2008年11月13日木曜日

一コマ







今日の授業は手形のみ。先生は相変わらず高尚なお話で、狐につままれたような感じ。



終わって行政法の判例を読み始めた途端、もの凄い睡魔が襲ってきました。



うたた寝を2回繰り返しましたがそれでも眠くてたまりません。机にうつぶせになって3度寝をしてたら誰かがポンポンとわたしの肩を叩いたのでハッとなって姿勢を戻し見上げると、なんと民訴の先生が。『Aさん、経済学の単位取りませんか?』といきなり。なにがなんだか分からず、『取りません』と答えると、先生はニッと笑って上級生が座っているコーナーに向かいながら『誰かいないかなー』と独り言を言いながら去っていきました。一体何だったのか?



でもお陰でばっちり目が覚めました。



この前NHKで茂木健一郎が、ちょっと寝の後に脳は良く働くと言ってたので、最近のわたしはうたた寝を肯定的に見ており、起きた直後がチャンスだと自己暗示をかけてます。



そしたら本当に驚くほど活字が頭に入ってきたのです。パチンコ屋が不正行為を働いたので県が風営法に基づき営業許可を取り消したのですが、その経営者はパチンコ店を2店舗持っていて、片方が営業許可の取消処分を受けたので、県はもう片方の不正行為の証拠のないパチンコ店の営業許可も取り消したと言う事件。経営者は、不正行為のない店舗についてまで営業許可を取り消したのは違法だとして取り消し訴訟を提起。



そこで問題となったのが風営法の条文です。これがまあ出来の悪い条文なので、裁判所も一審と控訴審で意見が分かれ、学者も喧々囂々。



 それが、目覚めた直後、条文の構造がすーっと見えたんです。



行政法では判例の占める割合がもの凄く大きいので、一つ一つ読み込んでいかねばならず、かなり大変な科目です。しかも事案を良く知っておかないと判旨が頭に入りません。ですから凄く時間が掛かります。その上さっき読んだ判例がすぐ頭から消えていってしまうので何度も何度も繰り返し読まねばならず、ますます大変です。






 今日もまた素晴らしい快晴、夜になると満月が煌々と輝き、手に取れるほど近くに見えます。



風もなく暖かく、優等生のような天気でした。



そうそう、手形の授業の前、教室に入ろうとすると、一つ上の学年の女性がわたしに話しかけて来ました。顔は前から知ってましたが一度も話したことはありません。



その方がわたしに話しかけてきたのは、わたしが長年福岡の某有名進学塾ACKで先生をしてたのを誰かから聞き及んで、お子さんが小学5年生でその塾に行かせているのだが、私立女子中に行かせたい訳でもないし、今頃から塾通いさせた方が良いか、というご質問でした。その方はもう一人お子さんがいらして、二人の子供を育てながらローに毎日通われているわけです。



 たいしたもんだなあ、と感心してしまいました。ほんと、立派です。
写真の相撲部屋、九州場所から一番近いところにあります。歩いて5分。
お相撲さんが洗濯してます。この天気だとすぐ乾くので楽ちんでしょう。
さすがはサンフジ。密がたっぷり。