2008年11月30日日曜日

あっという間に11月が過ぎて







素晴らしい天気の日曜日。風は冷たいものの、澄み切った空気の中をぽっかりと可愛らしい雲がたたずんでいました。



そんな空の青さと雲の群れに誘われ、ふらふらっと小戸の海へ。




涙が出そうなくらいきれいでした。空と雲と海を眺めつつ、今のこの景色は一生に一度しか見れないんだなあ、よく考えると全ての出会いが一生に一度なんだなあ、なんて不意に一期一会を感じてしまいました。




ほんとうに贅沢を味わいました。



今日のような、九十九島みたいに小さな雲がちょこんちょこんと青い空に漂って浮かんでいるのが大好きなんです。



明日から12月、早いですねえ。



午前中は手形の課題の下書き。昭和35年の判例の事案とほぼ同じ事案です。ある会社の名古屋支店長と称する者が振出人を騙して手形を自分に振り出させ、それを裏書き(手形割引)して現金を手に入れトンズラした事案。



メインの論点は善意取得のカバーする範囲は前主の無権利に限るかそれとも前主の無権代理行為まで治癒するか、ですが、それ以外にもいくつも論点があります。



 学者はごちゃごちゃとこねくり回して話を難しくしてしまってます。ですが、早い話、形式的資格の問題(裏書き連続の有無、つまり誰が受取人で誰が第一被裏書人かという手形面上の記載の解釈)と、振り出しの効力(詐欺取り消しと96条3項)、裏書き行為の有効性(この有効性を16条2項が治癒するか)の三つだけです。なんちゃって、大昔に勉強した判例なんですが、今もう一度やってみて初めて全体構造が見えた感じがします。昔は論点にしか意識が及びませんでした。



そういうわけで午前中の勉強でなんか頭がスキッとしたので美しい風景を見る余裕が出たのだと思います。



とにかく、今日わたしがもらった感動を共に味わってみて下さい。




2008年11月28日金曜日

どうにかこうにか







行政法の中間テスト、面白い問題でした。





競馬法とその委任立法によると、禁固以上の刑に処せられた者は馬主になることが出来ないと言う規定があります。詳しく言うと、競馬法は短く『競馬の公正確保のための内容を規則に委任する』としか規定していません。





それである会社経営者で馬主だった者が脱税で懲役刑に処せられることが確実になったので先手を打って馬主登録を自ら抹消し、その後懲役刑に執行猶予が付いた判決をくらい、執行猶予期間満了後に再登録申請をした、と言う事件です。





この法令には(命令)禁固以上の刑に処せられたら馬主登録抹消処分が下り、その後5年間は再登録できないという規定があります。





で、この馬主の受けた懲役刑の執行猶予期間は1年でした。そこでこの元馬主は、先に馬主登録を自ら抹消しておいて、執行猶予期間満了後に再登録申請をしたというわけです。





ところで、競馬会はこの再登録申請に対して、規則1条のなんとか号に基づき申請却下、という理由を付記していました。





そこで問題。





①馬主はこの委任立法が憲法違反だと主張。これは認められるか。





②馬主の再登録申請は認められるか





③馬主は、申請却下の理由付記が不十分だとして争えるか。










はっきり憶えていませんが、今頭に残っている問題は大方こんな感じでした。










正直、難問でしょう。ただ、ラッキーだったのは授業でやった判例そのまんまでなかったことです。もしこれが授業でやったものだったらみんな完璧に憶えてきていますからわたしの一人負けみたいになってしまっていたところです。





ところがみんなにとって初お目見えの事例だったので、結構頭を抱えてる人がいて、相対的に浮かぶことが出来そうです。





難しく考えると頭が混乱してしまいます。この前の民事裁判実務の小テストで大失敗したのを思い出し、シンプルに考え、書けるところをしっかり書く作戦をとったので、守ることはできたんじゃないでしょうか。








正確な問題文を知りたい方はどうぞおっしゃってください。








 それで、昨晩10時半に寝て(勉強部屋の床に)(オイルヒータをつけているので暖かいです)朝4時起き、お風呂に入る暇もなくレジメを睨む、で朝7時にローに到着、するとすでに10人以上が自分の机で必死にノートを読んでました。中にはローで徹夜した者も何人か居たはずです。




 8時半、学部の大きな教室へ。わたしたち既修の1年は今年入学したのにローでは『にねんきしゅう』と呼ぶのだそうです。その50人と、去年未修で入学し、今年2年目となった、2年未修『にねんみしゅう』というクラスの50人ちょっととで総勢100人ちょっとが同じ先生の同じ授業を二つのクラスに分かれて(それぞれ半分ずつ入れ替えてシャッフルしてます)受けているので、試験の時だけ全員集合するのです。




 テスト中、天気が急変して土砂降りに。それにもほとんど気付かずにひたすら問題文の解析。条文が1枚以上載ってて、その条文がややこしくて往生しました。




 でもさすがに終わると急にホッとしました。白紙答案を出さなくて済んで良かったです。




 10時10分に終わって、次の授業は夕方の4時40分の憲法。




その間6時間。たっぷりあったので、やろうやろうとして出来なかったウィルスソフトの落とし込みをしました。ローではウィルスソフトをタダでもらえるんです。でもやり方が面倒でうんざりして放っておいたままでした。え?とお思いでしょう。危ないじゃないか、と。でもロー内のネットは全て大学を通してくるので大学でブロックしてくれているそうです。




ですから何にもしなくてもいいんですが、ノートパソコンを外に持って出るときは危ないのでやはり入れなければと思い続けていました。




なんで面倒かというと、ローの持っているソフトはビスタに対応していないのでネットでバージョンアップしなければならないんです。




結局1時間以上掛かりましたが無事完了。これでタダで入れることが出来ました。




そうこうしているうちに憲法の予習で判例時報から授業でやる判例をコピーしなければならないことに気付き、焦ってしまいました。それでコピーはしたものの、それを読むまでには至らず、大筋をなぞる程度しかできませんでした。




ところが案の定まさにその予習の穴の部分を聞かれてしまったのでした。




住基ネット判例で最高裁は住基ネットを合憲としたのですが、その原審である大阪高裁はネットを違憲としました。わたしが聞かれたのはその原審の中身でした。よたよたおろおろしながら答えると、先生はなんとか解放してくれました。ちょっと悔しさが残りました。






さあ、これで明日からの週末は要件事実の例の本を読めます。この、金曜夜という時間帯が一番うれしいです。
写真は、朝6時20分、大博通り。晴れてた。試験直後、まだ残り雨が。農食で昼ご飯、ここでカレーを食べるのは十何年かぶりです。













2008年11月27日木曜日

チョーヤバ行政法

大変です。明日朝8時40分から90分間の中間テスト。単位認定の3割にあたるテストです。
そのため今日のクラスの雰囲気は異様な緊張感が支配していました。もちろんめちゃめちゃ勉強する集団ですからきっと徹夜組続出するでしょう、ある学生は今晩ロー内に泊まり込むと言ってました。
 別の女子学生は風邪でもうろうとしていて、もうどうなってもいいや、と自暴自棄気味。その反対にすらすらと判例の中身が口からほとばしる学生も。
 わたしはもちろん、マジヤバです。
で、早めに寝て明日朝4時起きで憶えることに決めました。
結果はまた明日ご報告します。

