達で持っているとも言えるのかなあ、と。





おっと!ここらで止めておかないと。





☆今W先生から頂戴した民事訴訟法から考える要件事実、という本を読んでいます。もの凄く良い本です。去年この本が出ていたら再履修の憂き目に合わずに済んだ物を、なんて。実際この本は頭にすっと入ってきます。また、読んでいて凄く楽しいです。実に気持ちの良い本です。











2009年11月25日水曜日

濃霧




今朝8時前、わたしの住んでいる城南区から東区へバイクで向かっていると、段々と霧が出てきてしかもどんどん濃くなってきたんです。


ローに着く頃には街はかなりの濃霧に包まれていました。


こういうの、大好きなんで、興奮しました。


その興奮は1限目の民事裁判実務で見事に圧殺されました。この前の小テストが返却されたんです。思いの外悪かったです。平均点にも達していませんでした。先生が事後講評をしているとき、なんでこんなことになったのか、と思い返していました。


直接の原因は時間不足。ですが、真の原因は一つには練習不足があったんじゃないか、と思います。自分で書いてみる練習です。もう一つは、テキストの読み込み不足というか、考え不足もあったなあ、と思いました。


次回の小テストは要件事実は出ません。もっぱら民事訴訟法の条文知識問題です。これはほとんど9割以上とれます。というか、取らなければなりません。今度こそ捲土重来を期します。今日は本当に、こんちくしょーでした。


 夕方、久しぶりにプールに行って300メートル泳いできました。やはり水泳が一番ですね。スポーツクラブに入って出てくるまでの2時間、有益な時間の使い方だと思いました。終わってローに戻って再び2時間ほど勉強しましたが、体が軽くなったのが頭にも良い影響を与えたみたいで、気分すっきりと勉強できました。


夜9時、ローを出て、吉塚駅前の王将で、焼きそばと餃子を持ち帰りで注文していたところ、懐かしい先輩にばったり会ったんです。その人は一緒に司法試験を目指していたのですが、数年前にあきらめて仕事に就いていたんです。


 で、今日話を聞くと、県庁前で行政書士をやっているとのこと。いつか事務所を覗きに行こうと思います。




☆左肘、またしても水が溜まっています。耳鳴りもキツイです。はやくなんとかしないと。

2009年11月24日火曜日

せめて写真だけでも





























辰巳で倒産法の講義を聴いてきました。
朝9時前は気温9度、でしたが、昼頃から暑いくらいに。メチャクチャ良い天気でした。街が鮮やかに輝いているようでした。何故だか分かりませんが、不機嫌そうな顔をした人を一人も見かけませんでした。みんな穏やかな顔つきをしていました。素晴らしい天気のなせる技でしょう。


辰巳のビデオブースは相変わらずムンムンしてて頭がクラクラしました。


で、近くの福岡市役所前広場では温泉地のイベントが。湯布院と小国と武雄温泉でしたか。小国(おぐに)といえばあの有名な黒川温泉ですよ。ああ、来年の今頃、のんびりと温泉に浸かりたいものです。がんばんべー。


昼ご飯に、阿蘇牛の串焼き500円と湯布院そば300円を食べました。


串焼きは旨かったです。のどかな勤労感謝の日でした。



☆それとは裏腹に、刑事弁護の予習はキビシーです。問題の意味がイマイチよく分からないんで。


また、民事法の予習も、訴訟承継なんですが、これもまた分かったような分からないような、ちゃんと書いてくれている本がなかなかありません。高橋重点講義も、ごたごたしてるし。講義案がいちばんしっかりしているみたいです。







今日はこの辺で寝ます。

2009年11月22日日曜日

パンク

朝8時半過ぎ。スクーターにまたがって天神の辰巳に向かって走り始めてから4分後、突然後輪がパンク!

近所のガソリンスタンドに向かうと、修理はやっていないと。仕方なく汗みどろになって自宅に戻りました。辰巳には今日ビデオブースに予約してた、倒産法の達人、をキャンセルせざるを得ませんでした。また、マリノアシティに宇佐市のアンテナショップが今日新規開店するとのことで兄がこっちに来ているのにも会えず、さんざんな幕開けでした。

明日月曜も祭日で近くのバイク屋さんはお休み。

 こうなったらレッドバロンに電話するかなあ、なんて考えてました。全国チェーンであるレッドバロンには無料ロードサービスがあります。ただ、おかしな事に、バイクを自店舗に引き上げていった後、注文主はバスに乗ってのこのこ店舗まで行かなければならないんです。

