2009年6月20日土曜日

刑事模擬裁判傍聴




先週土曜は民事模擬裁判、わたしはこれに参加しました。で、今日は刑事模擬裁判の日。


午後の被告人質問から傍聴しました。面白かったです。結構リアルでした。


ただ、検察側の詰めがイマイチだったかなあ、せっかく強盗の実行行為が存在する蓋然性がアップしてきたときなのに、その最高潮のシーンでスルッと論点が変わってしまった感じでした。


判決公判でも、裁判長が述べた犯罪事実はなんかはっきりしなかったです。


すると、現役裁判官、現役検察官、弁護士、三人の教官が講評のときに相当厳しい事後講評を言いました。なるほどなあ、と納得。さすがは現役の法律家です。学生達は神妙にしていました。でもそれによって実力が伸びるのですからありがたいお言葉を頂いたのだと思います。


 あれだけ準備して臨んだ本番をけちょんけちょんに言った裁判官もスゴイです。つまり実力満点、自信たっぷり、ということです。たしかに凄い人です。検事もそうです。


みな終わってから異口同音に、とても勉強になった、と言いました。同感です。


こういう模擬裁判をやることで訴訟法の本当の実力が身につくのだと実感します。




今日はまたことのほか暑かったです。まあ風が気持ちよかったので大満足でしたが。繁華街はウキウキ気分で溢れていました。枕草子でも、夏は夕暮れ、と書いておいて欲しかったです。