2008年7月31日木曜日
あと一日
2008年7月30日水曜日
あせり
2008年7月29日火曜日
半分終了
2008年7月28日月曜日
さっぱりわからん
アタマが混乱してしまいました。直前に出題予想していた論点判例がアタマを占領してしまって、素直に問題を読んで行くことができず、自分に腹が立ちました。そうなったのも実力がないからです。
顔を洗って出直してきたいです。
結論。
多分、甘くて良、もしくは可、お情けで合格でしょう。
根拠。
問題が非常に非行政法的で、行政訴訟のルートに乗らない感じなんです。行政権が制定する規則を変更させることのできる行政訴訟って一体なんだ?と現場で立ち往生する問題だったので、できた人は余りいない(と思う)。2年未修の人に聞いても、生まれて初めて途中答案出してしまった、と言ってました。
また、去年、同じ先生の同じ試験でもほとんど落ちなかった。5人くらいだったそうです、再履修者は。
と、試験終了後ここまで書いて一旦保存。猛烈な睡魔が襲ってきてダウン。
夕方再開してみて思ったこと。
この1週間ほどは行政救済法のベールが一枚一枚剥がれていってるという感じがしました。
ただ、残念ながら試験にはほとんど生かせませんでしたが。
けれども改めて、来年もう一度行政救済法の授業を受けてみたいなあ、そのときは授業がもっと自分のためになるのではないかなあ、と思った次第です。
目標は、独り立ちできて仕事ができ、お客さんが絶えない事務所経営、そうであるならローにいるうちに必要な知識を身につけるべきである、ということです。
民刑憲、刑訴民訴の授業はもう要りません。でも倒産、行政、執行、租税などは徹底的にマスターしたいです。
新司法試験を受験するとき、合格者数はおそらく3000人になっているはずです(この点において、自民党の町村、鳩山ガンバレ)。それに対し受験者数はおよそ7500人。4割合格します。
わたしの重点の置き方だと新司法試験合格がヤバイのではないかという気もしますが、最近新司法試験の行政法の択一問題を見ていたら、相当難問が多いです。そして正解率もかなり低く、10~30パーセント台の問題も多いです。
ということは、みんな行政法の細かい知識が苦手なんです。
ところが、最近少しずつこれら難問が分かり始めてきたのです。
そういうわけで、行政法の授業をまだまだ受けたいなあ、と思うようになってきました。
ですから、今日の試験の結果は、受かれば嬉しいけど来年授業を受けられない、それに対し、落ちたら来年授業を受けられるけど落ちたことに対する悔しさ情けなさ恥ずかしさも募る、というわけで、なんかもやもや~っとしたアンビバレントな状態なので、明日の民法刑法の試験に集中するのが難しいです。
2008年7月27日日曜日
適性試験
95点、94点、93点、、、、、。だって。
ただ、中には50点台の合格者もいたそうです。
なんであんな難しい問題で満点近くとれるの?95点取った学生に聞くと、適性の勉強をしたのは1ヶ月くらいなんだそうです。
またまた驚愕。
で、わたしが80点ちょいだったと言うと、『え~っ、すごいですねぇ』だって。
年寄りのくせに、なかなかやるじゃん、とでも言いたそうな表情でした。
やっぱ、適性の点数は大きいと思います。
ただ、同志社からやってきた学生は、同志社は適性重視なので、適性のできが良くなかった自分は受からず、それで九大に来たのだ、と言ってました。
どう考えればいいのでしょうかねえ。
行政法の勉強はイマイチ進みません。明日しかないのに。弛んでいます。
今日も宇賀先生のぎゅう詰め教科書を読んでたら、案の定睡魔が襲ってきました。今ローはかなり寒いくらい冷房が効いてます。
それで、カーディガンと夏用ジャンパーを着込んでうたた寝してます。それでも寒いんです。
行政法の勉強をしていると、民訴とかなりオーバーラップしてて、比較しながら勉強をすると分かりやすそうです。
で、一昨日、民訴と行政法の大きな違いにハッと気付きました。
それは、行政救済法というのは常に必ず行政主体(国や地方公共団体)からのアクションが先にあるのです(作為の場合)、もしくは先にあるべきもの(不作為の場合)なんです。
ですから、たとえば、市民が公衆浴場設置許可願いを申し立てたとしますと、