修理後、また自宅に持ってきてもらうのは有料なんです。またあ、バイクと一緒に自分もその軽トラに乗せてもらうのもできないんです。

で、とりあえず電話しました。相変わらず丁寧な応対でした。ほんと、今宿にあるレッドバロン福岡店のスタッフの応対は素晴らしいです。
 結局、小笹店から修理に来てくれることになりました。小笹店の方が自宅に近いからだそうです。
 午後3時半、大降りの中若いスタッフが来てくれて修理してくれました。ところがそこで分かったことは、パンクではなく、中の窒素ガスが漏れていただけだったんです。
どういうことかというと、今時のバイクはチューブレスタイヤでして、タイヤの内側は空っぽなんです。チューブがないんです。分厚いゴムタイヤをパカッと鉄の輪にはめて中に窒素ガスをパンパンに注入するんです。
 これだとタイヤに釘が刺さってもガス漏れがわずかで済むし、修理も簡単です。釘を抜いて、そこに強力ねばねば剤を埋めて、乾けば終わり、です。
そう言う長所があるのに反して短所もあります。パカッと嵌めているだけなので、空気圧が下がると鉄輪からタイヤが外れやすくなるんです。
きょうわたしが遭遇したのもこれでした。あっと言う間に後輪がぺこんぺこんになったんです。
 それで、窒素ガスを充填しただけで修理は終了。お代は3000円。
これが高いか安いかは見方の問題だと思います。

そう言うわけで今日は出だしでもの凄く躓いたので、イヤな気持ちでした。
そとは大雨だし、女房は田川の実家にお袋さんと帰っていて、食べるものも冷蔵庫の中の残り物しかなく、身も心も惨めったらしくなってしまいました。
後から考えたらどーってことないのに。久しぶりに気分がふさぎ込んでしまいました。反省。
 今日で九大ロー入試が終わりました。O君は手応えがあったみたいです。
わたしもホッとしました。

