きょうは親父が長崎で被爆した日です。爆心地からわずか900メートルのところでやられたそうです。
高射砲部隊に配属され、昼飯をもっこに担いで2人で陣地まで運んでいたところ、光と爆風で飛ばされ、失神し、気がついたときはトラックで運ばれていたそうです。親父の前でもっこの片方を担いでいた人は即死だったそうです。その人が盾になったおかげで自分は助かったといってました。
熱線で全身どろどろに溶けたけど、佐賀で温泉治療したおかげで回復したといってます。
そんなわけで、きょうは、原爆について、また、チェルノブイリの子供たち、柏崎原発と、いろいろと原子力について脳裏をかすめてしまい、結局ワープロを何度も書いては消し書いては消し、を繰り返してしまいました。
ところで、きょう、今年の新司法試験の論文試験解説(公法系)を聴いてきました。
問題自体は長文で、タフな感じでした。ただ、実際の受験生の答案レベル、合格率から見ると、
相対的には難しくはないのかなあ、という感じでした。
もっと面白かったのは、今年、新司法試験受験可能人数は全体で6500人、なのに、実際に受験したのは4600人、残りの1900人は受け控えしたそうです。
一方、新司択一合格者は3480人、実際に受験した者を分母とすると、合格率75パーセントだが、受験可能者を分母にすると、53パーセントとなる。
つまり、択一は現実には難化しているそうです。
ただ、択一に受かると3480人中2200人が論文合格するので、結構通りやすいことにはなりそうです。
今日はなんだか堅い話ばかりになってしまいました。
写真は、この前三人でお参りした、博多区にある崇福寺の山門。これは福岡城の大手門を移築したものだそうです。
このお寺は黒田藩主代々の菩提寺であり、また、玄洋社の頭山満の墓があります。
落日燃ゆ、の広田弘毅が、文官で唯一A級戦犯となり、死刑を執行されたのも、広田が
玄洋社と関わりがあったためといわれています。
お寺の中に、朝日地蔵というお地蔵さんがあり、毎月お参りしています(私を除く)