2008年11月26日水曜日

ダブルショック









その1




民事裁判実務の小テスト答案が返却されてきました。授業前、机に座ると(今日から席替えで一番前になりました)教壇にいた先生がすすすっとわたしの所まで降りてきて、『Aさん、要件事実、苦手?』と聞くのです。あちゃ~。こりゃマズイ。




授業が始まって、答案返却。案の定酷い点でした。自分ではもっともっと点数が高いと思いこんでいたのでかなりのショックでした。講評で先生はフォローしてくれてました。まだ挽回がきく、と。まるでわたしに向かって言って聞かせているように思えて仕方がありませんでした。




 思うに、民法の思考に偏りすぎていたみたいです。テストの前半部分は簡単な問いで、誰でも書けるもので、それだけでも3割の点がもらえます。わたしはそんなのを無視して事案を完璧に民法的に解明することにばかり気を取られていました。戦略的にも大失敗です。なにやってんだか。




 でも、本質的には要件事実について分からないところ、理解不可能なところがあって、そこから先に行けないというのが本当の失敗原因でした。というのは今使っている教科書類の記述に腑に落ちないところが山ほどあるからです。




それで、授業後、生協の本屋に行って分かりやすい本がないか探しました。で、伊藤滋夫という人の書いた本を立ち読みしてたところ、なんとわたしが理解できなかった教科書のある箇所の記述を、『ここの記述は間違っている』とズバッと書いてあるじゃありませんか。オッシャー!そうでしょそうでしょ!そうなんですよ。で、しかも『正しくは~と書くべきだ』、そうそう、わたしもそう思ってたんですよ、そうなんですよ、偉い!




 というわけでその本を直ちに買いました。3300円。あと、その人が書いた入門書も注文しました。




よおし、これらを読み込んで次回の小テストで挽回してやるぞ、と急に元気が出ました。それほどわたしにぴったりの本でした。




 昨日ハンセン病でカッコイイ裁判をした先生からダメだしをくらったわたしは午前中とってもやるせない思いにかられたのでありますが、午後には無理矢理復活。




ショックその2




 で、本屋で注文をしにカウンターに向かい、『あのう、本の注文をしたいんですがー』と女性のスタッフに尋ねると、そのひとが『私費ですか、公費ですか、先生』とわたしに聞くのです! あ~あ、でした。自分が思う自分と他人から見える自分とがいかにかけ離れているのか、しみじみ思い知らされました。




そうだよねー、ふつーは。




でも、ということは、わたしだけじゃなくこの世の中のおっちゃんおばちゃんじいちゃんばあちゃん、みんな自分は年寄りなんかじゃないんだ、と心の中では思っている、てことですよね。




 そうかあ、わかりました。そうだったんですね。肉体は様変わりしても精神は老いて朽ちることなんかないんだ!
 これからはどんなにお年を召してらっしゃる方にも、その方の外見ではなく心の歳に応じたおつきあいをしなければならん、と確信しました。わかるのが遅い、ちゅうねん。
 そうなんです。いまのわたしは外見はおっさんですが心の中の自分は写真のまんまです。おっさん、がんばれ、です。でもちょっと恥ずかしい、、、、、

2008年11月25日火曜日

ご心配をおかけしました。


今朝はだいぶ良くなり、何とかローに行くことが出来ました。若干微熱があるせいか、ロー内では妙に背中から汗が出続け、少し怖かったのですが、なんとか持ち直しつつあります。

もともと、土曜日が暑かったのに真冬用のコートを着込んでバイクでローにいったのが原因だと思います。コートの中でびっしょり汗をかいてしまったのです。

そのうえ日曜はなんかヤバイ感じがするのに一日中家族サービスでくたくたになったんで熱が出たんだと思います。でもインフルエンザじゃなくて良かったです。

半熟卵とバナナと野菜と肉も効きました。十数年ぶりに風邪薬も飲みました。


で、今日の夕方の授業で、民事弁護論という授業があったのですが、今日は特別に女性弁護士が講演をしました。

それがなんと昔ちょっとだけ一緒の勉強会をした女性でした。当時はNさんと言ってましたが今はIさんになってました。

何の講演かというと、I弁護士はハンセン病訴訟の弁護団の中核にいて第一線で頑張った人なんです。ハンセン病患者さん達の受けた苦難の話や訴訟がどのような物だったか、を当事者として淡々と、しかし溢れる思いを堰き止めるようにお話しされていました。

50年前、父と娘の二人がハンセン病にかかり、住んでいた奄美大島から鹿児島の療養園に入園するため、鹿児島港からタクシーに乗ろうとしたとき、運転手から断られたそうです。あんた達を乗せたら車内の消毒が大変だから困る、と言われて。それでその父娘は園まで30キロの道のりを二人で歩いて行ったそうです。到着したその園は刑務所のようだったそうです。父親が娘にぼそっと、『ここは地獄やなあ』と言ったそうです。

 ばかちんなわたしはこっそり行政法のノートを読み直そうとしていましたが、I弁護士の話を聞きこんでしまっていました。

 この国家賠償訴訟では裁判所での当事者尋問が計2回開かれて、どちらも朝9時半から夜8時まで続けられたそうです。

で、国側の代理人(やハンセン病施設の園長)が、ハンセン病患者さん達に対して、自分たち国に向かって国家賠償請求訴訟なんかを起こして、もしも患者達が勝訴したりしたら、今まで国の費用で衣食住を世話してきてやったのを止めるぞ、と脅したそうです。

 そしたら、裁判官がその代理人たちに対して、『裁判を受ける権利を行使したために不利益を被ることはない、と憲法が保障しているのをあなたは知ってますか』とその代理人たちにがつんと言ってたしなめたそうです。そして裁判は原告勝訴!小泉総理は控訴しないことを決断、大英断でした。

 講演したI弁護士さんは、生まれて初めて裁判官がかっこよく見えた、と話していました。

 ところがなんと。その裁判官こそ、今民事裁判実務の教官として福岡地裁からうちのローに来られているI先生なんだそうです。司会の先生が講演の直後そのことをみんなに告げるとローの学生100人以上でぎっしり詰まった教室全体がうわーっと湧きました。

 そのI裁判官って、外見からしてとてもそういう風にみえない方だったからです。先生は一躍ローのヒーローになっちゃいました。

 ちょうど明日朝その先生の授業を受けます。みんなの先生を見る目つきや授業態度ががらりと変わるのは明らかです。

ほんと、人は見かけによらないなあ。お見それしました。

2008年11月23日日曜日

やっちゃいました

頭痛と発熱を発症しました。こんちくしょーです。大事な時間が、、、。
そういうわけで、寝ます。皆様おやすみなさい。

2008年11月22日土曜日

ジンクスなんて


ららーら、ららららら。拓郎の歌みたいです。

当てにならないものですね、縁起担ぎって。


昨日の民法で、当たらないはずだったのに急に当りました。私たち出席番号の若い方は前回当ったので今週は安泰だとばかり思っていたのに、先生が変化球をわざと投げたのです。ご本人が授業中こう言ったのですから。『先週当たったんで今週は当たらないと思ってたんでしょー。残念でした~』って。