☆訴訟承継という民訴の難問があります。基本書によって中身が相当違っているのに驚きました。今夜中にまとめ上げなければ。

2009年11月21日土曜日

2年前






















の、今日でした。わたしが九大ローの入試を受けた日です。







そして今日もまた新たな入試が。知り合いが二人受けに来ました。







民法が最初の科目で、またしても物権から、しかも共同抵当が出たんだそうです。なんじゃそりゃ、です。







択一ならともかく、まともに論文答案を書けと言われると難しいと思います。







みんな書けなかったんじゃないでしょうか。







会社法は取締役の利益相反あたりからまた出たそうです。これもまた毎年同じです。







民訴も当事者適格とか、、、、あとは忘れましたが、毎年同じような箇所から出ているみたいです。







 受験生は意外に若い人ばかりみたいでした。旧司法試験が終わるので、おじさんおばさんがドドッと増えるのかと思っていました。







あの旧試験のベテラン、超ベテラン受験生達は一体どこへ、と気になってしまいました。







 外は冬っぽくなって寒さを実感するようになってきました。おかげさまでようやくローの自習室内の温度もちょうど良いくらいになりました。







 ただ、午後やってくる睡魔は誘惑たっぷりでしかも強力です。







明日は辰巳。倒産法の達人という講座を聴きに行ってきます。法曹会から出た例題解説破産法、と言う本を読んでいます。イイです。やっぱ実務的な本は良いです。ファイナンスリースの疑問が氷解しました。
☆料理の鉄人坂井シェフが経営するフレンチ、お城の前にあります。すごいデコレーション!
☆☆ 世界を変える100人の日本人、という番組がテレビ東京系列で放送されています。その中で、藤田哲也博士という気象学者のことが紹介されていました。小倉高校から明治高専(今の九州工業大学)、東大で博士号、積乱雲の内部では気流が下降していることを突き止め、その研究成果からシカゴ大学に招かれ、竜巻研究,そこで藤田スケールと言って竜巻の規模を計る、地震のマグニチュードのようなものを、自分のイニシャルのFを使って表示されるようになった人です。フジタスケールと言って、F0とかF3とか表示するんです。また、ダウンバーストを発見した人でもあります。
前から知ってましたが改めて凄い人だと思いました。
わたしは修猷館という福岡の高校を出ましたが、中二まで小倉に住んでいましたので自分は当然小倉高校に行くのだと思っていました。
ですんで、小倉高校出身だと知って尚更藤田さんを身近に感じました。
死の直前まで病院のベッドでも研究を続けいたそうです。
うらやましいと思いました。
わたしが京都からこちらに戻って九大の近くに下宿したとき、そこの大家さんが九大文学部の名誉教授でした。その先生は退官後も研究に没頭されていました。
自分の好きなことに没頭するって、良いですよねー。
周りは迷惑するでしょうが、本人はやりたいことをやり通したんですから、満足満足、ではないでしょうか。そうでもなかなあ。研究って、やればやるほど知りたいことが増えますから。
 そう言えば、坂の上の雲、今NHKが大宣伝しています。私が高校生のころ、初版本が出ました。もの凄く面白くて仕方がなかったです。
ちょうど同じ頃、モハメッドアリがフォアマンとアフリカで対戦したのです。なんと戦前の予想を覆して蝶のように羽ばたいたアリが逆転勝ちしました。
それと坂の上の雲とは全く無関係ですが、同じ時期だったので鮮明に覚えています。
 話がどんどん逸れてますが、勘弁してください。坂の上の雲の中の登場人物に、実はわたしの高校の大先輩がいるんです。
 それは、ロシア革命の陰の立て役者とされる、日本のスパイ、明石元次郎大佐が修猷館出身なんです。これには感動しました。めちゃめちゃカッコイイじゃないですか。日露戦争でロシアを疲弊させて内部から弱体化させて日本を優位に立たせようとして、全世界を股に掛けた壮大な諜報戦を仕掛けたんです。
 日本政府から何百億円という軍資金を任されて諜報戦略に用いたんです。
戦後、明石大佐は詳細な明細表を政府に提出して余った軍資金を政府に返還したんだそうです。こんな事をしたスパイは後にも先にも居ません。
  ひょっとしてわたしの高校の先輩の中で最もカッコイイ人じゃないでしょうか。でも藤田博士もまたカッコイイと思います。
  それに比べればわたしは、、、、。






2009年11月19日木曜日

外科病院







今日は患者として行ってきました。先月バイクで転倒して左肘に出来た傷が、なんというか、プクーッと膨れてきたんです。触るとボアボアします。空気が抜けかけた軟式テニスボールのような感覚でした。



それで、怖くなって馬出(まいだし)の八木病院に行きました。受付で問診票を書き、受付係りに出しました。すると、スーツを着た若者が『先月転倒してから今日まで、他の病院で受診したことがありますか』と訊くので、『ここが初めてです』と答えました。



するとそいつはまた全く同じ質問をするのです。文字通り一言一句同じセリフで。それで、こっちもカチンときて、『だから、ここが初めてだって言っとるやんか』と言い返しました。



ふざけたガキでした。あくまでも自分の問いに合った回答、つまりイエスかノーか、という形でわたしに答えさせようとしたんです。なにがなんでも自分の問いに答えさせようという傲慢さを嗅ぎ取ったので、わたしも、なんでお前みたいなヤツから答え方を強要されなきゃならんのだ、と、ムキになってしまいました。



それで、大人げないことに、手に持っていたプラスチックの健康保険証で受け付けカウンターをバンバンと叩いてしまいました。



 そしたら、そのガキは、やっと、わかりました、と言いました。



客に対する物の言い方ではありません。態度もそうです。



 おかげでもうちょっとでこの病院で受診するのを止めて出て行くところでした。受付の男の態度が悪いから診察を受けるのを止める、なんて捨て台詞を吐いて飛び出したくなりました。



 こんなヤツが受付なら医者も看護婦も似たようなヤツばっかしなんじゃなかろうか、とも。



 そんなイヤな気持ちのまま待合室で本を読みながらしぶしぶ待ってました。



ところがあに図らんや、医者と看護婦とレントゲン技師と検査技師はみんな感じが良かったんです。



 何事も一つの事で全てを判断してはいけない、ということをこの歳になってもつい忘れてしまっていました。反省。




結局、骨に異常は無い、との診断で、ホッとしました。


肘の関節あたりに水が溜まっていて、若干血も混じっているが、そのうち腫れもひいていくだろう、と先生は言いました。ただ、その直後に、中がどうなっているかちょっと見てみる?と訊いてきました。


それで、好奇心旺盛な私も、是非見てみたい、と答えました。


すると、医者は看護婦に、注射器を持ってきて、と命じ、血液採取用の注射器をぷっくり膨れた肘にブスッと刺しました。看護婦が二人、興味津々のまなざしで見つめていました。


すると、医者が『お!出た出た!』と嬉しそうに言いました。わたしもそのシーンを見たかったんですが、診察ベッドに寝かされて肘の外側が見えなかったのです。


医者は『もう一本採血容器を持ってきて』と言いました。結構たっぷりと溜まっていたようです。


終わった後、取り出した中身を見せてくれました。薄いトマトジュースみたいな水がたっぷり入っていました。その瞬間、これをデジカメで撮りたいなあ、なんて思ってしまいました。で、そう言いかけたとき医者が説明を始めたのです。わたしの関心がそっちに向かったとき、私の分身は看護婦さんがどっかに持って行ってしまいました。しごく残念でした。記念に持って帰りたかったのに~。


