2008年4月29日火曜日

そよ風




爽やかな一日でした。今日はローに行かず、たまった用事を片付けました。でも、ローに行かないとなんか落ち着きません。


用事というのもたいした物ではなく、コーヒー豆を買ったり天神の本屋に行って授業の準備に楽できる本を探すためです。実際、お役に立ちそうな本がありました。


 バイクで出かけたので、途中、百地浜にあるRKBの広場で今日まで開催されているドイツビール祭り(毎朝通学途中のラジオで知りました)を覗いてきました。暖かくて爽やかなそよ風が広場を渡る中、みんなおいしそうにビールを飲みソーセージを頬張っていました。平和でした。


 昨日の夜のチューター会議というのは、先生一人、上級生数人ずつ、1年生4人、で顔をあわせてアドバイスだとか質問だとかを通して新入生の手助けをしようというものでした。


先生は外国法の先生、東京出身、東大で鳩山邦夫や枡添なんかと同期。


どうせ会うのはこれ1回限りだから、なんてクールなことをおっしゃってました。


鳩山法務大臣は高校時代代ゼミの全国模試で1番だったそうです。ダントツの秀才だったのに、、、、、と。枡添は今では逆転、、、、とも。


また、自分が一番勉強していると(今現在)思っていたけど、みんなやってんだなあ、とも。先日も民主党議員に頼まれて講義をしに議員会館に行ったとか。


 各自自己紹介したとき、わたしが先週布団で寝たのは1日だけで後は机で寝てたと言うと、上級生たちは驚いていました。でもわたしと同じクラスのA君は、当たり前みたいな顔をして聞いていました。


未修の人たちはちょっとビビッていました。


 明日の民訴は、相殺と既判力、高度な問題です。みんな分かってるのかしら。高橋の重点民訴をかなり読み込まないと理解できないのに。


また、あさっての刑法、これは最も難解な過失論。ほとんど確実にわたしまで回ってきます。正直いって刑法で一番苦手です。よく分からないんです。過失の中身をどう捉えるかは刑法の本質にまでさかのぼる問題です。自分の体系が確立してないので、突っ込まれたらおしまいです。


 また、金曜は憲法、これがまた強烈に難しい。


今日買った本に助けがあるかも、あって欲しいです。




写真の緑色のチップは先日ヨドバシカメラで買ったUSBフラッシュメモリー。2500円。


2ギガあり、これにファイルを保存して持ち運ぶことができます。フロッピーみないなものですが、フロッピーの数百倍保存でき、しかも開けるスピードがすごく早いので、とてもとても便利です。これさえあれば、自宅でもローでも文書を作って運べます。


この前メールを使ってファイルを送ろうとしましたが、残念ながら送れませんでした。


わたしの知識不足のせいでしょうが。


 その緑の隣にある黒いスティックは、ローから支給されたUSBで、これをパソコンに差し込んでネットにつなぎ、ロー内での先生の出す宿題とか事務室からの連絡など、ほとんど全てのロー内連絡をします。


もう、ネットネットネットです。すごいです。何でもかんでもネットネットネット。





2008年4月27日日曜日

肌寒い

昨日はことに寒かったですねえ。あやうく風邪を引くところでした。逆に自修室は暑いのでやや汗ばむくらいです。
土日と授業はないのですが(要件事実論というわたしはとってないんですが人気の授業はあります、ただ上級生優先)机についてる学生が結構います。
 今日も行きました。法情報論の課題をネットで提出する締め切り日なので。
今週は強烈にアブナイんです。刑法、憲法、民訴で当たりそうなんです。2年生の未修の学生は答えられないことが結構あるのですが、うちの1年既修ではほとんどありません。
なもので、今週は非常に厳しいです。でも、試験に役立つのかなあ。まあ、去年まではかなりひどくて、山のように課題が出てたそうです。少しはましになったほうかも。
 毎朝車で通っていると、KBCとかRKBとかのラジオの定期リスナーになってしまい、ラジオもなかなか面白いなあ、なんて感心します。本当は車の中でも講義テープなんかを聴いてるべきなんでしょう。ですが、静かなローで暮らしていると、たまには大音量で音楽を聴きたくなるのです。
 で、帰りの車の中ではジプシーキングズのフラメンコをがんがん聞いています。ときどき中孝介の奄美の島歌をきいてます。
 話は変わりますが、聖火マラソン、中国にはほんとうにあきれます。中国人『留学生』たちの赤い大きな国旗を振り回すのも顰蹙ものです。
五紅星旗というそうです。他人の国に来て大勢で終結し、大旗を振り回すなんて傍若無人ぶりをさらけ出していました。
そうかといえば、同じ中国人でも、理性をもってチベット民族と対話しようとする勇気ある人もいます。問題なのは民族同士の対立ではなく、自由と民主を抑圧する政治権力だ、と彼は言うのです。立派。
 みなさん、聖火リレーが地球のどこを選んで回っているのか、何故そこを選んでいるのか、なぜ五輪旗でなく中国国旗を振っているのか、なぜアテネから真っ直ぐに北京に聖火を運んで北京から全世界へ火を発信するという、前代未聞のルートを取るのか、ご存知ですか?
 わたしも全然気にしてなかったのですが、NHKラジオですごく面白い解説をしてました。なるほどねえ、そういうことか、と、今回の聖火リレーの異常さが分かり、大変面白かったです。
 つまり、この話題に関心を抱くようになったのもラジオのおかげ、といいたかったのです。
 