その設置許可願い自体は市民から先に行っています、が、救済の場面、たとえば、行政が不許可にした、とか無視して握りつぶしたとかした場合、そのような不許可、不作為という行政のアクションに対してけしからん、とか、許可をよこせ、とかの救済(攻撃)の問題が生じるのです。
で、救済方法(攻撃方法)としては、行政機関(当の許可行政をした機関とかその上級機関)に対して、もう一度考え直してくれ、許可をくれ、と言うのが行政不服審査。
それに対し、行政機関でなく裁判所に訴えて、行政機関に向かって何とか命じてくれ、というのが行政訴訟。
この、行政訴訟の中でもさらに大きく二つの方法があるんです。
その一つは(ほとんどがこれにあたるのですが)行政機関が不許可にした行為、つまり行政機関の行った判断という行為が間違っとる、この行政機関の判断という行為を無かったことにしてほしい、というもので、これを抗告訴訟と言います。
つまり、一般の民事訴訟の目的は、自分に権利をよこせ、という、権利(最終結果)の取得が目的です。
これに対し、行政訴訟の目的は行政機関の行為を正すものであり、権利をよこせというものではありません。
抗告訴訟の『抗告』という意味は、相手の行為に対して文句を言うことなのです。だから行政訴訟は原則として抗告訴訟なんです。
これをあえて刑法的に表現すると、民事訴訟は結果無価値(有価値)、行政訴訟は行為無価値、という感じです。
ではなんでそうなのか、ということですが、行政機関の許可は、市民にとっては権利ではないからです。すなわち、行政機関の持っている裁量権の範囲内で行政機関はある申請者に許可を与えるかどうかを決定する権限を持っています。そのような裁量権を持つと言うことの意味は、市民には許可をもらう権利はない、もらえないこともある、ということです。
ですから、市民は行政機関にたいして、自分の権利として許可を寄越せとは言えないのです。権利を寄越せという訴訟が民事訴訟ですから、行政訴訟は民事訴訟とは違うんです。
行政訴訟は、行政機関が裁量権の範囲内で行使した不許可という行為の判断が間違っている、と、行為の間違いを正すのを目的としているのです。だから抗告の訴訟なのです。
ただ、行政訴訟でも例外的に権利をよこせという当事者訴訟というものがあります。権利を寄越せ、と行政機関にいえるものがあるのです。たとえば、俺を首にしたのは間違っている、だから首にされた時から今日までの給料を払え、と国や市に請求するものです。
以上より、行政訴訟の90パーセント以上は抗告訴訟、残りが当事者訴訟、そしてさらに特別に民衆訴訟(市民が市の財政支出がおかしいとして訴えること)、機関訴訟(国と市の争い)というものの総計が10パーセント、と言う構成になっています。
2008年7月25日金曜日
第一弾民事執行法
川嶋先生は少々お冠でした。というのは、10人近くの学生たちが試験間近ぎりぎりになって教室に入って来たからです。
試験の時は10分前には教室に来ておいてね、と相変わらず柔らかな言い方ではありましたがそのお顔は真剣でした。
当然です。周囲のことをちゃんと考えてないから先生はお怒りになったのです。
予備校の模試なんかだったらスタッフが事前に座席に問題用紙、答案用紙を配布しておいてくれます。でも、ローはそんなところではありません。スタッフは先生だけです。そんな状態で、ギリギリになって滑り込みセーフみたいに教室に入ってこられたらどうなるでしょう。先生ばかりかみんなに迷惑をかけてしまうじゃありませんか。だから配慮が足りない、と先生は怒ったのです。
わたしのほうはどうかというと、20分前には来て、じ~っとプリントを見て必死に暗記してました。まぁ、早く言うと悪あがきをしてたのですが。
とにかく、はるばる京都からわざわざ試験のために福岡まで来られた先生に対して、試験開始2,3分前になって入室するなんて、どうかと思います。
試験には関係ありませんでしたが、民事執行法で、初歩的ながらなるほどねー、と納得したことがあります。
それは、民事執行法によれば、強制執行と担保権の実行とは違う制度だ、と規定されているのですが、なぜなのか、その理由についてなんです。
