2009年4月18日土曜日

ヒヤヒヤ





























朝8時過ぎ、ローに着き、10時半から要件事実論の授業を受け、終わると自宅へとって返し、姪っ子のスクーターの受け取りに二人でバイク屋さんまで。








 姪っ子は極度の緊張。果たしてバイク屋から寮まで自分でスクーターを無事に運転していけるのか、凍り付いたような顔をしてました。バイク屋さんの裏手にある駐車場で試運転をさせました。








 最近のスクーターは4サイクルです。全然加速が出ません。アクセルを思いっきり回してもなかなか前に進みません。そのためカーブで加速しながら曲がるという基本的運転操作が難しいです。倒れる恐れがあります。








 わたしの乗っているスクーターは10年近く前に買ったものなので2サイクルです。アクセルをひねると瞬間的にスクーターが前に飛び出します。体が置いて行かれる感じです。ヘタすると暴れ馬のように前立ちになってしまいます。その感覚で姪っ子の運転を見ていたので、姪っ子がアクセルを思いっきり回したときはゾゾゾ~ッとしました。ヤバイっ!バイクに引っ張られるぞ、と心臓が止まるほどでした。








ところが4サイクルエンジンではそれくらいアクセルを上げないと本当に動かないんです。なんでも4サイクルの方が環境に良いのでメーカーは全ての原付スクーターを4サイクルにしたのだそうです。








 バイク屋を出てしばらくはわたしの車に付いて走るように言い、近くのガソリンスタンドまで誘導しました。ガソリンをちょっとしか入れていないとバイク屋がいったのです。姪っ子は当然生まれて初めてのガソリン注入。なんでもいきなり一人でさせるのは酷かなあと思ったので、ガソリン入れまでは手伝うことに。








その後、いよいよ独り立ち。姪っ子はとろとろと道路の端っこを走っていきました。








 不安だったのでこそ~っと後をつけていきました。バイパス道路で路肩は広かったため直線走行は大丈夫のようでしたが、右折しなければならないところがあり、二段階右折をしろ、と言っておきました。無事に右折出来たのかが一番心配でした。








わたしが件の四つ角を右折待ちしていたところ、姪っ子はその四つ角を二段階右折、つまり、まず四つ角を渡りきったところで一旦止まり、そこで信号が変わるのを待ってから出発する、という右折方法をとらずにいきなり左折して反対方向に走っていったのです。








あれれ?と思ってみていました。どっかでUターンするつもりだな、と分かりました。でもUターンするチャンスがないんです。後ろからひっきりなしにクルマが追い越していくからです。とうとうわたしの見えないところまで走っていってしまいました。そうこうするうちにこちらの右折信号がでたので仕方なく右折してしばらく走り、姪っ子が来るのを待ちました。何台もクルマが通り過ぎ、少し不安を感じ始めたときにようやっと姪っ子がやって来ました。そしたら今度は車線の真ん中を走って行きました。スピードも出ていました。








これなら安心、と思ったのでわたしはそこから自宅に引き返しました。








 あ~しんど。







こっちは刑法の問題をプレゼンしなければならないっちゅうに。しかも明日は女房の法事で田川に行かねばならず、真剣にヤバイです。