2007年11月27日火曜日

オータムin FUKUOKA







ショック!20行書いて、写真も4枚アップしてたのに、キーボードのどれかにふれた瞬間、全部消えてしまいました。



で、最初からもう一度書くエネルギーが枯渇してしまいました。



勉強嫌いな落ちこぼれって、なぜか試験が終わった後に急に勉強する気になるのですよねえ。






さっき、坂出市の祖母と孫二人失踪事件の犯人が逮捕されました。犯人の写真を見ると、とても凶悪残忍な殺人犯には見えませんでした。幼い子供を二人も殺すなんて。別にばあちゃんの命が大事でないという訳ではありませんが。



それと、額賀大臣のアリバイ写真の時刻設定がずれていたのはカメラの誤設定のせいだから、かえってアリバイ証拠の写真になる、といった自民党国対委員長って、ほんとうに変です。屁理屈にもなりません。


昨日から、九大で出た民法の問題が頭から離れません。極めて難問だったと思います。






明日ちょっと田舎に帰ってきます。金曜か土曜に戻ります。


2007年11月26日月曜日

しんどかった





























二日間のバトル、きつかったですよ。








初日一発目は小論文。読む量は少ないけれど何を言ってるのかよくわからない文章を分析しなければならずかなり手こずりました。








慣れていないとパニックになるでしょう。わたしの場合、西南と福大でプラクティスしてて助かりました。








法律科目は、まあまあかなぁ。








行政法、白紙提出しなくて済みました。








民法、問題文が最悪で、頭に来ました。民法で点を稼ごうと思っていたのに。








民訴、日曜答練でこの前書いた同じ問題が。ラッキーでした。








憲法、福岡高裁判事の妻によるストーカー事件が題材。後から考えると難問。分限裁判の懲戒事由に 



  当たるか、が直接の問題だが、判事側の人権を厚く書くべきだった。ところが、裁判官の身分保



  障と裁判の公平という統治の領域の問題だという先入観のせいで、人権が飛んでしまった。








刑法、相当込み入っていてやばかった。原因において違法な行為、錯誤、正当防衛行為の侵害者以 


   外の者への結果発生。


   失敗した人が多かったでしょう。








刑訴、いい加減に捜査以外から出してほしかったのに、またもや捜索差押え。






そして、最後に受けた面接試験。失敗しました。がっくり。脳死判定とドナーの拡大。てっきり植物人間を想定してしまいました。だもんで、質問の意味がよく分からなかった。残念。






結論  多分大丈夫でしょう。


    けれども、個人的には不満と反省しきり。もっと良い答案が書けたはず。



  口癖になってしまいましたが、直前に見直す素材が絶対不可欠と痛感痛感。しかも、答案形式が一    番落ち着けます。







実を言うと、試験直前は、絶望感に襲われていました。コレさえ見れば安心と言えるモノを揃えていないため、エネルギーの集中が出来なかったのが原因です。







 今年の残りは答案作りに全精力を傾けるつもりです。





初日の昼休み、箱崎宮まで散歩してきました。とっても穏やかな天気で、七五三や神前結婚で晴れや
かでした。ああ、ここには幸せが充ちているなあ、と和んできました。
バイクで出かけたので、晴れていて大助かりでした。
ただ、ホントならばこんな良い日には女房と久住耶馬溪阿蘇へ行楽に行っていなければならないはず
だと思うと、情けないです。







 















2007年11月22日木曜日

稲尾告別式

















ちょっとだけ行ってみました。電柱の陰からご冥福をお祈りしてきました。






中西はじめ王金田野村星野落合吉田山田大沢親分ら野球界の重鎮総出でした。












久しぶりに素晴らしい天気でした。紅葉がくっきりと青い空白い雲に映えて美しかったです。












土日の試験は二日とも朝9時入室、終わりは夕方6時半。きつそうです。






受け流してきます。それにしても?なのは、新品のコンパクト六法(またはデイリー)で書き込みのないもののみ持参許可なんです。じゃあ書き込みの有無をどうやって調べるの?なんで九大自ら用意しないの?へんてこです。まあ、六法参照不可だった福大よりはマシですが。






これからは無限を有限に変える勉強をしなければ、と実感しております。












この前わたしの提示した質問の答えをお待ちしています。それは、訴因変更命令の義務性について、『裁判所は変更を命ずるべきか』は誤りで、『裁判所は訴因変更を命ずる義務を負うか』が正しい、と言う理由は何か、です。
写真は桜坂の福岡斎場、植物園近く、小笹、西友茶山店の屋上から見える油山の眺め。












やったー!21世紀の再生医療だ!







