2022年4月19日火曜日

二回試験に落ちて

 まさか自分が落ちるとは!?

二回試験に落ちてしまいました。1450人中わずか5人しか落ちませんでした。その5人の中に自分の番号を見つけたときの気持ち・・・・

まさか、でした。何で?そんな馬鹿な!

落ちる不安はなかっったのか、と言われると、それはありました。初物に弱い肝っ玉の小ささ、修習中にしっかり準備して起案を書いて他の修習生に見て貰うとかの努力を怠っていたことは確かです。研修所の寮にいたとき、どことなく夢の中にいるような非現実感は感じていました。孤立感もありました。思えばそれはかつて大学受験の時に感じたフワフワ感と同じだったような。

でも、だからといって自分は1450人の中のドベの力しかないのかと言われると、異議ありです。

ではなんで落ちたのか?何が致命傷になったのか?成績通知は7月にならないと届きません。

なので、今は、どの科目で何を書いたのかをメモっておくこと、もう一度基礎からやり直すこと、たとえば要件事実をマスターしてまとめる、民事保全、執行をマスターする、白表紙を完璧に自分のものにする、長い記録をサクサク読み込めるようにする、そのためには実物の事件記録を利用する、それには入る予定だった事務所で勉強させて貰うこと、などなど、考えています。

研修所の教官方にはすぐに連絡しました。皆さん、温かい励ましのお言葉をかけていただきました。

次の二回試験は今年の11月です。わたしの期はコロナで半年開始が遅れたので、1年に2回、二回試験が行われる珍しい年です。あと1年、と思うと落ち込みが激しいですが、あと半年、となると、ちょうど良い加減なので、この点だけはありがたいです。

あ~あ、なんでこうなるの?どこまで自分に試験が付き纏うのか、なんですんなりいかないのか、自分を責めてしまいます。それでも、老荘思想で、あるがままに生きていきます。そしてその上で大谷翔平のように毎日精進していきます。これがわたしの運命なのだと覚悟しました。