それ、反則じゃん。ただ、私に振られた質問はえらく簡単だったので良かったですが、『次はオレだ~』というときが一番嫌です。だってどんな質問を吹っかけてくるかわからない先生なんですもの。まだお若い先生で、血気盛んなんです。


民法の問題を基本原理、原則から筋を立てて説明せよ、と迫るのです。今まで予備校の本や暗記ばかりでやってきた連中にとってはうっとうしいかも。でもわたしはかなり好きなほうです。考える授業をしてくれるからです。


物事を筋立てて考えると理解ができます。おかげで今まで疑問だったところがいくつも氷解しました。


誰かが言ってましたが、理解=整理=記憶なんだそうです。勉強では整理ができたかどうかが最も重要な要素だと。


 民法の教科書はいろんな事がごちゃごちゃ書いてあります。それを、この原則からすれはこうなるのが筋だ、とか、この見解に立つならこういう流れになるはずだ、という大きな骨組を把握することが大事だ、という発想でこの先生は授業をするのでわたしは気に入ってます。ただし、予習が大変ですが。




話が逸れたのですが、最近のわたしはあるジンクスに囚われていました。


それは、授業前に林檎を食べるとなぜか当たらない、という他愛もないものでした。実際その通りの結果が出てたんです、昨日の夕方までは。


ところが昨日民法で不意打ちを食らい、このジンクスが効かない事態が発生してしまったのです。そして今日、うっかりして林檎をローに持っていくのを忘れたのです。で、授業直前に気がついて、一時は動顛しましたが、まあ、これもまた楽しからずや、だ、なるようになれ、と思い直して授業に出たところ、結局行政法も憲法も当たりませんでした。


 縁起担ぎなんてこんなもんです。やっぱわたしはドアホですわ。


明日からロー入試の二次試験、二日間あります。あれからもう一年経ったのか、あっという間でした。
昨夜も半分は机寝。しかしまあ、勉強するなら朝に限りますねえ。理解力も吸収力も全体構造把握力もすべて朝が一番効果的です。


2008年11月20日木曜日

机寝




目が覚めたら朝7時、机で寝てました。昨夜からオイルヒーターを点け始めたので、部屋が暖かくなってついうとうとしたのが、、、、、



今日は民法で集合動産譲渡担保、動産先取特権が出るというので、教科書を読んでたところいつの間にか眠りこけてました。



また、夕方からは憲法の小テストがあるので見直しをしなければ、と思ってはいたものの、なんとなく馬鹿馬鹿しく感じてしまい、やらずじまいで試験を受けました。やっぱ見直ししとけば良かった、と後悔。



 問題は明日の行政法ですよ。一日でも早く苦手科目から脱却しなければ。もうじき来年が来てしまいます。入学1年目の目標は新しい科目をマスターすることだったのにこのままでは危ないことになります。



ということは今晩もまた机寝?ううううううう。

2008年11月19日水曜日

民事裁判実務+初雪







小テストが実施されました。昨夜同じクラスの女子学生から去年やった小テストの問題を見せてもらいました。まずまずできるかなぁ、という感じでした。少なくとも半分くらいの点は取れるという目安が立ちました。





 ところがどっこい、今日出た問題は30分では到底無理、無理。問題を読むだけで10分かかります。時効、しかも民法上小売り商人の売掛代金債権の消滅時効はたった2年であることを前提とした出題だったので、10年だと勘違いした学生が続出、問題文上には日時に関する記載が8カ所もあり、時系列を書かないと混乱します。さらに相殺も絡むのです。508条が引っかけになってました。それでますます大混乱。





 あとで先生が誰かに言ったそうです、あの問題は30分じゃあ無理ですよ、と。なんじゃそりゃ。





 とはいえ、わたしにとってはこの小テストは主戦場が民法知識だったため、要件事実ベタベタじゃなくて有り難かったです。










 次の授業はリーガルライティングという、弁護士先生が教官となって訴状の書き方などをレクチャーする授業です。





で、予め提出しておいた課題(訴状とか答弁書とか)を先生が事前に添削しておいて、その答案を全てコピーして綴じてファイルにして持参するのです。そうして各自が書いた内容について一人一人、コピーを見ながらいろいろと指摘していくわけです。





 わたしは学びました。模範答案を目指してはならないことを。自分が思ったり疑問に感じたりしたことをその通りに書いた方がよい、そうすれば先生は喜んでくれる(もちろん、狙い通り間違った答案を書いたことになるから)。





そんでもって授業で『Aさんかな?あなたは~~と書いとるがそれはどういう意図で書いたんかな?』とわたしに聞くわけです。で、見事に餅つきのようにぴったり呼吸が合うと言うわけです。





 問われたわたしはすかさず疑問に感じていたことをしゃべる、すると先生もまた待ってましたとばかり、そうじゃないんだよ、とうれしそうに蕩々と話し出す、間違いを指摘されたわたしは、ああ、なんて先生思いなんだろう、オレって。とマゾっ気混じりの満足感に浸る訳であります。





 とか言ってますが、ほんとは、実務を身につけるためには自分の考えと実務とどこがどのように、そして何故違っているのか、間違いを指摘されることが大事で、この授業はそのための格好の機会と考えたからです。うん、かっこいー










一週間のうちで木金が一番きついです。民、行、憲、とバシバシ当たる授業ばかりだからです。
追:午後11時50分、地震がありました。2秒くらいでしたが結構な揺れでした。怖いです、やっぱ。
追追:今日昼、雪が降ったそうです。毎日小倉から通ってくる女子学生が、来る途中雪が降ってましたよ、と教えてくれました。あわててカメラを手に窓の所まで行きましたが残念ながら雨に変わってました。














寒波が街にやって来た


天気が激変しました。冬です。マフラーを巻いてジャンパーをしっかり着込んでもまだ足りないという感じ。

昨夜は酔っぱらってしまいました。でも気持ちの良い酔いでした。

裁判官達の気取らない態度にはほんとうに敬服します。

 で、今朝は6時起き、刑訴で当たりそうだったのです。結局当たらずじまいでしたが、替わりに民事弁護論で唐突に当たってしまい、虚を突かれたと言う表現がぴったしの状況でした。適時提出主義ってなんですか、と聞かれたのです。簡単でしたが、簡単な問いほどいざ答えようとするとまごつくんです。

 明日は要件事実の小テスト。ほとんどやってません。腹をくくりました。

今週は木曜にも憲法の小テストがあります。これもどうにでもなれと言う気分に。

 わたしが最も怖ろしいのは来週の行政法の小テストです。こればっかりは死にものぐるいでやらないと危ないです。

 

それにしても、気持ちの良い寒さです。昔は今頃はもっと寒かったんですから。良く憶えているのは、九州場所が終わる頃。昔は天神にあった福岡スポーツセンターで開催されていたのです。その建物の前の歩道をお相撲さんが薄手の着物で歩いていたのですが、そりゃもう寒風吹きすさぶ道を平気でのそのそ歩いてたんで、こんなに寒いのにあの人達は何とも感じんのかしら、と大いに不思議でした。

 実のところ、わたしは暑いのも寒いのも好きです。若い頃は冬の方が夏よりもずっと好きでした。とりわけ京都の冬は厳しくて、寒いというよりも痛いという感覚でした。手の先足の先が、下宿の部屋の中に居てさえ冷たく凍るのです。