なぜ抵当権などの担保権の実行についても『強制執行』と呼ばないのか、担保権を実行すれば競売によって自分の土地を持って行かれるわけだから、通常の強制執行と変わりはないじゃないか、なのになんで民事執行法は担保権の実行を強制執行とは別々に、独立して『担保権の実行』と規定しているのか、これが疑問でした。
それは、担保の付いていない一般債権の場合、債務者はもちろん債務を弁済しなければならない義務を負っています。けれどもあらかじめ自分の持っている一般財産を他人に差し押さえられて強制的に奪われるということまで承認しているわけではありません。
ですから、債務者が任意に債務を弁済しなかった場合、債務者の意思に反してでも無理矢理債務者の持っている財産を差し押さえて換価するので、強制執行という名前が付いているのです。
ところが、担保権の実行というのは、たとえば金銭債権に抵当権を設定している場合、債務者は予め、もしも自分が債務を弁済しなかった場合、自分の土地に設定した抵当権を実行してその土地を持って行ってもいいよ、と承諾しているわけです。つまり、担保権を設定したということは、債務者の意思で債務者の担保物を換価のために処分することを認めたことになるのです。ですからこれを『強制』と言うわけにはいかない、というわけです。
くどくどしくてすみませんでした。やはり試験の所為でアタマが試験モードになったままみたいです。
2008年7月24日木曜日
静かな学修室
前期授業終了
2008年7月23日水曜日
やっと繋がった
我が家に到着したのが夜10時、で、今は夜中の2時です。
設定接続に往生しました。特にメールの設定には困り果てました。
でもどうにかこうにか動くようになり、ほっとしました。
まだお風呂にも入っていません。
明日は行政法の自主ゼミで択一数十問を事前に解いておかねばならず、朝5時起きです。
今日のイベントは、民法。
手を上げて発言したらその回数分平常点が付くというシステム。私は今期まだ一度しか発言していなかったので、やばいなあ、今日中に発言しておかねば、でもどこで発言しようか、そうだ、一番簡単な設問にしよう。
というわけで、消滅時効と除斥期間との異同という基本問題について手を上げて答えようとしました。
ところが、10人以上もの学生が手を上げたのです。みんな必死なんですよ。
それでわたしはパスされちゃいました。だめだこりゃ、今日のわたしのチャンスは終了。
今日はその問題しかちゃんと本を見てなかったのです。
こうなったらあきらめて後はもう傍観者になってみんなのがんばる姿を眺めとこう、とリタイア気味になってました。
100点満点のうち前期試験が50点、残り50点のうち15点が発言点らしいのです。
わたしは1回しか発言していないので発言点は限りなく少ないことになるなあ、まあ仕方がないか、なんて半分あきらめてました。
ところがその直後、先生が、民法で、消滅時効と除斥期間の両方を規定している条文はどんなものがあるか、と聞いたので、これだったらかすかに頭に残ってる知識で答えられそうだ、と、またまた無謀にも手を上げてしまいました。
だって、覚えてたのは意思表示の取り消しと詐害行為取消権の二つだけ、という恐ろしくお粗末なレベルだったのです。こんなものなら誰だって直ぐに答えられます。ほかにいくつも条文があったのです。たった2個しか言えないくせに、よくもまあ手を上げたものです、愚かでした。
しかもしかも、条文の正確な数字すら言えませんでした。
先生は、わたしがてきとーに、取り消しと詐害行為ですー、とだけ答えると、
それは何条ですか、と聞くので、エー120うう-5条です、と答えると、先生がなんですってー?
本当にあほです。わたしは。条文確認もしないで手を上げるなんて。
それであせって、いったい何条だったっけぇ?とあわてて六法を見ようとしたら、わたしの前に座っていた女子学生が、先生から見えないようにして、左手を広げてパーの形にし、その真ん中に右手の人差し指を当てて、わたしに知らせてくれたのでした。
おかげでわたしは『126条でーす。』と言えました。
と、今度は、『じゃあ詐害行為取消権は何条ですか?』
わたし『425じょうでーす』
先生『えー?』
またしても間違った条文を言ってしまった!
