2009年5月27日水曜日

実力養成

こうやって実力は付いていくのか、と実感しました。4月始め、倒産法の何たるかさえ不覚にも分からなかったわたしでしたが、毎週毎週鍛えられてくると、さすがの忘却犯であるわたしでさえ段々見えてくるようになりました。
恐怖って勉強の為の最強の原動力かもしれません。希望、夢、願望、幸せ、といろいろな動機があるでしょうが、やはり恐怖では、と思いました。その上試験まで後1年を切ってますます恐怖を切実に感じ始めてきました。
 倒産法の授業では朝から6時間使って予習したところ、じゃないところが当たってしまいました。予測が大ハズレ。しっかり予習した箇所よりもずーっと前の、先週やるはずだったところが当たったのです。で、思い出し思い出ししながらウソを答えてしまいました。でもこの授業はわたしにとってとても重要な授業です。
できれば毎週当たって毎回ウソを答えていきたいとすら思いました。というのは、先ほど述べたように、今恥をかいておけば来年の試験の時にきっと役に立つ、と確信しているからです。
時間がない以上、ショック療法を採用するしかありません。恥をかくとそのときのことは決して忘れませんから。
 ただ、この次わたしが当たるのは多分3週間後です。それまでにしっかりと倒産法の力をつけておくぞ、と力んでおります。
 その後の授業は憲法。これがまた中身の濃い授業で、渡邉康行先生と言って、もの凄い実力者です。ただ、外見上はなよなよしてて、おかまっぽいのです。それで一部のロー生はその外見に惑わされて先生をバカにしています。わたしからすれば彼らの方こそ大馬鹿です。この先生、中身は強烈な自信に溢れていると感じました。また、それにふさわしいスゴイ実力を持ってらっしゃいます。ですんで、この先生の授業の時はとりわけ予習が大変です。
 そういうわけで、水曜日という日はハードな授業が二つあり、それらが夕方4時40分から8時までなのに、朝7時過ぎにはローに来ます(今日は寝坊して8時半でした)。