すごいことです。



夢の再生治療が叶いました。京大チームの大快挙です。世界中が興奮しています。



ノーベル賞間違いなし。



これで二度目となります。なにがって?ノーベル賞受賞者の近くに自分が住んでいたことがです。



一度目は、北白川に下宿していたとき。下宿から20メートルほど先に住んでた福井教授がノーベル賞を貰いました。何度かすれ違ったこともあります。



二度目(間違いなし)は、熊野神社に下宿していたとき。下宿のすぐ横に京大病院がありました。



いや~。うれしいです。



神経や臓器、骨、軟骨、脳細胞、すべてを再生する万能細胞を、自分の皮膚細胞から作れるのです。
しかも、受精卵を使わなくて済むので生命倫理と衝突せず、自分の皮膚細胞を使うので拒絶反応もないのです。



医学界のみならず人間社会全体を変えてしまうことは疑いありません。病人が激減するでしょう。


とうとう未来がやってきたのです。






久しぶりに気分が高揚しました。






この調子で九大ローを受けてきます(単純な奴)。






2007年11月21日水曜日

午前中冷たい雨







福岡の冬は日本海側の気候に属しています。冬は暗くて雨か雪が降ります。



ただ、新潟みたいに大陸との間に横たわる日本海が広い場所では暖かい対馬海流から立ち上る水蒸気をたっぷり吸った冷たい季節風が大雪を運んできますが、福岡は朝鮮半島と近いため、海が狭く、海から水蒸気を吸い上げる量がすくないので、大雪にはなりにくいです。



今日も午前中冷たい雨が降りました。



午後には止んで、わたしの好きなセット物、白い雲と青空、あかね雲とあかね空が一度に現れました。



そこで撮影をかねてバイクで小戸のコーヒー屋まで深煎りファデイブレンドを買いに行きました。



風が強くて、雲がびゅんびゅん飛んでいきました。






きのうからホットカーペットを敷いています。さすがに気持ちいいです。



机についているときは、電気敷き毛布を足に巻き付けています。これも気持ちいいです。






しょっちゅう恐ろしい夢ばかり見ます。きっとプレッシャーのせいでしょう。邯鄲の夢、杜子春のようなものです。



ロー入試なんてたいしたことないのに、なぜかびびります。情けない。
今日の写真は暗いものばかり。でも、荒々しい自然に触れることが出来、爽快な気分になれました。












2007年11月18日日曜日

おお寒






夜10時の気温は8度。体の芯から寒くなる季節になってきつつあります。



もうすぐ九大入試




論文試験直前の感覚です。




基本ができているかどうかを聞きたいのではないか、と思い、答案も基本に徹する方針です。




 で、最近実感しているのは(遅い!)、近代科学のように物事はelement、元素や要素に分解した方が便利だと言うことです。法律も同じようにやれば意外と頭に入るなあ、というわけです。




 たとえば、北方ジャーナル事件での差し止め要件は、行為(客観【判例は又は、と言ったのでここが択一問題となった】主観)と結果で出来ている、。




 また、民訴で既判力の根拠も主体(当事者の応訴の煩と裁判所の訴訟不経済)と客体(矛盾判断)で出来ている、などと分析すれば理解によって頭に収納できるわけです。




 そう考えていたところ、刑訴で訴因変更命令の義務性の有無について、辰巳の講師が、『訴因変更すべきか』という表現は誤りであり、正しくは『訴因変更を命ずる義務があるか』と言うべきだ、と言いました。




 わたしはその違いが最初さっぱり分かりませんでした。でも、ある分析方法を使ってみると分かりました。




どうかみなさんも考えてみてください。分かったらお知らせください。わたしの分析方法と比べてみましょうよ。鋭い答えを待っています。




 




なーんていかにも勉強が捗っているかのように言ってますが、その実はなかなか進んでません。




恐怖におののいています。それと集中力が持続しないことに苛立っています。
写真は女房の日曜通学、西新の夕方、中州から天神までの明治通りの動画。街路樹の葉っぱが減ってきて落ち葉になってきています。














2007年11月14日水曜日

こんなに暖かくていいの?