そしたらなんと今度はわたしの左に座ってた男子学生が小声で『ろくですよ』と教えてくれたのであります。
もう、あほあほあほでした。自分にあきれました。
ただ、なぜか不思議にわたしの心はあったかいもので満たされていました。
まわりの人がわたしを助けようとしてくれたその心がうれしかったのです。
しくじってかえってよかったなあ、などと思ってしまったのです。
とはいえ、先生からは、『最低限二つくらいは言えないと、、、、、』とややきつめの嫌味をいわれました。
それでわたしは『えー、最低限で失礼しました』と言って、開放してもらおうとしました。
ところが『Aさん、ほかにありませんか、たとえば親族相続なんかで』
あわてたわたし『えーっと嫡出否認?』。どあほうです。あほかわしゃ。
とうとう先生が『1044じょうあたりになんかありませんか』と助け舟をだしてくれたので、やっと『大変申し訳ありませんでした、遺留分減殺請求権でした』とやっとのことで。
けれどもそれだけではまだ開放されませんでした。
先生『Aさん、126条は形成権ですが、そのことが何か問題を生じさせませんか』と聞いてきました。とっさには答えが頭に浮かばず、ううううん、仕方ない、白旗をあげて『わかりません』と言いおうとしたそのとき。
なんでかわかりませんが、形成権という言葉の意味がハッと浮かんだのです。
そうそう、取り消すぞ、という形成権の行使って、一回行使したらそれで効果が発生してしまい、何度もできる権利なんかじゃないんだ、使い切りの権利なのだ、ということは、一回行使するか全く行使しないかのどちらかしかありえず、金払えという請求権みたいに何度も何度も「払え」といい続けられるようなものではない、ということは、中断ということがない、ということがピカッと浮かんでくれたのです。
てなわけでわたしがそのようなことをたらーっと言うとやっと開放してくれました。
授業が終わった後、なぜか良い気持ちになってました。周りに助けられたことが心底うれしかったからです。
これからは彼らを女神さまと守り神さまとしておがむことにしました。
ちなみに女神様はかなりの美人であります。守り神様のほうは若干変人ですがハードボイルドな奴で好男子です。
2008年7月20日日曜日
パソコン破損
再起動を何遍もしましたが、だめでした。
disk not ditectedという表示が出ました。
直前に、ハードディスクのギギギィという音が止まったのです。
あちゃ~っ、でした。
翌朝もう一度二度三度やってみたのですがだめでした。
4日前に外付けハードディスクを買ってきてお釈迦になる前にバックアップとっとこと思っていたのに、、、、
へたり込みました。今まで5年以上にわたって作ってきたノート類がすべて消えてしまったのですから。
もっとがっくり来たのはデジカメで撮りためておいた写真です。
このままでは気持ちが落ち込んで期末試験に影響する、と思い、出直し、気分一新のために、新しいデスクトップパソコンを(特別に安いやつ)買いに行こう、と女房と一緒に(彼女のカードが必要なんで)ヤマダ電機加茂店へ。
加茂というところは早良区にあり、福岡の西南部です。地下鉄七隈線の終点からたしか二つ前くらいです。
そこに行くと、NTTの光フレッツ担当員が勧誘してました。私のねらいはそこにありました。フレッツ光に同時加入するとパソコン代金が3万円引きになるのです。
で、店員に詳しく説明を求めると、3万円引きになるためには光電話以外に光テレビというサービスも申し込まねばならないというのです。
でも、そんなオプションは不必要なので、それは要らないというと、それなら2万円引きにしかならないとの返事。
そんな馬鹿な。2ヶ月前、友人がパソコンを買うのについて行ってやった、ヤマダ電機香椎店ではそんな条件はなかったぞ、というと、光回線が普及してきたのでサービスも少なくなって来たのだと言われました。
それで、納得いかなかったので二人ではるか香椎店まで向かいました。香椎は福岡の東の端。遠いです。
それで、香椎店に入ると、NTTから派遣のお兄さんがいたので、彼と話をしました。彼から以前話を聞いたことがあったので。
すると、なんと、香椎では光テレビに加入しなくとも3万円引きになる、とのことでした。
やった!わざわざ香椎まで来た甲斐がありました。
それで、フロンティアという山口のメーカー製の98000円のパソコン、20,1インチディスプレー、VISTA、コア2デュオ2ギガ、HDメモリー250ギガ、という内容のやつを買いました。ただし、オフィス2007は入っていません。けど、ジャジャーン、大学からタダで降ろせるのですよ。大学生ってお得なんですよ。
そして、フレッツ光に同時加入すると3万円引き、プラスポイント分が6000円つきます。
実質6万円の買い物でした。
そこまでは良かったのです。
ところが、光の契約の際、自宅まで光回線を引く必要があるので、電話でNTTの営業所にいる女性スタッフが、ヤマダ電機の現場が契約(これがクセモノ)を作成したとき契約内容をネットに書き上げて営業所に送り、本人の確認を得るため電話で右契約内容を読み上げするという作業をわたしとすることになっているそうでした。向こうからもヤマダ電機内で作成した契約内容がみれるんですよ、遠隔操作で。
で、電話先のNTT女性職員が、遠隔操作で、先ほど現場でおにさんがパソコン上に作成した契約の内容を一つ一つ読み上げながら確認して行こうとしたとき、その女性が、『OCNサービスの解約はお客様ご自身でしてください』と言うのです。
えっ?なんで?
