2008年9月14日日曜日

太田誠一を見た




姪浜にある黒木書店までバイクで向かう途中、南庄というところに農林水産大臣の太田誠一代議士事務所があるんですが、ちょうどそこを通りかかったとき太田氏が事務所から出てくるところを見ました。



おしゃれな格好をしていました。でも何で今頃地元にいるのかしら?と不思議に思いました。農水省内で陣頭指揮を執って三笠フーズ事件を徹底的に洗い出すべき責任者なのに、選挙対策を優先させて水面下の暗躍をしに帰福したのでしょうか。麻生、古賀、山崎、と福岡には自民党でも指折りのくせ者がそろっておりますからねえ。



数年前小泉総理が近所の中村大学構内で演説したとき(太田氏がその大学でなぜか教鞭を執っていたからなんですが)太田氏も前説で演説をしました。



 小泉氏の演説は歯切れが良くて聴衆を虜にしていたのに、太田氏のは地元の贔屓目で見てもこれが政治家の演説だろうか、と疑うほどでした。一体全体何が言いたかったのかさっぱり分かりませんでした。



 それが今回も、消費者がうるさいから、とか、事務所問題とか、三笠フーズ事件でも汚染米の汚染度なんかたいしたこと無いとか、怖ろしい御発言。



あんなんでも大臣になれるんだなあ、と言う点においてのみ民主主義が機能していることを実感しました。


そうそう、加藤紘一元幹事長がテレビで、あの北朝鮮から帰国してきた拉致被害者の皆さんを北朝鮮に送り返すべきだったと発言してたのをネットで知りました。衝撃的でした。彼の主張内容は、国家間の約束は守るべきだ、ということでした。つまり、日本は拉致被害者たちを北朝鮮に送り返すとの約束をした上で日本に帰国させてもらったのだから、もう一度北朝鮮に送り返すのが国家間の約束である、というのです。



なんちゅ~ことをゆ~のだ!!と唖然としました。



逮捕監禁誘拐をしでかした犯罪者の元に被害者を返せとは!血も涙もない人だったのか、彼は。



明後日火曜日から再び倒産法の集中講義の後半が始まります。かなり焦ったおります。骨格が分かった(ような気がする)だけなので。

写真は田舎の駅、家のすぐ横の日豊線を走るソニックにちりん、ヨーロッパの鉄道コンクールで賞を取ったものだそうです。