布団に入ってもちっとも温もりません。それこそ冬眠中の動物のように丸まってました。そんな惨めさがなぜかフォーク時代にはぴったり合ってたんです。

 明日は朝一でバイクに乗ってローに行かねば。女房が実家に帰る用事があるのでクルマが使えません。

寒さのお陰でお風呂が余計に心地よくなり、ポットに入れて持って行くコーヒーもまたさらに美味しくなります。冬も良いもんです。
追:この前リアルプレーヤーというソフトをダウンロードして驚嘆しました。
いろんなサイトの動画をパソコンに保存できるんです。このブログの下のほうにある動画も保存できます。
保存するとどう良いのか、というと、画面を大きくすることができるんです。ディスプレー全面まで拡大できます。このソフトの威力はスゴイです。
ただ、注意しないといけないのは、ダウンロードする際に、途中でグーグルの新しいソフトもダウンロードしそうになることです。これをやると、今までホームにしてた(わたしの場合はヤフー)のが突如グーグルの見たこともないヤツに変えられてしまいます。そのときはプログラムの追加と削除を開いてこのうっとうしいグーグルを削除すれば復旧します。

2008年11月17日月曜日

法廷傍聴







ロー生7人で地裁にお邪魔しました。



やっぱり行ってよかったです。今週小テストが二つあり、ほかの授業でも予習が大変なのにもかかわらず行って良かったと本当に思いました。



民事裁判の証拠調べを実際にこの目で見ることができました。本人尋問は文字通りリアルでした。



その後民事なんとか部の部屋にお邪魔したりラウンドテーブル室で部長さんからお話を聞けたり、大変有意義でした。



と、ここまでは良かったのですがそれ以外はなんというか、知り合いの弁護士に会いすぎたり、飲み屋で失敗したり、あ~あ、でした。



特に私たちが傍聴させていただいた事件の被告代理人は懐かしい受験時代の後輩S君だったのです。



彼も多分少しはやりにくかったのかもしれません。若干すべってましたから。



あと、玄関でI君、別の裁判傍聴では受験時代の知り合い、と、立て続けにともに受験勉強した弁護士たちと会ってしまいました。



ローの仲間がいぶかしげな様子でした。



とどめは、懇親会での一番偉い裁判官が兄と一緒に受験勉強したとのことで、私を一目見たときから弟じゃないかと思ってたんだそうです。そうそう、若手の裁判官からも同じようなことを言われました。



裁判官の中には女性もいました。小柄でチャーミングな人でした。



裁判官たちは例外なく性格がよくて話が上手でした。一番の才能は、威張らないことです。



 日本の司法制度にはいろいろな欠陥がありますが、こと裁判官の資質に関しては世界一ではないでしょうか。もちろん、最高裁に楯突く人は少ないかもしれません。でも当の事件をどうにかして正義に従い解決しようとする努力は大いに称賛すべきです。



 やっぱり実務家に肌で接すべきだなあ、と実感しました。



 

2008年11月16日日曜日

ラジオって楽しい


明日は法廷傍聴に行くためほぼ一日全部つぶれます。なのに火曜日の授業では当たりそうだし、水曜日は要件事実、金曜日には憲法の小テストが、また、行政法の予習もせねばならず、それだのに要件事実の勉強ですら進まず、いらいらと焦りで再びじんましんが出てきてしまいました。



 本当に、要件事実と行政法はヤバイです。




最近ラジオが面白いです。日曜夕方からのNHK地球ラジオ、世界中に住んでいる日本人から電話やメールが送られてきてそれがまあ本当に面白いんです。今日聞いたのは、バイクで世界一周をして今二周目を走っている女性がトルコのイスタンブールに到着し、魚のフライを食べて美味しかったとか言う話でした。スゲー。

それから日本にある各国大使館の大使館員がゲストで出演して話を聞くというコーナー、流ちょうな日本語で母国との違いを話してくれて、面白いです。


また、金曜朝10時頃、児玉清がゲストに出て自分が読んだ本の中で面白かったヤツを興奮しなが細かく説明するのです。あの年でこれほどにおもしろがることが出来るって、親近感を感じます。

 それからそれから、夜の落語、講談、浪曲、漫才。みんな凄い話芸の持ち主です。

 ああ、この前桂かい枝という落語家が家族4人でキャンピングカーに乗ってアメリカを横断しながら各地で英語による落語を講演して回るというテレビを見ました。えらいなー、と感心。で、それが好評なんですよ、アメリカ人に。彼らが言うには、まるで場面が見えてるようだった、と。

 クルマで移動してるときにしか聞けませんが、ラジオって想像力をかき立ててくれますねえ。

 大学では今頃入試があってました。どこだろう、と見ると防衛大学校。それにしても凄い数の受験生でした。人気があるんでしょうか。

2008年11月14日金曜日

大あわて






昨夜、行政法の予習をしてたら違う箇所だったことが分かり、背筋が凍りました。およそ夜11時頃のことでした。仕方なく該当箇所の教科書と判例集を読み始めました。でも焦るばかりで一向にはかどりません。



こうなったら例のヤツ、うたた寝作戦の応用バージョンで、2時まで出来るだけがんばり、すぐに寝る、4時間半寝て(睡眠は1時間半で1サイクルなんだそうです)、起きたらすぐに続きをやる、ということにしました、お風呂にも入らずに。





結局起きたのは7時過ぎ、コーヒーを淹れて続きを再開。やはり朝の方がイイです。頭が動きます。





きりが良いところで朝風呂、夜のお風呂は一日の疲れを取るリラックス目的ですが、これが朝風呂だと逆に気合いが入ります。入浴時間も短いし。




 そして10時半にローへ。




たった3時間半ですが、充実感たっぷりでした。やはり仕事は朝がイイ、というのは本当ですね。




久しぶりに愛妻弁当なしの日だったので、小麦冶という安くてそれなりに美味しいうどん屋へ。




 1時からの行政法では、わたしの前に女の子が3人座ってたので、そのうちの一人が代表じゃんけんを。セーフでした。




必死で予習しましたがやはり当たりたくないですもの。



後ろの方に座った女性が、今朝4時まで予習にかかったんよ、と話すのが聞こえてきました。みんな頑張ってるなあ。




 少しずつ少しずつ行政法が分かりかけてきつつある感覚は出てきました。それでもまだ先は遠いですが。やっぱ必死で勉強しないと身につきませんね。






来週月曜は法廷傍聴の日、参加学生7人で地裁に行きます。終わったら裁判官たちと懇親会、先週行ってきた人に聞くと凄く良かったらしく、今回もそう願ってます。






 

2008年11月13日木曜日

一コマ







今日の授業は手形のみ。先生は相変わらず高尚なお話で、狐につままれたような感じ。



終わって行政法の判例を読み始めた途端、もの凄い睡魔が襲ってきました。



うたた寝を2回繰り返しましたがそれでも眠くてたまりません。机にうつぶせになって3度寝をしてたら誰かがポンポンとわたしの肩を叩いたのでハッとなって姿勢を戻し見上げると、なんと民訴の先生が。『Aさん、経済学の単位取りませんか?』といきなり。なにがなんだか分からず、『取りません』と答えると、先生はニッと笑って上級生が座っているコーナーに向かいながら『誰かいないかなー』と独り言を言いながら去っていきました。一体何だったのか?