気持ち悪いくらいあったかいです。昨日も今日も辰巳のビデオブースに座っているだけで汗をかきました。カッターシャツしか着ていないのに。




3時頃外に出ると、これまたあったかい。ちょっと怖いです。




きのうと今日は、夏にあった予想答練の優秀答案解説をもう一度聴きました。




繰り返すと言うことがいかに大切か、今更ながら痛切に感じました。




それと、解説が素晴らしい。問題も良く、悪いのは解説レジメだけ。




どこを重点的に勉強すべきか、が分かりました。




前にも書きましたが、プラクティスとは実践也。ドラゴン桜のいうとおり。








今日はバイクのオイルが切れそうになったので、今宿のレッドバロンまで補充しに行きました。途中、いろんな種類の鳥を見かけたので載せます。




自分自身は鳥はペットにしたいとは思いませんが観るのは大好きです。よくよく見ると不気味な顔をしているのに、なんで美しいと思ってしまうんでしょう。



一番好きなのはセキレイです。色も素敵だし、しっぽをぴょんぴょん上げ下げして地上を跳ねるのが可愛いです。



歩道にいるアヒルは、鳥飼ハウジング本社近くにある八百屋さんのペットです。おとなしくてとてもきれいな看板鳥です。

鉄腕稲尾逝く






















寂しいなあ。






信じられない。先月末までRKBの今日感テレビで料理をパクパク食べていたのに。






ラジオの実況中継ももう聞けない。70歳は早すぎる。






平和台球場、観客20人の試合を観に行ったことがあります。稲尾は現役引退して西鉄の監督でした。






あんまり人がいないので、おもしろがって一人二人と数えて遊んでました。






平和台球場はトイレが汚くて臭くて、外野のベンチはぼろぼろ、試合もぼろぼろでした。






平成元年頃、新天町で稲尾を見ました。肩幅がごっつくて、堅太りの感じでした。












あ~あ、ほんとうに寂しいです。












今日は辰巳で民訴の答案書き。問題がイマイチよく分かりませんでした。複数当事者が権利能力なき社団や組合を作ることのメリットがよく分からない。なぜ選定当事者や訴訟代理人では不十分なのか。












あと、やはり民訴をマスターするには条文を自家薬籠中の物としなければならないことを実感。さもないと一行問題で勝てない。












写真は、福岡国際センターで興業中の大相撲。それと、薬院の喫茶店、テーブルの上にしゃれた青いランプシェードが置いてあり、イギリスの図書館の閲読机みたいで雰囲気良し、ただ青色が写真に出ていないので残念。






2007年11月12日月曜日

冬近し











朝8時半、バイクで天神へ。厚着してる人が少しずつ増えてきました。




福岡は今大相撲九州場所二日目。昔は今の時期すでに寒くて寒くて北風がびゅーびゅー吹いてました。道路に墜ちた枯れ葉がつむじを巻いてました。




福岡スポーツセンター前ではおすもうさんも厚手のコートの襟を立てて歩いてました。




それから、昔の福岡は夕方になるととても暗くなって田舎の雰囲気濃厚でした。




センターシネマはOLや学生で一杯になっていました。








なんで昔を思い出したかというと、今日天神からの帰りにそこを通ったからです。いまではソラリアというしゃれた場所に様変わりしています。歩いている若者たちはそこが昔どんなだったかを全く知らないわけです。世の変わり、人の変わり、諸行無常を感じました。








というわけで、ソラリア近辺を載せます。一番下は護国神社の三叉路。街路樹のアンジュレーションが素敵です。




















2007年11月11日日曜日

自己嫌悪











勉強が進まない、ざるに水をすくう感じです。




またまたグチっぽくなってきつつあり、要注意です。




まとめる力が足りません。せっかく理解してもホールドできないため、逃げ散ってしまいます。








九大が終わったら基本のまとめを始めます。




それまでは過去問中心でハイスピード読破。








今日の写真は、土曜夜と日曜朝の街の様子。車から撮りました。

行政法






















他の法律と違う店が多くてかなり面白くなってきました。気付くのがちょっと遅かったかも。






公定力と執行力、強いですねえ。






国家権力が反映されていると感じました。












今日は1円も使いませんでした。ほとんど一日中家にいてうだうだと行政法とか会社法とかを読んでました。昼間眠くて首が後ろに折れるばかりにロッキングチェアーで爆睡してしまいました。












