2009年8月27日木曜日

3回も

倒産法の集中講義の二日目、3コマ連続でありました。
今日は履修登録している学生名簿にしたがって当てていきました、が、その名簿がメチャクチャな並びで、なのに違うクラスから当てているのだろうと勝手に考えてたので油断してた所に突如わたしの名前が出たもんで、一瞬のうちにアタマが真っ白になり、しどろもどろになってしまいました。
 しかも当たった箇所の問題でわたしが予習してたときに書き込んだ図が間違っていたので余計に混乱してしまいました。
後で考えたらなんてことない簡単な問題だったのに~。
 クラスには聴講、いわゆるモグリの学生も多く、彼らは名簿に載っていませんから気楽く~に授業を聞けます。ですがわたしたち登録者は30人くらいで、どんどん当てられていくので、結局わたしは3回も当たりました。
 1回目は先ほど述べた、ボロボロ状態。くやしくて、次は何としても、といきり立ってたところ、2回目、3回目はえらく簡単な問題で肩透かし。
 驚いたのは未修のクラスの学生達が良くできることです。彼らとは去年同時に入学し、彼らはローで3年間学び、私たち既修は2年で卒業します。
ですから、私たち既修組は来年卒業して司法試験を受けます、未修のクラスの学生達は再来年卒業です。
 なのに彼らの倒産法の実力はスゴイです。わたしよりも分かっています。
負けてるなあ、と猛烈に反省しました。
 
この倒産法の先生は水元さんといって熊大から集中講義に来られています。
とても優秀です。極めて頭が良いです。分かりやすいし論理的です。
 ただ、テキストが難しいので大変苦労します。
夏休みに集中して一つの科目にヒーヒー言いながらまさしく集中するのって、実力アップには最適です。
むかし、我妻栄という民法の大家と岸信介元首相が、東大学生時代、熱海かどっかの旅館で夏の勉強合宿をしたというのを聞いたことがあります。
二人とも高等文官試験(いまの国家公務員上級試験)を受けて岸が1番、我妻さんが2番だったんじゃないでしょうか、記憶が薄れてますので間違ってるかも。
 とにかく、今猛烈にしんどいですが、これくらいやらないと物にならない、と思います、いや、まだまだ足りないです。なにせ司法試験科目7科目の中の1つなんですから、得意科目にするなんておいそれとはできません。
 あと、行政法と民事執行法も。
でも、翻ってよく考えてみると勉強できるって幸せなことだなあ、と我が身の境遇に感謝感謝です。
この歳になっても勉強できるんですからわたしはある意味、幸せですね。
とりあえず明日まで半徹夜で頑張ります。

明日から天気が崩れ、4~5日雨模様らしいです。蒸し暑さが戻ってきました。倒産法の教室はクーラーが半分故障していて汗びっしょりでした。