 

2008年4月26日土曜日

朦朧


帰ってきてお風呂に入り、近所のスーパーで買った半額シールの貼られた総菜を食べ、明日の予習を始め、30分もするとカクン、と首が傾き始める。


この一週間、この繰り返し。


しかも今日から新しく民事執行法保全法の授業が始まり、隔週二コマ、今日がその日、4時40分から8時まで授業。


終わったら法情報論の宿題をパソコンで打つ。


ローを出たのは夜9時。きたのは7時半だから13時間もいました。


もう、どんだけ~ですよ。


明日明後日は授業はありませんがローに行ってもの凄い量の行政法の本を読破しなければなりません。授業はほとんど教科書、レジメとは独自の内容、しかしレポート宿題は教科書から。なして?それも100ページ以上あるんです。


前にも言いましたが、今年の既修1年生はみんな狂ったように勉強します。おそろしいです。


きょう、ローのホームページに今年入学者の構成が載ってました。40歳以上は3人でした。30歳以上を含めると(かなり強引)13人?15人かも。


平均年齢が上がっていました。わたしのせいですけど。


 ただ、今日の民事執行法の授業が一番楽しかったです。やっぱり川嶋先生はフィットします。昔ながらの良い先生、そのもの。


ああああ、来週はシケたゴールデンウィークです。火曜日しか休みがないんです。


おまけに来週ある授業はほとんど当てられる確率90パーセントです。




と、ここまでグチをこぼした自分の文章を見直してたら、そうかあ、大方のサラリーマンもこういう生活をしてるんだなあ、と思い至り、大変恥ずかしい気持ちになりました。


大反省!恵まれていることに気がつかないなんて。本当ならわたしくらいの歳だと入れてくれないところです。


感謝しながら喜んで通わねば。


今日は自習室内に設置してあるプリンター(5台)と自分のノートパソコンを繋いで印刷することにやっと成功。これで悩みのタネだったパソコン関係の四苦八苦がほとんど終わりました。

2008年4月23日水曜日

奨学金


振り込まれていました。いつか返すお金とはいえ、有り難い限り。キャッシュカードコーナーに入る直前の有り金は全部で1500円!

お金って、ほんとーに大事ですよねえ。

お金がないときのつらさ、惨めです。まあ、かなり慣れっこにはなりましたが。

もともと、奨学金目当てでローに行ったようなものでした。奨学金で旧司の勉強を続けよう、と。

ところがどっこい、甘くなかったです。
ただ、今週あたりからなんとなく要領が分かって来、また、毎日学校に通うという数十年ぶりの習慣に少しずつ慣れ、年寄りという恥ずかしさも薄らぎ、周囲の学生もまたわたしに慣れたので、ローでの生活にちょっとずつなじんできたかなあ、といったところです。

今日も6時起き、ロー到着は7時20分。すでに5人ほど勉強していました。

今日の授業は朝一の民訴だけ。相変わらず先生の話が聞き取りにくくて、終了後、大勢の学生が質問のため教壇に群がっていました。

授業後、机に戻ると、隣の女子学生からさっきの民訴について質問あり。何とか答えて面目を保つ。

どの授業も体系的授業は一切しません。判例ばかり。半分以上の学生は基本ができていない感じがします。それでも判例を必死で読んできます。

 こんなやりかたは効率的ではないと思います。今日の授業にしても、確認の訴えの基本から話してくれたらよかったのに、いきなり遺言者の生存中の遺言無効確認の訴えという判例からやり出すのです。

確認の訴えの利益のはなしはもっぱら過去の話なので、いきなり未来の話から始まったため頭がごっちゃになった学生が多かったと思います。

 ところで、ノートパソコンの性能は、スゴイです。ストレスが全くありません。

ビスタの売りである、3Dの表示機能、今日初めて操作できるようになりました。

全ての机にネットの線が来ているので、どの学生も自分の机でネットに接続できます。わたしはヘッドホンを持って行って、ネットから聞くことができる音楽(クラシックとかジャズとか)をたまに聞きます。たいてい、夕方の睡魔が襲ってくるころです。

また、今日はかなりカシコイアイディアを思いつきました。ヤフーとかグーグルでは無料でメールができます。

それらを使って、ローで作った文書を自宅に転送することができるんです。つまり、ローのノートパソコンの中にグーグルメールのアドレスを入れておき、自宅パソコンの中にヤフーメールのアドレスを入れるのです。ローで作った文書はグーグルメールで自宅のヤフーに送る、またその逆をする。