あと2週間を切ってしまいました。そうとうヤバイです。おおよそ3人に一人の合格率です。いやなものですね、試験って。












ぐだぐだと無駄なことばかりで失礼しました。












写真は老司近くの多分クスノキ、堂々としてます。道路拡張の際も踏みとどまりました。
それとその近所のケーキ屋さん。なんか雰囲気の良さそうな店みたいです。スタッフのお姉さんたちが和気藹々と仕事してました。
ベストの季節です。風景はきれいだし空気も澄んでいるし気温もまさにちょうど良い、と言う表現がぴったり。
一番下はうちの近所のスーパーマルキョウ。2リットル入りのお茶が100円です。

2007年11月8日木曜日

合格発表248人







去年よりも301人少ないそうです。厳しい。




とはいうものの、辰巳の優秀答案を分析してみると、かなりレベル低下の雰囲気がします。




第一、受験者が激減しています。第二、残っている受験者は、いわば残り物です(自分も入れて)。




第三、予備校もやる気なし、答練受講生も減少、




よって第四に、旧試験界は急激に活気を失いつつある状況なので、モチベーションを常に高くキープ出来た人だけが合格するでしょう。




とはいえ、直前に見直すことが出来るようなまとめは必須。そんな準備が出来ているかどうかで決まると思います。




自分が通らなかった原因もそこにあると思います。








辰巳で会社法の解説を聴きました。判例の重要性を認識しました。



勉強は集中と整理(頭とカタチに残す)。






かなり焦ってきました。目覚めが早くなってきています。









昨日も今日も最高の天気で、暑くも寒くもなく、空と雲の色が素晴らしくて、心にじーんと来るようでした。



心にじーんときたといえば、NHKの藤沢周平ドラマでした。






幼なじみを藩命により切ってしまったため心に傷を負いドロップアウトした友人を、その剣の力を利用しようとして自己嫌悪に落ち込んだ主人公に対して、その友人が逆に主人公の早死にした息子を悼んでお悔やみを述べたとき、お互いが、相手の負っている心の傷の深さを真に理解しあって、ともに号泣したシーンです。






片方は友人を切ってしまった負い目、また、自分が道具にされて藩に捨てられた怒りと悔しさ、絶望を心によどませてすさんだ暮らしをしている。おまけに自分が切った友人の妻と同棲までして、墜ちるところまで墜ちてしまったという虚無感に覆われている。









他方は、順風満帆の出世を送っているがそれも友を見捨てたからだとの負い目、その上さらに今また友を利用しようとしている。そんな狡猾な自分のきたない性格を嫌悪している。しかも最愛の我が子をまで出世のために死なせてしまった取り返しのつかない後悔にさらに苦しむ。






そんな二人の心がぶつかり合って硬い殻が割れ、昔々の少年時代の無垢な関係を取り戻した瞬間、二人とも精神の檻から解き放されたのでした。




それは、地獄の底まで墜ちた暮らしを送っていて、出世した主人公をねたみ憎みながらも、その心根の優しさまでは腐っていなかったため、主人公の最愛の長男が病死したのを心より悲しみ、子を失った父親のつらさを気遣う友の真の友情が主人公を襲って、その世俗の殻を打ち破った瞬間でした。




主人公が、自分のいやらしい心を涙ながらに告白、謝罪したとき、それを聞いた友人も泥の中かか真っ白なハスの花が浮かび上がってくるように心の真っ黒な澱が溶け去って彼が本来持っていた無垢な精神が復活したのでした。








演じていた二人の役者(片方が佐藤浩市もう片方はよく悪役になる人)はもはや演技を昇華して本当に人間として泣いていました。





大の大人二人が心から泣いているシーン、滅多に見ることのできぬ名場面でした。






わたしも号泣しました。女房から、また泣いとる、とからかわれました。



いや~、これを書いている今もまた涙が溢れてきます。






おかげで風邪もだいぶ良くなって、気力が戻ってきました。






写真は、西新と室見川。雲と山がきれいでした。