でもお陰でばっちり目が覚めました。



この前NHKで茂木健一郎が、ちょっと寝の後に脳は良く働くと言ってたので、最近のわたしはうたた寝を肯定的に見ており、起きた直後がチャンスだと自己暗示をかけてます。



そしたら本当に驚くほど活字が頭に入ってきたのです。パチンコ屋が不正行為を働いたので県が風営法に基づき営業許可を取り消したのですが、その経営者はパチンコ店を2店舗持っていて、片方が営業許可の取消処分を受けたので、県はもう片方の不正行為の証拠のないパチンコ店の営業許可も取り消したと言う事件。経営者は、不正行為のない店舗についてまで営業許可を取り消したのは違法だとして取り消し訴訟を提起。



そこで問題となったのが風営法の条文です。これがまあ出来の悪い条文なので、裁判所も一審と控訴審で意見が分かれ、学者も喧々囂々。



 それが、目覚めた直後、条文の構造がすーっと見えたんです。



行政法では判例の占める割合がもの凄く大きいので、一つ一つ読み込んでいかねばならず、かなり大変な科目です。しかも事案を良く知っておかないと判旨が頭に入りません。ですから凄く時間が掛かります。その上さっき読んだ判例がすぐ頭から消えていってしまうので何度も何度も繰り返し読まねばならず、ますます大変です。






 今日もまた素晴らしい快晴、夜になると満月が煌々と輝き、手に取れるほど近くに見えます。



風もなく暖かく、優等生のような天気でした。



そうそう、手形の授業の前、教室に入ろうとすると、一つ上の学年の女性がわたしに話しかけて来ました。顔は前から知ってましたが一度も話したことはありません。



その方がわたしに話しかけてきたのは、わたしが長年福岡の某有名進学塾ACKで先生をしてたのを誰かから聞き及んで、お子さんが小学5年生でその塾に行かせているのだが、私立女子中に行かせたい訳でもないし、今頃から塾通いさせた方が良いか、というご質問でした。その方はもう一人お子さんがいらして、二人の子供を育てながらローに毎日通われているわけです。



 たいしたもんだなあ、と感心してしまいました。ほんと、立派です。
写真の相撲部屋、九州場所から一番近いところにあります。歩いて5分。
お相撲さんが洗濯してます。この天気だとすぐ乾くので楽ちんでしょう。
さすがはサンフジ。密がたっぷり。

2008年11月12日水曜日

自分の時間







明日の民法が急遽休講になり、ぽっかり穴が空いた気分になりました。


自由時間がどかっと増えた感じになり、これで行政法と要件事実論がじっくりできると思いきや、明日提出の手形の課題で手こずり、夜まで掛かってしまいました。

そういえば昨夜久しぶりに机寝をしてしまいました。目が覚めたら朝4時、さすがに寒かったです。ただ、未必の故意があったのでしっかりとダウンを着込んで寝てたという用意周到振り。

せっかくだから4時から勉強しようかとも思いましたが、体が冷え切ってしまっており、冬眠中の穴ネズミのように布団に潜り込んでしまいました。


今日は要件事実の授業だけ。もう一つあるリーガルライティングは隔週なんです。

で、この要件事実の授業と刑訴と民法はじっくりと授業をしてくれるので大変役に立ちます。先生は現役裁判官、うわさでは研修所を主席で卒業したとのこと。この先生の良いところは、実務や教科書に書いてある記述の中に、どう考えてもよく分からない、理由がつかない箇所があり、自分にはそれが何故そうなっているのかよく分からない、けどそう言う運用をしているのでここは憶えてください、と正直に言うところです。


そう言われると、ああそうですか、と思うしか無く、こちらも素直に憶えようという気になりますね。


今日は昨日にも増して快晴、雲一つ無く、空はどこまでも青く澄んでいてもったいないような天気でした。


それから、奨学金が振り込まれていたので余計に良い気分でした。今月から近所のスポーツセンターに通おうかと思ってます。座ってばかりで胴回りが確実にふくらんできてるんで。ベルトの穴がバロメータなんですが、端っこから二つめの穴で頑張ってはいるものの、もうじき三つ目の穴に撤退せざるを得ない状況なのです。

2008年11月11日火曜日

今日も晴れ











実に気持ちの良い日でした。とりわけ空の青さが素晴らしかった。




何度も何度も見上げては、きれいだなあ、と独り言。




また、学内のイチョウや紅葉も色付きだしてきて、青い空をバックに良く映えてました。




午前中刑訴の予習ゼミを図書館で済ませ、中央食堂までみんなで気持ちよく歩いていきました。ここはかつて九大の中心部だったのですが、理系がほとんど伊都校舎に引っ越したので、残存部隊だけが残り、そのためこの食堂も昼の2時間だけしょぼしょぼと開店しているというかなりわびしい状況です。




で、入っていくと、目に飛び込んで来たのがめっちゃ美人の女の子。どうもチェコとかポーランドとかからきたような真っ白系、ほっそり系、髪も白に近いブロンド、とにかく驚いた、のひと言。




またしても写真に撮ろうと粘ったのですが、同国人の男達が4人ほどいて集団で食事してたので、断念。けど、食後外に出ると彼らがベンチでだべってたので遠くから撮らせてもらいました。




やはりアメリカイギリスとはだいぶ違います。彼らはとにかく静かでした。アングロサクソンのように大声で騒ぐということがありません。控えめという表現がぴったりきます。




これからは農学部食堂ではなく中央食堂で愛妻弁当を頂くことにしようかな。




あ、これってひょっとして矛盾挙動かも。








今日の刑訴は逮捕に伴う捜索差押え。判例をじっくり読むと、どうも緊急処分説よりも蓋然性説の方に分があるような気がします。




旧試験受験時代にはやはり観念的な発想しかできなかったので、判例を頭から否定してました。愚か者でした。




要件事実について、少しずつ少しずつ見えてきたような気がします。とか言って明日の民事裁判実務では大嘘をこくことになりそうですが。でも、先週リーガルライティングでこいた大嘘のお陰で理解のきっかけが掴めたのですから、間違うことは良いことなのだ。

2008年11月10日月曜日

雲がびゅんびゅん飛んで行く







強風の一日でした。でも妙にその風邪は生暖かさも含んでいました。こういう強風の日になると何故か海が見たくなるんですよ、わたし。



その前に、今朝は自宅で要件事実30講をかじり読み、午後ローへ。昨日朝団地の掃除があったせいか、朝起きれず、目が覚めたら腰が痛くて。





途中、九州場所がある福岡国際センターへ、そのついでに博多港まで。ベイサイドプレイスという港の横にある観光地が完全閉鎖されていました。やっぱり第三セクターだとこうなるのか。





 福岡国際センター前には外国人がたくさんいました。力士が通り過ぎるとき一緒に写真を撮ってもらおうとしていました。中にはサインをもらう外人も。写真には写ってませんが、もの凄い金髪美人がタクシーから降りてきました。よっぽど撮ろうかと思ったのですが、付き添いがアブナさそうな感じだったのでやめと来ました。惜しかった。