そうすると、昔はフロッピーに入れて持ち運んでいた情報をメールの添付というやりかたで瞬時に送れるというわけです。

これには少なからず感動しました。速くて便利でタダですから。
旧司受験はかなり難しいなあ、という気になってきました。
写真アップ、最近良いのがなくて昔のを使い回します。
今日は雨だったので濡れて鮮やかなツツジを撮りたかったのですが、チャンスがありませんでした。
残念。

2008年4月22日火曜日

葛藤

今年の択一、受けるべきか否か。

いまローの中でもみんな考え込んでいろいろと相談し合ったりしています。

そんな中、3月までローで教えていたM弁護士がロー内の掲示板で、絶対受けるな、と書き込んでいました。

なんでも、去年の旧司択一会場にロー生が何人もいたというのを東京出身の弁護士が聞いて、あきれたとのことです。皮肉混じりに、九大ローは本当に立派な態度である、といったそうです。

その意味は、ローが受験生の受験行為にたいして超然として関与しようとしていない、というか無関心だということらしいです。

東京の感覚では、3回しかない受験回数をどぶに捨てるようなもので、東京ではもってのほかなんだそうです。

 で、今のわたしの状態では受験はちと無理っぽいかなあ、という気がしてきました。

万全の準備をして初めてやっと太刀打ちできるというのが択一なのに、準備が全く足りません。一昨日の模試も合格推定点より1点少なかったのです。

 だもので、友人のプランである、来年択一を受けるというアイデアの方がより現実的なのでは、と思っています。

 今朝も、相当優秀なロー生と話しましたが、彼も今年はローの勉強が食い込んできてしまって受験は控えることにした、と言ってました。

 今年入学した学生はもの凄い、今までと違う、と事務室の方が言ってました。わたしもそうだと思います。今日だって、わたしが7時半にローに着くとすでに数人が勉強していました。また、夕方7時半に帰ろうとしたとき、まだ半数以上が勉強していました。

もう、どんだけ~っ?!としか言いようがありません。

写真をアップしようと思ったのですが、うまくいきません。

2008年4月19日土曜日

潮干狩り







今日は自宅で宿題と予習。久しぶりに布団で7時間睡眠。ゼイタク。




今日はコーヒーの特売日。毎日コーヒーミルで豆を挽き、ポットに入れてローに持って行きます。




その豆が3割引の日なので西区小戸まで買い物に。時刻は午後3時。強くて冷たい風に凍えながら帰りによかとぴあ通りをバイクで走っていると、室見川の河口で潮干狩りをやっていました。




もの凄い人出。パトカーまで出動。今日は風が強く、しかも肌寒いのにみんな冷たそうな水に入ってせっせとアサリ取り。




川岸には摂り終えた人達が収穫をどっさりかかえてクルマやバイク、自転車にのせています。また多くのカメラマンがナイスショットをねらっていました。




海の方を眺めると、干潮がおわり、波がざぶざぶと押し寄せて来ています。その波が風とぶつかって白く泡立ちながら上流を目指していて、川の真ん中で貝摂りに熱中している人達を呑み込まんばかりでした。




 街中、道路脇のツツジの花が満開で、福岡はフラワーシティになっていました。




明後日の商法の宿題答案、なかなかまとまりません。論述能力の欠如に悩まされています。




そしてその次の日、火曜日は、憲法と並んで手強い科目、刑事訴訟実務が待っています。とにかく条文を徹底的に頭に入れておかなければならない、辛い科目です。




 と言う具合にローのことで手一杯なのに、択一模試が明日あります。




こんなことで今年の択一は大丈夫なのか、はなはだ心配です。




そんなとき、友人から電話。今年は引っ越しやローの入試、入学等で準備不足だから、大切な3回の受験制限の一回目を使うのは控えて、来年使えばどうか、とのアドバイス。それを聞いたとき、ぐらぐらぐら~っと心が揺れました。




うううう、、。どうしよう。




今年1年でローに慣れ、その後自習室でローの勉強とともに旧試験の準備をする、来年の合格者数はまたまた減ることになるがそれでも来年の方が確率的に良いかも、、、、、、、、。




そんなふうに悩んでいると、なんと今日択一試験の受験票が到着。なんたる偶然。




開いてみると、わたしの番号は1100番台。え~?去年からあんまり減っていない!




去年も締め切り日に投函しました。今年は随分減っているだろうと思っていたのに。




ますます悩ましい状況に。




そこで、これから2回、予備校の模試を受けるので、その結果で様子を見ることにしました。

2008年4月17日木曜日

眠い




もうこうなったら朝一からローに行ってやろう、と7時前に家を出ることにしました。



というのも、授業開始が日によって違うため、それに合わせて出立すると毎日の生活が不規則になりそうだからです。



また、7時半から9時まではラッシュアワーで時間がかかりすぎるのです。



というわけで昨日今日と二日続けて7時半にローに到着。



しかれども、夕方襲ってくる睡魔の強烈なこと!