わたしは今まで同じOCNのADSLというサービスを受け、OCNからの請求書に支払い続けてきました。
そして今回、同じOCNのフレッツ光というサービスに変更しようとしています。
なのに、解約?しかも自分が? しかもしかもNTTのスタッフがOCNのことを?
意味が全くわかりませんでした。それで『それ、どーゆーこと?』と電話先の女性に尋ねました。そしたら、『こちらにはお客様がOCNと契約をしたという事実がないので他の業者とした契約を解除する必要があり、NTTではなく、お客様ご自身で解約してください。』だって。
どういうことかというと、OCNは顧客を開拓するために、別のいろんな勧誘業者を利用してそいつらにOCNへの勧誘をさせるのです。そして、インターネット関係では、その勧誘業者がわたしの契約相手になっているのだそうです。ただ、料金請求はその業者ではなくOCNがやっているのです。
それで、わたしはその勧誘業者のひとつと契約をしているから、その勧誘業者との契約を解除せよ、というのです。
そんな馬鹿な話がどこにあるか、とわたしは例によって大声でおらびました。
それはおまえらの都合の話だろが。自分の利益のために業者を雇って顧客を取ってこさせておいたのはお前だろ。
『わたしはずーっとOCNからの請求に対してOCNの使用代金として払ってきたのだ。だからわたしの契約相手はOCNだろが。』と。要するに間に入った業者は実質的にはただの契約仲介者にすぎず、契約の本当の当事者は当のOCN本人だ、だからこそ代金請求書の宛先はOCNになっているのだ、ということです。
そうだとすると、同じOCN相手にサービス内容の変更をしているだけですから、契約を解約するとかいう問題が出てくるはずがありません。 しかもNTTの職員がそんなOCNのことをいうのも腑に落ちませんでした。
そのうえ、その女の言い方は役人顔負けの建前(ユーザー不在)一点張りだったので、こっちの怒りに油を大量に注いでくれたのです。
そもそも、NTTもOCNも元は同じ会社で、自分らの便宜と利益のために別会社にしたり、勧誘業者を雇っているのです。でもユーザーとしてはそんなのかんけーない、です。
彼らの内部事情に客がつきあわされる必要はどこにもありません。わたしは頑として、そんな訳のわからん解約かなんか知らんもんをこっちがしなくちゃならん義務なんか絶対にない、だからお前たちの方がちゃんとやれ、と突っ張りました。突っ張って突っ張って突っ張り通しました。
すると、現場にいたNTTのお兄ちゃんが申し訳なさそうに、今度はOCNに電話して尋ねたところ、びっくりするほどすんなりと、『わかりました、こちらで(つまりOCNで)業者に話をつけと来ます』となって、あっけなく落着。
当然です。当たり前のことでしょう。当たり前のことだからこそあっけなく落着したんです。
そしてまた再度NTTの事業所と電話で契約内容確認作業再開。今度は別のスタッフが出て、反対にとても応対が良かった。
分かりにくかったですね。
要するに、最初に電話で横着な口を叩いたのはNTTの女、この女は、マニュアル通りにしかことを運ばない、客のことを考えないやつ、しかも系列会社であるOCNのことについて何にも知らんし、知ろうともしない、まして客のことなんか全くお構いなし。始末に負えない人間でした。
OCNでは私のように別の契約受注業者が取ってきた契約はOCN内部で簡単に移行処理しているのです。どーってことないルーティンな日常的内部作業に過ぎないのです。だ・か・ら!!それくらいのことは系列会社の社員も知っとけ、ちゅうことです。
それにですよそ、そもそもフレッツ光(長澤まさみのCM)って、どこの会社がやってるか知ってますか?NTTですか?それともOCNですか?
答えられますか、みなさん?
