2009年2月11日水曜日

黄砂に煙る街
















昼頃まで弱い雨。せっかくローにバイクで行こうと思っていたのに、出鼻をくじかれました。






午後になり雨がやんだのでやおら出発。と。なんだか街中がガスっているじゃあありませんか。ふ~む。これはモヤだな、でも昼過ぎにモヤが出るなんて妙ではあるなあ。なんて考えながら、ふと、それならば海は幻想的な風景になっているんじゃなかろうか、と海岸通りに迂回しました。まずまずの景色でした。






でも景色よりももっと驚いたのは、冬用の手袋をしていたら中が熱くなってしまい、とうとう手袋を脱いでバイクを走らせたのです。今までだったらとても信じられないことです。2月の中旬と言えば一番寒い頃ではないですか。






 マジ、地球温暖化が現実味を帯びてきました。我々の次の世代の人類ははたして生き残れるでしょうか。






 春休み、やるべきことが多すぎて欲張ってあれもこれもと思うと逆にどれも手が付かなくなってきつつあります。これではいかん、と、今週は倒産法に絞って突破口を築くことにしました。






 ところが明日、検察庁の見学会が。その後検事さんたちとの懇親会が夕方から。だんだん焦って来つつあります。足を地につけて、ゆっくり急ぐことにします。とにかく朝一の勉強を最重要ノルマにしなければ。

もう暑くて暑くて


ローには行ったものの、空気の悪さと蒸し暑さで早々に退散しました。


春休みが始まったばかりなのに若手がせっせと勉強していました。


途中天神のジュンク堂と辰巳に寄って欲しかった本をどっさり買い込んでしまいました。会社法の本はなんと6800円もするんです。けれども明治学院のローの先生が書いた本で、その先生は大会社の法務部長を長らく務めていた人なので、法律にも実務にも詳しく、しかもパワーポイントでまとめを図表化してくれているので分かりやすいです。やはり実務家の本は良いです。

今の気分はもう受験生です。昨年の今頃はローのことよりも引っ越しでてんてこ舞いでした。受験なんか先の先だと思っていました。けれどもあと一年で行政法と倒産法を得意科目にしなければならないと思うと身震いが出ます。
右上にある図解民事訴訟法という本は司法書士用の本ですが、なかなかの優れものです。
わたしはどちらかというと右脳人間タイプで、なんでもイラスト化、図表化、具体化しないと頭に入らないんで、そう言う本を探しまくります。最近は好みの本が増えてきて有り難いです。
そうそう、NHK爆笑学問で音楽の平均律のはなしが出ていました。同じ長さの弦を二等分すると音が1オクターブ上がる、とか、三等分したらファの音になるとか、すごく面白かったです。話のポイントは、西洋音楽が音を12の音階に揃えてしまったため多様性が失われた、というもの。
わたしが感心したのは、それを分かりやすく伝えるために、教授が音を色に置き換えて説明した点です。つまり、この世の色を12色だけで表現しようとするのは無理だ、自然界には無数の色が存在しているのだから、と。同じように音だって十二音だけじゃなくて一音と他の一音の間に無段階の音があるのだ、と。
色にたとえた瞬間、直感的に、ああわかった!と感じました。わたしはこういうのが好きなんです。勉強でもそのようなやり方をしないとすっきりと頭に収納できない質です。丸暗記がまったくできません。
というわけで、文字だけの本はもはや読めなくなってしまいました。