たまりません。



そのうえ周りの連中がえげつないくらい自修机に座りっぱなしで勉強するんです。



この圧力はすごいです。



若さなんでしょうか。とにかくパワフルです。



こっちはもうヘロヘロであります。




と、昨日ここまで書いて寝てしまいました。


今日は恐怖の憲法、渡辺先生はかなりの実力者。つっこみが怖いです。なが~い判例を深く深く問いただしてくるのです。


で、とうとう恐れていたことが現実に!


予想外の問題で当てられてしまったのです。じぶんがしっかり読んできた箇所よりもかなり前の部分を聞かれてしまったのです。


だもんであわててしまい、テキストに先週自分で書き込んでいた答えを見ないまま、つい頭にあったことを口から出してしまい、端から見てかなり恥ずかしい答えになってしまいました。


わたしの答えに満足しない先生はちょっととまどっていました。


そこで水曜日にわたしを救ったA君に同じ質問が向けられ、A君は先生の望む答えを言いました。この授業では出席簿のおしまいから逆に当てていくのです。


水曜日の民訴と真逆になってしまいました。


けれども、言い訳に聞こえますが、わたしが当たった問題は、前から疑問に感じていたところだったので、自分の思った通りに答えたのでかえってすっきりしました。


恥なんていくらでもかきますよ~っだ。




言い忘れていましたが、昨日、隣の机の女子学生から手作りのチーズケーキを一切れもらいました。彼女は逆サイドにいるもう一人のお隣さんにも同じようにあげてました。


でもなんかうれしかったです。その子は毎日北九州からバス通学しているらしいです。












2008年4月16日水曜日

霧雨




わたしの好きな雨です。落ち着きますよねえ。支持しない友人も居ますが。


今日は辰巳の模試を受けに朝1授業(8時40分から10時10分)のあとダッシュで


自宅に戻り、自転車に乗って西南まで。K女史と会って昼食を西南の食堂で食べながら(西南のカレーは本当にうまくて安い)情報交換、その後ゼミ室へ問題をもらいに行くと、西南の講義がたくさん始まっているので問題解きの場所を確保できない恐れ有りとのこと。しめたとばかり『じゃあ自宅で解きますわ』と退散。


ローの学生も3人ほどいて、旧試験を受ける人もいるのだなあ、と襟を正す。


その後、雨も小やみ状態になったので、天神の早稲田セミナーまで自転車で。


久しぶりのロードで、帰ってから疲れ果てて机で爆睡しました。


目的は新司法試験の問題解説漁り。というのも来週月曜に過去問の答案を書いて提出しろというので、安直にカンニングするべえと手抜き心が命じたため。


 帰りに久しぶりに雨模様の大濠公園に寄り道。


ツツジの赤が雨に濡れて鮮やかできれいでした。なんでもクルメツツジという名前らしいです。可愛らしいちいさな花花です。


チューリップはもう終わりかけでした。


でも花の色ってなんであんなに鮮やかなんでしょう?




思い出しました、今日の民訴の授業を。教授が学生を当てる速さが想像以上だったので、今日はオレまで廻ってこんやろ、とろくに予習してなかったわたしはかなりビビリました。


で、授業終了まであと10分というところでとうとう順番が学生名簿を一巡し、再びア行に突入してしまったのです。


ヤッバッイ~ッ!