正解は、両方の共同です。
なぜなら、フレッツ光を利用するためには、まず自宅に光回線を引かなければなりません。それはNTTの契約。そしてそのあと、光回線を伝わってくる情報を利用するために、OCNと契約しなければなりません。二つ契約しなければならないわけです。 両者の共同事業なんです。でもそんなことお客には関係ありません。客はたんにフレッツ光を利用したいだけなんです。
だったら、だったらですよ。お客に不便をかけないようにするためには両者が共同して一つの事業体としてお客に接する必要があるんじゃないでしょうか。
それを、『別会社だから知りません』なんて、当たり前みたいな口ぶりで横柄に言わせておいていいんでしょうか。
わたしはこういうのが大大大嫌いなんです。我慢ができないんです。
そういえば、百道の警察署1階交通課でも同じ目に遭いました。そんときも
『公務員がなんで市民に向かってそんな横柄な口をきくのか』と抗議したことがあります。無視されましたが。また、別府交番でもやっちゃいました。 こちらは向こうのベテラン警官が間を取り持って最後は平穏無事的?に終わりました。
ふ~む。これってわたしの持病なのかもしれませんねえ。
というわけで、相当疲れましたが、やはり納得いかないことには下手に中途半端に引き下がらない方がよい、と改めて感じました。
で、この話にはオチがあるのです。
自宅にへとへとになって帰り着き(帰りの車の中で、カードでこのパソコンが買えたのは誰のおかげ?と女房に嫌みを言われ、感謝の言葉を強制されました)、勉強机から、お釈迦になったパソコンを撤去して奥の部屋に置いておこうとしました。コード類を外し、本体、ディスプレーなどを次々に運びました。
そして奥の部屋に本体を置いたとき、側面のカバーが外れたのです。
そうだ、ラストチャンスに、本体内部のハードディスクをちょっとだけ叩いてみようか、昔のテレビのように、叩いたら動くかもしれん、なんて文化系特有の恐ろしい考えが浮かんだのです。
そして、再びコードをつなぎ直して、ハードディスクを指ぱっちんみたいにかるく叩いてみたんですよ。
そしたら、なんと!!!死んだはずのパソコンが生き返ったのですよー。
全身の肌が泡立ちました。(鳥肌が立つという表現は恐ろしいことを体験したときに使う物だと思うんです、うれしいときには使わないというのが慣用的では、それはともかく)
もおう二度とこんなチャンスはない、と、あわてて外付けハードディスクをつないで、バックアップを始めることができました。
そういうわけで、コップの中の嵐に過ぎませんが、コップの中にはいるくらい小さい人間であるわたしにとっては翻弄されまくった一日でした。
6万円の出費は痛いですが、踏ん切りがつきました。
肝心の新品は3日後に来ます。
2008年7月18日金曜日
今日も刑訴で立ち往生
性格はまじめで、本当に優秀な人間がそうであるように、けっして偉ぶりません。
むしろ相手を尊重する気持ちの強い人です。学生に当てて答えさせた後、必ず、『ありがとうございます。』と仰います。偉いです。ただ、他人も自分と同じレベルであるという誤解をなさってらっしゃるみたいで、授業が早すぎて追いつけません。
そんな裁判官教官から3番バッターで当たり、前回同様レジメを見つけられず、わたしは先生の問いに答える以前の問題探し状態でした。
あちらが聞きたかったのは被告人のアリバイのことであるのは承知していたのですが、事案の細かい様子、自宅にいたのは何時何分だったか、について書いた問題文が見つからないのです。めちゃくちゃ焦りました。
先生も困った様子でした。わたしは窮余の一策、後ろの席にいた女子学生に、いったい今問題になっているレジメはどれですか、と尋ねました。
すると、ホッチキスで留めたレジメを回してくれて、それを読み上げて問題提起し、アリバイが重要な争点になることを指摘してまあまあ何とかしのぐことが出来ました。
授業後、後ろの女子学生にお礼を言うと、なんと彼女のさらに後ろに座っていた女子学生がレジメを回してくれたのだそうです。
その人にもお礼を述べました。そのTさんはこの前法廷傍聴に一緒に参加したメンバーの一人でした。有り難いことです。
その後の授業は民法。眠くて仕方ありませんでした。昨夜の民訴答案作りでばてたのと刑訴の授業の精神的疲労、そして突然降り出したすごい夕立の音が子守歌になってたからです。
梅雨明け10日、ということわざがあります。梅雨明けしたら10日間雨は降らず、10日後にどかんと降るのだそうです。
きょうのは夕立でしたが、それはもの凄い雨音でした。ローはプレハブ校舎なので、雨音がすごいんです。