せめて写真だけでも、、、、。






☆今日の民事法は民訴。堀野先生の説明はイマイチよく分かりませんでした。



民訴も、ちょっと勉強から遠ざかるとたちまち忘れてしまいます。



☆一分間勉強法は、役に立つ場面とそうでない場面とがありそうです。



何度も何度も復習することこそ最も重要な作業である、と書いてました。仰るとおりだとおもいます。



2009年11月18日水曜日

民事裁判実務小テスト











難しかったな~。40分があっと言う間に過ぎてしまい、途中答案もいいとこでした。くやしーです!





あと10分あれば、いや5分あれば、、、と悔やんでいます。





先生の指示がよく分からず、10時10分に試験終了だとばかり思っていました。そしたら10時5分に『終わり!』と言ったんです。え~~~っ、でした。





本当に口惜しいです。





 多分、問題文を読み込むスピードが遅いんでしょうね。それから、やはりおそるおそる書いてるからでもあると思います。自信を持ってだっだっと書けないんです。トラウマのせいかなあ。





 あとは、他の学生達の出来次第です。みんなが出来てなかったら最初の方の基本問題への配点を増やしてくれるはずなので、それを期待します。





 でもまあ、今回がイマイチでも、去年のような轍は踏みません。ことしは要件事実がなんなのか大分分かってきましたし、訳あって民事訴訟からも要件事実を見渡すことが出来るとってもイイ本を手に入れたからです 。








 それから、1分間勉強法、という本を読みました。おっそろしいことが書いてあり、とても信じられない思いもしますが、なるほどということも書いてあったのでつい買ってしまいました。というのは、今朝6時50分くらい、フジテレビ系列で星占いを見てたら、水瓶座の今日の運勢は、ふつー、ただ、良い情報が手に入る日だ、と言ってたんで、試験後、さらにゼミが終わってフラフラと昼ご飯をたべに外に出て、本屋に立ち寄ったところふと目に入ったその本を、朝方の暗示のためか、手に取ったわけなんです。




 それで、その本を買って、近所のモスバーガーに立ち寄り、320円のモスバーガーを食べながら読んでました。意外にイイかも。




 モスバーガーも10年ぶりくらいに食べましたが、結構美味しいですね。




ただ、とにかく食べにくい。ソースが口や手に付くし、パンと中身がバラバラになるし、食べるのに神経を使います。




 で、夕方女房の実家によって食べた晩ご飯(よるごはんなんぞでは決してありませんから)のおかずがなんとハンバーグ。でもこっちも美味しかったです。
☆朝8時前に九州場所に向かうお相撲さん。番付が一番下なのかも。お互い頑張ろうね。








2009年11月17日火曜日

精神科病院




精神医療と法、という授業で、志免町にある水戸病院に見学に行きました。



総勢15人。現地集合で、わたしの車で同じクラスの学生5人が乗って行きました。



大変環境の良いところでした。敷地も広くゆったりしている上、丘の上に有るので見晴らしも良かったです。



中身もまた開放的でした。いわゆる暗くて狭い鉄格子の中に閉じこめるというイメージは、全くありません。



むしろ、特養ホームみたいでした。高齢者がほとんどで、認知症に罹っている老人はこの世にごまんといるのですから、ここが精神科病院とはとても思えませんでした。



しかも、ふつうの特養ホームよりも静かで落ち着いていてメディカルケアも行き届いていて、なにより病院臭さとかおしっこやうんちをもらしたりその処理をしたりしたときのあの病院特有のニオイが全然しなかったんです。



 もちろん、数人の若者がいて、目がどこを見ているのか、うつろで表情もないひともいました。わたしはむしろそういう人たちばかりが入院しているものとばかり思っていました。