この前アメリカの駆逐艦が博多港に寄港したので、見てやろうと思ったのですが、警備のおっちゃんに聞くと昨日出港したんだと。





ローでは民事弁護論の予習、民訴の証明と関連判例調べ。一応の証明、という言葉がありますが、世間と違う意味なんです。とりあえず、というのではなく、かなりの、とか、ほとんど確実に確かだ、という意味です。変ですよね。




表見証明、割合的証明、疫学的証明、暫定真実、、、、。メニューが多すぎて何が何だか。





夜はリーガルライティングの課題の清書。あとは手形の課題の答案書き。





休日にだらだらしてたツケが回ってきました。

2008年11月9日日曜日

日本シリーズとワールドシリーズと紅葉と大相撲




日本シリーズは西武の勝利、おめでとう。ほんのちょっとしか見ませんでしたが、西武の選手って若い、ほんとうに若いと思いました。勢いの勝利でしょう。

原監督が優勝監督にならなかったためWBC監督問題にケチがつきました。ナベツネは頭が痛いでしょう。

替わってアメリカのワールドシリーズ。

優勝したフィラデルフィア・フィリーズの監督は、チャーリー・マニエルと言います。大男です。彼のことで忘れられないシーンがあります。

昭和54年、近鉄対ロッテの試合、藤井寺球場、デーゲームでした。たまたまテレビで生中継を見てました。

すると、ロッテの八木沢投手の投げた球が打席で構えていたマニエル選手のあごを直撃したのです。


口か鼻か、それとも両方からか、血しぶきがバッと飛びました。


マニエル選手はパンチを食らったかのように一瞬後ろによろけました。けれども倒れずに血を滴らせながらピッチャーズマウンドへと詰め寄っていきました、赤い顔をますます赤く染めて。元々暴れん坊で、赤鬼というあだ名がつけられていたのが本物の赤鬼になってました。


後で分かったことですが、顎の骨が砕けていたそうです。


2週間後、アメフトのような顎を保護する特注のヘルメットをかぶって復帰しました。




 そのマニエル選手が今年のワールドシリーズで優勝監督になったんです。


懐かしいあのマニエルが。おめでとう、と言いたいです。


彼は優勝後のインタビューで、日本でプレーした6年間がなければ今の自分はない、と答えました。


日刊スポーツで大リーグ関係のコラムを書いている女性が居ます。鉄矢多美子さんと言います。彼女は若い頃川崎球場のウグイス嬢をしてました。ちょうどマニエルがプレーしてた同時期です。


それで鉄矢さんがアメリカの大リーグを取材しに行くと、マニエルが良く声を掛けてくれ、大事に扱ってくれるんだそうです。自分が異郷で苦労した経験がそうさせているのでしょう。で、彼女のことを今でもミス川崎と呼ぶのだそうです。



 マニエルは選手達から絶大な信頼を勝ち得ているそうです。人前では決してミスを指摘して恥をかかせることをしない、いつも選手を信頼して自主性を大事にする、しかし大リーグで随一のきつい練習を課す、そのときは徹底的にしごきまくるそうです。というのも、日本に来たとき、余りの練習量過多に仰天して、初めは相当抵抗したのだけど、最後には練習の大事さを学んだからだ、と。



 わたしが思うのは、異なる環境にチャレンジすると、違う価値観で動いている世界があること、自分の考えだけが正しいとは限らないこと、その反対に世界中どこでも共通する考えもあること、自分を客観的に見れるようになること、また、異郷での苦労で人の温かさが分かるようになること、、、、と、マニエルさんは日本でたくさんの物を手に入れることができたから優勝することができたのだ、と思うのです。


マニエルは外見は怖ろしかったですが、内面は繊細で知的だったんですね。



わたしも、ローに入って同じような思いです。去年までは、ローなんて下らん、と偏見を持っていました。やはり、事実に基づかない判断はしてはならない、そういうのを偏見というのだ、と、マニエルの喜ぶ顔をみてつくづく反省しました。

 今日はローに行かず、リーガルライティングの宿題をのんびりやってました。

で、わかったこと。それは、自分は意外と文章をしっかり読んでいないということです。問題文は3枚あるのですが、問題の所在がやっとわかったのは5回目に読んだときです。

読むのが嫌なんですね、きっと。なんとかして端折って読もうとして居るんです。そういう手抜きをしたがる自分がいます。

でも結局は何度も読む羽目になるので手抜きをした方が余計に手間が掛かっているのに。


3日前頃から街路樹が急激に色づき始めました。朝は寒いです。それと、大相撲九州場所が始まりました。これもまた博多に寒い季節がやって来た印です。お相撲さんの近くに寄ると、鬢付け油の良いにおいがします。


追:要件事実で、原告が今目的物を所有している、と言う事実は効果であって要件事実ではない、と言う意味がやっとわかりました。ダメナボク。

2008年11月8日土曜日

ふさふさ髪産地


筑紫哲也、鳥越俊太郎、五木寛之、三人とも髪が豊かで、しかも抜けずに見事な銀髪に変身。知的で若く見えます。



 この三人、日田、吉井、八女、ともに筑後川流域出身なんです。



筑後川は豊かな水量で米、麦、果樹のみならず髪の毛まで育ててくれたのでしょうか。



筑紫さん、充実した人生でしたね。わたしはそう思っていますよ。数年前、テレビで、ふるさとの日田を紹介していましたね。豆田という、日田代官所近くの商家街でいまも当時の名残を残す一帯を楽しそうに案内してました。きっと誇らしかったでしょう。わたしも小学校に上がるまで日田で過ごしましたから日田の良さはよく分かります。



魂はふるさとに戻ったのかもしれません。




今日で民事執行法の授業が終わりました。9時から12時まで。勉強になりました。終わってから授業計画表をワードで作りました。土曜日が一番リラックスして勉強できます。


暖かいしっとり雨の一日でした。






決戦の金曜日


今日が一番きつい日です。苦手な行政法、毎回どの列から当たるかじゃんけん次第、予習をおろそかに出来ません。それから憲法、これも当たります。


そして、夕方から民事救済法、終わるのが夜8時。


きょう最後に受けた民事救済法で唐突に当たりました。なんとかクリアしたものの、わたしはこの授業では完全アウェーなんです。同じクラスの学生は一人もいません。みんな3年生です。ですからレベルもかなり高くて、変な答え方をすると恥をバケツいっぱいかいてしまうのです。だもんでプレッシャーがかなりあります。


 とにかく行政法をなんとしても我が物にせねば、ということで、今日は久しぶりに朝8時にローに到着、12時まで櫻井橋本の行政法を読んでまとめ(これはとても役に立ちました)、テキストであるケースブック行政法の判例をガシガシ読みました。この、教科書→判例、の順番がよかった。判例が良く理解できました。


 行政法の授業ではまたしてもじゃんけん、今日は最高の結果となりました。我が列は100パーセント安全地帯となったのです。みんなうれしそうでした。大役を果たせてホッとしました。




昨夜サニー(スーパー)で初めてサンフジを見かけ、早速2個買いました。やはりリンゴの王様ですね。堅さ、酸味、甘み、香り、のバランスが素晴らしいです。奥歯でガジュッと噛むと途端にリフレッシュできるのです。




