授業も終わり、早いところでは今日から期末テストが始まりました。知財法です。
わたしの受ける民事執行法は明日、少しだけ分かり始めてきました。
チャート図のように図解してくれる本が良いですねえ。
ところが教科書に指定されている本にはそれがなく(行政法の宇賀先生の本なんか文字でびっしり)、とても分かりづらいです。
その点、刑訴実務の本は実務の本で、とりわけ法務省は図解が得意というか大好きなので、図解と図表だらけです。そのため、いちどコツがわかると刑訴の本の機能性に痺れます。さくさく頭に入ってきます。
さらに本のどのあたりに載っているかが数字で指示されているので探すのに便利です。裁判というものが徹底的に良い意味でマニュアル化されていることがよく分かります。
膨大な裁判資料をさささっと調べていくためには必須なのです。
こういう実務に比べ、学者さんたちの書いた本の分かり難いこと、全く読み手を無視しています。
ただ、民訴の和田さんのように裁判官経験者の書いた本はものすごく分かりやすいです。
で、今日、学内生協の本屋で買った倒産法の本3冊はすべて図解無し。文字だらけ。びっしり、隙間なく書かれているのが伊藤眞先生の本。わたしは伊藤説(民訴)は一番好きなんですが、本のレイアウトのひどさには難渋します。
前途多難です。おまけに合計で12000円!
うち、教科書に指定された2冊の合計だけで9000円。
もーたまらん。
学修室は人が少なくて、そのため冷房がよく効いてて寒いくらいでした。カーディガンと夏用ジャンパーを着込んでもなお寒かったです。眠かったせいもありますが。
夕方学食に肉ソバ(280円)を食べに行くと、関西から来た学生二人が居たので彼らに混じって食べました。
同志社と大阪市大出身。こっちがいろいろ質問しようとしたら逆にわたしのことを聞かれました。
わたしが、『うちのクラスってめちゃくちゃ勉強するねー。本当にすごいと思う』と言うと、彼らの反応はイマイチ。どうも、彼らにとってはこれくらいフツーみたいです。
しかも、わたしが大阪の共同事務所を見学した際、毎朝弁護士全員で勉強会をやってたのにびっくりして、とてもこんなハードな事務所なんかで働けんと思ったと言うと、彼らは『ボクはそんな事務所が良いです』だって。
参りました。
朝行く途中、交通事故目撃。
帰る途中、昭和の飲み屋目撃。