2011年9月10日土曜日

首が、、、、、

茫然。わたしの番号がありませんでした。
発表前、主観的ではありますが、自己採点をやってみました。短答のハンディを補って少し合格点より余るのではないか、と予測を建てていたのですが。
今の心境は、どうして?というのと、さてはあの問題がまずかったのか?というのが半々です。
反省すべきところも山ほどあります。努力不足も失敗も。それでもギリギリ受かっているのではないかと思っていました。
☆来年がわたしのラストチャンス。正真正銘人生最後の受験です。あと8ヶ月しかありません。
これから来る秋と冬と春、この三つの季節をどう過ごすかでわたしの残りの人生も決まります。

☆わたしと同じような境遇の受験生はみな同じ気持ちでしょう。新司法試験の競争は旧試験よりも緩いなんてのはウソだと愚かにも今頃になってやっと分かりました。

☆来年もまた4日間の地獄を味わうのかと思うとへたり込みそうになります。ですがそういう気持ち自体が間違っていると思い直しました。4日間の受験を感謝して受ける気持ちでないといけない、と。ワールドカップもオリンピックも4年に一度。たった数時間のために日々鍛錬する、一流の人間なら誰でもやっていることをやってこなかった自分は三流人間だと心の底から反省しました。と同時にオリンピックもワールドカップも晴れの舞台だから選手はウキウキワクワクしながらプレイしてる、逆に言うとウキウキワクワクしながらプレイしているチームほど勝利を獲得しやすい。ならば司法試験だって同じじゃないか、4日間の試合が辛いなんて思うこと自体、すでにダメなんだ、と。

☆ あれから少し経って法務省の詳細な結果を見てみると、去年のわたしの論文点数と今年合格に必要な論文点数との差が余りなかったのに気がつきました。それを知ってさらにもの凄く落ち込みました。あれだけやっても論文の成績が上がらなかったということなんです。魂が抜けそうです。
一体なんで論文点数が上がっていないのか、どうしても訳が知りたいです。

☆ということで翌日受験新報を買ってきて詳しく点検しているところです。同時に、受験前後の自分の心理状態、準備状況をも精査しています。福島原発爆発事故による怯えもあったでしょう。でもそれはそういう外部状況を遮断することが出来なかった自分の集中力の欠如でもあります。
今のところ、出来たと思っていた憲法で重要論点を一つ落としていること、民訴で発想がおかしかったかもしれないこと、行政法で書き負けしたこと、刑訴で答案がばらけたこと、、、、、。
でも、何が出ても他の受験生には負けない、といえるだけの準備をしていたのかというと、恥ずかしながらNOです。

☆☆昼過ぎに女房とわんこをつれてダイエーまで買い物につきあいましたが、疲れ果ててしまいました。ダイエーの売り場の中で急に脂汗が出てきました。不意に、来年絶対に落ちることが許されない、本物の土壇場に今の自分が直面してしまったことの恐ろしさに立ちすくんでしまったからです。生きるか死ぬか、絶体絶命です。目の前に敵の大群が現れたのを見たときの雑兵のような心地でした。
女房が卵焼き用のフライパンを選んでいるとき、わたしの体中、べっとりとしたイヤな汗がまとわりついてきて息苦しさまで覚えてきました。

2011年9月6日火曜日

首を洗って


住吉にある教会
もうすぐ発表。ドキドキして自分をコントロールできなくなっています。
あの科目この科目と、自分の書いた答案がどう評価されているのか、不安一杯です。
ダメだった時のことを考えると、なでしこジャパンを観ている場合なんかじゃないのでが、、、、、、。

それにしても彼女らは本当に強い。ほかの国のチームと違うのは技術だけでなく気持ち、意識の差だとおもいました。明確な試合イメージを四次元的に持っています。空間だけでなく時間的な試合運びの具体的イメージを全員が共有しているように感じました。これはもう、匠の技です。
それから、無駄の無さも特筆すべきことだと思います。どのパスもドリブルもシュートも意味を持っているように感じました。理詰めで相手を追い詰めていく、そんな将棋や囲碁のような雰囲気があります。
その上、沢さんの人柄のおかげか、みんなが対等なんです。上下、支配の人間関係がありません。ですから観ていてみんな自分の意志で動いている、だから先々を読んだ動きが出来るんだと思いました。
つまり、理想のチーム状態がそこにあるんです。ですから観ていてとても気持ちが良いんです。

☆パソコンの修理後、サクサク動いてくれます。故障前、ブログの機能についていろいろ探っていたところ、このブログをどれくらいの方々が訪れてくれたのか、ページビューという機能があることを今頃になって発見しました。
見ると、なんと累計で1万5千以上訪問してくれた方がいることを知りました。? ページビューという機能は訪問者の数ではなく、何ページ見てもらえたか、という意味かしら?
どちらにせよ、こんなにたくさん見てもらえてとてもうれしいです。
今後も、合格不合格どっちだったとしてもブログを続けていこうと思います。
嗚呼、緊張してお腹が痛いです。