しかも、教授の質問が民訴で一番厄介な複雑訴訟の類型で、原告になるためにはどのような種類の訴訟をすることができるか、というものでした。


おまけにそんな質問事項はテキストの質問欄にはありません。


だもので、わたしは出席簿で3番目なのですが、最初の学生は先生の質問にあえなく撃沈、授業は未だ5分以上残っている、自信ない、もうアカン。


 ところがなんと二人目の学生の誤回答がスゴイヒント!になってくれたので、彼の犠牲の下どうにか正解を探し当てて答えることができました。A君ありがとう。申し訳ない。


というわけで、正解を答えられ、しかも来週はもう当てられないというダブル安心感から、今日見た花々はとりわけ一段とわたしの心に美しく映ったのであります。ナサケネー。




2008年4月15日火曜日

個性

今日は新入生だけのコンパ。100人の新入生のうち70人ほども参加。大盛況でした。
幹事さんたちは大奮闘。いずれも気持ちの良い若者たちで、息子や娘にしたいくらいでした。
参加メンバーは皆ローに対して大いに不安と不満を持っているようでした。予習や情報収集を一人ぽっちでやるにはシビア過ぎるのです。
現に今日の授業でも宿題が出されていたことをしらない学生がちらほらいました。というのも宿題はネットで出されていて、それがネットのどのサイト、ページに載っているのか、ロー全体で統一していないので見つけられないためです。
その上パソコン操作に慣れていないのにわかりやすいレクチャーがないためますます頭が混乱してしまうのです。先週わたしの下に来たユーザーID、パスワードの種類はなんと6種類ですよ。6種類!どんなんやって整理理解するん?いい加減にしてくれ!
 またローの授業の進め方にもかなり問題があります。既修は基礎ができているのだという建前を固守して授業は判例ばかり。あまり勉強が進んでいない人にとっては授業は地獄です。その上半分くらいの学者は突然アトランダムに学生に質問をぶつけるのです。ほんとにたまらんです。
 もっときちんと講義をするべきです。百歩譲って判例研究をするにしても、授業中に判旨の要点、問題点、他の判例との整合性、をきちんとまとめて講義すべきです。今やっている授業は学者の自己満足やその場しのぎにしか見えません。
そういう不安をたくさん抱えているからこそ、今日のコンパ参加者が多かったのだと思います。
 学生は、個別に話をすると、みな何か一つ飛び抜けた長所があるように感じました。
女性の幹事さんは未だ若いのに気配りがすごく、去年の適性試験はなんと93点だったそうです。それを聞いた周りの学生達は全員息を呑みました。余りに高得点だったのです。
なるほどなあ、ローに入るには何か人にないものが必要なんだなあ。
また、ここ5年連続旧司択一に受かった男性もいました。
 というわけで、本日のコンパは大成功で終わりました。
写真も140枚ほど撮りました。その中からアップしたいのですが、個人情報保護のため、よくよく吟味して載せることにします。申し訳ありません。
ではまた

2008年4月12日土曜日

新入生歓迎コンパ


行ってきました。面白かったです。ロー生の知的水準の高さを改めて認識しました。


上級生のアドバイスは大変役に立ちました。


また逆に、新入生のだれが実力者かについて彼らが関心を持っていてしかもかなり正確な情報を持っていることが分かりました。


 わたしと同席した先輩たちは、なんというか、むかしの京都にたくさんいたいかにも学生らしい雰囲気をもっていて、好ましく思いました。誠実で、親切で、楽しいメンバーでした。


コンパは大いに楽しむ、けれども勉強は他人に負けない、という、健康な野心がいい感じでした。


そして、コンパを早く始めて早く終わるというのも好感が持てました。


 彼らが異口同音に話すことは、仲間を募って共同作業で予習をこなすことが必要だということでした。


 それから同期の学生とも話ができ、驚きがたくさんありました。


一つは、入学式前に行われたパソコン研修で知り合った元SEだった人と田舎が同じで、しかも親父と出身高校が同じだったのです。


そのひとは宇佐高校、北大、コンピュータ会社のSE出身です。


もう一人、今日知り合った同期生は小倉高校出身、生まれはわたしと同じ佐賀、これまた話が弾みました。


 また明日報告しますなぜかパソコンがかなり重いので。
久しぶりに夜の天神を酔っ払って歩きました。大丸エルガーラのキャフェの灯りがパリチックできれいでした。


 

2008年4月10日木曜日

一息




少しずつ慣れてきました。教授によって、予習すべきレベルが大体分かってきました。



絶対的に知識が足りないため知識習得のための大量の予習が不可欠な科目(会社法の会計と刑訴の細かい条文)、



パソコンノウハウがないため周りの学生に聞きまくる科目(法情報論)、



とにかく判例をひたすら読んで内容構造論点をあぶり出す科目(憲、刑、民訴)、



あんまり予習しなくてすみそうな科目(行政法、民法)。



このうち、刑法と民訴は出席簿順に当てていくのでかなり楽。






今の段階ではこんな感じです。



今日の昼休み、掲示板を見ていると(隅から隅まで丁寧に見ておかないと後で取り返しがつかないくらいヤバイ!)、既修の学生が、午後からの行政法の予習を食事しながらやらないか、と持ちかけてきました。す・ご・い!



このやる気!あおられて、つい『うん』と言ってしまいました。



結局4人で昼ご飯を生協食堂(昭和のニオイぷんぷん)で。中の一人は、毎日下関から通学しているそうです。えええ~っと思わず聞き返しました。小倉から新幹線に乗ってくるそうです。



かれらは、今受けている必修科目8科目以外に選択科目を更に履修するそうです。民事執行法とか労働法なんからしいです。



わたし?当然なんにもとりません。最低限でもあっぷあっぷしているのに。



結局、行政法はわたしの読み通り、教授ががんがんしゃべりまくり、学生に質問することはほとんどしませんでした。わたしはこの授業が一番ローらしくて好きです。学問的な授業は、行政法では無益です。現実の行政がどのように行われているのか、生の事実をわかりやすく面白く話してくれ、かつわかりやすくするための膨大な資料をくれるからです。こんな面白い授業、学生に質問して時間を浪費するのは実にもったいないです。ちなみに、他の科目もそうあってほしいです。



そうそう、刑法で分かったのですが、いまの学生は基礎理論が弱いです。しゃべりは上手で思ったことをどんどん言う点はすごいのですが、刑法の大元に遡ることをしません。昔と正反対の現象です。












