2009年5月4日月曜日

大学ノートの裏表紙に、さなえちゃんて書いたの






















中学高校と、深夜のラジヲから流れてました。RCサクセション。ご存じない方も多いでしょう。忌野清志郎さんがフォークをやっていた頃の歌です。









当時は、正直、すぐ消えるバンドだなあ、と思ってました。変な声と変な歌、妙にだらだらしてて気持ち悪いなんて思っていました。なんてったって拓郎が一番でした。高田渡とか高石友也、岡林信康はおっさん臭く、陽水は暗すぎ、清志郎はキワモノと見ていました。フォークソングは学生紛争と一体になって社会全体の雰囲気を表していました。







その後、四〇台で復活、良い歌を歌うようになっていて驚きました。明るくて元気が出る歌でした。わたしの好きな歌手になっていました。







寂しいです。あの変な声と変な歌い方がもう聞けないなんて。







ガンってほんとに恐いです。














土日は田舎に帰り、行きと帰りの途中、女房の実家で片付けの手伝いを。結果的に休み二日間の使い方としては充実していました、自分の心の気がかりが消えたと言う意味で。







明日からまた勉強できるので、大変有り難いです。しかも、今週の授業は木金土だけ。行政法と倒産法はモラトリアムが出来、嬉しい限りです。







田舎で飼っているバカッチョ犬、チャコはただいま抜け毛の真っ最中で、ちょっとさわるとバンバン抜けます。お陰でシャツもフリースもズボンも毛だらけ。







 そんなチャコと朝散歩に出ると、家の近所の田んぼでチャコが立ち止まったまま動かず、ウウウゥ~と畦に向かって唸っています。またちっちゃな虫とかを見つけたんだろう、と思いつつ、犬の目線の先を見ると、細くて小振りのヘビが草むらの中、じっとしていました。ああ、どこに出もいる青大将だろう、と高をくくりつつ、でも初めて見る形だなあ、頭が妙に小さいというか細いというか、体全体のバランスからして小顔なんです。しかも赤い目がとても小さくて、かえって不気味な感じがしました。体の色は薄い茶色、これは何の変哲もない色でした。ところが、わたしがそばに落ちていた棒を拾ってそのヘビを突いたところ(ヘビからおよそ六〇センチくらいの距離でした)、そのヘビはゆるゆると頭の向きを変えてわたしと逆方向にジワッジワッと動き始めました。そして、しっぽをわたしに向けました。







すると、そのしっぽがまるでガラガラヘビのようにピンっと立ち上がり、そして何と震えるように震動し始めたのです。そのとき、シリシリっとかシャカシャカっと言う音が聞こえてきました。







オッ!これはなんか危ない感じがするぞ、と思いました。そこで犬をそのヘビに向かってけしかけようと、首輪に結びつけたひもを引っ張ると、犬は地面を踏ん張って断じてそっちには行かんぞ、と、強固な意志をもってわたしに抵抗しました。







そのとき、不覚にもデジカメを持っていなかったので、ヘビを撮る事が出来ませんでした。







家に帰ってオヤジに言うと、「それはマムシじゃ。見つけたらうったたいて殺さにゃ!」と。







えー!!あれがマムシなのか!家からわずか四〇メートル先の田んぼにあんなのがいるのか!







と、ぞ~っとしました。で、デジカメを忘れてて良かったなあ、とも。だってもしも至近距離から撮っておこうなんて気が持ち上がったら、きっとモット近くによって写そうとしてたでしょう。そしたらどーなってたか、想像しただけで震えが来ました。







わたしの人生がもうちょっとであっけなく終わるところでした。やれやれ。