大方の課題提出も終わり、後は本格的な期末対策時期に突入です。
やっと終わった民訴課題
2008年7月16日水曜日
恐ろしや民訴
2008年7月15日火曜日
不意を突かれて
2008年7月13日日曜日
団地掃除
2008年7月12日土曜日
小松政夫を見た
2008年7月11日金曜日
あ~あ
2008年7月10日木曜日
2008年7月8日火曜日
消えたブログ
くやしいのでもう一度挑戦、と行きたかったのですが、またも机寝。
このところ、刑事訴訟法実務の課題の量が異様に多いです。裁判官と検事とで交代で授業をしているのですが、二人は課題を出すのを競うようになったような気がします。
今日の授業はその刑訴と民法。
刑訴は授業のスピードが速すぎて付いていけません。実務そのものの処理を早口でしゃべるうえ、板書のかわりにパワポを使い、問いを表示するときは回答は空欄にしておいて、しゃべりながらそのパワポの空欄に文字表示の回答をアップするのですが、書き写そうとしたらもう消されています。
消化不良もはなはだしいです。
ただ、実務について感じたのは、実務は手際の良い料理のようなものだ、ということです。不合理、無駄、というものを排除しようとしています。したがって必然的にマニュアル化しています。
マニュアル化は決して悪いことではありません。それによってどうでも良いことだけど必要な手続の時間と労力を省くことが出来ます。
そしてその分、当事者の主戦場に精力を集中させようとするわけです。
証拠についても、カードを作り、一覧表にして見てすぐ分かるようにしています。システム化がすごく進んでいます。一目瞭然、無駄な重複もないし、間違いや見落としも無いようにしています。カシコイです。
そのうえ、もうすぐ始まる裁判員制度のための準備が法律や運用の至る所で整備されつつあります。
法務省や裁判所の人間はなかなかカシコイなあ、と思いました。ただ、本当にカシコイかどうかまではわかりませんよ。
とはいうものの、きょうの二つの授業は、教室の空調が悪くて暑かったせいか、教室の至る所で頭がコキッコキッと前や横に傾いていました。わたしも猛烈な睡魔が襲ってきて、おきているのが辛くて死にそうでした。
知り合いの学生にウィルスソフトをダウンロードしてもらったのですが、うまくいきませんでした。金曜日にローにパソコンの専門家がやってくるということで、それまではローのノートパソコンはネット禁止です。
大学生は大学から無料でウィルスソフトをダウンロードできるのですよ。それもう~んと長く(ここでは言えませんが)。
毎年6000円以上払わないといけないソフトなんですよ。
そういえば、映画も学割で入れるなあ、と女房に言ったら、それよりも、シニア割引のほうがずっと得よ、と言われ、微妙な気分に。
2008年7月6日日曜日
梅雨明け宣言で真夏に突入
2008年7月4日金曜日
異端児じぃ
法科大学院長室に入って行き、結局1時間近く、話をした、というか、聞かされたというか、質問された、というか、、、、
早い話が、最年長のわたしが果たしてローでやっていけるかどうか、心配してくれてた、ということです。有り難いようなありがた迷惑のような、、、、
合格者選抜の時、特に目立ったのだそうです。年齢で。
も~、せっかく若者に混じって歳を忘れかけてたのに~、、、、
あとは、前に授業でみんなに話したことのリフレインで、、、、、
というわけで、気を持たせた割にはつまらないオチでした。
今月末の期末試験の日程表が張り出されました。今からもうしんどいです。
昨晩は、院長室から出て、夜10時までローにいました。刑法の課題答案を書き上げるためでした。80パーセント完成したときふと時計を見るともうこんな時間に。
わたしが答案書きに集中していたからだけではありません。自習室にはまだ大勢の学生が勉強してたんです。
ローの2階に自習室はあるのですが、その扉を出るとちょっとした広場みたいなのがあり、そこでミニ勉強会やだべりや食事をとったりしてます。
で、夜10時過ぎに帰ろうとしてドアを開けるとその広場にどひゃーっと学生がおるんです。たまげてしまいました。
かれらは、文字通りローで生活しているのでした。まいったまいった。
明日、ローの説明会と建物の見学会があり、K女史も参加されるとのことで、ランチを一緒にすることにしました。
やはり7月2日が夏になった日です。がらりと気候が変わりました。年を取るにつれ、段々夏が好きになってきました。というか、どの季節もそれぞれ好きになりました。
日本ってほんとーに良い国ですねえ。
2008年7月3日木曜日
なが~い一日