話題転換。



この前読んだ本は本当に面白かったです。日本人のDNAを調べたところ、実に興味深い事実がわかったそうなのです。



人類はアフリカから3回の異なる時期に出発し、全世界へと広がっていったそうです。



その3回の出発時期、そして各各がそれぞれいろんなルートをたどって広がっていくうちに、少しずつ変異が生じていったそうです。



そのうちで、強者と弱者のグループ(数の多少による)ができ、弱者グループは消滅したり辺境へ逃げていったりして、そういう特別のグループがすでに存在しなくなった地域、国家が多い中、日本だけはそのような世界中の残り少ない弱者グループがいくつもいくつも残存し、各地方ごとに分かれて居住しているらしいのです。



 で、ここから次のことが分かるのです。



①今もテレビでやっている、県民性を比べてその大きな違いに驚く、という企画、あれはまさに日本人が世界中のわずかに残った少数弱者グループ達による地域別の棲み分けで構成されているということの証明であるという、まことに科学的根拠に基づく立派な番組であると言うこと。



②中国大陸や朝鮮半島から移住してきた渡来人たちは、先端技術を持ってやってきたにもかかわらず、日本の支配的グループになっていない。それは、やってきた渡来人の数が意外に少数で、かつ一時にではなく長い期間にわたって少しずつ渡ってきたため、列島に前からいたグループの数の方が多くて、彼らの中にとけ込んでいったり同じように棲み分けたりしたこと。



そのため、言語についてもかれらは現地語を用いるようになり、大陸の言語は日本に広まらなかった。



③結局、著者の言いたいことは、日本人こそが世界でもっとも多様な種のヒトが棲む地域であること、チンギスハンのような民族浄化といったことが起きず、比較的平和に共存してきたこと、そういう多様性が日本人の特色であること、したがって、日本人の性格(争いを好まない、好奇心が強い)もここから説明できるし、人類の将来像が日本にある、ということ。






実に面白かったです。納得納得。



その本には、沖縄、アイヌ、チベット、九州人、関東人、東北人、、、、と、いろんな比較がしてあり、興味が尽きません。



かねてより、わたしが想像していたことが科学的に説明されたので読みながら膝を何度も打ってしまいました。




布団







この二日間、机で寝てしまいました。



予習に追われてさあ大変。



おまけに今日は朝8時40分から1コマ民訴、その後夕方6時半に刑法刑訴のテスト、その間は空き。



で、その空いた時間、西南大学にてK女史と情報交換、択一模試は時間が無くて受けず、代わりに昨日我が家にやってきてくれた新しいノートパソコンFMV(きむたく)のスタートアップをおそるおそる始めました。



昔と違ってかなり親切でわかりやすかったです。






でも新しいワードの背景は変です。なんか液晶が壊れて破れているように見えます。



それとメールがわかりにくい。






猛烈に眠気が差してきました。また明日。


西南大学の食堂。女子学生のファッションは華美でかえって中身の薄さをさらけ出しているようです(辛口ですみません)。しかも品がない(もっとひどい悪口になってしまいました)。もっと中身を充実させて欲しいです。
ローの玄関に大きなネコがどてんと座ってにゃ~にゃ~言ってました。ネコを見るとなぜか真剣なにらみ合いになってしまいます。
雨がじゃーじゃー降ってました。

2008年4月8日火曜日

パソコン授業

法情報論という、パソコンを使って鹿児島大のローとリアルタイムで同時授業を経験しました。
ところが、初っぱなのパソコンから特定のサイトに入るのに四苦八苦、かなりの学生が悶絶していました。
もちろんわたしもです。
とにかく先生の指示が速すぎてついて行けないのです。途方に暮れるとはこのこと。
なんとか隣の学生と協力し合って目的のサイトにたどり着くと、あらら不思議、画面上に自分の顔、同じグループの学生の顔が映し出され、相手の表情を見ながらチャットで会話するわけです。そのグループには鹿児島大の学生も居て、同じ部屋にいるかのような身近な感覚を持ちました。
たしかに素晴らしい技術です。でもそこまでたどり着く知識と経験、ノウハウがありません。
きっと来週また途方に暮れるでしょう。とほほ、、
ローの中での手続も徹頭徹尾、パソコンを介して処理されます。学生課からのお知らせから、先生の出す宿題、その答案もパソコンのワープロで打った文書でしか提出できません。手書きは禁止。
さっきの法情報論は、授業中ノートを取るのもパソコンでしか許可されません。紙に書くのは禁止。
どう思います?少々やり過ぎでは?
ローがこんなに現代的だとは。予想外でした。
 逆に商法は、授業に入る前の一般的な新司法試験、就職などの話で終始しました。企業会計の本論に入らないまま終了。良かった。助かりました。
ただ、学生は全員宿題をきちんとやってきてました。すごい。
もっともこの商法のクラスは1年の既修と2年の既修しかおらず、全員が既修なので、雰囲気もまた締まっていました。
今日は写真が無くサビシイです。

2008年4月6日日曜日

胃が痛い


明日明後日の授業予定をぱら~っと見てました。そしたら急に腹痛が始まり、おまけに頭痛までしてきました。



とんでもない量の宿題と予習が出てました。やばいどころではありません。



商法はなななんと計算の所の教科書を全部読んどけ、答案を書いとけ、刑訴は聞いたことない事例から条文を発掘せよ、民訴は宗教法人の内部紛争。


もうイヤ!無理無理。

と書いてから、3時間、悶々として答案を書いてました。

が、

もうイヤ、から、もういいや、に方針変更だ~い!もうどうにでもなれ、ってなもんだ。

あーせいせいした。

呪縛から解き放たれました。あすは気楽に行ってきます。

宿題だった問題の答案も適当に書いちゃいましたよ~んだ。へっへっへ~っと!

