2009年11月19日木曜日

外科病院







今日は患者として行ってきました。先月バイクで転倒して左肘に出来た傷が、なんというか、プクーッと膨れてきたんです。触るとボアボアします。空気が抜けかけた軟式テニスボールのような感覚でした。



それで、怖くなって馬出(まいだし)の八木病院に行きました。受付で問診票を書き、受付係りに出しました。すると、スーツを着た若者が『先月転倒してから今日まで、他の病院で受診したことがありますか』と訊くので、『ここが初めてです』と答えました。



するとそいつはまた全く同じ質問をするのです。文字通り一言一句同じセリフで。それで、こっちもカチンときて、『だから、ここが初めてだって言っとるやんか』と言い返しました。



ふざけたガキでした。あくまでも自分の問いに合った回答、つまりイエスかノーか、という形でわたしに答えさせようとしたんです。なにがなんでも自分の問いに答えさせようという傲慢さを嗅ぎ取ったので、わたしも、なんでお前みたいなヤツから答え方を強要されなきゃならんのだ、と、ムキになってしまいました。



それで、大人げないことに、手に持っていたプラスチックの健康保険証で受け付けカウンターをバンバンと叩いてしまいました。



 そしたら、そのガキは、やっと、わかりました、と言いました。



客に対する物の言い方ではありません。態度もそうです。



 おかげでもうちょっとでこの病院で受診するのを止めて出て行くところでした。受付の男の態度が悪いから診察を受けるのを止める、なんて捨て台詞を吐いて飛び出したくなりました。



 こんなヤツが受付なら医者も看護婦も似たようなヤツばっかしなんじゃなかろうか、とも。



 そんなイヤな気持ちのまま待合室で本を読みながらしぶしぶ待ってました。



ところがあに図らんや、医者と看護婦とレントゲン技師と検査技師はみんな感じが良かったんです。



 何事も一つの事で全てを判断してはいけない、ということをこの歳になってもつい忘れてしまっていました。反省。




結局、骨に異常は無い、との診断で、ホッとしました。


肘の関節あたりに水が溜まっていて、若干血も混じっているが、そのうち腫れもひいていくだろう、と先生は言いました。ただ、その直後に、中がどうなっているかちょっと見てみる?と訊いてきました。


それで、好奇心旺盛な私も、是非見てみたい、と答えました。


すると、医者は看護婦に、注射器を持ってきて、と命じ、血液採取用の注射器をぷっくり膨れた肘にブスッと刺しました。看護婦が二人、興味津々のまなざしで見つめていました。


すると、医者が『お!出た出た!』と嬉しそうに言いました。わたしもそのシーンを見たかったんですが、診察ベッドに寝かされて肘の外側が見えなかったのです。


医者は『もう一本採血容器を持ってきて』と言いました。結構たっぷりと溜まっていたようです。


終わった後、取り出した中身を見せてくれました。薄いトマトジュースみたいな水がたっぷり入っていました。その瞬間、これをデジカメで撮りたいなあ、なんて思ってしまいました。で、そう言いかけたとき医者が説明を始めたのです。わたしの関心がそっちに向かったとき、私の分身は看護婦さんがどっかに持って行ってしまいました。しごく残念でした。記念に持って帰りたかったのに~。


せめて写真だけでも、、、、。






☆今日の民事法は民訴。堀野先生の説明はイマイチよく分かりませんでした。



民訴も、ちょっと勉強から遠ざかるとたちまち忘れてしまいます。



☆一分間勉強法は、役に立つ場面とそうでない場面とがありそうです。



何度も何度も復習することこそ最も重要な作業である、と書いてました。仰るとおりだとおもいます。