2008年5月10日土曜日

択一試験







明日、本番です。毎年毎年受け続けてきました。今年は断念します。



いまでは悩みが消えました。ローにいるうちに実務に役立つ知識をできるだけたくさん身に着けることにしました。いかにして試験に受かるか、という発想から、いかにしていきなり事務所を開いて仕事をこなせるか、仕事を持ってこれるか、へと転換しました。



 そう考えると、ローにいる2年間は短いともいえます。



ですんで、明日択一試験を回避することに後ろめたさは全くありません。むしろこれまでの受験勉強が実務となんら関係のないものだったことを痛感しています。そのため現在ローの授業にフィットするのに苦しんでいます。



 個人企業で食べていくために必要なスキルを身につけることは並大抵ではありません。バッジをつけただけじゃあお客さんは来てくれません。弁護士も競争の時代。売り物を持たねば。



 というわけで、今の気分はさっぱりとしています。



卑近な悩みとしては、今週4つ課題提出しなければならず、追い詰められています。



 先週の民訴の授業で、途中から分からなくなったのが所有権に基づく明渡請求で、どこまで所有権移転経過来歴を証明するか、それは主要事実か、だったのですが、講義案にしっかり書いてありました。わたしが混乱したのは、伊藤眞の教科書の記述と講義案のそれとが違っていたためでした。しかしほかの学生はそこまで分かっているのかなあ。



 今日、やっと行政不服審査法と行政訴訟法の中身が理解できるようになりました。



宇賀の教科書だけだと無理、Wセミナーの本とLECの本でようやく理解。しかし、これからが大変。行政不服審査法の中間とりまとめ、を読んでまとめる作業が。



 あーーー、そう考えただけで眠くなりました。現在最も欲しいものはたっぷりとした睡眠です。



 今日はわたしの大好きな天気でした。雨が降って肌寒い一日でした。熱い風呂に入ったときは至福の境地に。久住の高原で温泉につかっている気がしました。以前ならふらふらと気ままに行きたいときに行きたいところへ行けたのに。