ああ、明日は朝9時から最後の民事救済法の授業。こういう集中講義の方が力が付くような気がします。

2008年11月6日木曜日

春みたい




本当に11月でしょうか。なんか暑いです。今日は午後から雨との予報で、クルマで出かけました。途中、和菓子のアウトレット店に寄ったのですが、商品が何もなく、手ぶらでローへ。この前民法の先生から新品の六法を2冊もらったお礼にお菓子でもで、と思っていたのに当て外れ。仕方なく手ぶらでまた先生に質問しに。今日の質問は価値あり、でした。譲渡担保の法律構成についての分類が教科書ごとに違っているのは何故か、というもので、さすがは専門家。納得しました。


で、クルマを走らせていたとき、窓を全開して走ってました。春の暖かさとそっくりでした。


午後は手形、空き時間利用の民法予習ゼミ、民法授業、と3連続。


民法は譲渡担保その2,難しいです。判例がばらばらで統一性がないのが辛いです。


それにしてもクラスの学生の予習のすごさ!わたしが24歳くらいのときと比べると、彼らはめちゃくちゃスゴイです。ちゃんと理解してます。判例もばっちり読み込んできてます。ほんとーに凄いです。


 もっとも、若い人たちはさすがに手形はちょっと弱そうです。まともに習ってないからでしょう。


昨日法廷傍聴の参加メンバー探しに苦労して結局一人もゲット出来なかったのに、今日はわたしが2人、別の女子学生が一人、合計3人ゲットでき、併せて7人に。やれやれです。都合30人くらいに声掛けをしました。まあ、その週には小テストが二つあるのでみんな時間の余裕がないのでしょーがないですが。


ロー内専用のネットがあり、そこには在学生卒業生全員の顔写真が載っているコーナーがあるのです。で、もちろんわたしの顔写真も載ってます、現在の、が。


で、ちと遊び心が生じてきてしまい、大昔の学生時代の写真に差し替えてみました。他の連中がどーゆー反応をするか、楽しみだなー、なんて思いながら。


すると、来ました来ました、結構反応がありました。中には、伝聞ですが、当時のわたしがカワイイと言ってくれた女子学生様がいらっしゃったとのこと。ビミョーにうれしいです。




 昨夜、女房の実家で晩ご飯を食べていたところ、テレビでオバマさんにそっくりな芸人が髪も顔も本人そっくりに化粧してアメリカまで行って本人と会い、オバマさん本人からそっくりさんとの公認を得ようと言うあほみたいな企画を偶然見てました。


 すると、中部の都市の広~い公園みたいなところで何万人もの群衆を前にオバマさんが演説をしてたところに紛れ込み、演説終了後、オバマさんが群衆に近づいて握手を始めた近くまで接近、そしてオバマさんがその芸人のすぐ側まで握手をし続けながら近づいて来、とうとうその芸人はオバマさんの手をしっかり掴み、こう叫んだんです。『オバマ!オバマ!アイムオバマ!アイムオバマ!』と。そしたら、そっくり芸人に手を握られたオバマさんは、そのそっくり芸人をちょっとだけですがそれでもしっかりと見つめて半分苦笑しながら、というか、はにかみながらと言った方が的確な感じの表情で、それでもにこにこしながらなんと『イエース!ユーアーオバマ!』と言ったのです。ええええ~~~~っ???!!!見ていたこっちがドキドキ興奮してしまいました。こりゃスゲーヤツだ、と心底感心しました。いや、本物のオバマさんが、ですよ。


なんか懐が深いという感じ、また、優しくて謙虚な人だなあ、とも感じました。イヤ本当に驚きました。


ひょっとしたら歴代大統領の中で最も資質の高い人かも。


2008年11月5日水曜日

オバマ大統領誕生







ついに純粋白人以外の大統領が。とてつもないことですよこれは。アメリカの大統領がカラーというのは、ほとんどSFの世界だったのに。いや本当のチェインジが起きるかもしれません。わたしたちは今日歴史的な場面を目撃したのだ、と思います。わたし、かなりコーフンしております。





 これは、ベルリンの壁が破壊されたとき、ゴルバチョフがソ連の解体を宣言したとき、と同じくらいに衝撃的な事件ですぞ。





 さすがは21世紀!前世紀とは違うなあ。後は中国がいつ多数政党制に移るか、だけです。ひょっとしたら中国は分裂するかも、というか、中国共産党に弾圧征服されていた地域が独立を回復するかも。そうなって欲しいと思います。
チベット人やウィグル人、モンゴル人たちの受けた弾圧のすさまじさはスターリンやヒトラーも唸るほどです。みなさん、満州ってあるでしょ。今は東北地方と呼ばれています。満州族の清朝に300年支配された復讐のため、もはや満州語はほとんどこの世から消滅寸前です。民族、文化を抹殺するというのがあちらサンの得意技なんです。このままだとチベット人らも100年後にはいなくなってしまいかねません。


中国人民もまたある意味被害者です。彼らは自国の統治者達が自分たちを何千万人殺してきたのか、知りません、教えられていないから当然なんですが。
また興奮してしまいました。

 このような中国をまともにするには、前から何度も言ってますが、中国人留学生を世界中に送るようにしなければならないと思います。現にサーチナというサイトでは、日本に来たことのある中国人達の日本に対するイメージに関するブログが転載されてますが、やはり百聞は一見にしかず、というより、来てみて分かった真実が、と言う驚愕の様子がよくわかります。


 今日も文系食堂前の自販機のところで二人のすらっとした女の子が立ち話をしてましたが、どこからどー見ても日本人にしか見えないのに、中国語(北京語)をしゃべってました。そうか、それで中国のことが頭に残ってたのだ。
おっとえらく脱線。
 アメリカも、中部とテキサス周辺という、ど真ん中は相変わらず白人至上主義者たちが支配し続けてます。やはり差別は根強く残っていると思います。

 オバマさんの成功の源は言葉の力にあると思います。言葉ってことだま(言霊)なんですね。霊力があるんですよ、言葉には。古代から人はそのことを知ってたんですねえ。祝詞なんかその証拠みたいな物ですから。

 話変わって、今朝の台所の温度は13度。寒かったです。ところが10時半からの民事裁判実務は暑くて暑くて、しかも閉め切った教室の空気が悪くて、地獄でした。そのせいか、自分らしくない行動をとってしまいました。自発的に手を上げて発言してしまったのです。ほんと、どーかしてました。


 発言内容はけっこうしゃれたことを言ったのですが、それもどっかの参考書で読んだのが思い浮かんだだけで、自分の力じゃありません。暑さのせいです。

 その後、午後のリーガルライティングの授業では正真正銘、大馬鹿もんのウソを言ってしまい、失笑を買いました。詐欺取り消しを否認だと言ってしまったのです。愚かすぎました。民法の実体法的思考が抜けません。要件事実はその名の通り事実だけを述べなければならないのに、ついつい効果を基にしてしまうのです。