ところがそういう若者たちはほとんど外来なんだそうです。




いやほんと、今日見学させていただいた病院は素晴らしかったです。


河野先生というお医者さんが院内見学の説明をしてくださいました。


この先生は、元は原子力発電の技術者だったんですが、一念発起、もう一度医学部を受け直して、県内の保健所長なんかを歴任された方です。


精神科の診療報酬とか療法士の報酬はスゴク安いんだそうで、医療行政に怒ってました。


見学が終わったのが夕方4時半過ぎ。それからローに戻り、近くのガストでみんなで軽く食べて、また夕方6時半から精神医療と法の授業が8時まで。


猛烈な睡魔に襲われました。わたしは必須科目以外の授業では前の方に座るので、こっくりこっくりやってたのを先生にしっかり見られました。


 その後は明日のゼミのレジメ作りと明日朝一番にある民事裁判実務の小テスト対策。去年のこのテストで手痛い目に遭ったので、捲土重来です。


☆今日はばりっとして背広を着て行きました。病院見学をセッティングしてくれた弁護士先生に恥をかかせては、と思って。


で、16年前に塾講師で貯めたお金で買ったブルックスブラザーズのピンストライプの背広を久しぶりに着たんですが、なんとなんと今でもぴったんこなんです。お腹周りも変わらず、スッゴク嬉しかったです。オマケに、病院に早めに着いて、玄関前で立ってたら、1年上のクラス(留年したのです)女性が、わたしをわたしと認識せずに、『あの~、九大ローから来たんですが~、』と、わたしのことを病院関係者と間違えて尋ねるのです。それでわたしが、『○○さん、あんみつですよ、』とわたしが何度も自分の名前を言うのに、全く私のことが分からないのです。それで、『3年既修のあんみつですよ!』と言うと、怪訝そうな顔をしてじっと私を見つめてようやく『!』と。背広を着て髪も整えてたのでわからなかったんだそうです。ということは、普段のわたしがいかにひどい格好をしているか、ということですよね。

2009年11月16日月曜日

冬模様







玄界灘に面したここ博多は日本海性気候なので、陰鬱な冬景色になります。



今日もそんな感じでした。ただ、ローの自習室は初めて快適だなあと感じました。これまでは、暑いか寒いかのどちらかでしたが、今日はぴったんこでした。



自習室と言えば、今夜二十年ぶりに大学時代の友人と電話で話しました。



懐かしくて、いきなり時が当時に戻りました。



彼は京都大学ロー出身で、今も京都にいます。京大ローの話をいっぱい聞きました。なんだか彼らが可哀相になりました。



というのは、私のいる九大ローと違って学生には専用の机が割り当てられていないそうなんです。つまり、毎朝ロー内で自分の好きな机を巡って取り合いの激戦が繰り広げられるんだそうです。うっひゃー、です。このやり方は東大でも同じみたいです。西南もそう。しかも、授業は主に学術的なものばかりで、問題演習は余りやらないそうなんです。学内での答案練習会も無かったそうです。今は卒業生の弁護士達がやってくれ始めたそうですが。



 ああ、九大で良かった~。自分の私物もパソコンも膨大な本も、自分専用の机があるのと無いのとでは学習環境がとてつもなく違ってきます。



東大京大西南さん、辛いですねー。



 それはともかく、20年ぶりなので話が弾み、1時間ほど話しました。京大や京産大の学者になって偉くなった友人達の話も聞きました。



 まるで石川啄木状態になりかけました。友が皆~、です。



でも、実を言うとわたしはほとんど意に介しておりません。理由は二つあります。



一つは、出世よりもとにかく健康であることが第一だと思うので、自分が取り立てて重篤な病に罹っていないことだけで感謝の気持ちが溢れているからです。



もう一つは、人生人それぞれなので、自分が満足すればそれで良い、と思うに至ったからです。



充実した人生には他者との比較、という観念は不要だと思うんです。



まあ、それもこれも今のわたしには今週水曜の民事裁判実務のテストの方が大事だから他者と比較する余裕すらない、というのが真実なんですが。



 さっき、去年受けた同じ科目の小テストを見直していました。なんで去年ヒドイ点数を取ったのかの解明をするためです。



 頭が民法にばかり取られていたんです。当事者の言い分を仕分けすればよいだけだったんです。また、満点をとるなんておこがましいことは止めて、堅く7割を目指して難問をパスすれば良かったのに、なぜか完全解を求めていました。屁みたいなプライドがそうさせたんでしょう。しかも、そもそも要件事実の一番初めの基礎が分かっていなかったんです。



やはり、問題演習が大事だなあ、と滲みました。

2009年11月14日土曜日

合格者ガイダンス











辰巳に聞きに行ってきました。超満員、立ち見まででました。70人くらいいたかも。




目当ては、公法系で高得点を取った合格者の話を聞くことでした。イイコトを言ってました。




辰巳では倒産法の講座も申し込みました。来週日曜、6時間ぶっ通しで聞きに行きます。




天神に着くと、福岡市役所前広場が賑やかで何か歌声がしてました。




駐輪場からチラッと見ると人だかりが。




言ってみると、こちらのテレビラジオ局KBCがお祭りとラジオ中継をやってました。壇上のゲストはなんと、スター錦野でした。意外にがっちりした肉体でした。もっとほっそりしているとばかり思っていました。




