2021年3月18日木曜日

2021年3月14日日曜日

胃カメラ検査の結果


 3月12日金曜日午前9時半、薬院頼岡クリニックに行き、喉をしびれさせるどろっとした液体を口に含み、しばらく経って吐き出し、次いでベッドに移動させられ、眠り薬の入った点滴注射、手術台にベッドごと移動して口にマウスピースを入れさせられました。

看護婦さん『今から眠り薬の点滴を開始します』

わたしは、それを聞いて、『よし!自分がいつ意識がなくなるかチェックしてやる』

30秒後『まだまだ麻酔が効いてこないな』

・・・・

『安部さん、起きてください』と看護婦さんに言われ、『えっ?』。1時間ほど経ってました。

麻酔って、意識がなくなるのが瞬間的に襲ってくるんですねえ。まさにシャットダウン。

この間、まったく夢も何も見ませんでした。そのとき思ったのは『死ぬってこういうことなのかも、意識がなくなるということと死とは同じなんだ』ということでした。

そう考えると、ある意味、意識がなくなること=永遠の睡眠=死ぬこと、といえるのではないかと思い至りました。無、ということを初めて認知?(矛盾かも)したような気がしました。

お釈迦様も同じようなことをおっしゃっておられたみたいですけど。

で、胃カメラ検査の結果、2ミリほどのポリープがあったけど、まったく気にしなくて良い、胃が荒れている、ということでした。また、先日の大腸カメラ検査で切除したポリープの検査の結果も、癌では無かった、ということでした。

これで一連の検査が終わりました。舌癌検査、膵臓などのCT、大腸カメラ、胃カメラ、全部セーフでした。ものすごく嬉しかったです。特に大腸カメラ検査でポリープを発見切除したのはとてもありがたかったです。ほっといたら大きくなって癌化する危険が生じていたところでしたので。

クリニックを出たのが午後1時半。薬院駅にあるミスドでドーナツ買って、小雨の中、歩いて我が家に帰る途中、渡辺通り近くにある因幡うどんで、エビ天うどんのやわ麺を注文。昨晩9時以降絶食していたのと癌でなかったためホッとしたのと、小雨の中肌寒かったので、シミジミ美味しかったです。10分歩いて帰宅し、コーヒーとドーナツ!美味しい!!

全部の検査が良い結果になったことで、胃の調子も良くなってしまい、正月以来の空腹感が出てくれました。

その後、ローに行き、導入修習課題に取り組もうとしたら、福岡地検で検察教官3人が福岡に来て説明会をするというので、行ってきました。初めて地検の建物に入りました。特別な緊張感がありました。

3時半開始で、5分前に部屋に入ると、すでに参加者全員(10人程度)、スーツ姿で背筋を伸ばして座ってました。わたし?もちろん、普段着のズンダレた服です。

わたしが着席するとすぐに説明会開始。

検事さんたちはざっくばらんな感じでした。裁判官とはちょっと雰囲気が違い、高級役人の匂いと少し弁護士的雰囲気の両方の混じった感じでした。

わたしは事前課題とか二回試験とか、とにかく研修所を無事に卒業して弁護士登録にこぎ着けたい一心というレベルの低い意識しか無く、他の合格者のような検事任官うんぬんといった、卒業は当然の話みたいな心理にはなれませんでした。

でも、本物の教官と話が出来て良かったです。むしろ、なんで参加者がこんなに少ないのかが不思議でした。多分、説明会の告知が下手くそだったからだと思います。卒業生はローの学内ネットなんか見ませんし、見ることも原則できません。なのにその学内ネットでしか告知しないのですから、せっかく東京からわざわざ来てくれた教官たちが骨折り損で、申し訳ない気持ちにすらなりました。

翌日土曜日は今度はTKCが合格者のための修習説明会を開いてくれて、こちらもとても役に立ちました。この話はまた後日。


八代亜紀 AKI YASHIRO - 釜山港へ帰れ

2021年3月11日木曜日

春なのに,,,,,,,,,,

 朝晩はまだまだ寒いですが、日中はワークマンのイージスという防寒着を着ていたら暑くて脱ぎたくなってしまいます。

なので、日中はバイクに乗って三ツ瀬とか糸島とか吉野ヶ里までツーリングしてみたいです。また、女房を後ろに乗せて柳川でウナギのせいろ蒸し食べたり温泉に行ったりもしたいです。でも、それはなかなか出来そうもありません。理由は2つ。

①明日朝、胃カメラ検査受けます。舌ガン検査、膵臓CT検査、大腸カメラ検査、ときて、いよいよラスト。6年ほど前に一度胃カメラ検査を受けたことが有り(人間ドックでバリウム検査したところ胃の上部、噴門にポリープありとのことで要精密検査と言われたため)、そのとき、麻酔で薄れかけた意識の中に、カメラを見た医者が『あれ?ポリープはどこにあるの?』というのが聞こえてきました。そのときは、おやっ!胃カメラよりバリウム検査の方が発見能力が高いのか?といぶかしく感じました。

