2011年6月10日金曜日

元宮城県知事 浅野士郎さん





素晴らしい方です。知事を退任後、大学やマスメディアで活躍中、突然成人T細胞白血病(ATL)を発症され、闘病中でらっしゃいます。
わたしが思っていることをずばり代弁してくださっています。
ありがたいことにこの前新聞にATLに効く薬が出来つつある、という記事がでていました。
この病気は主に沖縄や南九州などに偏在する風土病で、キャリアは120万人、そのうち30才以上では4~7%が発症するのだそうです。感染源は母乳からだそうです。わたしもルーツは南九州です。
☆画像をダブルクリックしていただけたら文章が拡大されて読めます。

玄海原発再開と村上春樹さんの受賞


佐賀県唐津の先の岬に玄海原発があります。
ただいま停止中。昨日、あの経産省の原子力安全保安院がやってきて、玄海原発は安全だから再開してくれ、と佐賀県知事と県議会に申し込みをしました。
知事と議会は抵抗しています。ただ玄海町長だけ条件付同意しました。
保安院に尋ねたいです。あんたら今度はどんな想定をしているのか、想定外の事実ってあるのか、って。
たとえば、もしも飛行機が墜落して原発に落下したらどうするのか?そういうのは想定外なのか?でも現実にはあり得る話です。かつて九大の原子力研究所の原子炉建物真横に米軍のジェット戦闘機が墜落したことがあります。
ですから、そんなの起こりっこない、と言う想定まで想定内にしておくべきです。
この原発が爆発したら福岡市までたった40キロ、コワイです。
ですから何が何でも原発廃止を。
福島原発から365キロも離れた静岡のお茶から基準値越えのセシウムが検出されたんですよ。
静岡の主婦がテレビのインタビューに応えて、『福島だけの問題じゃなくなりましたよね』と言いました。全くおどろくべき発言です。
福島原発放射能漏れの問題は日本全土が滅びるかどうかというまことに国家存亡の危機と言って良いほどせっぱ詰まった問題なんです。対岸の火事みたいに考える人がいかに多いか、こっちがびっくりします。なんてナイーブな国民なんでしょう、日本人は。
しかもこの切実な問題を正面から取り上げているテレビ局はTBSとテレ朝くらい、あとはBSの『愛川欽也のパックインジャーナル』、毎日放送ラジオくらいです。

それから、玄海原発再開の同意対象がなんで近隣自治体だけなんでしょうか。
半径80キロ以内の全ての自治体とその住民の同意まで広げるべきでしょう。だって被害がそれくらいまで広がるからです。
また、国会は内閣の責任ばかり追及してますが、そもそもこんなことになったのは経産省の原子力安全保安院が東電の監視を怠ったからなのだから、国会は猛烈に原子力安全保安院の責任を追及しなければならないはずです。また、事故を防げなかった原子力関連法律を制定したのは一体どこのどいつか、胸に手を当ててよ~く反省しろ、と言いたいのです。
政争ばかりやってる政治屋どもは全員有罪です。

    




















村上春樹さんが反原発を貫かなかったご自分を反省していました。
わたしも同じ思いです。
関東地方では所々でセシウム濃度が高いところが出ています。
武田教授が仰るように、ホットスポットの表土を削り落として福島に持って行き除染すること、これが今一番緊要な仕事だと思います。グズグズ悩んでいる場合じゃないです。
関東のみなさん、デモ行進をして政府を急かしましょうよ。
山本太郎さんのような人がもっともっと増えて欲しいです。



☆とかなんとか言ってますが、今のわたしは金曜か土曜に届く短答の結果通知のことでぐしゃぐしゃです。足きりクリアしていないと一巻の終わりですが、たとえクリアしていても点数が悪ければ最終合格が危ういのです。足きりクリアした受験生の短答平均点がとれたかどうかも心配です。
さっき正午頃郵便受けを見に行きました。まだ届いていませんでした。ヤレヤレ。

☆☆画像をダブルクリックしていただくと最大に拡大して読めるようになります。