 雨上がりの街は輝いていました。風がだんだん冷たくなってきています。




辰巳からローに帰って民事執行法をちらっと勉強しました。法人格否認の法理と民訴法、執行法との関係について今度の民事法の授業できかれるのです。




そうそう、けさ、オバマ大統領が、小さい頃母親に連れられ、鎌倉の大仏見物に言ったという話をしていました。なかなかやるな~、この大統領は、と感心しました。サービス精神旺盛です。とどめは、抹茶アイスを食べる方が大仏見物より気に入ったと言って笑わせたことです。




いかにも日本好きと思わせる狙いが大当たりでした。

奨学金返還説明会で







怒り爆発しました。




返還宣誓書を出せというので、その説明会に行きました。九大の大講堂で夕方から約2時間。参加した学生、院生は大体100人ほどでしょうか。




説明役は大学の職員の女性と育英会からやって来た女性課長。




最後の方で何か質問はないか、というので、頭に来たのでぶちまけてやろうと思いました。へんてこな事が多すぎるのです。




そしたら私よりも先に同じクラスの学生が質問に立ちました。内容はこうです。




育英会が要求するのは、返還債務について、連帯保証人と通常保証人の計2人を立てろ、連帯保証人からは収入証明書と実印、通常保証人からは実印を押してもらってこい、ということです。




 で、同じクラスにいる学生が質問したのは、もしも連帯保証人とか通常保証人を立てなかったらどうなるのか、ということです。




課長が答えるには、仮定の質問には答えない、とか、裁判に訴えるとか、お役人丸出しの返答でした。




 その後、わたしも質問しました。そもそも奨学金を借りるときにすでに連帯保証人を立てているじゃないか。それって、返還債務を連帯して保証するということではないか、だったらなんでまた更に連帯保証人の実印と収入証明書が要るのよ?と。二度手間じゃないか。もしもその必要があるというのなら、なんで2年前の申し込み時に連帯保証人を立てたのか、どちらか一つで十分ではないか、と質問したのです。返還のしおりには、原則として連帯保証人は2年前の申し込み時と同一人であること、と書いているのです。




 そしたら、どんな返事が返ってきたと思います?




大学職員が答えたんですが、2年経つと事情が変わっているかもしれないのでもう一度提出してもらうのだ、と。






でもオカシイと思いませんか。一般的な借金の場合、借りるときに保証人を立てるのは当然ですが、借りた金を返すときにまた再び同一保証人から実印を押させるって。



たしかに民法450条2項は、保証人に弁済の資力が無くなったら、資力のある人に代えてくれと債権者は言える、という規定があります。



でもそれならば、2年前に連帯保証人になってくれた人の資力の有無に関する書類だけ出せば良いはずです。



ですから、2年前に連帯保証人になってくれた人と同一人から実印と印鑑証明と収入証明を出してもらえという育英会の言い分はデタラメだ、と思います。



それで、大講堂でマイクを持って質問したのです。



 まだあるんですよ、ヘンなのが。



一つは、保証人になる人は65歳以上はダメ、配偶者は保証人になれない、



極めつけは、保証人は4親等内の親族であること、それ以外の人間だったら別に申請書を出せ、というのです。



これには何人もの質問というか、クレームが飛び出しました。むこうの言い分では、奨学金返還は長期にわたるので保証人になる人の年齢が問題だから、と言うのです。でもねえ、100歳まで生きる人だって大勢いますよ。



それに配偶者が何故ダメなのか、ワケが分かりません。



そして、学生が、自分の配偶者の父親、つまり義父は姻族1親等だから親族になるのではないか、と、まことに真っ当な質問(というより、確認でしょう)をしたのに対し、彼女たちはこう答えたんです、その場合は、『他人』に当たります、と!



思わず椅子からずり落ちそうになりました。オーマイガーッ!親族の定義は民法725条に書いてあります。



6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族、って。



ほんと、コイツらふざけやがって、と思いました。デタラメと言うより、自分勝手という方が適切な表現だと思いました。



 あ~、また入学前と同じように学生課の奨学金係で大立ち回りをしなければならないのかと思うと、うんざりしました。



 それにしても、今日の説明会には理科系の学生や院生が来ていましたが、彼らはすっかり手玉に取られてしまってました。ブツクサと文句を言い楯突くのはロー生ばかりでした。



 もう一度言います。育英会はヒドイです。

2009年11月13日金曜日

春のように











気持ちの良い一日でした。このままずーっとドライブしていたいと思ってしまうくらいでした。




要件事実の勉強はなかなか捗りません。民法の無権代理人による本人相続とか日常家事債務について、授業でやるのでちょっと復習してやろう、と思ったら意外に忘れていてぞっとしました。