あとは知らん。

どーせ落ちこぼれだもんね。今更この歳で優等生ぶっても気持ち悪いだけでしょ。


やっぱり自分にはローカル線が似合うなあ。トロトロと景色でも眺めながらマイペースでがたごと進みますよ。


自虐の詩みたいになってすみません。


今日は本当に春でした。雨も降らずに済み、善男善女たちも最後の花見ができ、満足してそぞろ歩きしながら帰路につけたことでしょう。

それにしても今年の桜は例年になく満開成就でした。

いつもは咲ききらないまま雨や風で散っていってしまうのに。

おかげでわたしも桜の醸し出す風情がなんとなく分かるようになりました。

桜と言えばワシントンのポトマック河畔の桜もスゴイらしく、日本関係の行事が盛大に催されたそうで、大変結構なことだと思います。
ワシントンといえば、今ロンドンは大変なことになっているみたいです。聖火ランナーを妨害する人達がひっきりなしに登場して火を消そうとするので、まるで障害物競走みたいになっているそうです。
中国の人権弾圧のひどさには絶句します。ソ連のように中国も崩壊するかも。
 このまえNHK教育テレビの外国語会話に出演していた各国のネイティブの女性達が座談会をしてて、その中で、彼女たちは日本語を話すようになってからなんとなく心が優しくなった、と異口同音に話していました。なるほどねえ。面白いです。
ヘブライ語(ユダヤ人の言語)の文字にはAIUEOという母音字がないって知ってました?文字は全て子音語しかないらしいです。シュッとかクッとか、舌や喉から音を出すわけです。
それと比べると、ほとんど必ず母音語で終わる日本語の響きはとても優しく響くのかもしれません。それが精神にまで作用するのでしょうか。とにかく興味深かったです。




2008年4月5日土曜日

混合授業




昨日の憲法の授業は、未習2年の人達との混合授業でした。


先生によると、既修と未修の混合授業は、未修の人達がいやがるそうです。


確かに未修の人達と既修の人達とは少し雰囲気が違っています。未修は一般的な学生らしい雰囲気があります。これに対して既修組はどちらかというと受験生といったぎすぎすした雰囲気があります。旧試験から流れてきたからでしょうか。


 既修組はこれまで一匹狼で受験勉強をしてきたので、集団で何かをするという行動パターンに慣れていないともいえそうです。




狭い教室に60人近くがギュウ詰めになり、暑かったです。


いきなり10問の小テストが。予習範囲からでるものとばかり思っていたところ、憲法全体からの出題。レベルは昔の択一レベルでした。結構引っかけが多かったです。


先生は温厚そうな方で、ケースブック憲法という、判旨と設問だけ載っている本で行います。


答えは各自が事前に勉強した上で作成しておかなければなりません。したがって予習は大変です。


もっとも先生の質問にスパスパっと応答できた人はそんなにいませんでした。


また、先生のつっこみも、刑法の先生ほど舌鋒鋭く切り込むというわけではなく、冷や汗、脂汗が出るという恐怖までには至りません。


むしろ、予習段階で自分で判例や教科書を読むことが勉強になりました。


刑法もそうでしたが、判旨を知識として仕入れるのではなく、なぜそのような判旨になったのか、とか、他の判例との比較の視点からみてどう位置づけるか、という、理解することが求められていると感じました。




 今日、女房から借金してFMVの高価なノートパソコン(キムタクのやつ)を買ってしまいました(女房のカードで)。ただ、在庫切れで1週間以上先にしか届きません。


本当にネット関係には頭はもちろん財布まで悩まされっぱなしです。


逆に、今日は団地にやっとフレッツ光が引かれることになり、毎月の料金が大分安くなるようで、有り難い話でした。だいたい月3000円近く出費が減ることになります。


団地には高齢者が多く、パソコンを持っていない人にはフレッツ光は無価値なので、これまでなかなかNTTが来てくれなかったのです。というのも一つの集合住宅に最低8軒以上の申し込みがないと光回線工事をしてくれないからなのです。




今朝、K女史と情報交換のため、桧原のパン屋さんに向かう途中、堤団地の小川のほとりにある桜並木がまさに咲き誇っていました。


圧倒的なボリュームでした。こんなに素晴らしい桜並木があったなんて!室見川の桜並木も大迫力です。が、こちらのは小川が小さく幅も狭いため両岸に植わっている桜の木が密集状態となっており、まさに桜色が眼前を覆い尽くす、といった壮観な絵姿を顕しています。 いや感動!




