2008年5月15日木曜日

募金







農学部食堂前で中国人留学生達が四川省大地震被災者救援のための募金活動を始めました。わたしも300円募金箱に入れました。



かれらは、ありがとうございます、と言いました。けれど、ちょっと釈然としません。



というのは、わたしの目から見てどうも真剣さが足りないようにみえたからです。必死で訴えている感じがしませんでした。わたしは、たとえ真剣さが足りなくても四川省の人達がちょびっとでも救われればそれで良い、と思って募金しました。



 いま、スマトラ沖の大津波の災害後、マレーシアやインドネシアの留学生達はそれこそ泣き叫びながら支援を訴えていたのを思い出しました。



 昨夜、なんでブログに中国の大地震のことを書いたのかなあ、と思い返していたら、そうだ、自分も数年前に震度5弱の大地震に遭ったじゃないか、と迂闊にも忘れ果ててしまっていました。そうかあ、あの揺れよりもっと強烈なのが襲ってきたのか。



こりゃあ大変だ。愚か者は自分が被害に遭わないと本当の怖さがわかりません。



でも、自分の受けた被害を忘れてしまう奴はもっとアホです。



 あさのラジオによると、なんでも九州の1,5倍の広さで被害が生じ、一千万人が被災したとのこと。桁がちがいます。



 また、ラジオが言うには、中国政府は被害の大きさ、軍隊の救出は大きく報道するが、被災者の生の声は放送させないとか。政府に対する不満を封じるためでしょう。



天災のうえに人災、中国人民の被る災厄は終わりそうにありません。



 今日は行政法の課題も出し終え、ちょっと一息つけます。もっとも明日は憲法で当たり、その後憲法小テスト。会社法の課題も残っています。こちらの小さな災厄もおわりそうにありません。



 写真は、濡れ衣の語源となった記念碑。福岡のお話です。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ローの生活は毎日大変なのがひしひしと伝わってきます。
本当にゆるい時間を送っていたのは、毎日が日曜日の塩漬け受験生の方だったんですね。わが身のぐうたらさに身の引きしまる思いです。
がんばってください。すべて良い方向に向かって動きだしていると思って。
ところで、博多駅のあたりずいぶん工事が進んでいますね。このまえ地下にもぐったら、通路が遮断されていて迷子になりそうになりました。

あんみつ さんのコメント...

ソランさん、コメントありがとうございます。本当にうれしいです。
やはり環境ですね、人間は。
今日夕方6時半から憲法の小テストが行われました。全部で110人ほどが受けました。よく考えると250人中の110人がこの教室にいるのか、と思うと、ローって少人数なんだなあ、少ないなあ、と再認識しました。
というのも毎日毎日自習室と教室の行き来ばかりしていると何処にも彼処にも人がいて狭い建物の中に人間がぎっしりいる感覚に陥るのです。
 250人のほとんどがまじめに毎日勉強する光景は、かなり恐ろしいです。気後れします。それに打ち勝つ唯一の方法はおそらく彼らよりももっと勉強することなのでしょう。
 そういうわけで朝早くローに行くことでなんとか正気をたもっています。
ここんとこ来訪が少ないのを気にかけていただいて有り難い気持ちでいっぱいです。