また、来週、ローの入試があり、知り合いが二人受けるので、何が出そうか気になってました。そしたら民訴で引っかかる問題が見つかって、それにも引きずられてしまいました。




 要件事実に関する教科書には問題研究という優しく書かれた本と、類型別という悪魔のような本とがあります。




いま、悪魔の方を匍匐前進で読んだり纏めたりしています。たとえて言うなら、超濃縮ジュースです。そのまま飲んだらゲ~ッという吐きそうな味で、とても一気に飲み干せません。でも10倍に薄めたら俄然美味しくなる、そんな本です。




ならば、どうすれば10倍に薄めることが出来るのか、です。




繰り返し読む、一旦さーっと読んで、次に一行ずつ読み込んで、そしてもう一度さーっと読み流す、と言ったリズムでやっていくしかないです。








☆きょうの民事法の先生は小池さんといって、同じ大学出身の学者、40歳くらいでしょうか。面白くて楽しいのですが、頭が良すぎるのか、ついて行けないところがあります。この先生の授業は時間が経つのが早いです。それだけわたしも集中しているということだと思います。




概して裁判官や検察官の授業は面白いです。無駄がないし、実務感覚が学べるので。




☆☆ドイツ人がやっているパン屋兼スポーツバーが近くに出来ました。この前ここでバケットサンドを買ったら塩辛くて途中で止めました。けれども、その反対にアップルパイなどのスィーツ系は美味しいです。
元祖スイーツ系男子から見ても合格です。本物のドイツ菓子の味です。





2009年11月11日水曜日

平成11年11月11日午前11時11分


1がずらりと並びました。このときをねらって城南区役所に婚姻届を出したんです。
イイことが続きますように、と。で、結果は、、、、、、。


まあ、人間万事塞翁が馬だと、禍福はあざなえる縄のごとしだと、ゼロサムだと、そう思うことにしました。




今日は教官と面談を1時間。ローでの不平不満とか進路とか。行政法の先生で、京大大学院出身のフィールドワーク重視の先生です。


私自身はおもろい授業をやってくれるので好きです。例えば、トルコ風呂事件という行政法の有名な判例がありまして、東北地方のある街で、トルコ風呂を作らせないようにと、行政がむりやり建設区域の近所に教育施設をつくって風致地区に仕立て上げて営業不許可とした事件です。


その先生は現地に行っていろいろと写真を撮ってきたりして授業中にスライドで説明するのです。


学生の中には下劣だとか無駄だとか言って嫌悪するのが結構いました。ですが、わたしは、すっげーおもろいなー、と感心してました。


わたしはその先生に、ローの学者教官の授業のやり方のマズさを思いっきりぶちまけてきました。胸のつかえが取れました。




夕方からは合格者の女性チューターによる択一刑法ゼミ。彼女は論文試験で刑事系の成績が全国で79番でした(7000人中)。


どれくらい優秀なのか興味津々で受けたのですが、意外や意外、基本、つまり構成要件をきっちりと書くことで上の方に行けるのがわかりました。


あと、細かいところは大胆に飛ばす、という男っぽいところも大事なのかもしれないと思いました。


そうそう、面談で進路を聞かれた際、大分の田舎で地道にやりたいと言ったところ、地方にはいっぱい仕事があるよ、と励まされました。


☆今日は何故か暑くて仕方ありませんでした。まわりは寒そうにしているのに。バイオリズムが頂点の日なのかも。それで民事裁判実務の授業でも、何でも来い、先週の敵討ちじゃ、と待ちかまえていたら今度は当たらず仕舞い。

でも来週小テストがあるのでそこでは9割を目指すつもりです。去年落っこちた理由もこの小テストのせいだから。








2009年11月9日月曜日

ベルリンの壁







ちょうど20年前でした。信じられないことばかり起きた年でした。昭和が平成に代わった年でもあります。ベルリンの壁崩壊とソ連の崩壊、世界が変わったんです。
第一、わたしたち昭和世代は年号と言えば昭和、昭和の世がずーーっと続くものとばかり信じてましたもの。


ソ連が崩壊するなんてあり得ないと思っていましたから、ゴルバチョフ共産党書記長が自ら共産党政権を大政奉還したのにはもう、ノーベル平和賞10個分感激しました。ああ、思い出しました。ブレジネフ書記長でした。軍拡競争、宇宙競争、なんでも米ソは張り合ってました。チャイコフスキー音楽賞でアメリカのヴァンクライバーンが優勝したときはニューヨークの5番街をオープンカーで凱旋したんですよ。ヤンキーズのように。
ちなみにそのクライバーンは自ら音楽賞を創設し、今年、我が日本の盲目の青年が優勝したんです。大分脇道に逸れてしまったなあ。


