2008年8月11日月曜日

雷鳴轟き豪雨襲来







今、ローの外はものすごい夕立です。ライフル銃のような鋭い音、大砲のようなドーンという振動、滝のそばに立っているような雨音、猛烈です。



昨日も一昨日もその前の日も毎日夕方降ってます。



 今日、10時半から文学と法の試験、さすが川嶋先生、やさしい問題ばかり選んでくれました。特筆すべき出題、宮沢賢治の『どんぐりと山猫』という、注文の多い料理店という本の中の一編を読んで、賢治の民事訴訟観を書け、というもの。愉快でした。よくよく読むとどうも訴訟に対する不信感が隠れているみたいでした。






朝5時、やっぱり試験対策をしておかねば、と早起きして授業のノートを見直しました。それで、試験は朝一コマ目、8時40分から始まるものとばかり思い込んでいて、現場に行くと誰もいない、ローの掲示板をよ~く見ると二コマ目からと判明。こりゃ儲けた、とサンドイッチをほうばりながらノートのページをめくりまくり。



試験問題は、民訴における時の経過が及ぼす規範の変更、という問題文そのものは難解ですが、授業中に話してたところ。



もう一つの問題は(全部で4題)、準消費貸借と証明責任、これはよく出るやつ。そして穴埋め問題10問で構成された大問。






かなりの学生が早々と答案を提出してました。わたしは最後まで粘るつもりだったのですが、試験監督されてた事務室のおじさんと目が合ってしまい、わたしが答案を提出するものとそのおじさんは思ってしまったみたいで、『提出しますか』と尋ねられたので、つい『はい』と言ってしまいました。



まあ、終了5分前でしたし、そのあとの倒産法の教室で座席確保(後ろのほうに座らなければならない理由があった)のため、信条に反して終了前提出をしました。



と、教室を見渡すと、まだ教室に残って答案を書いていたのは全体の2割くらいしかいませんでした。みんなよくできたのか、いい加減に書いたのか、諦めたのか、よくわかりません。



 



午後1時、熊大から集中講義のために来られた倒産法の先生は、まだ若い人で、その代り立派なあごひげを生やしていました。



講義はとても丁寧、わかりやすかったですが、眠くて眠くて。






うちのクラスから10人ほど出席していました。全体では40人くらいでしょうか。



そういうわけで、学修室は先週に比べてすこし賑やかに。



夏休みは、法律事務所に1週間修行に行くエクスターンという1単位の講座、とか、いろんな集中講義があり、各自ばらばらに選択しているので、固まって何かをする、ということはありません。集中講義をとっていない学生、関西から来ている学生なんかは、自宅に帰っています。






ただ、ローに毎日通って自分の勉強計画を実行している人もいます。



わたしも、行政法と会社法をこの夏(といってもどんどん少なくなってますが)マスターしなければ、と思いつつ、集中講義に時間を取られっぱなしで、いささか焦り気味です。






報告



新品のデジカメで撮った写真を初載せします。



きめ細かさはすごいのですが、画面がやや暗いです。設定方法を未だマスターできていません。