 

2008年4月4日金曜日

初授業




いきなり当てられました。刑法で。


全く予習してきてなかったので胃が痛くなりました。


それにしても他の学生はまともな返答をしていました。さすが既修クラスです。


自分の机にすわっても落ち着けません。というのも大いなる悩みが頭を覆っているからです。それはパソコンとネットの接続です。学内用に特別のフラッシュメモリーがもらえてそれをパソコンに接続しネットを開けば自分専用の受け入れ口が作れるというのですが、そもそもノートパソコンを持っていないので全くお手上げの状態です。


 しかもパソコンから授業の宿題やテーマが知らされるので、勉強のしようがありません。


結局、事務局から4月いっぱいパソコンを借りることになりました。やれやれ、でも接続の仕方がまた問題。


 ローの授業はたしかに面白いです、というか緊張で時間の過ぎるのが速いです。


行政法の先生は強烈でした。圧倒的な研究の質と量で、今まで知っていた学者を遙かに超えています。しかも正義感が強くてかなり惹かれました。


本当に大した人だと思います。


行政法が面白くなりそうで有り難いです。




 昨晩は兄貴親子と夕飯というか飲みました。日本酒のせいでその後猛烈な二日酔い、頭が割れるように痛くなり、そのうえ初授業前の緊張も重なって3時間くらいしか眠れず、朝、ソルマックをコンビニで飲んで出陣という、最悪の船出となりました。


2008年4月2日水曜日

九大病院







健康診断に行ってきました。



初めて九大病院の中に入りましたが、相当広大です。単一大学といっても良いくらいです。しかもなんか金がふんだんにかかっている感じ。すこーしエリート臭がしました。



結局2時間半もかかってしまいました。べらぼうな数の新入生が行列を作って待っていました。



暇なので、今時の若者の顔、表情、髪型、ファッション、振る舞いなどを観察しました。



どうも、全体的にしまりがないなあ、また、学問に対する情熱みたいな者もなさそうだなあ、特に男はひどい。



もやしっ子と言う言葉がありますが、今日見た奴らは頭の中には水しか入っていないような、意思、人格といった、体から外に発散するエネルギーを感じませんでした。しかも皆同じようにしか見えない。



もちろん外見だけしか見ていないのでそのような判断は超主観的です。けど、話してみても面白い返答は帰ってこないのではないかなあ。



 それに比べて昨日のローで出会った未修の人達はみなさんすごく個性があってとっても愉快でした。特に未修の場合、夢を持って来たという感じで、前向きかつ明るい。



それに比べると、既修はやや屈折感がします。中身を知っているせいからでしょう。






明日から講義、いや、昨晩のパーティーで教授が言われた言葉では授業、が始まります。全く予習しておりません。特に行政法なんか、真っ白です。



さてさてどうなることやら。

2008年4月1日火曜日

社会復帰




アメリカで昨年17年セミが大量発生しましたが、わたしも同じように地下から久しぶりに地上に出てきた気がしました。



そこには学校、先生、生徒がいて、社会を営んでいました。儀式が執り行われていました。集団の一員に属するための儀式です。



けれどもわたしにとってはそれ以上に、再び社会の一員として認知されるための儀式と言った感覚でした。



 それは、自習室を見学したときでした。102人の新入生全てに専用の机が割り当てられていて、しかも出席簿順に座る場所が決まっているのです。各机の上に、その机を使用する学生のナンバープレートが置いてありました。
自分の名前のプレートを見た瞬間、心底自分がこのローの一員となったのだと実感しました。


自分の居場所が世の中にある、ということを実感したのはひょっとしたら生まれて初めてかもしれません。というのもこれまで働いてきた講師稼業では全て仮の机しか与えられず、浮き草のような扱われ方ばかりだったからです。



始まりはかなりいい加減な気持ちで、ローにでも行くしかないかなあ、などと不承不承、渋々という気持ちで願書を提出し、しかるに受験料さえ振り込むお金がなく、女房に頭を下げて出して貰う有様でした。



自分専用の自習机を見たとき、もう一度夢中になって勉強できそうだ、と思いました。



あとは自分の集中力がどれだけ残っているか次第です。






夕方からのパーティーは結構面白かったです。さすが大学院、未成年の新入生がいないので、ビールで乾杯でした。おお、大人の宴会ではないか、と感心。



観察していて分かったのは、教授達の方が気持ちが若々しい、ということでした。
もっとサラリーマン的でビジネスライクな人達ばかりかと思いきや、かつての大学時代のゼミコンパと同じふんいきを先生達は抱いていました。逆に学生達はそんな経験がないのかちと気後れ気味でした。

医者やSE、高校の先生など、いろんな人がいて面白いです。特に未修は多様性があって好ましく思います。既修はその点狭くて面白みがないみたいです。