 若い人たちは知らないでしょうが、その当時はいわゆるスパイ小説が花盛りで、ジョン、ル、カレの『寒い国から帰って来たスパイ』、とか、ロバートラドラム(ボーンシリーズの)とか、007シリーズもそうですが、とにかく手に汗握るハラハラ小説がもの凄く面白かったんですよ。映画で言うと、クリントイーストウッドの『ファイアーフォックス』という映画も良かったです。





 敵と味方がはっきりしていたんで分かりやすい(と思いこんでいた)時代でした。





 今、同じような雰囲気を味わおうとするなら、北朝鮮に潜入するような感じでしょうか。





 でも、ドイツは統一したのに朝鮮半島は未だに分断されたままです。もちろん、ドイツの統一についても、アメリカイギリスフランスは実は妨害しようとしていたんです。ドイツが統一されたら強大な国家ができるからなんです。それでもドイツは統一を果たしました。では朝鮮半島は?どうも韓国は統一に及び腰のようです。なんでだろう。









 逆にわたしが期待しているのは中国の分裂です。ソ連邦も分裂しました、というか、元の独立国家群にもどりました。中国もそうでなければならないと思います。土台、チベットも内モンゴルも元は別の国なんですから。それからウイグル自治区もウイグル族の国のはずです。





 そう言う意味では民族主義は否定できないと思います。





翻って我が国を見ると、沖縄の人々の苦しみは格段に大きいと思います。痛みの負担が大きすぎます。





米軍基地は無人島に移すべきです。





ん?またまた過激になってきそうなのでやめときます。


☆今日の暑さは酷すぎました。家族法の授業では何人も下敷きや扇子であおいでました。先生は授業に集中しててそんな学生たちの苦悶に無頓着。気の利いた学生が黒板横のエアコンスイッチをポンっと押しさえすれば良かったのに。
☆☆台湾の豚まんは美味しいです。豚の角煮まんも。箱崎は大分寂れてきました。九大がほとんど移転して学生が減ったんです。残っているのは文系くらい。あとローも。大学の敷地の9割は理系の敷地なので無人地帯が広がっています。そのため防犯対策に民間の警備会社を大勢雇っています。

2009年11月8日日曜日

リバテープ復活


救急絆創膏、最近ではバンドエイドとかいう舶来ものに浸食されてます。


でも、わたしらが子供の頃は、九州人は皆、リバテープと呼んでいました。


というか、日本人はみなリバテープを使っている物とばかり思いこんでました。



ですから、バンドエイドが幅をきかせ出したときは悔しかったです。一体あのリバテープはどこに行ってしまったのか、と。


そしたらなんと、今朝のがっちりマンデー(たまたま見てました)でそのリバテープが全国区どころか、全世界的に注目されて注文殺到と言うではありませんか!


なんやようわからんけど、自分のことのように嬉しくなってしまいました。


 今朝は8時から団地掃除なので、7時半に目覚めてテレビを付けたんです。そうしたら、番組で田舎にひっそりと引きこもっているけど実は世界に羽ばたいているスゴイ企業の特集をやってたんです。


 それで、熊本にあるリバテープという絆創膏会社がトップバッターで登場。


なんと日本で最初に救急絆創膏を売り出したんだそうです。


で、何が世界的に注目されていたかというと、超極薄の救急絆創膏を発売していて、それを貼ると、外見上全く貼っているように見えないのです。

オースゴイ、と感心していたら思い出しました。数ヶ月前それを使っていたことを。なんか、透明な人工皮膚のような感じでした。夜、風呂上がりに傷口に貼って翌朝目が覚めた後、貼ったことをすっかり忘れてしまってることが多かったです。

ほんと、良かったです。


☆今日はまた、春のような生あたたかさで、気持ち悪くなるほどでした。ロー内は暑いと思うと急に冷房で寒くなったりと、一言で言うならおんぼろです。

☆☆要件事実の本、面白いです。腰を据えてやらないと頭に入らないのがわたしの欠陥です。
☆☆☆写真は住吉神社。今日、白鳳と朝青龍の両横綱の土俵入りをこの境内で執り行うということで大勢集まってました。女房とお袋さんも、近くなので見に行ったそうです。二人が参道を歩いていく姿だけ見ることが出来た、けどそれしか見れなかった、そうです。