農学部食堂前で中国人留学生達が四川省大地震被災者救援のための募金活動を始めました。わたしも300円募金箱に入れました。
かれらは、ありがとうございます、と言いました。けれど、ちょっと釈然としません。
というのは、わたしの目から見てどうも真剣さが足りないようにみえたからです。必死で訴えている感じがしませんでした。わたしは、たとえ真剣さが足りなくても四川省の人達がちょびっとでも救われればそれで良い、と思って募金しました。
いま、スマトラ沖の大津波の災害後、マレーシアやインドネシアの留学生達はそれこそ泣き叫びながら支援を訴えていたのを思い出しました。
昨夜、なんでブログに中国の大地震のことを書いたのかなあ、と思い返していたら、そうだ、自分も数年前に震度5弱の大地震に遭ったじゃないか、と迂闊にも忘れ果ててしまっていました。そうかあ、あの揺れよりもっと強烈なのが襲ってきたのか。
こりゃあ大変だ。愚か者は自分が被害に遭わないと本当の怖さがわかりません。
でも、自分の受けた被害を忘れてしまう奴はもっとアホです。
あさのラジオによると、なんでも九州の1,5倍の広さで被害が生じ、一千万人が被災したとのこと。桁がちがいます。
また、ラジオが言うには、中国政府は被害の大きさ、軍隊の救出は大きく報道するが、被災者の生の声は放送させないとか。政府に対する不満を封じるためでしょう。
天災のうえに人災、中国人民の被る災厄は終わりそうにありません。
今日は行政法の課題も出し終え、ちょっと一息つけます。もっとも明日は憲法で当たり、その後憲法小テスト。会社法の課題も残っています。こちらの小さな災厄もおわりそうにありません。
写真は、濡れ衣の語源となった記念碑。福岡のお話です。