 まあお陰で良い勉強になりました。この、リーガルライティングの弁護士先生は、いかつい感じですが、意外と思いやりのある優しい人だと言うのが分かりました。
というのは、わたしがド失敗をしたのに、それを決してあげつらおうとしなかったのです。言った本人つまりわたし自信がそのミスを悟ればそれで良し、というような授業のやり方でしたので、わたし、この先生が好きになってしまいそうになりました。
しかもこの先生、しょっちゅう目配せでちろっちろっとわたしを見ては微笑むのです。そのおかえしにわたしもニコッと微笑みを返すのです、なんじゃそりゃ。キャンディーズか?お前ら、と言われそうです。
ああ、これが分かるのもある一部年齢層だけなんですね。さびすぃー。

要件事実をマスターするのにはまだまだかかりそうです。



再来週に、地裁の民事裁判の傍聴を裁判官教官が準備してくれることになっていたのですが、参加メンバーが少ないので取りやめになりかけました。そこでわたしがまたバカなことを口走ってしまいました。今週末まで決定を延ばして欲しい、それまでになんとか参加メンツを集めてきますから、って。

 あ~あ、なんてことを。そのせいで夕方まで手当たり次第に勧誘しまくりました、七人の侍みたいに。結局今日は成果無し。あきらめるしかないのでしょうか。もったいないなあ、チャンスなのに。と思うのもごく少数派なんでしょうね。





  

2008年11月3日月曜日

学費




金曜の憲法の授業で驚きあきれました。



大阪の事件で、子供を公立高校に入学させることが出来ずに私学に入学させざるを得なかった親が、学費の差額を大阪府?に請求した事件です。



 その際、先生が、『この中に私立高校出身の人居る?居たら高校時代の学費がいくらだったか教えてくれる?』と尋ねました。



すると、西南高校出身という学生が次のように答えました。



月謝が月7万円!!その他いろんな名目で払わされるお金を合算すると、年150万円くらい!!!と。



それを聞いたクラスの学生で、ざわめいたのは一部(わたしを含めて)。



後は、そんなもんだろう、てな具合で反応無し。



う~~~む。



なんじゃこりゃ?でした。ガキのために毎年150万円も払わされるのか。しかも必要なお金はそれだけじゃありませんよね。制服代、本代、通学費、メシ代、修学旅行代、、、、とんでもない額になるじゃあないですか。



しかもそれに驚かない学生が多いというのもまたなんというか、、、、言葉が見つかりません。



 わたしが古いのでしょうね、きっと。なにせ半年の学費が3万6千円でしたから。
親の負担はもの凄いモノがありますよ。ただまあ、金持ちの家だったらどーってことないのかも。



 先生が仰るには、立教では、中高大と、上に上がるにつれて学費が安くなっていくそうです。そーゆーもんなんですか。しりましぇんでした。


ところが最近東大では親の収入が少ない家庭からは学費を取らないことにしたそうです。結構結構。けどねえ、その前にビンボーな家庭からどーやってとーだいに受かるんでしょうかねえ。とても私立高校には行かせられませんよねえ。それに、塾代、予備校代をどーやって工面すればいいんでしょうかねえ。


 つまり、自民党の政策みたいで、一見するとおーすごい、と思うのですが、よく考えてみるとちっとも本質的な解決になっていないなあ、と言う気がします。



 



明日の授業で、民事弁護論という、弁護士先生のクラスがあります。いつもは一番楽ちんの授業で、予習が一切不要なんですが、明日に限ってはなんと判例を16個も調べておかねばなりません。で、そのことに気付いたのが夕方でした。これで半分徹夜に決定。


で、判例を調べるにはネットでLLIとかLEXとかいう判例検索システムを使わねばならず、それにはIDとパスワードが必要なのにローにしか書留めた紙がないので、さっきローまで取りに行ってきました。


着いたのが9時半、ところがクラスの学生が10人以上も自習室で勉強してました。すごいっす。




昔の写真を載せます。この前酔っぱらって昔はハンサムだったと広言したので、その証拠をお見せします。あ、赤い服をきた方です。
みなさまの感想をお待ちしています。

ボイスレコーダー


これはスゴイです。買って良かったと心から思いました。


第一、マイクの性能がマジスゴイです。後から聞くと、何というか、臨場感がたっぷりあるんです。さっき受けてきた授業がリアルに再現できます。授業中に、よく分からなかったところの時間をノートに書き留めておき、あとでその箇所だけ聞き直すんです。繰り返しの効果というんでしょうか、よく分かります。


第二に、編集保存が楽です。パソコンに保存するのが簡単です。


第三に、、、、、、


これを書くのはちょっとまずいです。ローににらまれてしまいます。特に事務室に。


おまけの第四、引っ越す前、何十年もだらだら遊んでた時期、NHKFM午後3時過ぎからの2時間番組が大好きで、ずっと予約録音してたんです。曜日ごとに担当が違い、月曜はアメリカンポップス、なんとか健太という、オヤジバンド大会の審査員をしている人、また、ラテンの日、ジャズの日、なんかがあって、ラテンもジャズも好きでしたが、特に好きだったのが、服部克久さん担当の金曜日。昔のヨーロッパ、アメリカのポップス、ポールモーリアとかカラベリとかフランクプールセルとかビリーボーン、ヘンリーマンシーニ、ジャッキーグリースンなどのバンド、ダリダ、ジリオラチンクェッティ、なんかのサンレモ音楽祭もの、あ、リタクーリッジみたいなアメリカでもソフトな音楽なんかも特集していました。


そういったカセットテープが山ほどあり、これらは引っ越しの際も捨てずに持ってきました。


ただカセットは劣化がひどいのでいつかデジタル化してCDに保存しておきたいなあ、と思っていたところ、このボイスレコーダーを利用したら見事成功したんです。暇が出来たらライブラリーを作るつもりです。






 要件事実30講、良い本です。この本から読み始めとけば良かったなあ。


緻密過ぎるところがわたし向きです。安心感抜群という感じです。


教科書指定になっている、紛争類型別の要件事実という本は逆に読み辛いです。


 120ページ読むはずが、50ページでダウン。要件事実の最大の難問は、なんでそう言う書き方をしなきゃならないの?という、書くべき事項と書き方です。


 今日は女房とラドン温泉水を汲みに二丈町まで。再三申し上げますが、ここの水で淹れたコーヒーは、ほ、ん、と、う、に美味しいんですよ。


2008年11月1日土曜日

民事救済法

10時半から3時半まで、一気の連続授業。以前別の講義でも聴いた中身が多かったのですが、かなり忘れてて、再理解になってとても有意義でした。
文書提出命令とか相続関係の問題、一部請求と相殺など、聴けてラッキーでした。
なぜか一度も当たりませんでした。わたしの前に座っていた学生も、同じく一度も当たらずじまいで、なんでだろう、と不思議がってました。
 この、土曜日の授業が終わった瞬間が一番ほっとする時間帯です。来週の勉強計画を立てることが出来るんです。
 今年のロー入試は受験者が多かったらしく、激戦みたいです。司法試験の前にまた別の入試を受けなくちゃならないなんて、酷な話です。
 
ローからの帰り、天神にあるWセミナーに寄って本漁り。結局、要件事実30講という本を買ってしまいました。要件事実は赤信号が灯っているので。
 Wセミナーはなんか人が少ない感じでした。あそこは受講生カードがないと本が買えないようになってしまい、すこぶる不愉快です。
週末の残りは要件事実と民法の譲渡担保で終わりそうです。