2010年10月3日日曜日

環境の変化

来週土曜日をもって塾をリタイアします。
後任の講師の先生が二人来ます。小学生担当と中学生担当です。
三日ほど前から引き継ぎを始めました。
で、何という奇遇か、このお二人の先生、なんとわたしと同じ業界の人間だったんです。二人とも福岡市内のロー出身です。 わたしの出た箱崎のローではありませんが、お二人はおんなじ西新のローご出身です。
そのうえ共通の知り合いがいるのも分かりさらにビックリしました。 彼の髪の毛の現状を尋ねたところ、更地になってるとのこと。わたしの方はまだ武蔵野の林でがんばっています。
塾のバイトって、教えるための事前準備、予習もさることながら、授業の組み立て、プリント作成、個別対応、とりわけ生徒一人一人の性格把握も大切で、作業がたくさんあって大変です。
ついこの前も小学6年生の女の子が塾を辞めていきました。その子本人は能力はあるのですが、どうも自分の勉強スタイルにこだわりすぎていて、なんでもかんでもノートにしないと気が済まないというタイプでした。また、すぐ『せんせい、わから~ん』と言うのが口癖でした。思い詰める性格なんでしょう。
わたしとしては、どこが分からないか、ではなく、今日の勉強でどこが分かったか、というプラス思考をしてもらいたかったです。
その子と正反対なのが同じ小6でも上のクラスの子たちです。わたしが授業中話したことが全部そのまんまなんの摩擦もなく彼らの頭の中に収納されていきます。砂地にまかれた水みたいなものすごい吸収力です。たぶん、理解力が高いんだと思います。
また、下のクラスと上のクラスの子供達の差として如実に表れるのが文章を音読させたときです。上のクラスの子たちは文章を正しくきちんと読むことが出来ます。
それに比べて下のクラスの子たちは、いい加減に読んだりふざけて読もうとしたり、たどたどしかったり、と、しっかりと読む力が足りないようです。
 これを自分の勉強にフィードバックさせると、薄い本をきちんと何度も読むこと、キーワードを掴むこと、の重要性を再認識させられました。

☆ TACという予備校(旧早稲田セミナー)の短答論文答練を申し込みました。計25万円余!アンビリーバブルです。バイトで貯めたお金を全部つぎ込んでも足りません。
女房に出してもらいました。ちょうどバイトを辞める翌週から答練が始まります。
今は倒産法と行政法を潰すことに。
☆一昨日の金曜日、ローで法務研究員(卒業生のこと)への自習室の座席割り当て発表がありました。明日月曜からロー通いを再開させるつもりです。
と同時に、TACには週2回通い、論文と短答を解きに行きます。
辰巳の答練とどっちにしようか迷いましたが、TACのビデオブースの環境の良さを選びました。