月曜日の会社法の課題の中身です。簡単そうでかなりややこしいです。
恥ずかしながら、利益相反行為の構造をやっと理解できました。平成18年の
新司法試験の問題であり、しかも平成15年の旧司法試験の問題でもあります。
合格者の答案でも相当数が誤解していました。
で、散々悩んだ末の結論は、またしても条文中心主義を貫くこと、でした。
論点や教科書の記述をそのまま読んでもあたまはまとまりません。二日ほど悩んだ末に今一度条文を繰り返し読むと、そこに答えが書いてあるじゃあありませんか!
本当にアンポンタンです。
シンプルであることが命です、なんにしろ。またまた反省。
今日もローに。ただ、昼から。行ってみると1割ほどの学生が勉強しにきていました。
夕方箱崎宮内にドラリオンが公演のためのテントを張っているのを外から眺めてきました。なんでも入場料が1万1500円だそうで、エライ値段です。真っ白と青のきれいな巨大円形テントで、夕日と月がそらの両端に浮かんでいて、間の空は澄み切った群青色。きれいでした。空気もひんやりしてて、思いっきり空気を吸いたくなるような清浄さでした。
中国に派遣された緊急救助隊の振る舞いはまことに立派でした。昼夜を問わず懸命に生存者を探し続ける態度に中国の人々も感動しているそうです。
わたしがまたしても涙ウルウルになったシーンは若い母親とその幼な子の遺体を発見して運び出し、救助隊全員が整列してご遺体に向かって直立して黙祷をささげたところです。民族を問わず死者を畏敬、慰霊する心がそのままみんなの体全体からほとばしり出ていました。このシーンは日中交流60年の歴史上最高のものとして必ずや後世に語り継がれることとなるでしょう。
中国共産党はこれで人民統制の重要かつ有効な道具であった対日敵視政策の放棄転換を余儀なくされました。新たなる敵をこしらえないと自分たちの権力が奪われてしまいますから、今度はどこを敵にするつもりでしょうか。
それにしても中国の人民は政府批判をかなり自由にできるようになったみたいです。
そうそう、農学部食堂前で募金活動をしていた中国人留学生の姿が見えなくなりました。ひょっとして詐欺だったかな。