その胃カメラ検査の結果、良性のポリープだろうと言われましたが、胃の中が赤いから、ピロリ菌がいる可能性があり、ピロリ菌検査をした方が良いと言われ、早速、空洞状のパイプみたいなのに息を吹き込むという検査をしました(高額!)。結果はセーフで、医者は首をかしげながら『おかしいなあ?居ると思ったんですけどねぇ』なんて、無責任なことを言い、我が方としてはピロリ菌が居ないと言われたので嬉しくて、医者の失言も宥恕してやりました(ちなみに修猷館の後輩でした)。

なので、明日の検査も大丈夫だろうとは思いますが、ひょっとしてなにか異変が起きているかもしれないという不安感はかなり強いです。正月からずっと胃腸の調子が良くないので、原因を明らかにして回復させたいのです。食欲がない人生を2ヶ月送ってきました。体重も4キロほど減り、漠然とした不安感に包まれて暮らしてきたので、実は明日の胃カメラ検査が一番怖いです。

②研修所が出した事前課題。4問あります。うげ~っという感じ。

ただ、今日から時間的にも心理的にもようやく取りかかることが出来ました。ゼミを卒業したことと、家庭教師が楽になったこと、チームズの設定が曲がりなりにも出来たため。

自分の考えたことをその通り書いて提出試用と思います。その方が二回試験にも開業後にも役立つと思ったからです。いっぱい恥をかいて怒られた方が実力がつくと。

もっとも、元裁判官の先生にはいろいろ質問しようとは考えています。もちろん、答えを教えてもらうのでは無く(そのような甘えは絶対に許してくれません、むしろコテンパンにわたしの起案をこき下ろしたいと舌なめずりをしているサドな方です)、自分の思考の甘さ、矛盾を突いていただけるからです。我が人生でこれほどまで徹底的にダメ出しをする(してくれる)人はおらず、大切な存在です。わたしも反撃しますが、跳ね返されます。蟷螂の斧ですが、自分が成長すれば良いので、以前にも増してビシビシ鍛えてもらおうと思っています。

それにしても熟読せよ、という研修所から指示された本類(白表紙というらしい)が、数も中身も大変な量で、めちゃくちゃヤバイです。ホント、めちゃやばいです。

2021年3月8日月曜日

 

試験関係の資料、答案、レジメを、思いっきり捨ててきました。

これは残しておこうかな、と思う物もありましたが、置き場所がないので仕方なくバイバイしました。

それと、研修所から送られてきた書物はほとんどが事実認定の訓練のための物で、教科書的な本は意外にも前から持っているものがほとんどでした。問研、類型別、起案の手引き、検察講義案など。かつまた、こいつらが紙質が悪くてボロ紙で印刷され、その上市販のものより小さい(検察講義案以外)。ジジイには見つらく、イライラします。

検察課題に取り組んでいる人はまだ少ないみたいです。もっとも、未修で一発合格したヤツはすでに書き始めた、と言ってました。ムムム。さすが。

福岡修習でも、ひょっとしたら北九州とか筑豊に配属されるかもしれないことが分かり、小さくおののいています。果たして4班は何処に行くのか?

2021年3月5日金曜日

大腸カメラ検診で地獄の1日






3月1日月曜、朝9時にクリニックに行き、個室に入って下剤を飲み始めました、食塩水に大量の味の素をぶち込んだような、吐きそうな味、それをはじめに1リットル、出なかったら更に1リットル、時間をかけてちびちび飲めと言われました。マジで吐きそうでした。中々出なかったので結局飲める最大量である2リットル飲みました。その間、水も2リットル飲んで、最終的に午後2時半の24回目のトイレでようやく水のようなヤツがお尻から水道の蛇口のようにシャーっとでました。これでようやく準備が完了。5時間半もかけてお腹の中に残っていた物を全部出しました。苦しかったです。はじめは午前中に全部終わると思い込んでました。なのでイライラが募りました。
全部出た後、診察台に乗って点滴、その中に麻酔が入っていて、すぐに昏睡状態。気がついたら30分くらい経ってました。看護婦さんが、『終わりましたよ、あちらのチェアで30分ほど休んでください』と言われ、その後着替えをして待合室で待つこと5分。先生に呼ばれ、そこカメラで撮った写真を見せられ、説明。5ミリほどの大きさのポリープが結腸にありました。切除しました。きれいなポリープなので、癌では無いでしょう、とのことでした。ホッとしました。後でパソコンで大腸癌の画像を検索しましたが、5ミリ程度のポリープは切除しておいた方が良い、さもないと大きくなって癌化する危険がある、とのことでした。また、たしかに悪性のポリープは色と形がちと厳しい感じでした。
ともあれ、クリニックから外に出たのは日も暮れた午後6時!丸一日もかかるなんて思いもしませんでした。長椅子に横になりながら本でも読もうと、読む本を持って行ったのに、それどころじゃありませんでした。毎分一口ずつ下剤を飲まなければならないので、本を読む余裕なんてありません。
ただ、今になって感じたことは、たとえ一日かかっても、たとえ地獄のような下剤飲みの苦行が待っていても、やはり検診を受けて良かったなあ、ということです。ネットでは小さなポリープでも2~3年で大きくなるそうで、早めに発見切除しておいたに越したことはないと分かったからです。
さあ!次は来週また同じクリニックで今度は胃カメラだ!こうなったらとことんやるぞ、という気持ちになりました。検査慣れというのも大事だなあ、とシミジミ。