2012年12月6日木曜日

中村勘三郎さんの死を悼む

本当に久しぶりの投稿です。最近ようやく行政法が面白く感じてきました。
大橋洋一さんのテキストがわかりやすいのと、それを基本書にして、大橋先生のお弟子さんである原田大樹さんが九大でやっている行政過程論の講義がまた最高なんです。
とりわけスゴイのが原田さんの講義です。これを完璧といわずして何を完璧な講義と言うべきか、です。
わたしも長いこと塾や専門学校で教えてきましたので、講義の準備がいかに大切であり、かつシンドイものか、よーく分かっているつもりです。
ところが原田さんの講義は、レジメが全回分周到に作成されていて図や表や流れ図がちりばめられている上、該当するテキストや判例集のページがきちんと示されていて予習復習が非常にやりやすいのです。その上、講義の中身についても何度も事前に予行演習してきたとしか思えないくらい、教えるべき中身についてよどみなくジャストインタイムで話すのです。
しかも、司法試験対応の講義を心がけていて、事例や過去問など具体例をふんだんに取り入れて講義してくれます。
わたしは当然モグリで受けているのですが、大講義室の前から2列目に座ってかなり堂々と受けさせてもらってます。ときどき、このひと、ひょっとして俺一人のために講義してくれて居るんじゃないか、という錯覚さえ覚えます。それくらい今の私にドンピシャな講義です。
おかげで、大橋さんのテキストも、また、行政法の大御所である東大の塩野さんの本も随分読めるようになってきました。
そして一番嬉しいのは、行政法判例の最高裁の思考方法が何となく分かってきたことです。

行政法もですが、民訴、要件事実がガクンとレベルアップした感じがします。中山先生という元熊本地裁所長で今公証人をされている先生が要件事実の講義をされていて、今年で3回目の受講をしています。悪魔の書といわれる、研修所が出している要件事実の本で、類型別、というテキストがあります。全篇、????の連続というサディスティック本です。
それが、最近、半日ほどで読み終えることができるようになりました。不思議です。
中山先生の実力はマジで半端じゃないです。さらに学生を指導する情熱がスゴイです。本当に有り難い思いです。
それから、最近出た、わたしの好きな和田吉弘さんの民訴テキスト。わたしが疑問に思っていたところを快刀乱麻、切れ味鋭くまたわかりやすく説明してくれていて、これもまた読んで楽しい、頭が喜ぶ本です。

☆中村勘三郎さんは、生まれた年が同じなので、ものすごくショックです。わたしも今年5月頃、胃ガンの疑いで恐怖のどん底にいましたので、身につまされ方が半端ではありません。
本当に訃報が多いですねえ、このごろは。
勘三郎さんは、何か、行き急いだ、という気がしてなりません。本人もあと30年、役者人生を楽しみたかったことでしょうに。残念。

☆☆女房が横浜出張に行った折、足を伸ばして明治神宮に参拝しに行ったのですが、参道でカメラを落として壊してしまいました。まあ、わたしとしては、落ちる、ということへの厄払いが出来たと思い、却って気分が良くなったくらいです。
で、新しくソニーのデジカメを買いました。カメラのキタムラで買ったのですが、担当者の態度に若干不快感を覚えました。こんなことならヨドバシカメラで買った方が良かった、と後悔しました。
理由はまた今度。
それで、このソニーのデジカメなんですが、ネットでの評判通り、スゴイです。本体価格は2万円余ですが、始動が速いのと、望遠が凄くて、お月様を撮ると、なんと!!クレーターのへこみまで分かるのです。さらに、動画がまたもの凄くて、手ぶれ補正機能が強力なのと画質がきれいなのとがあわさって、まるでNHKの世界街歩きを自分が撮影しているかのような良い気分になります。
動画は75分間撮れます。わたしが持っている古いJVCのビデオカメラの100倍スゴイです。
おまけに、静止画では170度のパノラマ画像が撮れます。
というわけで、近いうちに写真と動画を載せます。

※と思って撮影した写真をアップロードしようとしたところ、グーグルが拒絶してきました。
理由は、わたしが今までこのブログにアップしてきた画像の総量が1ギガを越えたため、無料枠を越え、以後はお金を払い込まないとアップできない、と。
なに~っ。ならば、他に無料でアップできる方法はないか、と考え、とりあえず一つ考えつきました。
下の画像はそのテストのためです。
※頭に来たついでにあることを思い出しました。先日の夕暮れ時、ローから歩いて11分のところにある店にコピー用紙を買いに歩いていった途中、舗道上を向こうから無灯火の自転車に乗ったオッサンとぶつかりそうになりました。するとそやつは私に向かって、『バァ~カ』って言ったんです。
瞬間!わたしも沸騰してしまいました。振り返って『馬鹿はそっちやろ!』と言い返しました。
その時の反省。なぜもっと強烈な言葉で言い返せなかったのか、自分のボキャブラリの無さにしょんぼりしました。それにしても、ここ箱崎は柄が悪いところです。初対面の人間に向かって罵詈雑言を吐けるなんて普通の人間には出来ることではありませんから。常日頃から誰彼構わずののしっているヤツなんでしょう。
それから、箱崎は警察もダメダメです。夕方5時以降は端っこの車線がバス専用路線に変わるのですが、誰も守っていません。しかも、交番前に立って白い棒で指示する警官もやる気無さそうに棒を振るだけです。警官の指示に従って車線変更するクルマは良くて半数だけです。
まったく、どいつもこいつもあきれ果てたざまです。わたし自身はどうかって?
今度の免許更新でめでたくゴールド免許に復活しますから、自重運転やってます。

久しぶりの投稿ですが、支離滅裂になってしまいました。