昨夜、久しぶりに机寝。布団に移ったのは4時、1時間寝てローへ。行政法と刑法のダブル襲来にはやはり悶絶しました。
特に刑法。偽造の所は昔っから疑問だらけでした。ところが、ここ数年、立命館の松宮という学者の説に惹かれて、彼の考えが一番筋が通っているのではないか、でも今ひとつ最後のところですっきりしない、という状態でした。それで、今回刑法で偽造が当たることになり、これを機会にとことんやってみよう、そして先生に全力投球でぶつかってみよう、と思ったのです。
ところが、やはりそう簡単にはすっきり分かるまでには至らず、あーでもないこーでもない、と時間ばかり費やして行ったり来たりしていらいらが募り始めたのでした。こんなことならあっさりと判例の見解だけをしら~っと言っとくという作戦にしとけばよかった、見栄っ張りの悪癖がでました。
そうこうするうち、行政法の小テストの勉強が全くできていないことにも苛立ち始め、とうとう今週は気が狂いそうになってきました。
それで、昨夜から今朝にかけて今一度刑法を考え直してみました(行政法をやりたくて仕方ないのに)。で、朝10じ半からの刑法の授業の直前になってやっと自説を胸を張って、前を見て何も見ずに先生と話をする形式で立ち向かえるように(あくまで主観です)なりました。
ところが、わたしの番は授業の最後残り3分で来たのです。ですから、う~~ん、どうしようか、残り3分だったらあっさり判例はい終わり、方式でいくかなあ、迷うなあ、と。
ところが、あれほどわたしを苦しめ、行政法の勉強の邪魔をしてくれた刑法をこのまますんなり終わらせるのもしゃくに障る、というイカリが顔をだしてしまい、自分でも制御できずに、『~という事案で判例は~という考えにより~という結論を出しました。』先生『それであなたはどー考えるの?』一瞬の沈黙の後、『残念ながら、わたしは判例に反対です!』
あ~あ。やっちゃった!!やってしまいました。なんかこの前の民法みたいです。
それから先はバトルバトルでした。
後でほかの学生から『今日はどうしたんですか?チャレンジャーになっちゃって』と心配というかあきれられました。
でも、物言わぬは腹ふくるる業也、言ってすっきり。偽造の理解が一段と進みました。
昼休みを挟んで今度は行政法の小テスト、この1時間の昼休みが勝負のとき。出そうなところの条文や判例を頭に叩き込むのは今しかない。
と、昨晩女房の実家で偶々見た、記憶術の先生の覚え方を思い出し、早速応用してみることに。すると、かなり役に立つことが分かりました。これはウレシイ。
で、1時から行政法の小テスト。その前に、前の刑法が終わってすぐ行政法の教室に行って席取り。なぜかというと、行政法の先生が教室の机のどこから当てるか、前の時間同じ授業を受けていた別のクラスの人たちから聞いて、当たらない場所を確保しなければならないからです。ガキみたいでしょうが、笑ってる場合じゃあないんです。
というのは、先生が予め出している宿題の設問の答えを見つけ出すためには、10時間くらいの勉強が必要だからです。ぎっしり詰まった行政法の本を読み、判例、条文を探し、それでもどこにも答えが載っていないという設問が半分くらいあって、探す時間が無駄に終わったりするんです。そういう質問が一番疲れるしいらいらそわそわはらはらするんです。
今日の授業の初め、先生は怒ってました。前の時間に同じ小テストをしたとき(数週間前)、そのテストの答えを後のクラス(つまりわたしたちのクラス)に教えているとの内部告発があったみたいです。それから、自分の授業スタイルにけちをつける学生が居て、そのいちゃもんに対してビリビリ反応してたのです。
前にも書いたように、教える側に立ったことのない若い学生たちは凶暴なくらい無慈悲に先生を攻撃します。わたしは賛成できません。教えるための準備がどれくらい大変なことか、彼らはわかりません。そういう意味ではナイーブです。
それで、肝心の小テストですが、まずまずかなあ、という感じで、絶望と満足の中間からやや満足に寄ったところくらいです。
しかも、その後の授業では当たらない席に座れて、大安心。当たった席の学生たちはパニックみたいでした。
その後、学生4人で刑法の課題答案の構成についてのゼミを1時間。
それが終わり、広場で話しをしていたら、法科大学院長のN先生が通りかかり、院長室へ。
その数分後、院長が出てきて、まだだべっていたわたしたちのほうへ。すると、院長はわたしに向かって、『Aさん、よろしかったら院長室までおいでくださいませんか?』と!?
みんなで顔を見回しました。なんで自分が?ほかの学生たちも???という顔。
わたしは一瞬、もしかしてお金の話では?と、どきっとしました。
つづきはまたあした。